ZTE AXON 7 miniの(自腹)レビュー! 要点を押さえコンパクトにまとめたAXON7の弟分
どうも、ガルマックスレビュアーのtatsuです。
今回は企業さんからの提供ではなく、私自身からの提供、すなわちZTE AXON 7 miniの自腹レビューとなっております。
さて、事の発端は1週間ほど前になります。近場のソフマ●プに立ち寄ったんですが、そこでZTE AXON 7 miniが展示品落ちとのことでお安く置いてありました。
その時は特に何も思わずに帰ったわけですが、その3日後にZTE AXON 7 miniは私の手に握られていました。自分でもびっくりです。
ということで、今更ながらちょいとレビューを書いていきます。
目次をクリックすると各項目へ移動します
ZTE AXON 7 miniの総合評価
[良かった]
- AXON7と同じくDOLBY ATMOS搭載
- 有機ELで発色が綺麗な液晶
- 薄く、ラウンドした上品なデザインのボディ
[イマイチ]
- アップデートが久しく行われていない
- miniと言いつつ5.2インチとそこそこデカい
[総合評価]
定価で購入したわけではないので、コスパ云々に関しては言及を避けますが、2017年11月時点で現行ミドルスペックと同等性能ながらもDOLBY ATMOSや有機ELディスプレイなど付加価値を盛り込んでいるプレミアム感の高い端末です。
少し前の機種にはなってしまうのと、アップデートに関してあまり積極的ではない機種なのですが、セールなどで安くで売っていたなら購入する価値はあると言えるでしょう。
▼Amazonで新品でも2.5万円程でした。ソフマップで新品を買うよりも安いです。スペックを考えるとお買い得。勿論、国内品なので技適付きです。↓
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ZTE AXON 7 miniのスペック
項目 | スペック |
---|---|
OS | Android 6.0.1 |
SoC | Snapdragon 617 最大クロック 1.5Ghz |
メモリ | 3GB |
保存容量 | 32GB |
液晶 | 5.2型有機EL フルHD |
カメラ | 背面:1600万画素 前面:800万画素 手ブレ補正 |
対応バンド | LTE 1/3/8/19 28/41 3G 1/6/8/19 GSM 850 /900/1800/1900 |
Simサイズ | NanoSIM×2 片側はSD共用 |
バッテリー | 2,700mAh |
サイズ | 縦147.5mm 幅71mm 厚さ7.8mm 153g |
備考 | Wi-Fi 802.11b/g/n Bluetooth 4.1 ジャイロセンサー対応 指紋センサー搭載 USB Type-C搭載 サウンド DOLBY ATMOS AK4962チップ採用 |
SoCはSnapdragon 617に組み合わされるのは3GBRAMに32GBROM。SoC自体はミドルハイスペックですが型落ちとなるので現時点ではミドルスペック的な性能です。
5.2インチに1920×1080の有機ELディスプレイがウリになってきます。深みのある鮮やかな色使いが癖になりますよ!
地味に筐体の厚みが7.8mmというのもポイント。なだらかにラウンドもしているので、数値以上に薄く感じるでしょう。
とはいえ、5.2インチサイズと平均的なスマホ、もしくは少し大きめです。私自身、「miniと謳っておいてこのサイズか」とちょっと思ってしまいました。小さめサイズが好きな方はこの点に注意しましょう。
ZTE AXON 7 miniの同梱品をチェック
それでは早速開封していきましょう。
▼2段重ねな外箱です↓
▼外箱裏。左下はちゃっかりとDOLBY ATMOSをアピールしています。↓
▼付属品はACアダプタ、USB-Cケーブル、イヤホン、マニュアル類。イヤホンはEarPodsにそっくりです。それ以外は特筆すべきところがなく、シンプルにまとまっています。↓
▼書類の中はこんな感じ(マニュアル、保証書、SIMピンの3点。)↓
▼今回は日本版ですので、もちろん全編日本語….ですが、一部おかしいところがあります。ご愛嬌ですね。↓
ZTE AXON 7 miniの外観をチェック
それでは、外観のチェックといきましょう。
曲線を生かした上品なデザイン
▼まずは正面から。ステレオスピーカーが正面についています。左右がベゼルレスのように見えますが、実際は少しだけ黒縁があります。↓
フロントステレオスピーカーって凄く良いんですよ。動画を観る時に音の広がりが全然違います。
▼背面はこんな感じで曲線を生かしたデザインです。↓
1つ前の機種であるAXON miniは三角形をちりばめた良くも悪くも個性的なデザインでしたが、今回はそれがなくなり、少しおとなしく、少し上品になった印象を受けます。
▼カメラ、指紋認証センサー周辺です。指紋認証センサーはカメラ下の中心より少し上の位置に設けられており、手に取った際のロック解除がスムーズにできるように配慮されています。↓
最近のスマホらしくカメラが出っ張っているので、気になる方はケースを着けて利用することをお勧めします。
ZTE AXON 7 miniの仕様と性能をチェック
次に、ZTE AXON 7 miniの仕様と性能をチェックしていきます。
アップデートは期待できない
▼最新までアップデートをかけた際のスクリーンショットです↓
アップデートは発売から4回ほどで、Androidバージョンは6.0.1のまま。セキュリティアップデートも2017年1月1日分と少し古いままなのが気になりました。
曲がりなりにもフラグシップモデルの一つなんだからきちんとアップデートもしてくれよ。とアップデートに消極的なZTEジャパンさんには喝を入れたいところ。
有機ELを採用したディスプレイは綺麗の一言
▼YouTubeで動画を再生してみました↓
写真では伝わりにくいかもしれませんが、ライブハウスの臨場感諸々、かなり鮮やかで率直に「綺麗だな」と感じました。
AnTuTuベンチマーク結果。スペックは少し前のミドルレンジ
▼ベンチマークはこんな感じ。総合スコアは46,789点、3D性能は8,369点。↓
SoCの各性能帯平均値は以下。
▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
クラスとしては2017年11月現在だとミドルスペック(Snapdragon 430あたり)くらいの位置付けとなっています。Snapdragon搭載ですので、ゲームもある程度なら動かすことも可能です。
よっぽど負荷のかかる作業をしない限りは不満を感じることはないでしょう。
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ[2020/05/05更新]
ストレージアクセス速度は平均的
▼ストレージアクセス速度はこんな感じ。平均的で特別困ることはありません。↓
書き込み値が読み込み値に迫る勢いだったのが意外でした。本体ストレージにデータの書き込みをよく行う人は嬉しいポイントかも。
ゲームを動かしてみた
みんな大好き(?)ゲームを動かしてみました。
▼ASPHALT 8 AIRBORNEを動かしてみた。3Dバリバリのレースゲームですが、快適に動き動作に不満を感じることはなかったです。↓
▼DJMAX TECHNIKA Qを動かしてみた。バックでアニメーションが流れるリズムゲームですが、特にこれといった遅延もなく快適です。更に有機EL液晶のおかげで、ムービーもシャッキリとしていていい感じです。↓
以上、2種類のゲームをやってみましたが、両方とも快適に動作していましたので、特別負荷のかかるゲームでない限りは特に問題はないと思われます。
ただ、背面がアルミ素材だからか、背面の温度が上がりやすいように感じました。
ZTE AXON 7 miniのカメラで写真を撮ってみた
UIはよくある感じのもので、他機種からでもすぐに慣れると思います。
▼ZTE AXON 7 miniで撮影した写真は以下。オート撮影で縮小加工のみです。特別綺麗というわけではありませんが、私は普段使いで十分活用できる仕上がりだと感じましたが、皆さんはどの様に感じるでしょうか?↓
▼ウォーターマーク付きで写真が撮れる(写真右下参照)↓
この写真からは少し見えにくいですが、ファーウェイのスマホなどでおなじみのウォーターマークが設定できます。自分で好きな文字を入れて、自分だけのウォーターマークを作ってみてください。
音楽再生もドンとこい!
▼音楽再生も強いのがAXONシリーズ。↓
DOLBY ATMOSで臨場感あふれる音を出してくれるほか、音楽再生も7種類全部が再生可能と強さを見せてくれる結果となりました。
以下ので詳しく解説していますのでご参考ください。
ZTE AXON 7 miniのまとめ
如何でしたでしょうか?
AXON 7 miniは上位機種であるAXON7とSoCやカメラ、画面サイズなどいろいろな面が削られていますが、DOLBY ATMOSや有機ELディスプレイなど、プレミアムポイントは押さえている弟分的な立ち位置となっています。
「ハイエンドまでは必要ないけど、プレミアムな機能がついたスマホが欲しい」方は選択肢の一つに上がってくるのではないでしょうか。
…実は先日のGearBestセールで兄貴分であるAXON7も購入したので、届き次第レビューします。お楽しみに!
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