ガルマックスの猶木(ナオキ)です。【楽しく面白く的確に】をコンセプトにデジタル製品の様々な話題を書いて生きています。スマホやPCガジェットが大好きでスペック表とにらめっこするのが趣味です。製品発表会のお誘いや執筆依頼などお問い合わせ下さい。

空間全体を撮影。360°の写真・動画対応「Xiaomi mijia 3.5K」のレビュー

Xiaomi mijia 3.5Kの実機レビュー

どうも、ガルマックスの猶木(なおき)です。

旅行や趣味などで写真や動画を撮影する時に「今いる空間の全てを記録したい」と思ったことは無いだろうか。

僕もメインカメラでCanon PowerShot G5Xを利用しているが、このカメラでは視界に映る一部分は切り取れても、その周囲を収める事は出来ない。こんなワガママな欲求を満たしてくれる製品が「全天球カメラ」というジャンルのカメラで360°全てを記録してくれるスグレモノ。

今回はリーズナブルな価格で打ち出された「Xiaomi mijia 3.5K Panorama Action Camera(以下、Xiaomi mijia 3.5Kと記載)」の実機を試せる機会を頂いたので実際に利用してレビューを書きたいと思う。

360°の空間を切り取れ!「Xiaomi mijia 3.5K」レビュー。

Xiaomi mijia 3.5Kは中華スマホでお馴染みのXiaomiが作った全天球カメラ。

一般的に全天球カメラの最新モデルだと4万円~という認識だが、Xiaomi mijia 3.5Kは競合他社と似通った性能ながら3万円でお釣りがくる価格帯で非常にコストパフォーマンスが高い製品だと言える。

良いところ。イマイチなところ。

既に実機を触り尽くしているので、まずは良いところとイマイチなところを残しておきたいと思う。

[良いところ]

  • 一般的なカメラでは難しい360°撮影が気軽に撮れる
  • 表示方法が後から切り替えられるので設定が楽
  • 写真だけではなく動画も撮影可能
  • 競合他社製品と比較してコスパが良い
  • 防水防塵に対応している
  • シェアが簡単

[イマイチ]

  • 写真や動画の編集は専用アプリが必要
  • ブログ掲載、You Tube投稿などに知識が必要

どの様な写真、動画が撮影出来るのか?

まずは、Xiaomi mijia 3.5Kで撮影するとどの様な写真や動画が撮影できるのか体感していただきたい。(撮影場所:岐阜県の花フェスタ記念公園

360°を収めたユニークな写真。

撮影モードにより、以下のようなユニークな360°写真が撮影可能。

▼自分が地球の中心に立つという表現を出したかったので屋外で撮影してみた。↓

Xiaomi mijia 3.5Kで撮影した写真。ボールの上に乗っているような写真が撮影可能

視聴者が360°見渡せる写真。

360°カメラの醍醐味ともいえる360°の全天球写真。パソコンではマウス、スマホではスワイプで360°見渡せる。またスマートフォンのジャイロセンサー搭載端末を利用している方は写真の右下アイコンをタップすることで全画面表示となり、スマートフォン本体を傾ける事で写真も連動して動く。

▼花フェスタ記念公園の展望台で撮影した1枚。360°全て閲覧できる。

視聴者が360°見渡せる動画。

Xiaomi mijia 3.5Kの大きな魅力といえば360°の写真撮影だけではなく、動画にも対応している事。撮影した動画はYou Tubeで公開することで、視聴者側で映像を動かせる。こちらもジャイロセンサーを搭載したスマートフォンで視聴するとスマホの向きに合わせて映像が動く。

▼YouTuberでよくある”自撮り動画”もXiaomi mijia 3.5Kを利用すると撮影者だけでなく、周囲も全て映像として残る。視聴者に「こっちをみて!」というような間接的なコミュニケーションが図れる事もGood。

実際に撮影して感じたこと。

写真や動画をご覧頂くと分かる通り、非常にユニークな撮影が可能なXiaomi mijia 3.5Kですが、写真は全天球カメラ特有の”湾曲した歪み”があり、これ一台で撮影全てを補えるわけでは無い。

どちらかと言うと、メインカメラと一緒に持ち歩きたいサブカメラと言った印象が強かった。サブカメラとしてはこれ以上無い程に表現力豊かで訴求力の高い撮影が出来るカメラは他にないかも知れない。

外観は上品な質感。同梱物も魅力的だった

ここからはXiaomi mijia 3.5Kの外観や同梱物を紹介したいと思う。

▼同梱物を全て並べてみた。↓

Xiaomi mijia 3.5Kの同梱物にはMicroSDが付いていないので注意しよう。

  1. Xiaomi mijia 3.5K本体
  2. 持ち運び用のポーチ
  3. 充電ケーブル
  4. 三脚
  5. 取り扱い説明書(中国語)

外観に安っぽさは無い。

▼本体の周囲はアルミ素材で出来ておりつや消しブラックカラーで非常に落ち着いた上品な外観に仕上がっている。360°カメラにありがちな玩具っぽさは皆無だ。大きさを比較するためにSDカードと並べてみた。↓

外観はアルミを使用しており高級感の有る外観となっている。

▼本体の上部は左から電源ボタン、Wi-Fiボタン、シャッター/録画開始・停止ボタン。ボタン類もアルミ削り出しで品質が高い。

本体の上部にはボタン類が備わっている。

▼本体サイドには充電用のMicroUSB端子とMicroSDが並ぶ。IP67の防水防塵に対応しているので蓋付き。↓

Xiaomi mijia 3.5Kは防水防塵に対応しているので端子部分はキャップが付いている。充電後はしっかり蓋が閉まっていることを確認しよう。

防水キャップを開けるとMicroUSB端子とMicroSDスロットが備わっている。

▼本体下部には付属の三脚を取り付けるネジ穴が備わっている。↓

付属品のポーチと三脚が使いやすい。

Xiaomi mijia 3.5Kに付属している三脚とポーチも使い勝手が良かったので紹介したい。

▼付属のポーチは端を握ると開くタイプ。三脚に取り付けた状態でも簡単に保護出来るので重宝している。本体をカバンに放り込んで撮影したい時にパッと取り出し撮影しカバンに仕舞う様な使い方を想定しているのだなと感心した。↓

ポーチは両端から握ることで開くオープンタイプ。使いたい時にパッと取り出せるのが特徴だ。

▼付属の三脚は折りたたんだ状態だと円形となり握りやすい形状。こちらも使い勝手が非常に良かった。↓

付属している三脚は折り畳むと握りやすいグリップとなる。

三脚を開くと小さいながら安定した設置が可能だった。

▼本体の三脚穴は一般的な三脚ネジサイズなので市販の三脚にも取付可能。↓

三脚穴は市販の三脚で利用されている大きさと同じなので手持ちの三脚にも取り付けが可能だった。

▼重量は本体のみで約107g。常にカバンに放り込んでいても苦にならない重量感でGood。↓

Xiaomi mijia 3.5K之重量は約107gで軽量。

撮影モードやバッテリー残量はインジケーターでの表示。

Xiaomi mijia 3.5Kは360°撮影をするために本体の表と裏にカメラが備わっている。このためディスプレイは搭載されておらず、本体のみでは撮影モード、バッテリー残量表示はインジケーター仕様となっていた。

▼写真撮影モードではカメラマークが点灯↓

カメラモード時はカメラマークが点灯する

▼動画撮影モードではビデオマークが点灯↓

ビデオ撮影時はビデオマークが表示される。

▼バッテリーは電池マークが点灯↓

充電残量も表示されるが細かな残量が確認できないので残念。

撮影時はアイコンがブルーからレッドに切り替わり、視覚的に動作が把握出来るので分かりやすかったが、バッテリー表示は撮影していない状態でしばらく待つとバッテリーマークが点灯する仕様だった為、任意のタイミングでバッテリー残量が確認できない。

また、バッテリー残量は容量が減ってくるとブルーからレッドに切り替わるだけで、残量が段階的に確認出来ないのは不便だった。次期モデルでは小さくても良いのでペーパーディスプレイくらいは備えて頂きたいと感じた。

Xiaomi mijia 3.5Kを購入するなら合わせて購入したいもの。

同梱品などをチェックしてきたが、これからXiaomi mijia 3.5Kを購入する方に合わせて購入したほうが良いものも紹介したいと思う。

Micro SD(UHS-I U3)に対応したMicroSD。

Xiaomi mijia 3.5Kは最大128GBのMicroSDに対応しているが、高解像度で撮影するためMicroSDも高速書込みに対応したモノでないと使えない。

僕は所有していたMicroSDがUHS-I U3に対応していたので問題なく利用できたが、他のレビュー記事では所有していたMicroSDが使えず新たに購入したという内容が散見された。

もし、手持ちのMicroSDがUHS-I U3に対応していない場合は別途購入しておこう

▼僕が利用した限り、手持ちの16GBでは丸一日の撮影で容量不足に陥りそうだった。これから新たに購入する場合、32GB以上がオススメ。以下の製品はXiaomi mijia 3.5Kでの動作報告も挙がっていた製品。↓

モバイルバッテリー。

前述した通り、Xiaomi mijia 3.5Kはバッテリー残量が細かく確認が出来ない。撮影しようと考えた時にバッテリーランプがいきなりレッド点灯する場合もあったので、モバイルバッテリーは必須だと感じた。

Xiaomi mijia 3.5Kはモバイルバッテリーで充電中も撮影が可能だったので、長時間の360°動画を撮影する場合は必ず持っていこう。

個人的に写真撮影や動画撮影で外出する時は以下のモバイルバッテリーを持ち歩いている。カードリーダーも備わっているので相性が非常に良い。

REMAXのカードリーダー付きモバイルバッテリー「RePOWER」が便利すぎる

専用アプリはカメラ設定からライブビュー撮影、閲覧、加工、SNS投稿まで全て可能。

カメラの設定やカメラが捉えた映像を確認しながらのライブビュー撮影、撮影映像の閲覧、加工、SNS投稿まで全てアプリから行える。

専用のアプリはAndroidとiPhone(iOS)に対応しており、取扱説明書のQRコードからアクセスしてダウンロード・インストールが可能。

Xiaomi mijia 3.5Kとスマートフォンの接続はWi-Fi。

▼アプリインストール後、Xiaomi mijia 3.5Kの本体の電源を入れてWi-Fiボタンを押すとスマートフォンのWi-Fi設定画面にMJXJ・・・の接続先が表示されるので、接続しよう。↓

Wi-Fi接続時の注意点

Xiaomi mijia 3.5KとスマートフォンをWi-Fi接続するとモバイル通信が出来ない。これはWi-Fiの仕様上仕方の無いことだが、屋外でスマホとXiaomi mijia 3.5KをWi-Fi接続して利用中はメールなどが受信できないので注意。一度設定さえ済ませてしまえばXiaomi mijia 3.5Kの本体のみで撮影可能なので、端末を一台しか持っていない方は閲覧時に接続するような運用方法がオススメ。

対応する解像度

専用アプリから写真・動画撮影時の解像度と(動画撮影項目では)フレームレートが設定可能で対応する解像度は以下の通り。

項目 ビデオ 写真
Resolution
(解像度)
3456×1152(30FPS)
2304×1152(30FPS)
2304×1152(60FPS)
6912×3456
3456×1728

本記事で紹介している動画は3456×1152(30FPS)、写真は6912×3456で撮影。動画は解像度を下げれば滑らかな60FPS動画撮影も可能となっている。

各SNSに簡単投稿。閲覧用のURLも簡単に生成出来る。

専用アプリにはビューアー用のサイトと連携しており、アプリ上から360°撮影したデータをビューアーサイトへ投稿、投稿したデータは簡単にSNSで発信可能となっている。

対応するSNSやメッセージサービスは以下の通り。

  • WeChat
  • Moments
  • Weibo
  • QQ
  • Facebook
  • Messenger
  • LINE
  • Twitter

上記の対応コンテンツではアプリ上から簡単にシェア出来るが、メールなどでシェアしたい場合はビューアーサイトにアクセス出来るURLの生成も可能。

▼以下は実際にアプリ上からFacebookへ投稿したもの。視聴者側はリンクをタップすることで専用サイトへ移動し360°撮影を閲覧できる。↓

Xiaomi mijia 3.5Kまとめ。

最近、カメラといえばスマートフォンはその役割を担う様になり、一眼レフで撮影したような写真も、4K動画もスマートフォンで補えるようになってきた。

しかしながら360°撮影できる全天球カメラはまだまだスマートフォンには真似出来ない魅力が沢山詰まっている専用デバイスだ。勿論、前述した通りXiaomi mijia 3.5Kだけで全ての撮影を補えるわけでは無いが、メインカメラ以外で持ち歩きたいサブカメラとして僕は常にカバンにXiaomi mijia 3.5Kを放り込んでいる。

本記事ではXiaomi mijia 3.5Kで撮影できる写真や動画に関して書いてきたが、今後はアプリの使い方やブログへの埋め込み方法、You Tubeへのアップロード方法なども随時公開するのでお楽しみに。

Xiaomi mijia 3.5Kの購入は海外ネットショップ大手「GEARBEST」から可能となっている。GEARBESTを利用したことの無い方は「GEARBESTの注文方法。住所の記入方法や配送選択、支払い方法まで詳細解説」も一読どうぞ。

購入は以下から

Xiaomi mijia 3.5K購入者にオススメの合わせ読み記事。

360°映像をYou Tubeにアップする1番簡単な手順まとめ

[WordPress]全天球画像埋め込みプラグイン「Cardboard」でコード化されない場合の対処と縮小画像利用方法

ページトップへ