ACEMAGIC F5Aの本音レビュー!Ryzen 7 H 255にOculinkを搭載したミニPCをチェック!

どうも、tatsuです!今回はACEMAGIC F5Aをメーカーさんから試す機会をいただいたのでレビューをお届けします。Ryzen 7 H 255にOCuLinkまで搭載したミニPCの魅力をお伝えしていきますよ!
[この製品の強み]高性能なRyzen 7 H 255に最大3基のM.2 SSD増設、さらにOCuLink搭載で外付けGPUによる大幅なグラフィック強化まで狙える拡張性
[この製品の弱み]メモリがオンボード仕様になっているため、購入後に容量のカスタマイズや換装が一切できない
[こんな人に向いてる製品]普段使いや軽めの作業はもちろん、将来的に外付けGPUを繋いで本格的なゲーミング環境へステップアップしたいと考えているミニPCユーザー。
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ACEMAGIC F5Aの価格とバリエーション
ACEMAGIC F5Aの発売時価格とバリエーションは以下の通りです。
- メモリ24GB+ストレージ1TB:Amazon参考価格179,998円
上記は参考価格なので正直あてになりませんが、Ryzen 7 H 255搭載PCの相場は11〜13万円くらいです。執筆時点で本機は10万円を切っているのでコスパは悪くないですね!
▼最新価格や割引情報は以下からチェックしてみましょう。↓
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参考価格→179,998円
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スペック、ベンチマーク、検証結果
ACEMAGIC F5Aの外観・デザインのレビュー
ACEMAGIC F5Aは130×132×62mmと他のミニPCと比較しても遜色ないコンパクトさを実現しています!
▼本体カラーといい、天板のデザインといい個人的に結構刺さりました。前面にUSB Type-A端子のみならずUSB4端子が用意されているのは好印象ですね!↓

▼重量は実測で613g。実際に持ってみるとメッチャ軽い!というわけではありませんが、持ち運びはあまり苦にならないくらいの重量感です。↓

▼旧筐体のMac miniと比較。旧Mac miniは今となっては面積が大きい部類ではあるものの、本機のコンパクトさが伝わるでしょうか?↓

ACEMAGIC F5Aの外見をさらっと紹介していきましたが、派手と地味の中間に位置するデザインですので、「ギラギラゲーミングな見た目はあまり好きじゃないけど、ある程度個性は主張している」ミニPCが好きな方は結構刺さるんじゃないかなぁ!
分解してみた!
ミニPCレビューではお馴染みの分解の儀を今回もしっかりと行っていきますよ〜!
▼最初に底面の滑り止めゴム4箇所を外しましょう。ゴムを固定している両面テープは初回だと結構粘着力が強かったです!↓

▼ゴム足を外すと赤丸で囲っている箇所にネジが見えますので外していきましょう。↓

▼ネジを外すとフタが取れますが、赤丸で囲っている箇所には冷却ファンのケーブルが接続されたままなので、フタを外す際に断線しないよう注意しましょう!↓

▼マザーボードはこんな感じ。メモリがオンボードだけあって結構スッキリしている印象。メモリスロットが無い代わりにM.2接続のストレージが搭載できるのはグッド!↓

しかもスロットは3基とミニPCの中では多めなのも地味ながらも見逃せないポイントですね!
▼SSDにはヒートシンクがガッツリ装着されていました!SSDはモデルにもよりますがそれなりに発熱するので、こういった配慮がされているのは良いですね〜。↓

以上で分解レポートは終わり!
本機の分解難易度はミニPCの中ではフツ〜な感じ。メモリは換装できないものの、ストレージは増設可能なので、手持ちにストレージが余っている方はバラしてもいいかもしれませんね!
ACEMAGIC F5Aの性能・パフォーマンスのレビュー
ACEMAGIC F5AにはハイスペックなRyzen 7 H 255(別名:Ryzen 7 255)が搭載されていますが、使用感は実際のところどうなのか。チェックしていきます!
CPUがスペック表と相違ないかチェック!
最近はCPUを偽装している件もありましたし、CPUの偽装がされていないかどうか外部のソフトを使ってチェックしてみました。
▼AMDのスペックシート上のスペックはこんな感じ。↓
▼CPU確認の定番ソフトであるCPU-Zでの結果はコチラ。↓

▼ハードウェア状態確認の定番ソフトであるHWiNFOの結果はコチラ。↓

以上の結果より、本機に搭載されているRyzen 7 H 255におかしい点は無さそうに思いました!
日常使いの快適性をチェック
ACEMAGIC F5AはRyzen 7 8745HSのリネームモデルであるRyzen 7 H 255を搭載しているので、CPUの中身は最新とは言い難いのが事実です。
しかし、元がWebサイトを閲覧したり書類作成といった軽作業はもちろん、重い処理までこなせるポテンシャルを持っています。今回は基本性能のチェックとして、まずは軽作業で困る場面がないか試してみました。
▼ガルマックスでの普段使いは以下のようなシチュエーションを指します。全体的に処理能力をそこまで使わないタイプの使い方という認識でOK!↓
- Webサイト閲覧(情報収集やネットショッピングなど)
- 動画視聴(YouTubeなど)
- 表計算(Microsoft Excel、Googleスプレッドシートなど)
- 書類制作(Microsoft Word、Googleドキュメントなど)
- メール(Gmail、YahooメールなどのWEBメールの確認や送信)
今回レビューしている製品のメモリは上記の用途では十分以上の24GBを搭載している上に、ストレージは2TBとかなり大容量なので、内蔵グラフィックがかなりパワフルなことも相まってゲームもしっかりと保存できるのがグッドですね〜。
メモリやストレージは執筆時点だと未だに高騰している背景からか、メモリとストレージを搭載していないベアボーンが1年前と比べて増えてきている中で、増設こそできないものの、ある程度大容量なメモリが確保されているのはいちユーザーとして嬉しい限りですね。
消費電力・発熱ともにほどほど!
お次に消費電力と発熱をチェックしてみました。
▼ACEMAGIC F5A実機で検証してみた結果は以下の通り。消費電力はワットチェッカー、CPUコアの温度はHWInfoでの結果を基準に記述しています。↓
| テスト内容 | 消費電力 | CPUコア温度 |
| 3DMark Time Spy Extreme |
70W | 55度 |
| FF15 ベンチマーク 最高設定 |
75W | 60度 |
| Cinebench 2026 マルチコア |
75W | 75度 |
| YouTube動画再生 | 15W | 35度 |
| アイドリング時 | 10W | 30度 |
Ryzen 7 H 255はデフォルトTDPが28W、可変幅は15〜30Wの間とのことで、スペック上はIntelで言うところのHシリーズと同じか少し省電力となっています。
ただし、本機はフルパワーで駆動する際は70W台とスペックシートと比較するとかなり乖離した消費電力でブン回す挙動のようで、恐らく本機は電力消費の上限を高めに設定しているのだと思われます。
発熱も最高で75度ほどと思ったよりも低い印象。FF15ベンチ中なんかは60度ほどとかなり冷えていました。キチンと冷却ができているってことかな?
ファンの騒音は少し聞こえるものの、ほとんど気にならないレベル。恐らくヘッドホンをしているとほとんど気にならない人が多いのではないでしょうか。
ゲームの快適性をチェック
Ryzen 7 H 255の内蔵グラフィックはRadeon 780Mと執筆時点での内蔵GPUとしては中〜上位クラスの性能を誇るものが組み込まれています。
▼FF14ベンチの結果はこちら。最高品質では「設定変更を推奨」判定が出たものの、最低品質では「普通」判定が出ています。↓


▼FF15ベンチの結果はこちら。最低画質では「やや快適」、最高画質では「やや重い」判定が出ました!ベンチマーク中のムービーはカクツキもほぼなく普通に動いていました。↓


▼レインボーシックス シージ XのFHD/低設定でのフレームレートは60〜70FPS台で普通に遊べました。↓

▼APEX LEGENDSはFHD/低設定で訓練所内でテストを行いました。フレームレートは60FPSと快適なラインは十分クリアしています!↓

以上の結果からFPSゲームでも画質を調整すればしっかりと遊べるくらいにはグラフィック性能が高かったです。
まぁ本格的にリッチなゲームで遊ぶなら物足りないのは確かですが、ちょっとゲームで遊ぶくらいであれば期待に答えてくれそうですよ!
OCuLinkを利用して外付けGPUを使ってみた!

実はACEMAGIC F5Aには本体側面にチョコっとOCuLink端子が搭載されています。他の端子類が配置されている場所に無いので、筆者も途中まで存在を忘れておりました(笑)
ということで、以前ガルマックスでもレビューした小型eGPUのMinisforum MGA1を接続して性能の上がり幅をチェックしてみました!
なお、使用する外付けGPUの性能により結果が異なる点はご留意下さい!
▼OCuLink側のHDMI端子にケーブルを差し込み起動。Windowsが立ち上がってから少し経つと無事認識されました!↓

▼FF15ベンチをチェック。メッチャクチャスコアが上昇していました!↓


▼シージでもチェック。FPSは140オーバーとかなり快適の一言。実際のプレイ時も超滑らかでしたよ!↓

ということで、OCuLink経由の外付けGPUを使用すると、内蔵GPUよりもワンランク、ツーランク上のレベルが味わえますので、本機でしっかりとゲームを遊びたいのであれば外付けGPUはあったほうがいいというのが結論です!
ACEMAGIC F5Aのソフトウェア周りを実機でチェック
この項目ではACEMAGIC F5Aのソフトウェア面についてチェックしていきます!
OSはキチンとOEM版が使われていた!
やはりミニPCで気になるのはライセンス周り。ということで本機のライセンスをチェックしてみました!
▼ライセンスは一般ユーザーがそのまま使用してもOKな「OEM版」Windows 11 Proがインストールされていました。↓

中小メーカーで多い事例ですが、個人では使用してはいけない決まりとなっているVL版のWindowsが搭載されている製品もあり、そういった製品はWindowsのライセンスが最悪の場合剥奪されたりする事例もあります。
しかし、本機はライセンスが消えてしまう心配がないOEM版を使っているので、ライセンス周りのリスクを気にせず使っていけるのがGOOD。
そもそも単独で販売されている製品にVLライセンスを使わないのは当たり前なんですが、近年はパーツ費の高騰の煽りを受けてかガジェット関係での偽装問題も多いですし、その「当たり前」が製品を信頼できる良い判断材料になるんじゃないでしょうか。
▼Windowsのライセンスに関しては以下で詳しく解説しているので興味がある方はご覧ください!↓
初回起動後はUS配列キーボード設定になっている!
ミニPCに内蔵されているWindowsでよくある話ではありますが、本機は初回設定時に日本語キーボードを選択してもUS配列準拠のまま変更されず、日本語配列のキーボードの印字の通りに入力できなかったりします。
▼日本語配列に変更する方法は以下の通り。↓
- スタートボタン(Windowsロゴ)を押して「設定」に入る
- 「時刻と言語」を選択
- 「入力」を選択
- 「言語と地域」を選択
- 日本語と描かれている左端の「…」を選択
- 「言語オプション」を選択
- キーボードの「レイアウトを変更する」を選択
- 「日本語キーボード(106/109キー)」を選択
- 「今すぐ再起動する」を選択
最近筆者はUS配列キーボードから日本語キーボードを検証用として使っていますが、印字と入力した字が違うのはどうしても違和感があるので、日常的に使うとなると不便だと思います。
設定手順は少々面倒ではあるものの、後々のことを考えると、お使いのキーボードに合わせて設定しておくのが吉ですね!
ACEMAGIC F5Aのレビューまとめ

ACEMAGIC F5Aは執筆時点でも侮れない性能を誇っているRyzen 7 H 255に加え、メモリは平均的な8GB〜16GBよりも多めの24GBと快適に使っていける要素が目白押しなミニPCです。OCuLinkも搭載しているので、遊びたいゲームがでてきた時に簡単にパワーアップできる点も魅力的なポイントでしょう。
価格は執筆時点だと割引込みで97,998円と同CPUを搭載したライバルより安価に手に入るので、大体の作業が1台で完結できるミニPCをお探しの方にオススメ!
購入しようかどうしようか検討中の方も今回のレビューが参考になれば幸いです!
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