Redmi Note 10のレビュー!動画視聴が多いなら満足度の高いミドルスマホ!

Redmiのミドルレンジスマートフォン「Redmi Note 10」を購入!実機が届いたのでレビューをお届けします!

Redmi Note 10の良かった点と注意点

メーカーでの立ち位置や簡単な特徴:Redmi Note 10シリーズの廉価モデル。安価ながら有機ELを搭載

良かった点

  • デュアルSIMとMicroSDの同時使用ができる
  • 動画視聴に適したリッチな仕様
  • 音質の良いステレオスピーカー
  • 価格が2万円台というコスパの良さ

注意点

  • 重い3Dゲームは苦手
  • ボディは指紋、皮脂の付着が気になるかも
  • AoDの常時表示が出来ない
  • 120Hzの高リフレッシュレートには非対応

Redmi Note 10の外観

▼今回のRedmi Note 10はグリーンカラーとなります!スマホでは珍しい色合いでとってもキレイ!ツヤツヤで反射もまぶしく光るタイプです。ただし、指紋は付きやすいのはご愛嬌。気になるならスキンシールが必須ですぞ。↓

サイズは思ったよりコンパクト!なおかつ180gほどの重さなので、190~200gのスマホと比べれば持ちやすさを感じられます。個人的に、このぐらいのサイズと重さがスタンダードになってくれればなと思うんス。↓

クアッドカメラの外観はRedmi Note10シリーズの独特なタイプ!上位版と異なりメインカメラの銀のフチどりはありませんが、他のスマホに比べてメカチックに個性的な点は一緒(`・ω・´)。↓

▼背面自体はグリーン1色なんですが、カメラの台座はナナメから見ると紫色に変化!価格は安いのに、筐体のチープさは全然感じません。めっちゃきれい!↓

▼側面デザインは全体的になめらかな印象。かつ、上部と下部はスパッとフラットにカットされた形状になっております!安価ですがチープさはあまり感じず、強いて気になると言えば端子周りの部分に加工がないって点ぐらいっす。↓

左側:SIMスロットのみ。SIMピンが必要なタイプ
右側:指紋センサー兼電源キーと音量キーの配置
下側:イヤホンジャック、Type-C充電端子、スピーカーが配置
上部:スピーカー、センサーが配置。

付属品・同梱物

  • 充電器(33W・日本のコンセント非対応)
  • 充電ケーブル(USB Type-C)
  • 保護フィルム(貼り付け済)
  • 専用ケース(クリア・ソフトタイプ)
  • 説明書類
  • SIMピン

▼同梱物は充電器、充電ケーブル、説明書類。フィルムは輸送防止用の簡易的なものが貼付け済みです。充電器の形状は日本のコンセントと違うので、別途で変換アダプタを用意しましょう!↓

Redmi Note 10の処理性能・実機ベンチマークスコア

Redmi Note 10のSoCはSnapdragon 678です。詳細スペックや特徴は以下で紹介しています。

Redmi Note 10のスペック・対応バンドまとめ

端末の処理性能を数値化するベンチマークをチェックしてみましょう。

▼Redmi Note 10の実機でAnTuTu(Ver8)を測定しました!総合スコアは224,063点、GPUスコアは31,134点です!↓

▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

▼その他、Geekbench 5、PCMark、3DMarkでのスコアは以下の通り!↓

▼ストレージ速度は読み込みが512.5MB/s、書き込みが228.2MB/s。

Redmi Note 10の機能・仕様の検証結果

通知ランプ
指紋認証 ○:側面式。速度・精度は申し分なし
顔認証 ○:速度・精度は申し分なし
ツインアプリ
(デュアルアプリ)
○:SNS(Twitterで確認)
○:メッセンジャー(LINEで確認)
○:ゲーム(PUBGで確認)
PCモード
外部映像出力
戻るボタン入れ替え ○:デフォルトは右
ジェスチャー操作
クイックランチャー ○:クイックボール
ゲームモード ○:パフォーマンスが上がるタイプではない
冷却システム
MicroSD
内部ストレージ化
✕:外部ストレージのみ使える
Photoshop Camera
PUBGモバイル
グラフィック設定
フレームレート設定
スムーズ設定時→【スムーズ】+【ウルトラ】
最高クオリティ&フレーム設定→【HD】+【高】
スピーカー ステレオ
イコライザー ○:イヤホン装着時のみ設定可
備考

ソフトウェア・ハードウェアの特徴

▼Redmi Note 10のレビュー動画はYouTubeで公開中!質感・カラー・雰囲気・動作・レスポンスは実機動画をチェック!↓

ライトな使い方なら快適に動いてくれる!

Redmi Note 10の搭載SoCはSnapdragon 678でミドルレンジ性能を持つスマホです。メモリは4GBですが、WEBでニュース見たりSNSにカキコしたりマンガを買って読んだり~といったライトな使い方なら、不満を感じずにサクサク動いてくれます。

ただ、2021年現在においてはメモリが4GBなのはしっかりした動作をする上で最低ラインとなるので、複数アプリの立ち上げやカメラ運用をメインとしたり、長期的に運用するのであれば、メモリが6GBあるモデルがオススメといえます。

完全に安さ特化で選ぶなら、メモリ4GB+容量64GBというチョイスが良いでしょう。MicroSDに対応しているので容量の小ささはアプリを詰め込まない限り気にならないですからね(`・ω・´)。

なおゲームに関してはピンキリといった所で、2Dやパズルとか物理エンジンの簡易的なゲームなら難なく動く反面、リネージュ2とか原神とかPUBGのようなヘヴィなゲームはかなり苦手なんで注意。と、いっても、性能帯や価格的にも重いゲームは妥協して当然なので仕方ない。

トリプルスロット搭載が魅力!

Redmi Note 10のSIMスロットは上位モデル同様に、トリプル式のスロットを採用!SIMカードが2枚とMicroSDカードを同時に入れられる設計になっています。

▼デュアルSIMで運用しているユーザーさんにとってはデュアルSIM対応はもちろん、その上で同時に保存容量の確保が出来るってのは実に嬉しい部分です(`・ω・´)。このおかげで容量が少なくても気になりにくい。↓

カメラの出っ張りは薄め!ケース付ければガタつかなくなる

▼上位版のRedmi Note 10 Proと比べて、カメラの出っ張りはかなり抑えめ!目視1ミリ程度の厚みです。ケースなしだと机においた時にちょっとガタつきますが、ケースがあれば解消できるため、気になることはなさそう!↓

Redmi Note 10(左)はカメラの出っ張りが1段のみで2段目はほぼ飛び出していない。対してRedmi Note 10 pro(右)は2段とも飛び出しているのでその差は歴然だ!

あるようで無いに等しいAoD機能。常時表示が出来ない

Redmi Note 10で一番気になったのがAoD(Always on Display)機能の挙動の悪さ。AoDとは、本来は画面がスリープ時でも時刻や通知などを常時表示してくれるという便利機能なんです。

▼しかしRedmi Note 10は他のスマホと違って「画面タップ後10秒間だけAoD表示する」ということしか出来ません。つまりほぼAoDとして機能していないも同然。せっかくの有機ELなのにもったいないです(´×ω×`)。↓

AoD画面。タップしてから10秒間しか表示されない。他のスマホなら常時表示に対応しているのだが…

ディスプレイ:この価格帯で有機ELは素晴らしい

DRMコンテンツ Widevine:L1
Amazonプライムビデオ:SD画質で再生を確認
Netflix:FHD画質で再生を確認
高リフレッシュレート ✕:60Hzのみ
表示モード ダークモード、ブルーライトカット、読書
画質調整 「配色」から柔軟に設定可能
備考 有機EL、解像度はFHD+

▼Redmi Note 10で特筆すべきはこのディスプレイ部分!2万円台という安さにして、有機ELディスプレイを搭載しつつ、解像度も2,400×1,080と高いスペックを持ち合わせております。映像がとってもキレイ!↓

また著作権コンテンツに関わるWidevineがL1に対応しているのもGood。このWidevineはセキュリティレベル(L1~L3)を表すもので、L1が一番セキュリティレベルが高い、というものになります!

これにより、NetFlixではFHDの高画質で映画を楽しめるのもRedmi Note 10の魅力!Amazonのプライム・ビデオはSD画質のままで画質は高くありませんが、これはアプリ側の仕様。アマプラ側での対応に期待ですね。

なお、上位版のRedmi Note 10 Proと比べるとパンチホール自体はわずかに大きいのと、高リフレッシュレートには非対応という違いはあります。従来の60Hz表示のためヌルサク感は特別感じませんが、普段使いでは十分良いスペック!

サウンド:デュアル式のステレオスピーカーを搭載!

Redmi Note 10のスピーカーも高評価!なんとステレオスピーカーを搭載しているんです。通常2万円台のスマホではモノラル式のスピーカー搭載機がほとんどなので、安価ながらステレオスピーカーを抑えるのは流石Xiaomi系だなと感心です。

上下のスピーカーから同時に音を放つため、従来のモノラル式よりも音の広がりがグッと感じられるのが魅力!音質も悪くなく、ライトな動画視聴もゲームも存分に楽しめるクオリティです(`・ω・´)。

通信・SIM周り:ソフバンの主要回線のみ合致

ドコモ回線 データ通信:○
通話:○
(LINEモバイルで検証)
ソフバン回線 データ通信:○
通話:○
(LINEモバイルで検証)
ワイモバ回線 データ通信:○
通話:○
(ワイモバイルで検証)
au回線 データ通信:○
通話:✕(LoLTE化で○)
(mineoで検証)
楽天モバイル回線 データ通信:○
通話:✕(LoLTE化で○)
Rakuten Link:✕
(楽天モバイルで検証)
2回線同時待ち受け ○:4G+4GのDSDV
備考 au、楽天モバイルはVoLTE化で利用可能

Redmi Note 10の対応周波数はソフトバンク系の主要回線のみ掴むタイプ。この手の海外スマホではよく見かけられる構成です。

ソフバン回線以外では全く使えないってわけではないのですが、エリアが狭くなり圏外率が上がるのでこの点に留意しておきましょう。

▼またau、楽天モバイル回線はVoLTE化しないと通話ができないので注意。通常ではVoLTE化できませんが、特殊な手順を踏むことでVoLTEの有効化ができるようになります。でもただでさえエリア狭いので普段使いは厳しいかも。↓

ダイヤル画面で「*#*#86583#*#*」と入力すればVoLTEの有効化ができるようになり、通話が可能になる。上部のピクトアンテナ横にアイコンが表示されれば成功

▼今おすすめのWi-Fi系SIMカードはこちら↓

▼デュアルSIMを生かせば低価格で通話SIMつきの大容量スマホが構築できるかも↓

デュアルSIMを活用!音声SIMとデータSIMを分けた最強スマホの構築方法

Redmi Note 10のカメラをレビュー

構成・画素数 48MP(メイン)、8MP(超広角)、2MP(マクロ)、2MP(深度測定)
撮影モード ビデオ、写真、ポートレート、夜景、プロ(マニュアル)、コマ取り(タイムラプス)、パノラマ、スローモーション、スーパーマクロ、ドキュメント
ズーム デジタル。2倍にワンタップ切り替え可で以降はピンチ操作かボタンで最大10倍まで対応
シャッター音の消音 設定から可(地域設定が日本・韓国以外のみ可能)
マニュアルの設定幅 ISO:100〜3200、WB:プリセット選択式、SS:30〜1/4000、露出:-4〜+4
動画解像度 720P/30FPS、1080P/60FPS、4K/30FPS
手ブレ補正 1080P/30FPSまで対応

カメラの感想

  • 昼間:AIの効きが強い!基本的にオン推奨
  • 夜景:ちょっと暗いけど許容範囲
  • ポートレート:物撮りにも対応!撮影後の処理時間は少し掛かる
  • マクロ:200万画素だが、中々良い出来!
  • 自撮り:ビューティーもポートレートも対応!
  • 動画撮影の手振れ補正:手ブレ補正対応!クオリティは価格相応

昼間に撮影した屋外写真:AIの効きが強い!基本的にオン推奨

▼ここからは作例です!左がRedmi Note 10、右がiPhone 12 Pro Max。Aiはオンの状態となっています。ハイエンドスマホと遜色ないぐらいに品質がよく感じられます。↓

▼このRedmi Note 10、AIによる補正が濃いです!オンでシーンを認識したのとAIオフとではかなり色味が変わります!お空はパリッとしていますし、料理もすごく映えそう!オフだとちょっと暗い雰囲気なので基本的にオン推奨かな。左がAIオン、右がAIオフです!↓

超広角カメラ:メイン同様AIが使えて品質良好!夜景モードは無かった

▼広い画角がウリの超広角カメラはメインカメラ同様にAIが使えるタイプで、歪み補正も効いています!記録撮影も思い出撮影もバッチリなクオリティ。ただし夜景撮影は非対応でした。左がRedmi Note 10、右がiPhone 12 Pro Max。↓

ナイトモード・夜景撮影:ちょっと暗いけど許容範囲

夜景シーンではiPhone 12 Pro Maxと比べれば全体的にちょっと暗く、電光板の残像感は気になる所。ただ、スマホで見る分には十分かも。こだわらない人向けですな。左がRedmi Note 10、右がiPhone 12 Pro Max。↓

▼ただ、暗めな橋からのシーンでは白飛びの抑えと明るさのバランスがちょうどよく出来てました!2万円クラスの格安スマホにおいては最高クラスに感じます(`・ω・´)。左がRedmi Note 10、右がiPhone 12 Pro Max。↓

ポートレート:物撮りにも対応!撮影後の処理時間は少し掛かる

Redmi Note 10は一眼レフのような背景ボケのポートレート撮影にもしっかり対応しており、安いスマホでたまにある「擬似的なボケ」ではなく本物の背景ボケの撮影を使うことが出来ます。

▼さらに人物だけでなく、フィギュアなど物体であっても被写体を認識して背景をぼかしてくれますし、後からボケ味の強度も変更可能!とにかく扱いやすかったです。ただ、撮影後の処理時間はちょっと長かった。SoCのせいだな(´×ω×`)。↓

マクロ:200万画素だが、中々良い出来!

▼Redmi Note 10のマクロカメラは200万画素と低めですが、200万画素にしては中々キレイに撮影できています。上位版のRedmi Note 10 Proには及びませんが実用性は見い出せるレベル。左が通常カメラ、右がマクロカメラ。↓

自撮り:ビューティーもポートレートも対応!

▼Redmi Note 10の自撮りカメラは、アウトカメラに比べればちょっと暗めなので照明の多さは必要。ですがポートレートやビューティーモードにも対応しているので、実力的には十分アリよりのアリです(`・ω・´)。↓

動画撮影時の手ブレ補正:手ブレ補正対応!クオリティは価格相応

▼Redmi Note 10は1080P/30FPSまで手ブレ補正をオンにできます。補正自体はあまり強くはありません。どちらかというと定点撮影向けな品質。2万円スマホなら価格相応って印象す。でも個人的にこの具合なら十分アリ!↓

Redmi Note 10の実機レビューまとめ

「Redmi Note 10 Proの性能をもう少し落としてでも、もっと安い機種がほしい!」という方にピッタリジャストフィットしてくれるのがRedmi Note 10!これで2万円ちょっとで手に入るのは美味しすぎ!

かつて高コスパのスマホとして一世を風靡した「Redmi Note 9S」。Redmi Note 10はその後継機に相応しい出来です。価格はほとんど変わらないのに、有機EL対応でカメラもスペックもパワーアップ!

「多くを求めないけれど、不満を感じないスペックのスマホ」を求めている方や、「動画視聴と相性の良いスマホ」を探している方にオススメ!もし流行りの高リフレッシュレートを求めるなら、上位版のRedmi Note 10 Proが良いでしょう(`・ω・´)。

■メモリ4GB+容量64GB■
初出時価格→205.85ドル
過去最安値→159.00ドル

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初出時価格→229.00ドル
過去最安値→179.00ドル

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■メモリ6GB+容量128GB■
初出時価格→263.35ドル
過去最安値→209.00ドル
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Redmi Note 10の口コミ・評判

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端末名:Redmi Note 10
#ガルマックスユーザレビュー

Redmi Note 10におすすめのSIMカード

Redmi Note 10を格安SIMで使いたいならおすすめのMVNOはこちら。全てではありませんがドコモ系、ソフバン系、au系、楽天モバイルの回線でそれぞれ検証しています。

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