ROG Zephyrus G14 GA402のレビュー!使って分かったメリット・デメリットと評価まとめ!
ROG Zephyrus G14 GA402をメーカーさんからお借りしたので実機を使って分かったメリット・デメリットをレビューでお届けします!
メリット・良かった点
- 圧倒的なパフォーマンス
- 上質なタッチのキーボードとタッチパッド
- 思ったよりも色々表示が可能なAnime Matrix
デメリット・注意点
- 発熱が半端ない!
- 上位モデルは30万円とソコソコ高価
- 下位モデルではAnime Matrixには対応していない
目次をクリックすると各項目へ移動します
- ROG Zephyrus G14 GA402の発売時期と価格!
- ROG Zephyrus G14 GA402の詳細スペック!
- ROG Zephyrus G14 GA402の付属品・同梱物をチェック!
- ROG Zephyrus G14 GA402のデザイン・外観をチェック!
- ROG Zephyrus G14 GA402の性能をチェック!
- Armoury Crateで本体の管理がしやすくなっている!
- パフォーマンスモード中はかなり温度が高め。
- キーボード、タッチパッドはしっとりとした押し心地
- ROG Zephyrus G14 GA402のメリット・デメリットと評価まとめ
- ROG Zephyrus G14 GA402の割引情報・購入先まとめ
ROG Zephyrus G14 GA402の発売時期と価格!
今回レビューするのはRyzen 9 6900HS/Radeon RX 6800S/32GB/1TBの最上位モデル。価格も公式直販にて299,800円と高価ですが、度々セールも行われているので狙っている方はお見逃しなく!
購入先や割引情報(あれば)は記事下部に記載しているのでチェックしてみて下さい!
ROG Zephyrus G14 GA402の詳細スペック!
今回レビューしているのは最上位構成のモデルで、主要スペックは以下の通り。
▼ガルマックスでもROG Zephyrus G14 GA402に関する記事を投稿しているので、あわせてご覧ください!↓
ASUS ROG Zephyrus G14 GA402 登場!CPU、 GPUにハイエンドなAMDプロセッサを搭載したゲーミングノートPC!
ROG Zephyrus G14 GA402の付属品・同梱物をチェック!
- 本体
- ACアダプター
- 冊子類
ROG Zephyrus G14 GA402の付属品は本体以外にACアダプターと冊子類とかなりシンプル。
▼付属品のシンプルさとは打って変わり、外箱は以下のように凝ったデザインになっているのが特徴ですね。↓
ただし、ACアダプターは240W供給仕様とゲーミングノートPC向けなだけありかなり巨大。Ryzen 9 6900HSとRadeon RX 6800Sがフルパワーで動作できるような電力を賄わないといけないのでしょうがない点ではありますけどね。
▼普通のノートPCのACアダプターよりも巨大なため、頻繁に持ち運ぶのはちょっと面倒かも…↓
ROG Zephyrus G14 GA402のデザイン・外観をチェック!
▼ROG Zephyrus G14 GA402の天板はAniMe Matrix用の穴が無数に配置されているのが特徴的。端っこにチラリと埋め込まれているROGのプレートもカッコいい!↓
▼底面は排気のためにスリットが設けられていますが、これもかなりデザイン性が高くカッコいい!↓
▼左右の端子類はこんな感じ。奥側(ヒンジ側)は両面ともに排気口になっていますね。↓
▼背面はほとんど全てが排気口となっており、排熱性能の高さが伺えます。↓
ROG Zephyrus G14 GA402の性能をチェック!
やはり皆さんが気になるのはROG Zephyrus G14 GA402が搭載するRyzen 9 6900HSとRadeon RX 6800Sを含めた実力のはず。ということで各種ベンチマークを行いROG Zephyrus G14 GA402のパワーを確認していきたいと思います!
▼Geekbench 5での実機スコアはこんな感じ。シングルコアが1498、マルチコアが8177でした!↓
▼Geekbench 5(OpenCL)のスコアは以下の通り!↓
▼PCMark、3DMarkでのスコアは以下の通り!PCMark10のスコアが3696、3DMark(Time Spy)が5482でした!↓
▼CINEBENCH R23でのスコアは以下の通り!シングルコアは1546、マルチコアは11103でした!↓
▼CrystalDiskInfoにて内蔵SSDをチェック。Micron製PCIe 4.0×4接続のSSDのようです。↓
▼CrystalDiskMarkにて内蔵SSDのスペックをチェック。読み込みが3605.15MB/s、書き込みが3434.31MB/s(どちらもシーケンシャル)とPCIe4.0接続だけありノートPCのSSDとしてはかなり性能が高めです。↓
▼FF XIVベンチマークを計測。FHD解像度の最高画質設定でスコアは14394。判定は「かなり快適」でした。↓
▼GTA V内のベンチマークを計測。設定は以下の通り。FHD画質を軸に高めのグラフィック設定にしています。↓
ベンチマーク中は一番負荷のかかる昼夜切り替わり場面で60FPS程度までフレームレートが落ちるものの、ほぼ全てのシチュエーションで120FPS前後で推移とかなり快適にゲームが遊べそうな結果となりました。
▼GRID(2019)内のベンチマークテストでも計測。設定は以下のように2K解像度を軸に最高画質ベースでテストしています。↓
▼ベンチマーク結果はこちら。平均値で60FPSと快適に遊べる最低基準は満たしています。変動もかなり少なく安定してFPSが出せているようですね。↓
▼Shadow of the Tomb Raiderのベンチマーク結果はこちら。最高画質でも平均で60FPSは出ており、滑らかに推移していました。↓
▼Apex Legendsの訓練場でも下記のグラフィック設定で動作テストを行いましたが、カクつく場面は無く快適でした。ただ、訓練場は負荷も少なめですので、実戦では変わってくる可能性もあるのでご注意ください!↓
Armoury Crateで本体の管理がしやすくなっている!
ROG Zephyrus G14 GA402にはArmoury Crateと名付けられた管理アプリがプリインストールされており、内部パーツの情報やAnime Matrixの管理などが一元で可能になっています。
▼ホームではCPU、GPUの温度や冷却ファンのスピードなど重要な情報が一括で把握できるようになっています。特にROG Zephyrus G14 GA402は平均温度が高くなりがちなので、CPU温度などが把握しやすいのは個人的に嬉しいポイントです!↓
▼ROG Zephyrus G14 GA402のウリであるAnime Matrixの制御もArmoury Crate内で可能。↓
▼アニメーションはこんな感じ。画像のパターン以外にも何種類かパターンが用意されており、自分が好きなように組み合わせて表示させることもできちゃいます。↓
▼現在のバッテリー残量表示もAnime Matrixで表示できるので、見た目だけではなく実用性も兼ね備えているのは感心しました。↓
パフォーマンスモード中はかなり温度が高め。
ROG Zephyrus G14 GA402はゲーミングノートPCでもかなりのハイスペックモデルに位置するため、発熱の問題からは逃れられない宿命にあると言えるでしょう。
まだバッテリー駆動時は電源制御がしっかりと効いているからか発熱は比較的穏やかですが、電源接続時は標準だと能力が発揮しやすいパフォーマンスモードへ変更されるため、その分温度上昇が激しくなってしまいます。
ゲーム中など高負荷の状態では排気口付近は火傷しそうなくらいの熱風が排出されるのはゲーミングモデルの宿命とはいえ、精神衛生上良くはありません。
また、電源接続中のパフォーマンスモード時ではスリープ中でもほんのりと暖かい状態になっているので、上記の熱風の点からもパフォーマンスモード時にはこまめにArmoury Crateでステータスを確認しつつ冷却を行った方がパーツの延命のためにもいいかもしれませんね。
キーボード、タッチパッドはしっとりとした押し心地
ROG Zephyrus G14 GA402のキーボードはゲーミング用途のキーボードで想定されそうな「カチャカチャ」した押し心地ではなく、何だかしっとりとした感触で上質な印象を受けました。
しっかりと押した感触もありながらも打鍵音は静かですので、騒音の元になりにくいのはメリットの一つ。少なくともキーボードは「ゲーム用途以外のオフィスワークでも使えそう」に感じましたね。
タッチパッドも面積が大きい上に操作面はサラッとしており、押し心地もクリック感がしっかりある上にしっとりとしている感触でこちらも好印象でした。
ROG Zephyrus G14 GA402のメリット・デメリットと評価まとめ
ROG Zephyrus G14 GA402は巨大なACアダプターといい、電力を馬鹿喰いする点(バッテリー駆動時はパフォーマンスは抑えているので多少はマシですが)といい、外出先へ頻繁に持ち運んで作業をするような使い方はあまり得意ではありません。
しかし、ハイスペックなゲーミングノートPCを求めている方は上記の点よりもむしろ「いざというときに持ち運べるハイスペックさ」を求める向きが強いのではないかと思います。
また、価格も今回レビューした上位モデルは約30万円と手軽に出せる金額ではありませんが、ゲーミングノートPCは上を見ると50万円、60万円も当たり前な世界。
ROG Zephyrus G14 GA402はちょうど中間くらいの価格帯でこれだけの性能が得られると思うとまぁ妥当かなとも思います。したがって30万円という価格は上記のデメリット・注意点の項目で挙げはしましたが、明確なデメリットとも言い難いです。
というか、Ryzen 9 6900HS/Radeon RX 6800Sの組み合わせが想像以上にパワフルでAnime Matrixなど細部の作りもよかったこともあり、個人的には忖度無しでかなり満足できる製品に感じました!
パワフルでガンガン使えるRyzen搭載ゲーミングノートPCをお探しの方はとりあえず候補に入れちゃっていいのではないでしょうか?
ROG Zephyrus G14 GA402の割引情報・購入先まとめ
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