ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proのレビュー!性能アップ!90Hz表示も対応して動作快適な8.4型タブレット

柳生です。小型タブレットことALLDOCUBE iPlay 70 mini Proを提供いただけましたんでレビューしていきますよ!今回は先代モデルことALLDOCUBE iPlay 60 mini Proといくつか比較しつつどう変わったかもお伝えしてゆきます。

■ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro■

初出時価格→32,999円

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スペック、ベンチマーク、検証結果

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軽量小型、かつ触り心地が上がったボディ形状

まずALLDOCUBE iPlay 70 mini Proの外装・デザインから見ていきます。

▼カラーはグレー。メーカーロゴのシャレたキューブデザインとデュアル風カメラデザインが特徴的です。↓

▼先代モデルと並べるとこんな感じ。同じグレーでも若干色味が異なっていますね。カメラの部分だけでなくロゴの有無だったり、違いはなかなかある。↓

▼サイズは長辺202.7mm、短辺126mm、厚みは7.3mmで重さは310g。8型タブレットなりのミニサイズ。個人的には「巨大サイズなスマホ」として捉えてもいいと思えます。後述するけど動作も画面も結構良いし(`・ω・´)。↓

▼最近はフラット形状化しているモデルがかなり多く本モデルもその1つ‥なのですが、側面にかけてナナメにカットされているおかげで持ち心地も良いですね。先代モデルから改良されているポイント。↓

▼先代モデルはカドがあります。案外側面からでも違いはわかりやすい。↓

性能がパワーアップして快適度が向上した!

SoCはMediaTek製のMT8791を搭載。

AnTuTu公称値は50万点のSoCですが、本機はそれを超える53万点を記録!先代モデルのHelio G99では大体39~41万点ほどだったので、約10万点ほどの伸びを見せています。

普段使いは快適!WEBブラウジングもサクサク

Androidタブレット、安価なものだとガルマックスの基準でエントリー水準(前モデルのHelio G99も現時点ではエントリー的な性能になりました)が多かったんですが、本機は現行ミドル水準の領域に達したことで動作もかなり快適になっています。

アプリの立ち上がり、ローディングの速さもかつての泥タブのそれを凌駕しており、小さいながらもサクサク動くパワフルさ。かなり良いです。

▼そこそこ負荷を要求してくるWEBブラウジングも快適でした。後述する高リフレッシュレートのおかげでレスポンスも良し。↓

3Dゲームは厳しい。2Dゲームなら快適

3Dゲームはやはり厳しいです。例えば原神、スターレイル、そのあたりの重量級ゲームだと画質を落としてもシーン次第でカクつきは出てくる。やはりハイエンドスペックでないと快適には遊べんね。

▼こういう2D系ゲームなら無問題どころか快適でした。↓

そもそもタブレットでゲームを遊ぶかと言われると筆者はあんまりなんだけど、暇つぶしにやるのであればアリっちゃアリか‥。画面はスマホよりデカいんで、それを考えれば良いのかも。

▼ゲーム性能を求めるならALLDOCUBE iPlay 70 mini Ultraあたりを選ぶのが無難↓

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Ultraの本音レビュー!実機で使用感やゲーム性能をチェックしてみた!

90Hzディスプレイがなめらかで良い

ディスプレイは先代から大きく進化した点として最大リフレッシュレート。90Hzに対応したことでなめらかさがアップしていますよ!

タッチの応答性もアップしており、体感でキビキビ動いてくれるため、総じて快適さが上がっています。ナイススペックアップ。加えてIPS液晶なことで視野角も広く、色の鮮やかさもあって変な色むらもありませんでした。

解像度も先代同様に1,920×1,200のWQXGAクラスに対応でGood。8型タブレットは低解像度になることもしばしばあったんで嬉しいポイントですね。スマホ同様に文字、アイコンの視認性といった点で恩恵を感じます。

▼性能十分。小さくて持ち運びやすく片手でも持ちやすい。それでいて解像度もあって文字の細かさも表示できるゆえに、電子書籍としては最高レベルのタブレットに思えます。↓

スピーカー位置が「縦向け」になったのが大きな違い

本モデルで一番物議を醸すであろう点がスピーカー。なんと前モデルから配置が変わりました。

▼前モデルのALLDOCUBE iPlay 60 mini Proでは横向きのときに左右にスピーカーが並ぶように配置。両側から音が出るようになっています。しかし本機は短辺のほうのみに配置。つまり横向きのときに片側からしか音が出ないようになりました。

このあたりはタブレットを縦・横のどちらで沢山使うかで評価が分かれそうなところですが、横派な筆者は実際に聴き比べて大きな差を感じたので残念に感じた部分ではありました。

音質自体はALLDOCUBE iPlay 60 mini Proよりはアップしており、低音、中音域のダイナミックさは増していてスピーカーのモノ自体は良くなっているようです。

▼横向けの動画は偏りが否めないので微妙になっちまったけど、こういうショート動画みたいに縦向きで見るものなら無問題。上でも書いたように電子書籍にも良い。コメント欄を同時に出すようなライブ配信視聴にもGood。↓

「横向きで動画を見るなら大きいタブレット」で、「ショート動画やライブ配信、そして電子書籍ならこっちを使ってほしい」という開発陣の意図を感じました。実際その意図かはさておき、そういう使い分けを意識したほうが良いのかもしれない‥。

そういう意味では、無理にALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro1つで全部こなすよりも、長所と短所を割り切って使いようをハッキリ分けておくことで、それぞれの強みを最大限に維持できるからむしろ良いのかもしれない‥多分、きっと、メイビー。

カメラの画質はまあまあ良い

Androidタブレットで写真を撮影する機会はスマホほどは無いとは思いますんで需要はあるかはさておき、せっかくなので試しておきましょう。

▼画質は先代モデルと撮り比べたらこんな感じ。色味がかなり鮮やかになっておりぜんぜん違いますね。左がALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro、右が先代モデル。↓

電池持ちは中々良いが、出先で使う場合は充電必須

バッテリー容量は先代と同じ6,050mAh。電池持ち自体にと大きな変化はみられません。充電頻度の高い家庭用タブレットとしては申し分なく良いし、出先で使うならちょっと心もとないってぐらい。

出先の場合だと使用頻度によりますが、WEBブラウジングとSNSメインでも半日で7割ぐらいはなくなるので、GPSでのカーナビ用途の場合だとモバイルバッテリーは必須です。

SIM対応!対応バンドも広がってソフバン以外のSIMもイケる

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proはセルラータイプのタブレット、ゆえにSIMにも対応しておりデータ通信も電話もできる優等生。ここも先代同様な部分なんですが、先代にはなかったドコモとauの主要バンド「19」「18/26」に対応してくれたのはデカい。

たいていのSIM対応タブレットってソフバン系バンドしか重要なバンドに対応していなくて、それ以外だと電波の掴みが悪くなってしまうのが難儀でしたが、ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proはその心配なく使えます。筆者のドコモ、楽天SIMも十分使えてハッピー。

▼もちろん通話も対応していました。まれにSIM対応してて通話ができないモデルってあったんですが、本機はしっかり対応してて安心。なおレシーバーは無いのでスピーカーあるいはBluetoothイヤホンでお話しすることになります。↓

あとGPSも先代同様に対応。コンパスがないのも同じです。Googleマップなら動きで矢印が出てくれるのでナビ自体は可能ですが、停止時で方向が変わってしまうこともあります。ここも先代同様。次モデルはコンパスも欲しいところですね(´・ω・`)。

OSアップデートで独自OSに進化する

▼先代モデルからメーカー独自OSのALLDOCUBE OSに対応しはじめましたが、ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proは素のAndroidOSのままでした。UIデザインがぜんぜん違う。↓

▼アップデートをかけたところ、ALLDOCUBE OS 4.0に対応。UIデザインがガッツリ変わりました!ちなみにベースバージョンも現行最新のAndroid 15。↓

個人的にはこのUIデザイン、かなり好み。ベースは白/黒で、アイコンだけカラーがついてて見た目のシンプルさと楽しさ、わかりやすさいずれも感じられますし。

▼通知センターも分離タイプになっており。上からスワイプでも左側で通知、右側でコントロールパネルという挙動になっています。↓

ノーマルのAndroidのようにどっちも同時表示はできなくなってるので、この点は個人的に残念。筆者はどっちも同時表示してほしかったです。

文字を認識してくれるAI画面認識機能に対応

▼あと画面をまるごと認識して文字に起こしてくれる画面認識機能が搭載。これ結構良い機能で、普通は選択してコピペできない画面でも、文字に起こすことで翻訳させたりコピペできるのが良い。↓

▼そのまま翻訳にブチ混むことも可能。個人的には送られてきたPDFファイルを翻訳するのに使えそうだなって感じました。↓

スクショのプレビューと音を消せるようになった

▼結構嬉しい機能としてはスクリーンショット関連。特に、スクショ音を消せるようにったのはでかいです。なぜか消せないモデルって多いのでなおさら‥↓

またスクショ撮影後のプレビュー(左下に小さい画面が出てくるあれ)も消せるので邪魔にならないのもGood。

ただ音とプレビューをオフにすると、スクショしても完全にその目印となる表現が出なくなってしまうので、スクショできたか否かがわかりにくくなってしまいます。 Galaxyみたく四隅が白く光るみたいな軽い表現ほしかったな‥。

生体認証に対応していない点が残念

先代同様の残念ポイントとしては生体認証に非対応という点。これ他メーカーだと安くても顔認証に対応していることが多かったんだけど、なぜかこのモデル(と先代)は対応してくれません。

安いモデルなので指紋認証に対応していないのは仕方ないとして、顔認証でのロック解除は対応して欲しかったところ。メーカーさん、次期モデルでは対応お願いします!

小型なりの使い方で快適に楽しめるモデル

見た目は似ているものの、先代から全体的にブラッシュアップされており性能も持ちやすさも音質自体もアップ。これで2万円ほどとなれば全然買いですョ。

スピーカー配置こそ賛否分かれる部分ですが、個人的には小さいタブレットは縦固定で使うから全然アリですね(別でデカいタブレットを持ってるってのもあるんだが)。

先代モデルでも十分良いとは思うし型落ちになったんで安く手に入る可能性も大きいんですが、90Hz化しているので快適性はグンと上がった本機も是非とも触ってほしいぐらいオススメです(`・ω・´)。

▼価格は変動するのでリアルタイム価格は以下からチェックしてね!↓

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初出時価格→32,999円

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