モバイルバッテリーは爆発しにくい「リチウムポリマー電池」を選ぼう。

発火したモバイルバッテリー出典:pbs.twimg.com

2017年9月11日追記:本日、また山手線でモバイルバッテリーが発火しました。秋葉原で購入した一番安いモバイルバッテリーだったと報道されていました。「バッテリーは危険」という事を1人でも多くの方に知っていただきたいです。発火事故が起こると、今回のように数百万人に影響する問題に発展します。一人でも多くの方にこの記事が届くように願ってます。

ちなみに、2017年9月11日、発火事件が起きた日に偶然「残量デジタル表示!安全なリチウムポリマー採用!REMAXの10,000mAhモバイルバッテリーレビュー!」というレビュー記事を公開していました。皆さんも、古い発火の危険性が高いリチウムイオンのモバイルバッテリーを利用されているのであれば、リチウムポリマー製品に乗り換えをおすすめします。

先日、山手線でモバイルバッテリーが爆発する事故が起きました。

Samsungのスマホ爆発問題に今回のモバイルバッテリー爆発事故で、多くの方は「バッテリー」に対する不安感を抱いています。

今回は、今後モバイルバッテリーを購入するなら選びたい「バッテリーの種類」について残したいと思います。

リチウムイオンとリチウムポリマーの違い。

現在、スマホやモバイルバッテリーで最も多く利用されているバッテリーは「リチウムイオン電池」というものです。

リチウムイオンもリチウムポリマーも「同じ『リチウム』電池」ですが、リチウムイオン電池は電解質に「液体」を使用しています。

一方、リチウムポリマー電池は液体の代わりに「導電性のポリマー」を使用しており、簡単に説明すると液体ではなくゲル状となっています。

液体を利用しないので小型化が可能で、メリットも非常に大きいです。

例えばリチウムイオン電池と比較して・・・

  • ポリマーは燃えにくいので発火リスクが下がる
  • 液体の様に液漏れの心配が無く、そもそもの事故率が下がる
  • 有害物質が少ない
  • 万一ショートした場合もガスが発生する程度で比較的被害が少ない
  • バッテリーに問題が起きた時も、爆発的な進行ではなく緩やかに進行する性質を持っている。

リチウムポリマー電池は安全性が高いとされていますが、それと引き換えに「高価」です。

でも、最近は多くの発火問題で「高くても安全性の高いリチウムポリマー製を選ぶ方」が多くなっています。

いつ、問題が起こるか分からない。だからこそ「安全性の高い」製品を選ぼう。

山手線で発火したモバイルバッテリーの写真が公開され、特定班がメーカーを割り出し済み。

実は私も所有していた時期があり、「ルミシングの超大容量16000mAhのモバイルバッテリーを買ったのでレビュー」という記事も執筆しています。(発火問題があったことは追記済みで製品リンクも外しています。)

これの前にも所有しているUPQのSIMフリースマホが発火した問題で私自身も「UPQの格安スマホで充電中に発火。消費者庁が重大製品事故として発表」という記事を執筆しています。

私自身、これで所有している&していた製品での問題が2度目となり、更にバッテリーに対する不信感が高くなりました。

最近は「リチウムポリマー」を使用したモバイルバッテリーを持ち歩いています。

最近、ガルマックスではREMAXというメーカーを推しています。

個人的に好きなメーカーというのもありますが、私がREMAXを選ぶ理由の1つとしてREMAXのモバイルバッテリーの多くは「リチウムポリマー」を使用しているからです。

▼リチウムポリマーを利用したモバイルバッテリーのレビュー記事▼

大容量で超軽量なおすすめモバイルバッテリー「REMAX STAR TALK」をレビュー!

UPQの記事でも「今以上の容量を同じスペースに詰め込むと確実に発火事故などは増えると思います。バッテリーに関しては開発者も消費者も考え方を転換しなくてはいけない時期なのかも知れません。」と書いている通り、今後、更にバッテリーの事故が増えると思ってます。

低価格のモバイルバッテリーも魅力的ですし、今後もリチウムイオン電池が搭載されている製品は数多くリリースされると思います。が、もし、次にモバイルバッテリーを購入するなら「リチウムポリマー」を使っている製品を個人的にオススメします。

それと、リチウムイオンやリチウムポリマーに関わらず、取り扱い説明書に記載されている適切な充電方法で充電しましょう。

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