Eureka E20 Plus 本音レビュー。ダストバッグ不要のサイクロン式ロボット掃除機がパワーアップ
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ロボット掃除機「Eureka E20 Plus」をメーカーさんに試す機会を頂きました。感謝!本機は流行りのサイクロン式ゴミ収集機能を搭載するモデル。実際に使ってみてどうなのかレビューでまとめました。
Eureka E20 Plusは、強力な吸引力、障害物検知、ランニングコストの低さを重視していて、モップは気が向いた時だけでOKという人と相性の良いロボット掃除機です。
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Eureka E20 Plusの基本機能をチェック
▼基本機能は以下の通り。↓
吸引 | 8,000Pa 絡まり防止ブラシ:◯ 自動ゴミ収集:◯(サイクロン式) |
モップ | 対応 リフトアップ:◯ 可動モップ:✕ 自動給水:✕ 自動洗浄:✕ 自動乾燥:✕ |
センサー | 落下防止:◯ 間取りマッピング:◯ 障害物回避:◯ |
その他機能 | 段差乗り越え:2cm ステーション自動クリーニング:✕ 見守りカメラ機能:✕ スマートスピーカー対応:◯ |
駆動時間 | 最大310分 |
▼同型の前モデルもレビューしましたが吸引力が2倍になるなど基本性能もグッと向上していますね。↓
Eureka E20 Plusの付属品チェック
▼Eureka E20 Plusの外箱はこんな感じ。↓
▼付属品は以下の通り。サイクロン式を採用しているのでステーションはダストバッグ不要となっています。↓
Eureka E20 Plusのデザインをチェック
Eureka E20 Plusは上位モデルのようにステーションに自動モップ洗浄・乾燥・水補充機能は備わっていないので比較的コンパクト。
▼ロボット掃除機が帰還している状態だと壁から約60cmは必要で設置スペース自体はそこそこ要ります。↓
▼ロボット掃除機は直径約34.5cm、高さ約10cmでサイズとしてはスタンダードなサイズ感。↓
▼回転ブラシは2つ備わっているタイプ。ローラーブラシは毛が絡まりにくいタイプとなりました。↓
毛の絡まりにくいローラーブラシは別売りオプションで扱っていることもあるので、標準搭載は嬉しい!
▼ステーションにはロボット掃除機に溜まったゴミを収集するダストカップが備わってます。流行りのサイクロン式を採用しているので排気も超クリーン。↓
ほとんどの製品はダストバッグを使用するタイプですが、Eureka E20 Plusはサイクロン式なのでダストバッグを購入する必要がなくランニングコストが低いのも魅力ですね。
▼ダストカップはバラして水洗いもできるので清潔感を保ちやすいのもGood。↓
Eureka E20 Plusの吸引力をチェック
Eureka E20 Plusは前回レビューしたEureka E10sと比較して2倍の8,000Paにパワーアップ。
▼大きめの猫砂もバッチリ吸い込んでくれます。↓
もちろんカーペットでも吸引力がアップしたお陰で小さなチリの取れ具合が結構違います。フローリングとカーペットを認識してカーペット上では吸引力を強くする調整(設定が必要)もしっかり行ってくれていました。
吸引力アップは嬉しいポイントですが、猫砂のような粒状のゴミはピーンと飛ばされることがありました。上の動画でも飛ばされてますね。まあこのクラスだと珍しくはないです。
フラッグシップモデルでは、粒状のゴミを認識するとゴミが跳ねないようサイドの回転ブラシの速度を落としてくれる機能を搭載していたりします。このあたりはグレードの差を感じるところですね。
とは言え、このクラスだと欠点とまでは言えないし、自身で掃除する労力・時間を考えると圧倒的に楽なので良しとしてます。
Eureka E20 Plusのモップ清掃をチェック
▼モップは使用時にロボット掃除機に取り付けた状態で水は掃除前にロボット掃除機の水タンクに補充する必要があります。↓
ちなみにモップはデフォルトで本体底面にセッティングされています。モップは2枚付属しているので掃除が終わったら新しいモップと交換しておけばOK。
▼モップ掃除は吸引しながらモップで水拭きしてくれます。水分量などはアプリから調整できるようになっていました。↓
やっぱり水拭き後の床はサッパリしていて気持ちが良いですね〜。たまには水拭きしてやると全然違うので購入したらぜひ試してみて下さい!
モップは1cmのリフトアップ機能も搭載されているので、薄めのカーペットならリフトが持ち上がりカーペットを濡らさず清掃できます。Good。
Eureka E20 Plusのモップは「使いたい時にセッティングするタイプ」なので、拭き掃除は気が向いた時にやるという人向けですが、たまに水拭きする分には便利に使えるはず。
「掃除のときは必ず水拭きもセットで!」という人は、モップ自体の清掃と乾燥、水補充・汚水排出、モップ洗い場の自動クリーニングが行える以下の全自動型が合ってます。気になったらチェックしてみて下さい。
Eureka E20 Plusの使い勝手をチェック
Eureka E20 Plusの全ての機能を使うには専用アプリをスマホに入れて操作する必要があります。
▼アプリでは、スケジュール清掃、吸引力やモップの水分量設定、部屋の間取りを記録して効率的に掃除できるマッピング、進入禁止エリアの設定などが行えます。↓
なお、アプリを入れたスマホとロボット掃除機の接続は自宅のWi-Fiを経由して行うので自宅にWi-Fi環境がない人はご注意を。ちなみに2.4GHz帯に対応してます。
その他、使ってみて感じたことをピックアップしていきます。
ゴミ捨てが凄く楽
ゴミ収集にサイクロン式を採用しているのでゴミ捨てが楽なのが凄く気に入ってます。
▼ダストカップは透明なのでゴミ捨てタイミングが分かりやすいですが、ゴミが丸見えなのは気になる人もいるかも。↓
▼ダストカップはロックを解除して取っ手を引っ張るだけでスポッとダストカップが外れます。↓
ごみ捨ても最近のサイクロン掃除機と同じくダストカップの蓋を開けてポーンとゴミ箱に捨てるだけ。すごく楽!
ちなみにダストカップの下部もパカッと開くようになっているので、ゴミ捨てのときは下部の蓋を開けて捨てましょう。
そういえば前にレビューしたモデルはロック機構が備わって無かったんですよね。本機はしっかり本体にダストカップをロックできるようになっているので安心感が高まってました。
ゴミ収集時の駆動音がそこそこ大きい
これはステーションにゴミ収集機能を搭載する全てのロボット掃除機で共通していますが、ゴミ収集時の駆動音がそこそこ大きいです。
ロボット掃除機内のダストボックスに溜まっているゴミをステーションに「吸い上げる」ので大きい音がするんですね。普通の掃除機を全開で動かした時のような吸引音と言えばイメージしやすいかも。
他の製品と比べると控えめではあるんですが、それでも初めてのロボット掃除機だとビックリする部分しそう。
まあこればっかりは仕方がないです。洗濯機だって乾燥機だって使っているときは結構な騒音がするものですし、そういう部類の製品と同じですね。
障害物検知はこのクラスだと優秀
Eureka E20 Plusはお手頃価格のロボット掃除機ですが、障害物を検知するDuoDetect AI 3D障害物回避技術が備わってます。
▼こんな感じで障害物をパッと置いても即座に認識するレベル。↓
床って荷物を置いたりして刻々と障害物の状況が変わるんですけど、スイっと避けて掃除してくれますよ。賢い。
このクラスとしては障害物回避性能が相当優秀ですが、ロボット掃除機と相性が悪いコード類は巻き込みます。なのでコードや紐状のものは片付けてから掃除しましょう。
絡まり防止ローラーブラシが優秀
ロボット掃除機のメンテナンスで地味に面倒なのがローラーブラシのお手入れ。結構毛が絡まるんですよね。
▼Eureka E20 Plusは上述した通り絡まりづらいローラーブラシを標準搭載!しばらく掃除してみましたがビックリするほど絡まりが軽減されてます。↓
もちろん100%絡まらないという訳ではないですが、半減以上と言って良いかも。ちなみに自宅で使ってるスティック掃除機はめっちゃ絡まるので、絡まりづらいローラーブラシは掃除機だと必須だなって思いました。
Eureka E20 Plusのレビューまとめ
良かった点
- サイクロン式でごみ捨てが楽
- ダストバッグ不要で低コスト
- 障害物検知が優秀
- ローラーブラシが絡まりづらい
注意点
- アプリを入れないと全ての機能が使えない
- モップは事前にセッティングが必要
- ダストカップのゴミが丸見え
モップは上述した通りセッティングが必要なので毎回水拭き必須の人には向いていませんが、たまに水拭きするくらいなら便利に使えます。
ダストバッグ不要でランニングコストが低いのも◎。あれ純正だと地味に高いですし。サイクロン式なのでごみ捨てが楽なのも気に入ってます。
という訳でEureka E20 Plusは低価格ながら十分な機能性を持つ製品でした。
Eureka E20 Plusは、ランニングコストの低さ、強力な吸引力、水拭き対応、簡単なゴミ捨て、高度な障害物検知を求めている人にピッタリなロボット掃除機。ぜひレビューを振り返りながら検討してみて下さい!
▼価格は変動するのでリアルタイム価格は以下からチェック。↓