vivo X Fold5のスペックまとめ!厚さ4.3mmで画面内指紋認証対応の折りたたみスマホ!

少し前に中国で発表された「vivo X Fold5」という折りたたみスマホのグローバル版が登場したのでスペックを見ていきましょう!最薄時4.3mmながら、Snapdragon 8 Gen 3搭載で、しっかり使えるレベルのカメラを搭載しています。

vivo X Fold5の詳細スペック

SoC Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3
メモリ 16GB
LPDDR5X Ultra
容量 512GB
UFS4.1
ディスプレイ メイン:8.03インチ、有機EL、2480×2200、最大120Hz
サブ:6.53インチ、有機EL、2748×1172、最大120Hz
アウトカメラ 5000万画素(メイン)
5000万画素(超広角)
5000万画素(望遠)
インカメラ メイン:2000万画素
サブ:2000万画素
バッテリー 6000mAh
80W(FlashCharge)
ワイヤレス40W(FlashCharge)
サイズ Gray折りたたみ時:159.68×72.6×9.2mm
Gray展開時:159.68×142.29×4.3mm
White折りたたみ時:159.68×72.6×9.7mm
White展開時:159.68×142.29×4.55mm
重量 Gray:217g
White:226g
対応バンド 3G:1/2/4/5/6/8/19
4G FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28/66
4G TDD:34/38/39/40/41/42/43/48
5G:n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n18/n20/n25/n26/n28/n38/n40/n41/n48/n66/n77/n78
OS Funtouch OS 15
防水防塵 IP5X、IPX8、IPX9
備考

スペック表に関する免責事項

カラーは2色、厚さ4.3mmで防水対応

▼カラーはWhite(ホワイト)、Grey(グレー)の2色。↓

▼重量は217g。折りたたみ時は9.2mm、展開時は4.3mmとかなり薄い!今年は折りたたみスマホの進化(薄型・軽量化)が凄まじいですね。↓

▼IPX8、IPX9の防水に対応!水にぶち込んでも大丈夫!IPX8、IPX9に対応していると雨の日なども濡れることを一切気にせず使えるので、かなり便利ですよ。↓

SoCはSnapdragon 8 Gen 3を搭載

SoCにはSnapdragon 8 Gen 3を搭載し、メモリは16GB、ストレージは512GB。

AnTuTuスコアの公称値は220万点!AnTuTu日常使いはもちろんのこと、多くのゲームは高画質でプレイできる性能があります。メモリにLPDDR5X Ultra、ストレージにUFS 4.1と現状最強の構成を使うことで、8 Gen 3としては少し高めのスコアが出せているようです。

▼Snapdragon 8 Gen 3がどの程度動くSoCなのか以下の記事で解説してるのでどうぞ!↓

Snapdragon 8 Gen 3のCPU/GPUのスペックとゲーム性能、実機動作まとめ

▼以下は2025年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約200万点以上
GPUスコア:約70万点以上
(ハイエンド)ヌルヌル。動作に不満なし
総合スコア:約150万点〜200万点
GPUスコア:約50万点〜70万点
(準ハイエンド)サクサク、重いゲームもOK
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約30万点〜50万点
(ミドルハイ)重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約10万点〜30万点
(ミドルレンジ)軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜10万点
(エントリー)必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
(ローエンド)サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

8型+6.5型ディスプレイ、可変リフレッシュレート対応

▼メインディスプレイのサイズは8.03インチで解像度は2480×2200。サブディスプレイのサイズは6.53インチで解像度は2748×1172。どちらも有機ELを採用し、1-120Hzの可変リフレッシュレートに対応しています。↓

しかも、折りたたみスマホでは珍しい画面内指紋認証に対応!競合メーカーは軒並み電源ボタンの側面指紋認証になっているので、ここはかなりアドバンテージ。

50MPトリプルカメラ搭載、構成はX200と同じ!

リアカメラはZEISSコラボの50MP(広角)+50MP(超広角)+50MP(望遠)のトリプルカメラ構成。カメラバンプは飛び出しているとはいえ、4mm台の薄型ボディに50MPトリプルカメラが搭載されているのはすごいですね。

▼しかも、広角にはIMX921、望遠にはIMX882、超広角にはJN1を採用。このカメラ構成は同社のX200/X200sと同じなんですよ。(画像はvivo X200s)↓

下位モデルとはいえ、フラグシップクラスシリーズのスマホと同レベルのカメラを積んでいるのは素晴らしい!メインカメラだけでなく望遠性能にも期待でき、某銀河が築いてしまった“折りたたみはカメラがイマイチ”という風潮を覆してくれています。

▼撮影時はサブディスプレイとメインディスプレイの両方にプレビュー表示ができるそう。フロントカメラは20MP止まりですが、強力なメインカメラで自撮りができるので問題ありませんね!↓

6000mAhバッテリー搭載、ワイヤレス充電にも対応

▼バッテリー容量は6000mAh。80W(FlashCharge)の有線充電だけでなく、40W(FlashCharge)のワイヤレス充電にも対応しています。↓

本体が非常に薄いため、USB-Cポートの抜き差しには少し不安を感じますが、ワイヤレス充電に対応しているなら安心ですね!

vivo X Fold5まとめ

vivo X Fold5の発売日は2025年8月で記事執筆時点の価格は以下の通り。

  • メモリ16GB+容量512GB:11998香港ドル(約22.6万円)

あえて型落ちのSoCを採用することで価格を抑え、他メーカーとの差別化に成功しています。SoC性能以外はトップクラスの仕上がりで、いわゆる“廉価モデル”という印象を与えない点も高く評価できます。

Galaxy Z Fold7(12GB/512GB)やOPPO Find N5の16GB/512GBモデルが28万円であることを考えると、(折りたたみスマホとしては)手頃な価格になっています。

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