HUAWEI Pura 80 Ultraのスペックまとめ!9.4倍光学ズーム対応、レンズ切替機構搭載のカメラスマホ!

少し前に中国で発表された「HUAWEI Pura 80 Ultra」というカメラフラグシップスマホのグローバル版が登場したのでスペックを見ていきましょう!カメラにレンズスイッチ機構という新技術を搭載しています。

同時に「HUAWEI Pura 80」「HUAWEI Pura 80 Pro」「HUAWEI MatePad 11.5 (2025)」も発表されています!

HUAWEI Pura 80 Ultraの詳細スペック

SoC 非公表(おそらくKirin 9020)
メモリ 16GB
容量 512GB
ディスプレイ 6.8インチ、有機EL、2848×1276、最大120Hz
アウトカメラ 5000万画素(メイン、f/1.6-f/4.0)
4000万画素(超広角、f/2.2)
5000万画素(望遠、f/2.4)
1250万画素(望遠2、f/3.6)
+150万画素(マルチスペクトルセンサー)
インカメラ 1300万画素
バッテリー 5170mAh
有線100W(SuperCharge)
無線80W(SuperCharge)
サイズ 163×76.1×8.3mm
重量 233.5g
対応バンド 3G:1/2/4/5/6/8/19
4G FDD:1/2/3/4/5/6/7/8/9/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/66
4G TDD:34/38/39/40/41/42
OS EMUI 15.0(Android 12)
防水防塵 IP68、IP69
備考

スペック表に関する免責事項

カラーは2色。巨大なカメラが特徴的なデザイン

▼カラーは鎏光金(ゴールド)、鎏光黑(ブラック)の2色。↓

▼カメラバンプは特徴的なおにぎり型で、かなり厚いです。本体は8.3mmなんですが…それと同じぐらいの厚みがありそうですよね。↓

SoCは非公表、メモリは16GB

メモリは16GB、ストレージは512GBです。

搭載されているSoCは非公表ですが、中国版はKirin 9020を搭載しているようなので、おそらく同じであると考えられます。

あくまでKirin 9020が搭載されていた場合の話ですが、AnTuTuスコアは130万点ほどで、普段遣いは問題なくできる性能です。ゲームに関しては中程度のゲームであれば問題なくプレイできますが、重量級ゲームは画質を調整する必要がありそうです。

▼以下は2025年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約200万点以上
GPUスコア:約70万点以上
(ハイエンド)ヌルヌル。動作に不満なし
総合スコア:約150万点〜200万点
GPUスコア:約50万点〜70万点
(準ハイエンド)サクサク、重いゲームもOK
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約30万点〜50万点
(ミドルハイ)重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約10万点〜30万点
(ミドルレンジ)軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜10万点
(エントリー)必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
(ローエンド)サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

6.8型ディスプレイ搭載、可変リフレッシュレート対応

▼ディスプレイサイズは6.8インチで、解像度は2848×1276。ピーク輝度は3000nitsに達し、最大120Hzの可変リフレッシュレートに対応しています。↓

9.4倍の光学ズーム対応クアッドカメラ搭載

カメラは50MP(広角、f/1.6-f/4.0)+40MP(超広角、f/2.2)+50MP&12.5MP(望遠、f/2.4&f/3.6)+1.5MP(マルチスペクトルセンサー)のクアッドカメラ構成。

光学ズーム9.4倍、デジタルズーム100倍に対応しています。また、自社開発のXMAGEイメージング技術を採用しています。

▼メインカメラはf/1.6-f/4.0の可変絞り対応の1インチの大型センサーを搭載。↓

望遠カメラには新技術のスイッチ可能レンズを採用。

センサーには1/1.28インチセンサーと、スマホの望遠カメラとしては現状最強の大型センサーを搭載しています。Xiaomi 15 Ultraの望遠センサーが1/1.4インチと1/2.51インチ、OPPO Find X8 Ultraが1/1.56インチと1/1.95インチであることを踏まえると、その性能は圧倒的です。

▼この1つのセンサーを2つのレンズが共有し、内部のプリズムを可動させることで、レンズを切り替えながら3.7倍と9.4倍の光学ズームを実現しているとのことです。↓

3.7倍~4.7倍のズーム域はf/2.4のレンズが、4.7倍~9.4倍はf/3.6のレンズがそれぞれ担当するらしい。

さすがHUAWEI。面白いことやってくれますね。

従来の形式であれば、ソフトウェア上でレンズを切り替えるだけなので、ラグはほとんどなくスムーズにズームが可能です。しかし、今回は物理的に切り替える機構が搭載されているため、とっさにズームしたい場面で動作がもたつかないかどうか気になりますね。

5,170mAhバッテリー搭載、100W充電対応

▼バッテリー容量は5,170mAh。残念ながら中国版から530mAhも削られています。Xiaomi 15 Ultraもグロ版は削られていたのでしょうがないですね。充電は100W(SuperCharge)の有線と80W(SuperCharge)のワイヤレスに対応しています。↓

ショートカット機能内蔵の電源ボタンを搭載

OSにはAndroidベースのEMUI 15.0を搭載。そろそろグロ版もHarmonyOS Nextを出してほしかったんですが、今回もお預けのようです。

▼他人にスマホの画面が見られていることを検知して、通知の内容を非表示にするAIメッセージング機能を搭載。凄いんだけれど…常にカメラがオンになってるってこと?↓

電源ボタン(スマートコントロールボタン)の2回押しや長押しでプリセット機能やアプリの起動などが可能とのこと。

中国版ではカメラのズームやシャッターなどにも対応していたのですが、グローバル版も対応しているのかな?

他社がショートカットボタンなどの別の物理キーとして搭載する機能を電源ボタンに集約してきています。確かに電源ボタンなんて頻繁に押さないので、押しにくい位置にボタン追加されるより良いかも!

HUAWEI Pura 80 Ultraまとめ

HUAWEI Pura 80 Ultraの発売日は2025年8月で記事執筆時点の価格は未発表です。

中国版の価格は先代から据え置きなので、グロ版も先代と同じ約21.5万円ぐらいかなと思われます。

1/1.28インチの大型センサーを搭載したレンズ切り替え式というロマンあふれる望遠カメラを搭載した端末です。他社のフラグシップ機とはまた違った路線を歩んでいるのは好印象。

SoC性能がAndroidフラグシップ機としてはあまり期待できない、OSが制裁の影響でAndroid 12止まり、5G非対応、などのグロ版HUAWEIの懸念点はあるのでそこら辺が許容できるならアリ…となんだかんだ言ってみたものの触ってみたいし欲しいですよ!望遠カメラの切り替え機能めちゃくちゃ面白そうだもん!!笑

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