約320ドルのRealme GT Masterレビュー!性能良し!VoLTE対応で超扱いやすい!
OPPO系列のブランドであるRealmeから約320ドル〜手に入るコスパ重視モデルの「Realme GT Master」をメーカーさんに触る機会を頂いたのでレビューをお届けします!
良かった点
- 安価ながらハイエンドクラスの性能
- ゲームも快適に遊べた
- VoLTE対応で使える回線が多い
注意点
- シングルスピーカー
- 標準と超広角カメラで画質が結構違う
目次をクリックすると各項目へ移動します
Realme GT Masterのレビュー
RealmeはOPPO系列のブランド。Xiaomiで言えばRedmiみたいなもんでコスパに優れる端末をRealmeブランドから数多くリリースしてるんです。
最近は日本への進出していて国内でRealmeスマホが売り出されることに期待されてます。そんなRealmeのコスパ重視モデル「Realme GT Master」は一体どんな仕上りなのかレビューでチェックしてみます!
▼まずはインプレッション動画からどうぞ!動画をご視聴頂くとより一層レビューをお楽しみ頂けると思います!↓
Realme GT Masterは付属品が一通り揃っている
Realme GT Masterの付属品はこんな感じ。
- 本体
- 充電器
- 充電ケーブル
- 保護ケース
- 保護フィルム(貼り付け済み)
- SIMピン
- クイックガイド
付属品はパッケージ購入だけで基本的に全て揃う感じ。
最近は日本のSIMフリースマホも充電器などが省かれがちになってきたんだけど、買ってすぐに保護ケースやら保護フィルムが揃っているのはありがたい。
▼保護ケースはソフトタイプでカラーはグレー。本体色を活かせるクリアケースではなく本体色と異なるんでこのみは分かれそうかなー。↓
▼充電器は65Wの超急速充電に対応してるエエやつが付属。ただし、プラグは海外仕様なので使いたい方は変換アダプタを手に入れておこう。↓
オススメのアクセサリー
Realme GT Masterは日本で販売しているスマホじゃないのでアクセサリーも少なめ。
保護フィルムとか中々手に入らないのでPDA工房さんに製作してもらってます!完成したらここに購入先などを記載しますね!
追記:作ってもらいました!
PDA工房さんに本レビュー機で寸法測定したRealme GT Masterの保護フィルムを製作頂きました!
▼フィルムタイプは複数リリースされているので好みの保護フィルムを選べますよ!↓
500円以上のご購入時に適用すると100円オフ!
▼Amazonでは手帳型ケースとか購入可能なんでチェック!↓
Realme GT Masterのデザインはシンプル
▼Realme GT Masterってデザインが2種類あって、こんなヤツもあるんです。↓
今回は残念ながら通常版なんですが、通常版もスッキリ&シンプルデザインで高品質な質感でしたよ!
▼今回はブラックなんだけど鏡面仕上げなので油脂は付着しやすいなー。マメに掃除しよう。あとブラウンカラーも入ってるから光の当たり具合で以下のようなブラウンっぽい色合いにも見えます。ディスプレイはパンチホールタイプで公式画像よりもベゼルは太め。↓
▼ディスプレイは6.43型で横幅73.5mmと平均的サイズ。にぎり辛くは無いけれど片手操作は難しいかも。↓
Realme GT Masterの実機AnTuTuベンチマーク
Realme GT MasterのSoCはSnapdragon 778でメモリは十分以上の8GB(6GB版もあるよ)を搭載しているミドルハイモデル。
スペックの詳細は以下から確認できます!それではベンチマークなどをチェックしてみよう!
▼Realme GT Masterの実機でAnTuTu(Ver9)を測定しました!総合スコアは540323点、GPUスコアは157,670点です!4万円以下のモデルとは思えない高性能っぷり。↓
▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
▼その他、Geekbench 5、PCMark、3DMarkでのスコアは以下の通り!↓
▼ストレージ速度は読み込みが1018.4MB/s、書き込みが865.4MB/s。この価格帯ならめっちゃ速いl↓
Realme GT MasterはVoLTE対応!
まずは検証結果から
ドコモ回線 | データ通信:○ 通話:○ (LINEモバイルで検証) |
ソフバン回線 | データ通信:○ 通話:○ (LINEモバイルで検証) |
au回線 | データ通信:○ 通話:○ (mineoで検証) |
楽天モバイル回線 | データ通信:○ 通話:○ Rakuten Link:○ (楽天モバイルで検証) |
ahamo回線 | データ通信:○ 通話:○ (ahamoで検証) |
povo回線 | データ通信:○ 通話:○ (povoのAndroid用SIMで検証) |
LINEMO回線 | データ通信:○ 通話:○ (LINEMOで検証、3G回線で通話できた) |
2回線同時待ち受け | ○ |
VoLTE | デフォルトで対応 |
技適の有無 | なし |
備考 | – |
OPPO、OnePlus、Realme。どれもOPPO系列のブランドなんですが、OPPO系の海外スマホって基本的にVoLTEが開放されていないんです。
このOPPO系スマホなんですがVoLTE開放がかなりハードル高め。PCやら色んなソフトやら使うんで超面倒くさいんです。
でも、VoLTEが対応していなくても少し前までは特に問題が無かったんです。それは、通話で3Gを使える回線が多かったから。
しかーし、最近話題になっているahamo、povoなどは3Gが使えない回線で、通話は4Gを使うんでVoLTE必須。つまり、海外スマホでVoLTEが開放されていないスマホでは通信出来ない場合が多くなってきました。
Realme GT Masterも「VoLTEに対応していないんだろうなー」って思ってたら、なんと、デフォルトでVoLTEに対応している!通信テストでも主要キャリアで通話・通信できてビックリした!
ちなみにRealme GT Masterが対応するバンドも充実しているんで、主要キャリアのプラチナバンドなども合致してます。海外スマホとしてネットワーク関連はSクラス級の扱いやすさですよ!
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Realme GT Masterを使ってみて気がついたこと
まずは検証結果から。
通知ランプ | ✕ |
指紋認証 | ○:画面内蔵/側面/背面式。速度・精度は申し分なし |
顔認証 | ○:速度・精度は申し分なし |
ツインアプリ (デュアルアプリ) |
○:SNS(Twitterで確認) ○:メッセンジャー(LINEで確認) ✕:ゲーム(PUBGで確認) |
PCモード | ✕ |
外部映像出力 | ワイヤレス出力:○ HDMIポートへの出力:✕ ディスプレイポートへの出力:✕ |
戻るボタン入れ替え | ○:デフォルトは右 |
ジェスチャー操作 | ○ |
クイックランチャー | ○:スマートサイドバー |
ゲームモード | ○:パフォーマンスが上がるタイプではない |
冷却システム | ○ |
MicroSD 内部ストレージ化 |
○:MicroSD自体非対応 |
Photoshop Camera | ○ |
PUBGモバイル グラフィック設定 フレームレート設定 |
スムーズ設定時→【スムーズ】+【極限】 最高クオリティ&フレーム設定→【HDR】+【ウルトラ】 |
スピーカー | モノラル |
イコライザー | ✕ |
Bluetoothコーデック | SBC:○ AAC:○ aptX:○ aptX HD:○ LDAC:○ aptX Adaptive:○ aptX TWS+:-(未検証) ※開発者オプション上の一覧と接続テストの結果です。お手持ちの機器での接続を保証するものではありません |
DRMコンテンツ | Widevine:L1 Amazonプライムビデオ:HD(高画質)で再生を確認 Netflix:FHD画質で再生を確認 |
高リフレッシュレート | 60Hzと120Hzを切替可能 |
表示モード | ダークモード |
画質調整 | ○ |
備考 | – |
扱いやすい日本語対応が嬉しい
初めての海外スマホで気になるのが日本語対応。最近は少なくなってきましたが、まだまだローカライズが怪しいスマホもあるんですよね。
Realme GT MasterはRealme UIを搭載しているんですが、隅々まで日本語にちゃんと対応してくれてます。使い心地は日本のOPPOスマホとなんら変わらない印象なんで、ライトユーザでもめっちゃ扱いやすいはず!
▼細かい部分まで対応している日本語は怪しい感じではなくちゃんとしてる。↓
普段使いだけじゃ無い!重量級タイトルも快適に遊べるゲーム性能
AnTuTuではハイエンドクラスのスコアを叩き出したRealme GT Masterなんですが、実際の使い心地は・・・最高です。
まず、WEBブラウジングや動画視聴、SNSなどライトな使い方はフラッグシップモデルとなんら変わらない動き。
数年前に3〜4万円でスマホ買った方は、同じような価格で手に入るRealme GT Masterを使うとヌルヌル・サクサク感にビックリするはず!
続いてはゲーム性能。
僕のプレイしているゲームで恐縮なんですが、PUBGモバイルは快適レベルで遊べてます!ゲーム性能が高くスムーズ+極限の設定でプレイ可能なのは驚いた。
▼数年前は10万円クラスのスマホじゃないと難しかったスムーズ+極限が設定できちゃうなんて・・・性能の進化は恐ろしい。↓
超滑らかなディスプレイは映画とも相性良し!
Realme GT Masterは比較的安価なスマホなんですが、ディスプレイは高価格帯モデルに搭載される有機ELディスプレイを採用!
▼視野角も広いし、黒色=消灯で黒色の表現力は抜群だし、発色もすごく良い。ちなみにRealme GT Masterのディスプレイを通して見る写真とかめっちゃ色鮮やか。↓
このクラスで滑らか表示に対応しているスマホは珍しく無くなってきたけど、この価格帯なら90Hzってのが多いんよね。Realme GT Masterはどうなんだろう?と確認したら、なんと120Hzに対応!
▼一般的なスマホが60Hz表示なので、2倍滑らか!WEBブラウジングのスクロールも残像感が少なく目の疲れも軽減してくれる。ただ、個人的にはバッテリー消費とのバランスが良い90Hz固定も出来たら良かったなーって思います。↓
ディスプレイに無理やり絡めてもう1つ嬉しいポイントを紹介しときます。
スマホで動画を観ることって多いと思うんですが、映画やアニメなどいわゆる著作権動画コンテンツを綺麗に視聴するには「Widevine」って仕様がどのレベルに対応しているかで変わってきます。
▼Realme GT Masterは最高レベルのWidevine L1に対応!つまり、高画質で映画なんかを楽しめます!↓
安いスマホだとWidevine L3とかでSD画質になる場合もあるんですが、Widevine L1対応は嬉しい!ちなみにNetflixだけじゃなくてAmazonプライムビデオでもHD再生できました!
スピーカーはシングルかぁ。音質求めるならイヤホン使おう
ディスプレイが良かったんでスピーカーにも期待してたんですが、残念ながらステレオじゃなくてシングルスピーカー。
音質は結構良いんだけど、普段からステレオスピーカーのスマホ使っていた身としてはやっぱり物足りなさを感じるなー。
音質を求めるならイヤホンジャックが付いてるんで有線イヤホンなどを使うか、Bluetoothコーデックが充実しているんでBluetoothイヤホン使いましょう。
▼Bluetoothコーデックはハイレゾ音質まで飛ばせるLDACほか、低遅延が魅力のapt-X Adaptiveにも対応してますよ!(実際に接続できることを確認済み!)↓
バッテリーの充電がめちゃくちゃ速い
Realme GT Masterは付属している充電器が65W。これ、メチャクチャ速い。
▼バッテリー容量がグングン増えている様子が分かるはず。バッテリー容量は4300mAhで大容量なんだけど、バッテリー容量が増えると充電時間が長くなっちゃうんで、この65W充電は嬉しいポイントでしょう。↓
Realme GT Master(4300mAh)の65W充電がマジ速い pic.twitter.com/YLsyaayZDX
— GARUMAX (@GaruJpn) August 23, 2021
Realme GT Masterのカメラ・写真・動画
構成・画素数 | 64MP(メイン)、8MP(超広角)、2MP(マクロ) |
撮影モード | 夜景、動画、写真、ポートレート、64MP、星空モード、アウト/イン同時動画撮影、スローモーション、タイムラプス、映画、エキスパート、パノラマ、テキストスキャナー、ウルトラマクロ、ストリート |
ズーム | デジタル。2倍と5倍にワンタップ切り替え可で以降はピンチ操作で最大20倍まで対応 |
シャッター音の消音 | 設定から可 |
マニュアルの設定幅 | ISO:100〜6400、WB:2000〜8000、SS:32〜1/8000、露出:-2〜+2 |
動画解像度 | 4K/30FPS、1080P/60FPS、1080P/30FPS、720P/60FPS、720P/30FPS |
手ブレ補正 | 1080P/60FPSで1段階目の手ブレ補正 1080P/30FPSで2段階目の強力な手ブレ補正 |
Realme GT Masterのカメラは標準カメラのほかに広い範囲を撮影できる超広角カメラ、ドアップで撮影出来るマクロカメラを搭載。
▼AIによる画質チューニングはガッツリ系。見た目よりもガツンと色鮮やかに撮影できるんでSNSで映える写真を撮影しやすいのが良いね!↓
▼マクロカメラでドアップ撮影。おおお。かなり鮮明に撮影できる。↓
▼Realme GT Masterは深度カメラを搭載していないけどポートレート写真は自然な感じに仕上がるんで実用的な仕上り。↓
超広角〜ズームまで4つの画角を簡単に切り替えられる!
写真を撮影する時に標準カメラで被写体を捉えた時、「もう少し引きたい」とか「もう少しズームしたい」とかあるはず。
▼Realme GT Masterはワンタップで4つの画角に切り替えられるからめっちゃ使いやすい。超広角、標準、2倍、5倍で並べてるんですが、超広角と標準の色合いが結構違うんで気になる人は気になるかも。↓
Realme GT Masterは先述通り、標準カメラ、超広角カメラ、マクロカメラの3カメラ構成。ってことは先程紹介した写真の「2倍」と「5倍」はデジタルズーム。
デジタルズームって画質が劣化するんだけど、どうでしょうか?これくらいの画質なら全然使える感じよね。
夜景撮影も標準と超広角で色味が変わるのが気になった
Realme GT Masterは夜景モードを搭載。シャッターを切ると処理が終わるまで数秒を要するタイプだけど、手ブレ補正が優秀なので特に手ブレを気にせず撮影してOKなラフさを持ち合わせてます。
▼夜景モードは標準カメラだけじゃなくて超広角でも使えるんですが昼撮影と同じく色味が結構変わっちゃいます。あと、流石にカメラにとって不利な光量の少ない夜間だとデジタル5倍ズームは画質が劣化しちゃいます。撮影するなら標準がオススメかなー。↓
自撮りカメラはなんか赤っぽい仕上りに
▼インカメラでも精細に撮影できるんですが、なんだか全体的に赤っぽい感じ。もちろん綺麗に撮影できることもあるんだけど、稀に失敗することがあるんで記念撮影の時は撮影後のチェックしたほうが良さげかな!↓
超強力な手ブレ補正でビデオ撮影も高クオリティ!
手ブレ補正はかなり強力な部類。
補正は2段階用意されてました。利用できる条件は以下の通り!
- 超広角:手ブレ補正が使えない
- 標準AIオフ:2段階の強度で手ブレ補正が使える
- 標準AIオン:手ブレ補正が使えない
こんな感じで手ブレ補正を利用するなら、「標準カメラでAIをオフにして撮影」しましょう!
実際の手ブレ補正の具合はインプレッション動画に収録しています!以下から確認できるのでチェック!
まとめ
約320ドルって価格を考えると、コスパの高さがキラッと光る部分の多いスマートフォンでした。
デザインは飽きのこないシンプルな仕上りだし、性能もハイエンドレベル。ディスプレイも充電しようもフラッグシップ並。強いて言えば気になるのはシングルスピーカーくらいだったかなぁ。
とにかく、この価格ではなかなか無い仕上りのモデルでした。
その他で特筆すべき点はRealmeスマホだけどVoLTEが開放されていることかな。これはかなりデカイ。周波数も主要キャリアにガッツリ合致しているし、なんの苦労もなく主要キャリア回線に繋がるイージーさは魅力。
技適さえあれば明日にでも日本で発売してもおかしくないほど。
日本語にもバッチリ対応しているし、中華スマホのコスパを体験したいライトユーザさんは要チェックモデルですよ!
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Realme GT MasterにおすすめのSIMカード
Realme GT Masterを格安SIMで使いたいならおすすめのMVNOはこちら。全てではありませんがドコモ系、ソフバン系、au系、楽天モバイルの回線でそれぞれ検証しています。
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