Snapdragon 8 Elite搭載、AI機能満載なZenfone 12 Ultraが登場!スペックを調べてみた
ASUSからフラグシップスマートフォンの「ASUS Zenfone 12 Ultra」が海外で発表されたのでスペックを見ていきましょう!
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Zenfone 12 Ultraの詳細スペック
SoC | Snapdragon 8 Elite |
メモリ | 12GB/16GB |
容量 | 256GB/512GB |
ディスプレイ | 6.78インチ、有機EL、2,400×1,080、最大144Hz(可変1~120Hz、ゲームのみ最大144Hz) |
アウトカメラ | 5,000万画素(メイン、f1.9、23.8mm) 1,300万画素(超広角、120°、12.7mm) 3,200万画素(望遠、f2.4、65.3mm、光学3倍ズーム) メインカメラ:1/1.56インチ Sony LYTIA 700 手ブレ補正:ジンバルOIS 5°(メイン)、内蔵OIS(望遠) ※焦点距離は35mm換算 |
インカメラ | 3,200万画素(22mm) ※焦点距離は35mm換算 |
バッテリー | 5,500mAh 有線65W(ASUS HyperCharge、QC 5.0/PD対応) 無線15W(Qi 1.3、QC 2.0) |
サイズ | 163.8×77.0×8.9mm |
重量 | 220g |
対応バンド | 3G:800/850/900/1,700/1,900/2,100MHz 4G FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28/32/66 4G TDD:34/38/39/40/41/42/43/48 5G:n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n18/n20/n25 n26/n28/n38/n40/n41/n48/n66/n77/n78/n79 eSIM対応 |
OS | Android 15 |
通信 | WiFi 7 Bluetooth 5.4 |
備考 | IP68防水防塵、3.5mmオーディオジャック |
6.78インチディスプレイ、カラーは3色
▼ディスプレイサイズは6.78インチ。先代の11Ultraと同じく大型筐体になります。↓
解像度は2,400×1,080と格別高くはありませんが、特に問題のないレベル。リフレッシュレートは1~120Hzの可変対応で、ゲーム時のみですが144Hzに対応します。
▼カラーはセージグリーン、サクラホワイト、エボニーブラックの3色。↓
Snapdragon 8 Elite搭載、メモリは12/16GB
本機に搭載されているSoCはSnapdragon 8 Eliteです。Antutu総合スコアが250~300万点程、GPUスコアは100万点を超える、Dimensity 9400と並ぶ現状最高性能のSoCです。
ブラウジングやSNSの閲覧などの動作は言うまでもなく快適で、重量級ゲームの最高画質でも60FPS出せる性能を有しています。
メモリは12GBか16GB。個人的にはSnapdragon 8 Eliteなら16GBモデルを選んだほうが満足度高いかなと思います。
▼Snapdragon 8 Eliteがどの程度動くSoCなのか以下の記事で解説してるのでどうぞ。↓
▼以下は2025年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
AI機能+ハードウェアジンバル搭載のカメラ
▼50MPのメイン、13MPの超広角、32MPの望遠のトリプルカメラ構成。↓
▼メインカメラには6軸ハイブリッドジンバルスタビライザー4.0システムが搭載されています。↓
カメラに±5°の可動域を持つハードウェアジンバルが搭載されていて、レンズをジンバルのように動かすことで手ブレを補正することができます。先代から66%も安定するようになったとか。
▼ターゲットが常に中心になるようズーム調整をしてくれるAIトラッキング機能。↓
▼AIを用いてターゲット以外をぼかすポートレートビデオ機能。↓
▼ボケてしまった画像もAIが補正してくれます。↓
その他AIノイズリダクションによる動画の騒音除去、画像消しゴム、画像にモーションブラーエフェクトを追加するなどなど、AIをフル活用した機能が盛り沢山です。
便利なAI機能を搭載。オフライン動作も可能
本機にはカメラ以外のAI機能も多数搭載されています。これらはローカル動作が可能ですのでオフライン時でも使用できます。
AI書き起こし機能のAI Transcript4は音声をリアルタイムでテキストに書き起こすことができます。書き起こしたものを翻訳したり要約する機能も搭載しています。
AI要約機能はWebページやPDF、TXT、Wordなどの文書ファイルを読み込んで翻訳することができます。要約したいWebページを共有からワンタッチで要約できるのは結構便利かも!もちろん日本語対応です。
AI通話翻訳機能はAIが通話を書き起こしてチャット形式に表示、翻訳などをリアルタイムで行うことができます。デフォルトの通話アプリ以外にもLINE、WhatsApp、WeChatなどの一部アプリにも対応しているようです。
AIノイズキャンセリング機能は、通話中、外部の騒音をAIノイキャン機能が抑制してくれます。
磁気リング搭載ケース
▼DEVILCASEとRhinoShieldから複数カラーのケースが登場。↓
▼ケースにはOPPOのFind X8のように磁気リング搭載バージョンが存在するようです。ワイヤレス充電に対応しているのでMagsafeのように利用できますね~磁気リングはマジで便利なのでケースを買う場合は是非リング付きを!↓
Zenfone 12 Ultraまとめ
Zenfone 12 Ultraの発売日は2025年2月で記事執筆時点の価格は以下の通り。
- メモリ12GB+容量256GB:29,990台湾ドル(約13.9万円)
- メモリ16GB+容量512GB:31,990台湾ドル(約14.8万円)
- メモリ16GB+容量512GB:849,000デンマーク・クローネ(約18万円)
6軸ジンバルの手ブレ補正機能やAIパワーがどれほどなのかが気になる端末ですね!
超広角や望遠レンズの画素数が低かったり、先代からの進化点も少ないのは惜しいポイント。Zenfoneはデザインも性能も他社とは違うオリジナル路線を貫いているので、そのまま頑張ってもらいたいところです。日本発売期待!