Lenovo Xiaoxin Pad 11のスペックまとめ!2.5KディスプレイのDimensity 6300搭載エントリータブレット

Lenovo Xiaoxin Pad 11

Androidタブレット市場でも存在感を日に日に増しているLenovoから、中国市場向けモデルにXiaoxin Padの新型モデル「Xiaoxin Pad 11(2025モデル)」が発表されたので紹介していきます!

Lenovo Xiaoxin Pad 11の詳細スペック

SoC Dimensity 6300
メモリ 6GB/8GB
容量 128GB/256GB
microSDカード対応(2TB)
ディスプレイ 11インチ、液晶、2560×1600、最大90Hz
アウトカメラ 800万画素(メイン)
インカメラ 500万画素
バッテリー 7040mAh
20W
サイズ 254.59×166.15×6.99mm
重量 480g
対応バンド
OS Android
防水防塵
備考 クアッドスピーカー

スペック表に関する免責事項

最近のLenovoタブレットと共通のデザイン

Lenovo Xiaoxin Pad 11

Xiaoxin Pad 11は前モデルであるXiaoxin Pad 2024と同じデザインを採用。最近(2024年から)採用されている背面デザイン(上側4分の1ほどを覆っているテクスチャーに中央にデカデカと配置されているLenovoロゴ)を継承しています。

ただし、カラーバリエーションはグレーとパープルからグレーとライトブルーの組み合わせと少し変更されているのが大きな変更点と言えますね。

SoCはDimensity 6300を搭載

Lenovo Xiaoxin Pad 11

Xiaoxin Pad 11のSoCはDimensity 6300を搭載。AnTuTu総合スコアは40万点前半なので、前モデルであるXiaoxin Pad 2024に搭載されていたSnapdragon 685よりもすこ〜しだけパワーアップ。

余談ですが、Dimensity 6300は5Gに対応したHelio G99という言葉がピッタリなくらい性能的には似通っています。使用感的にはHelio G99タブレットと同じと考えていいのかも。

本機はWi-Fiモデルがメインなので、Dimensity 6300じゃなくてHelio G99でも良かったんじゃ?と思ったのはここだけの話。

▼Dimensity 6300がどの程度動くSoCなのか以下の記事で解説してるので気になった方はどうぞご覧ください!↓

Dimensity 6300のCPU/GPUのスペックとゲーム性能、実機動作まとめ

▼以下は2025年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約200万点以上
GPUスコア:約70万点以上
(ハイエンド)ヌルヌル。動作に不満なし
総合スコア:約150万点〜200万点
GPUスコア:約50万点〜70万点
(準ハイエンド)サクサク、重いゲームもOK
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約30万点〜50万点
(ミドルハイ)重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約10万点〜30万点
(ミドルレンジ)軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜10万点
(エントリー)必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
(ローエンド)サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

前モデルから解像度アップ!

Lenovo Xiaoxin Pad 11

Xiaoxin Pad 11のディスプレイは機種名の通り11インチとタブレットでは標準的なサイズのものが搭載されています。リフレッシュレートは90Hzと滑らか表示が可能なラインをクリアしてきています。

と、ここまでは前モデルと同じですが、進化した点は解像度。前モデルでは1920×1200とFHD相当でしたが、本機では2560×1600とWQHD相当まで高精細になりました!

まぁ現在流通しているコンテンツの主流は大体FHDなので過剰ではありますが、あって困るものではないので素直に嬉しいですね!

Dolby Atmos対応のクアッドスピーカー搭載

Xiaoxin Pad 11はXiaoxin Padの中でもエントリー寄りの製品ですが、しっかりとクアッドスピーカーを搭載しています。

しかもLenovoお得意のDolby Atmosも組み合わせているので、他社のエントリータブレットと比べると音質の違いは結構ありそう!

7040mAhのバッテリー搭載

Lenovo Xiaoxin Pad 11

Xiaoxin Pad 11のバッテリー容量は7040mAhと11インチタブレットとしては普通サイズ。充電能力も最大20Wと急速充電止まりですが、タブレットのエントリーモデルではよくあるので目立った欠点ではありませんね。

Lenovo Xiaoxin Pad 11まとめ

Lenovo Xiaoxin Pad 11の発売日は5月で記事執筆時点の価格は以下の通り。

  • メモリ6GB+容量128GB:899元(約1.8万円)
  • メモリ8GB+容量128GB:999元(約2.0万円)
  • メモリ8GB+容量256GB:1199元(約2.4万円)

Xiaoxin Pad 11は大幅なモデルチェンジではなくマイナーチェンジ的なモデルではありますが、着実な進化は果たしているモデルと言えます。例えるならiPad AirのM1モデルとM2モデルの関係性に近いかも。

価格は1万円台後半からと前モデルからほとんど変わらずなのも嬉しいポイント。日本ではハイスペックなXiaoxin Pad Proの方が人気のイメージがありますが、本機も見逃せない存在ではないかと睨んでおります!

最近の例だとXiaoxin Padは日本市場でも名前を変えて発売されているので、日本上陸も楽しみですね!

ページトップへ