Apple Watch Series 6のレビュー!
新型の「Apple Watch Series 6」が登場!Apple Watch Series 5を使ってましたが、新しく追加された血中酸素濃度測定を試したくて、発売日にGPSモデルで44mmのアルミケースタイプを購入したので実機レビューをお届けします!
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Apple Watch Series 6の良かった点とイマイチだった点
Apple Watchの2020年最新モデル。血中酸素濃度を測定できるセンサーを備えることで体調を把握しやすくなっているのがウリ。
良かった点
・変わらない使い心地
・5とデザイン同じでバンド使い回せた
・血中酸素濃度は体調を調整しようと動くキッカケに大貢献
・常時点灯時の視野性が向上した
イマイチだった点
・U1チップを搭載しているが、活かせるサービスが少ない
Apple Watch Series 6の詳細スペックや特徴は以下で紹介しています。
Apple Watch Series 6の外観
▼僕はApple Watch Series 5を使っているんですが、外観のデザインはほぼ変わりません。↓
購入してきたApple Watch Series 6は、デザインこそ変わりませんが選択できるバンドが増えたので、目新しいタイプを購入しようと思ってたけど。。。
ヨドバシアキバに在庫がない!でも、ガルマックスカラーでもあるレッド(Product Red)があったので即購入してきました。
付属品
付属品はApple Watch Series 6本体、マグネット充電器、ベルト(穴があいてるほうは長めと短めの2タイプが同梱)されてました。
Apple Watch Series 6の使い心地
初期設定はApple Watch Series 6を起動するとiPhoneに連携の表示がでるので、画面の指示に従って進めたらOK。特に難しい設定もなくいつも通りイージーに接続完了。
バンドはApple Watch Series 5用が普通に使えた
デザインがほぼApple Watch Series 5と一緒ってことで試しに5用のバンドをApple Watch Series 6に装着してみたんですが、特に問題なくピタリジャストフィット。
メーカーが推奨しているのか分かりませんが、Apple Watch Series 5を使ってた時に手に入れたバンドがそのまま使えたので個人的には嬉しい限り!
血中酸素濃度でザックリと体調を把握できるのが凄く良い
これまでも心拍数を測ったりしてたんですが、なんというか、自分の体調がどうなのかって部分がイマイチ把握しづらかったんですよね。
新型のApple Watch Series 6で最大のウリは、「血中酸素濃度」を測定できること。
最近注目されている血中酸素濃度は、フル状態が100%で、99〜96%あたりだと平常、数値が下がると体調不良を起こしている恐れがあるという感じで、ザックリと体調を客観的に見ることが出来るんです。
「今日は体調が悪い」と自己暗示をかけ午後の仕事はキャンセルしようと思ったら、Apple Watch Series 6の血中酸素濃度は97%で体調万全なのバレバレなんで泣きながら仕事します。 pic.twitter.com/EmvbcbUmZd
— GARUMAX (@GaruJpn) September 18, 2020
過信はしてないけど、体調管理しようと行動を起こすキッカケにはなる
体調の把握って僕は難しいと思うんですよね。
「体調が悪い」って感じたら、それはもう体調を崩している状態なんですよ。その前兆も振り返るとあるっちゃあるんですが、「なんだか今日は疲れたなぁ」って感じでスルーしていること多し。
血中酸素濃度は、体調不良に向かっていく過程を数値の低下でザックリと把握することができるんで、前日よりも数値が低下していたら「あ、体調崩れ始めているのかな?」って意識することができ、「今日は早めに寝るか」とか、「今日は酒をやめとこうか」とか、体調調整への行動に移すキッカケにもなる。
Apple Watch Series 6の血中酸素濃度が示す数値を今の段階で過信するって訳ではないですが、それでも、健康意識が結構低い僕でも数値が低下すりゃ気をつけようってくらいは思うんで、「ザックリと体調を数値で見れる」のは凄い良いと思う。
【追記】発売日翌日から1週間ほど普段使いしてたんですが、僕の血中酸素濃度は大体92〜98%ほど。グッと血中酸素濃度が下がった日があり、その数値をみて「あぁ、ちょっと体調を気にしよう」って思ったので、ちゃんと健康意識が少し高まっていると実感。
▼接続しているiPhoneでは累積データもチェック可能です。↓
心拍数、歩数、睡眠データも自動取得
【追記】1週間ほど使ったので追記!これまでのApple Watch Seriesでも対応している基本的な機能なんですが、Apple Watch Series 6でもテスト。
▼まずは睡眠データ。僕は8時間睡眠を目指しているんだけど、なかなか上手くいかないものです。この記事を書いているのが金曜日なんですが、力尽きて早めに寝たのが丸わかり。もう少し改善できそう。↓
▼これは「歩行時」の心拍数。僕は昔から心拍数高めで安静時で110前後。歩くと結構上がってますね。なにか心拍数を下げるようなことをやってみようかな。↓
▼歩数は目標1日1万歩!うーん、これは散歩とか、1駅だけ歩くとか、そういう取り組みを行わないと厳しいかも。↓
▼イヤホンを使ってる時の音量もチェックしてくれます。僕は問題なさそう。↓
血中酸素濃度を含めヘルスケア関連の累積データを眺めることで、上記に書いたように「何かしら健康に関して少なからず意識させてくれる」のは良いところ。
心機一転、なにか運動を始めようかと思った時にも、様々なワークアウト機能を搭載していて運動のサポートを行ってくれます。
主なワークアウト機能は以下の通り。
- ウォーキング
- ランニング
- サイクリング
- 室内ウォーキング
- 室内ランニング
- インドアバイク
- エリプティカル
- ローイング
- ステアステッパー
- 高強度インターバルトレーニング
- ハイキング
- ヨガ
- 機能的筋力トレーニング
- ダンス
- クールダウン
- コアトレーニング
- プールスイミング
- オープンウォータースイミング
上記はApple Watch Series 6にプリインストールされているワークアウトメニューですが、項目の一番下に表示されている「ワークアウトを追加」から更に多くのワークアウトメニューを追加可能!
追加可能なのは現時点で以下の通り。
キックボクシング、クロストレーニング、サッカー、サーフィン、テニス、バスケットボール、バドミントン、バレエ、ピラティス、伝統的筋力トレーニング、卓球、社交ダンス、複合カーディオトレーニング、アーチェリー、遊び、アメリカンフットボール、ウィンタースポーツ、ウォータースポーツ、ウォーターフィットネス、オーストラリアンフットボール、カーリング、階段昇降、クライミング、クリケット、クロスカントリースキー、クロストレーニング、コアトレーニング、ゴルフ、柔軟体操、乗馬関連スポーツ、水球、スカッシュ、スケート、ステップトレーニング、スノーボード、セーリング、ソフトボール、太極拳、体操競技、ダウンヒルスキー、釣り、縄遊び、パドリング、バレーボール、ハンティング、ハンドサイクリング、ハンドボール、ピックルボール、フィットネスゲーム、フライングディスクスポーツ、ボウリング、ボクシング、ホッケー、マーシャルアーツ、マインドアンドボディ、野球、ラグビー、ラクロス、ラケットボール、陸上競技、レスリング、ローイング、ローリング。
50種類以上のワークアウトメニューを追加できますが、僕はまずウォーキングから始めてみようかと思います(笑)
追記:心肺機能レベルが「低い」状態が続いたときに通知する機能が加わりました。
常時点灯はやっぱり便利。視野性が向上している
Apple Watch Series 5のウリであった常時点灯機能。
昔のApple Watchは、一定時間でディスプレイがスリープ状態で真っ暗になる仕様だったんですが、常時点灯機能により常に文字盤が確認できるようになったんです。
▼Apple Watch Series 6もバッチリ使えます。↓
この機能により、Apple Watchを傾けることなくチラ見で時刻などを確認できるようになり、「より腕時計らしい使い方」が出来るようになりました。
結構、ビジネスシーンでも重宝するんですよね、この機能。
お客さんの前でApple Watchを傾けて時間をチラッチラ確認するのはアレですが、常時点灯なら視線を向けるだけで時刻を確認できるので、使い勝手は普通の時計と大きく変わらんのが良いです。あと、車を運転中も傾けること無く時刻を確認できて宜しい。
この機能は前モデルのApple Watch Series 5から使えたんで目新しいものではありませんが、Apple Watch Series 6は、より視野性が高くなったとのことです。
見比べると文字盤の白色がApple Watch Series 6ではより白くなっており、視野性が向上して見やすくなってました!グッド!
バッテリー持ち
【追記】1週間ほど使い込みました!バッテリー持ちは公表値で18時間ですが、実際に使ってみると「相当使い倒さないと18時間ではバッテリーが切れないんだな」と感じました。
僕の使い方だとこんな感じ。(ディスプレイ輝度は全てデフォルト)
- 装着時間は1日12〜15時間ほど
- 通知は1日に約50件前後
- 常時点灯はオン
- 血中酸素濃度の自動取得をオン
- 心拍数の自動取得をオン
- 睡眠データの自動取得をオン
- GPSは基本的に使うことが無い
- 1日数回のQRコード決済
かなりライトな使い方なんですが、こんな感じの使い方だと1日に消費するバッテリー容量は40〜45%ほどで、丸2日は充電不要で使える感じ。
Apple Watch Series 5もだいたい同じくらいの電池もちでしたが、血中酸素濃度を自動測定したり、常時点灯機能の輝度が高くなって視野性が向上したりと、電池をより消費する使い方になっているのに電池もちが前モデルと変わらないのはかなり好印象です。
Apple Watch Series 6の実機レビューまとめ
歩数計も心拍数もたまに見る程度で、「あぁ、今日は結構歩いたな」とか「心拍数はこんなもんなんだ」とか、数値を見て終わってた僕は、ぶっちゃけ、血中酸素濃度も同じような感じで数値を見て終わりになるような機能としか見てませんでした。
ところがどっこい、血中酸素濃度濃度について調べると、数値で大体の体調が把握できるってことで、数値が少しでも低下していたら「体調悪くなってるのかな?」と自然と意識するはず。
例えば、血中酸素濃度の数値がちょっと低下→あれ?体調悪くなってる?→今日は酒やめて早めに寝るか。って流れで良い感じに体調調整を促すサポートをしてくれそうで、健康意識があまり高くない僕と相性が良さそうだなって印象です。
Apple Watch Series 6は、ガッチガチに体調管理を意識している方はもちろん、僕みたいに体調管理が苦手って方にも向いている製品です。iPhone使ってるなら、是非、検討してみて下さい。
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