[日本モデル]ZenFone 4 Maxのスペック詳細と価格、特徴まとめ
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ようやく日本でも「ZenFone 4 Max(ZC520KL)」の発売が決定しました。以前、「ZenFone 4 Max Proの性能と仕様評価、ライバル機種まとめ」で書いていた端末は上位モデルの5.5型ディスプレイを備える「ZenFone 4 Max Pro」で、日本で発売となるモデルは5.2型ディスプレイの無印モデルです。
ちなみに、5.5型のZenFone 4 Max Proに関しては、ASUSの公式Twitterにて「今後に期待して下さい!」と発信されれいることから、今後、5.5型も投入される可能性が高そうです。
それでは日本販売モデルのZenFone 4 Maxのスペックや価格、特徴などをチェックしてみましょう!
▼まずはZenFone 4 Maxの公式ムービーをどうぞ!↓
目次をクリックすると各項目へ移動します
ZenFone 4 Maxの価格と発売日
発売日は2017年12月8日。
価格は税別24,800円でASUSのオンラインショップでは予約注文を開始しています。
ASUSのオンラインストアではネイビーブラック、サンライトゴールド、ローズピンクの3種から選択可能で、先着150名限定で専用のクリアソフトバンパーケースをプレゼント中です。
ケースも普通に購入すると数千円するので、欲しい方はお早めに予約注文をどうぞ!
ZenFone 4 Maxのスペック
項目 | 仕様 |
---|---|
OS | Android 7.1.1 |
SoC | Snapdragon 430 |
メモリ | 3GB |
保存容量 | 32GB |
MicroSD | 最大256GB/専用スロット搭載 |
ディスプレイ | 5.2型/IPS |
解像度 | 1280×720 |
バッテリー容量 | 4100mAh |
アウトカメラ | 13MP+5MP/デュアルレンズカメラ |
インカメラ | 8MP |
カラー | ブラック/ゴールド/ピンク |
サイズ | 高さ約150.5mm×幅約73.3mm×奥行き約8.73mm |
重量 | 156g |
Wi-Fi | IEEE802.11b/g/n |
センサー | 加速度センサ、電子コンパス、 光センサ、近接センサ、指紋センサ |
ネットワーク | FDD-LTE:B1/B2/B3/B4/B5/B7 B8/B12/B17/B18/B19/B26/B28 TD-LTE:B38/B41 キャリアアグリゲーション:非対応 W-CDMA:B1/B2/B5/B6/B8/B19 GSM/EDGE:850/900/1,800/1,900MHz |
ZenFone 4 Maxに搭載されるSoCは、Snapdragonのミドルスペック帯であるSnapdragon 430を搭載しています。
メモリは3GBを搭載しているので十分、保存容量は32GBとなっていますが、MicroSDで最大256GBの容量を簡単に拡張可能です。
Snapdragon 430のAnTuTuスコア
ガルマックスではスマートフォンの性能を数値化するAnTuTuベンチマークの実機スコアを収集しており、ZenFone 4 Maxに搭載されているSnapdragon 430のスコアも収集済みです。
Snapdragon 430のスコアは以下の通りです。
- 総合スコアが約43,000点、3Dスコアが約9,300点
以下は現時点で主力となっているSnapdragonの各性能帯のスコア平均値
▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
ZenFone 4 Maxに搭載されているSnapdragon 430はミドルスペックモデルながら、総合スコアが4万点を超えるので、一般的な利用方法であるWEB閲覧、LINEやメール、動画視聴、軽い2Dゲームなどでは快適に動作する性能を持ち合わせています。
一方、3Dゲームなどで利用するチップの性能はスコアが約9,300点前後で1万点に届かず。例えば「みんGOL」など3Dを多用するゲームではカクつきが起こる可能性が高いです。
という訳で、ゲームは2Dの軽い暇つぶし系ゲームしかしないよ~って方に向いている性能です。
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ[2020/05/05更新]
ZenFone 4 Maxの対応電波
ZenFone 4 Maxの対応電波の早見表を作ってみました。
▼LTE↓
対応バンド | 1 | 3 | 8 | 11 | 18 | 19 | 21 | 26 | 28 | 41 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ZenFone 4 Max | ○ | ○ | ○ | ☓ | ○ | ○ | ☓ | ○ | ○ | ○ |
ドコモ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | |||||
ソフトバンク | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | |||||
au | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | |||||
備考 | 各キャリアで表示している◎は対応必須バンド。au電波のバンド26はバンド18を内包 |
▼3G↓
対応バンド | 1 | 6 | 8 | 9 | 11 | 19 | BC0 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ZenFone 4 Max | ○ | ○ | ○ | ☓ | ☓ | ○ | ☓ |
ドコモ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | |||
ソフトバンク | ◎ | ◎ | ○ | ||||
au | ◎ | ||||||
備考 | 各キャリアの◎は必須バンド。ドコモのバンド19はバンド6を内包。auの3Gバンド(BC0※B06は停波が進んでいるので除外)はau VoLTE SIMでの利用時は必須ではない。 |
ドコモ回線は安心して利用できます
ドコモのLTEは全国区をカバーするバンド1、東名阪の高速通信バンド3、地下や郊外での繋がりやすさを左右するプラチナバンドの19、そしてエリアが少しずつ広がり始めているバンド28に対応。
3Gでは主力バンドの1、山岳地帯や農村地区をカバーするバンド6(19)のFOMAプラスエリアに対応しています。
ドコモ回線を利用する場合、ドコモで発売しているモデルと遜色ない電波の掴み具合で利用できます。
ソフトバンク(ワイモバイル)回線も安心して利用できます
ソフトバンクとワイモバイルは全く同じ電波を利用しているので一緒に解説します。
LTEは主力のバンド1、補助的バンドの3、プラチナバンドの8に対応。また、通信方式の異なるTD-LTEのバンド41にも対応しています。
3Gも主力のバンド1と8に対応しており、ZenFone 4 Maxはソフトバンクやワイモバイルで発売しているモデルと遜色ない電波の掴み具合で利用できます。
au回線はau VoLTE SIMに対応すると利用できる
最後にau回線ですが、バンド的には通話もデータもすべてLTEを利用するau VoLTE SIMで利用するバンドにフル対応しています。
しかしながら、au VoLTE SIMはバンドが対応していても端末自体が正式にau VoLTE SIMに対応していなければ利用できません
少し調べてみたのですが、ZenFone 4 Maxがau VoLTE SIMに対応しているという情報が見つからなかったので、現時点では発売後のレビュー記事などで情報が出てくるのを待ったほうが良いです。
前モデルであるZenFone 3 Maxでは大々的にau VoLTE SIMに対応していることがASUSより訴求されていましたが、今回はそのような訴求がないことから、後にアップデートでau VoLTE SIMに対応する可能性も高いです。
ZenFone 4 Maxの特徴
ここからはZenFone 4 Maxの特徴をピックアップしたいと思います。
超大容量なバッテリーを搭載。モバイルバッテリー代わりにもなる
5.2型モデルではモンスター級のバッテリー容量でなんと4100mAh。ちなみにiPhone 8の容量が1821mAhですので、いかに大容量であるかが伝わるかと思います。
バッテリー容量が増えるとダイレクトに駆動時間が伸びるので、飛躍的にバッテリー持ちがよくなります。
さらにZenFone 4 Maxは大容量バッテリーを活かして他の端末を充電できる[リバースチャージ]にも対応。このリバースチャージ機能は前モデルのZenFone 3 Maxでも搭載されていた機能でしたが、従来モデルと比較して約2倍の速度で給電出来る様に改善されてます。
4100mAhの容量を誇るZenFone 4 Maxを持ち歩くとモバイルバッテリーは持ち歩かなくて済みますが、モバイルバッテリーを持ち歩かないとBluetoothイヤホンやその他端末の充電が出来なくなるので[リバースチャージ機能]は非常に有り難い機能です。
DSDSに対応。しかも、MicroSDも同時利用できる
DSDS(デュアルシム・デュアルスタンバイ)とは2枚のSIMを同時に待ち受け出来る機能で、通話とデータをそれぞれ別のSIMで管理することが出来る人気機能です。
例えば、データSIMは価格の安いデータSIMを契約して、データ通信だけ格安SIMを利用する事も出来ます。
このDSDS機能を利用するには、SIMを2枚本体に差し込む必要があるのですが、これまでの大多数の端末ではSIMスロット2がMicroSIMと排他的利用となっていました。
▼これはZenFone 3のSIMスロット。SIMスロット2(写真では下側のスロット)はMicroSDと共用スロットとなっています。↓
MicroSDを利用すると2枚目のSIMを挿すことが出来ず、また、SIMを2枚挿すとMicroSDで容量を拡張することが出来ないどっち付かずの状態。
▼ZenFone 4 Maxはこの点を改善し、SIMスロット2つの他にMicroSD用の独自スロットも搭載しています。これで、DSDSを利用しながらも簡単にMicroSDで保存容量を拡張する事が可能です。↓
超広角のデュアルレンズカメラを搭載
ZenFone 4 Maxに搭載されているメインカメラは2つのレンズを搭載したダブルレンズカメラを採用しています。
デュアルレンズカメラはメーカーにより様々な仕様に分かれているのですが、ZenFone 4 Maxのデュアルレンズカメラは[機能切り替え型]となってます。
特徴的な部分ですが、ZenFone 4 Maxはワンタップで120°の超広角レンズを利用する事が可能です。同じ機能切り替え型の代表機種であるiPhone 8 Plusは望遠レンズで、被写体を大きく捉える事が可能であることに対し、ZenFone 4 Maxでは被写体を小さく広く捉える事が可能です。
利点としては通常の倍率ではフレームアウトしてしまう大きな建造物や集合写真の際に広角側に切り替えることで広い範囲を撮影できます。
ちなみに、120°の超広角レンズを搭載する端末はZenFone 4 Max以外に、ZenFone 4/Proでも搭載されており、僕はZenFone 4 Proの実機で超広角撮影を試してみたのですが、広い範囲を簡単に撮影できるので夜景撮影や集合写真、大きな建造物の撮影は非常に捗りました。また、通常とは異なる広い範囲を捉えた写真はユニークでインスタ映えする写真がポンポン撮影できます。
ZenFone 4 Maxのデメリット
ここからは購入する前に知っておくべきデメリットをピックアップしています。
解像度が低い
画面サイズは5.2型で解像度は1280×720。画素密度は282.424で人の網膜で識別できる300ppiを下回っているので、これまで5型~6型のスマホで1920×1080のFHD解像度の端末を利用していた方は、画面がやや粗く感じる場合があります。
ジャイロセンサーに非対応
仕様表を確認する限り、センサーの項目にジャイロセンサーは記載されていませんでした。
ジャイロセンサーはARコンテンツ、VRコンテンツ、YouTubeの360度動画などを楽しむ際に必須のセンサーですが、残念ながらZenFone 4 Maxにジャイロセンサーは対応していないようなので、これらのコンテンツは十分に楽しめない可能性があります。
▼ポケモンGOのARモードでは現実世界にポケモンを表示出来ますが、ジャイロセンサーが備わっていない端末の場合、仮想空間でのプレイとなります。この様にジャイロセンサー非搭載の端末でもプレイ可能なコンテンツもありますが、ARやVRが主体のコンテンツは利用できません。↓
ZenFone 4 Maxまとめ
24,800円という安価に手に入る価格帯のモデルですが、Snapdragon 430、デュアルカメラ、DSDS、大容量なバッテリーなど機能的でありながら個性的な端末に仕上がっています。
3Dゲーム性能は低いですが、その他に関しては軽快にAndroid OSを動かせるスペックに仕上がっているので、安価で使い勝手の良い端末を探している方は要チェック端末です。
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ZenFone 4 MAXの割引クーポン・セール・最安値のまとめ!
この項目ではZenFone 4 MAXを激安で手に入れるための情報をまとめています!
割引クーポンの発行とセールの開催状況
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