CHUWI Hi8 Airレビュー。WIN 10も使える8型Android激安タブレット!

CHUWI Hi8 Air

CHUWIの新製品である「CHUWI Hi8 Air」は約1.5万円という低価格にも関わらず高品質なディスプレイやパワフルなSoCを搭載する注目機種。

CHUWIさんの協力により実機を手にすることが出来たので本記事では手に入れたCHUWI Hi8 Airを弄り倒して実機レビューをお届けします!

CHUWI Hi8 Airの特徴を生放送でチェック!

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CHUWI Hi8 Airの価格

一昔前は同じ性能の製品が2.5万円~3万円の価格帯が一般的でしたがパーツ価格も安くなったようで凄く安くなってます。価格はなんと、14,800円。これでAndroidとWindows 10が利用できるのだから驚き。

▼価格は変動するのでリアルタイム価格は以下からご確認下さい。メーカー保証1年付きです。↓

CHUWI Hi8 Airのメリット・デメリット・オススメしたい人

[Good]

  • 技適取得済み
  • Windows 10もAndroidも利用できる
  • コスパが高い
  • 軽くて薄い
  • フルメタルボディーのデザインがカッコイイ
  • ディスプレイが綺麗

[イマイチ]

  • メモリ搭載量が2GBで少ない
  • 3Dを多用するゲーム用としてはメモリ搭載量の兼ね合いで向かない

[オススメしたい人]

搭載されているSoC自体はパワフルなのですがメモリの搭載量が2GBで少いため、3Dを多用するゲームではメモリ搭載量のボトルネックによりカクつく場合があります。

この事からゲーム専用端末を探している方よりも、動画・写真視聴や読書用のタブレットを探している方に向いている端末です。

CHUWI Hi8 Airのスペック

項目スペック
OSWindows 10
Android 5.1
SoCIntel
Atom Z8350
メモリ2GB
保存容量32GB
MicroSD最大128GB
ディスプレイ8型
IPS OGS液晶
解像度1920×1200
WUXGA
アウトカメラ200万画素
インカメラ200万画素
バッテリー容量4000mAh
Wi-Fi802.11b/g/n
サイズ20.8 x 12.2 x 0.95 cm
重量 316g
実測値

CPUにはIntelのモバイル向けプロセッサーであるAtom Z8350を搭載。メモリは2GB、保存容量は32GBです。

SoCの性能的にはミドルハイスペックなのですが、メモリの搭載量が少ないので性能はミドルスペック辺りで考えた方が吉。

ベンチマークなんかは後述しているので是非チェックしてみて下さいね!

CHUWI Hi8 Airの付属品をチェック

CHUWI Hi8 Airを購入したら何が付属するのか開封~付属品のチェックまでを本項目で纏めています。

▼CHUWIらしい化粧箱に入って届きました。↓

CHUWI Hi8 Airの外箱はCHUWIのロゴが記載されているシンプルなボックスです。

▼化粧箱の側面には簡易的な仕様が書いてます。↓

CHUWI Hi8 Airの側面には簡易的な仕様が記載されています。

▼パカリと蓋を開けると丁寧に梱包されたCHUWI Hi8 Airが登場。↓

CHUWI Hi8 Airは丁寧に梱包されているので運輸時の衝撃からも守ってくれます。

日本語の説明書は付いていない

本体の下に入っている小さな箱の中には取扱説明書や保証書、QCチェック証が入ってました。

▼取扱説明書は中国語と英語が記載されているマルチランゲージタイプが入ってます。残念ながら日本語の取扱説明書は付属していません。

CHUWI Hi8 Airは日本語の取扱説明書が付属していませんが操作は簡単なので特に困ることは無いでしょう。

僕が観る限り取扱説明書はクイックガイド的な簡易説明書で、「これが電源ボタンです」的なことしか書いてません。スマホ使った事の有る方は特に読まなくても問題なし。内容が気になる方はGoogle翻訳アプリのカメラスキャン機能を利用して簡単に翻訳出来ます。

Google 翻訳

Google 翻訳
開発元:Google LLC
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充電器は日本で利用できる形状です

海外製品は付属する充電器のプラグが日本のコンセントに挿すことの出来ない形状で有ることが多いのですが、CHUWI Hi8 Airは日本のコンセントにブスっと挿すことの出来るプラグ形状の充電器が付属しています。

▼付属する充電器は嬉しい日本のコンセントに対応した形状です。↓

CHUWI Hi8 Airに付属する充電器は日本のコンセントに直接挿し込める形状です。

▼充電器は5V2Aの急速充電仕様であることも嬉しいポイントの1つです。↓

CHUWI Hi8 Airの充電器は5V2Aに対応している急速充電器が付属していました。

▼もちろん充電するためのMicroUSBケーブルも付属しています。↓

CHUWI Hi8 Airには本体を充電するMicroUSBケーブルが付属しています。

マウスやキーボードなどUSB周辺機器を取り付けられるOTGケーブルが付属

CHUWI Hi8 AirはWindows 10も利用できるので、どうせならマウスやキーボードを利用して快適に操作したいですよね。

▼CHUWI Hi8 AirはOTGケーブルが付属しているのでUSB機器を簡単に接続出来ます。↓

CHUWI Hi8 AirにはOTGケーブルが付属しているのでUSB周辺機器を利用可能です。

OTGケーブルにハブを取り付けると複数のUSB機器が利用できるので便利ですよ。

CHUWI Hi8 Airの保護フィルムは別途購入しておきましょう。

▼CHUWI Hi8 Airのディスプレイには保護フィルムらしきシートが貼っているのですが・・・。↓

CHUWI Hi8 Airに貼られている保護フィルムは運輸時のキズをまもるもので保護フィルムではありません。

このフィルムは運輸時のキズを防ぐためのものでフィルムにはCHUWIのロゴなどがプリントされており保護フィルムとしての役割は果たしません。

という訳でPDA工房さんにCHUWI Hi8 Air専用の保護フィルムを製作して頂きました。

▼日本から簡単に購入可能です。フィルムタイプは12種もリリースされているので自分に合ったピッタリのフィルムが見つかるはず。↓

CHUWI Hi8 Airの保護フィルムはPDA工房さんから12種類のフィルムタイプがリリース済みです。

購入は以下からどうぞ!

CHUWI Hi8 Airのデザインをチェック!

CHUWI Hi8 Airは軽量&薄型に拘ったデザインを採用!早速実機でチェックしてみましょう!

安価だけどフルメタルボディー!スタイリッシュで格好いい!

安価な端末はコストカットでプラスティック感の漂うチープなデザインになりがちですが、CHUWI Hi8 Airはデザインにも拘っており高級感の高いフルメタルボディーを採用しています。

▼ディスプレイ側はブラックカラーのベゼルで引き締まった印象です。↓

CHUWI Hi8 Airのディスプレイ側はブラックベゼルで引き締まった印象です。

▼背面はフルメタル。落ち着いたグレーカラーも良いですね。↓

CHUWI Hi8 Airの背面はグレーカラーで落ち着いた印象です。

▼本体の周囲はキラリと輝くダイヤモンドカットが施されています。これ、メタルボディーじゃないと難しい装飾です。カッコイイ!↓

CHUWI Hi8 Airの側面はダイヤモンドカットが施されているのでキラリと輝きます。

重量わずか316gで超軽量

はじめてCHUWI Hi8 Airを触った時に驚いたのはその軽さ。

▼8型タブレットの中でCHUWI Hi8 Airは軽量な部類です。重量は実機測定で316g

CHUWI Hi8 Airの重量は316gで超軽量です。

▼8型というサイズ感は持ち運びにも適しています。スマホじゃ漫画や本が読みにくいって方はベストサイズ。↓

CHUWI Hi8 Airは8型なので漫画や本を読むのに適しているサイズ感です。

8型のサイズ感と316gの重量感なら毎日カバンに入れても苦にならないです。

端子やボタンの位置

▼電源ボタンとボリュームボタンは本体の右側面に備わっています。↓

CHUWI Hi8 Airの電源ボタンやボリュームボタンは本体の右側面に備わっています。

▼本体の左側面にはMicroSDスロットを搭載。↓

CHUWI Hi8 Airの左側面にはMicroSD端子が備わっています。

▼本体の上部には各種端子が並びます。↓

CHUWI Hi8 Airの上部には端子が集約されています。

  1. MicroUSB端子
  2. Micro HDMI端子
  3. 3.5mmオーディオジャック

CHUWI Hi8 Airを実際に使ってみた!

CHUWI Hi8 Airを実際に利用して気がついた点やメリット・デメリット、特徴などを纏めてみました!

技適を取得している

CHUWI Hi8 Airは技適を取得しているので日本でも安心して利用できるタブレットです。

▼本体背面下部に技適マークが付いてます。↓

CHUWI Hi8 Airは技適取得済み製品です。

CHUWI Hi8 Airの性能は今でも通用する?

少しスマホやPCに詳しい方ならスペック表のパーツ構成をみて「少し利用しているパーツが古いな」と感じたはずです。

CHUWI Hi8 Airの価格の安さは「古い内部パーツを利用している」ことが大きく関わっており、古いパーツを利用することで驚くほど安価に製品を提供してます。

と言っても肝心なのは使い心地。CHUWI Hi8 Airの性能を数値化できるAnTuTuアプリで測定してみました。

CHUWI Hi8 AirのAnTuTuTスコア。現行のミドルハイスペック並の性能です。特に3D性能は現行よりも長けてます。

早速AnTuTuベンチマークアプリで測定してみました。AnTuTuのバージョンは7世代でCHUWI Hi8 AirのAndroidバージョンは5.1です。

▼総合スコアが76445点、3Dスコアが24390点。↓

ガルマックスの実機AnTuTuスコアデータベースを確認して頂けると分かるのですが、CHUWI Hi8 Airは現行のミドルハイスペックモデルと同等の総合性能を持ち合わせているだけでなく、3D性能に関しては現行モデルよりも高性能です。

Intelのモバイル向けプロセッサーは2年ほど前から出回ってますが、今でも非常にパワフル。ガルマックス読者さんならAnTuTuスコアを見て「Z8350、凄いじゃん!」って感じるはずです。

という訳でCHUWI Hi8 Airの価格は安価なのですが、性能は想像以上に高いので結構快適に利用できてしまいます。

WIN10もAndroidも日本語に対応してます

海外製品を購入する時に気になるのが日本語の対応。CHUWI Hi8 Airを実際に起動して確認してみました。

  • Windows 10:初回起動時点から”日本語”を選択できる。別途言語パックのダウンロード不要で日本語を利用できます。仮想
  • Android:初回起動時点から”日本語”を設定出来ます。Playストアも日本圏を利用可能。但し、標準の仮想キーボードは日本語に対応していないので、別途Google日本語入力など日本語に対応した入力アプリの導入が必要

Windows 10に関しては全て日本語に対応しているので困ることはありません。起動して直ぐに日本語で使うことが出来ます。

Androidはキーボードのみが日本語に対応していないのでアプリを導入しましょう。以下はGoogle純正の”Google日本語入力アプリ”です。CHUWI Hi8 Airを購入した方は以下からキーボードアプリをインストールしましょう。

Google 日本語入力

Google 日本語入力
開発元:Google LLC
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Android OSの初期アプリは非常に少ない

▼Androidのプリインストールアプリですが余計なアプリの入っていない非常にシンプルな構成となっています。Boot to Win…というアプリはOS切替アプリ。↓

Windows 10とAndroidは同時起動出来る?

CHUWI Hi8 AirはWindows OSとAndroid OSの2つが導入されている端末ですが残念ながら同時起動のシームレスな切替は出来ません。1つのOSのみ起動出来るのでOSを切り替える時は再起動となります。

切替は専用アプリケーションから簡単に行える

同時起動は出来なくても簡単にOSを切り替えられるアプリケーションが備わっています。

▼Androidの場合は”Boot to Windows”というアプリからの切替も出来ますが、電源ボタン長押しで表示されるサブメニューからも同様のアプリを簡単に選択出来るのでこっちのほうがアプリを探す手間もなく楽です。↓

▼Windows 10では電源長押しによるサブメニュー機能が無いので”WinToAnd”という名前のアプリケーションからの切替となります。↓

CHUWI Hi8 AirでWindows利用時はWINtoANDというアプリケーションでOSを切り替えることが出来ます。

保存容量は非常に少ないのでMicroSDでの容量拡張がオススメ

CHUWI Hi8 Airは32GBの保存容量を搭載していますが、Windows 10のOSとAndroidのOSのシステムが入っているので、ユーザーが利用できる保存領域は初回起動時点で4.53GBと非常に少ないです。

でもご安心を。CHUWI Hi8 AirはMicroSDスロットを搭載しているので簡単に最大128GBの保存容量を拡張可能です。

MicroSDを持っていない方はゲットしておきましょう。

ディスプレイが凄く綺麗

CHUWI Hi8 Airで特筆すべき点は価格や性能だけではありません。個人的に凄いと感じたのはディスプレイ。

OGS液晶で表面のガラスと液晶の間に隙間が無い

CHUWI Hi8 Airのディスプレイ表面のガラスと液晶がピタッと隙間無くラミネーションされたOGS液晶です。CHUWI Hi8 Airと同じ1.5万円台の価格帯でOGS液晶の採用は珍しくCHUWI Hi8 Airはディスプレイの品質に力を入れていると言えます。

▼OGS液晶はガラスとの隙間が無いので光の乱反射やタップズレを大幅に軽減し美しい描写を楽しめる液晶です。↓

CHUWI Hi8 Airのディスプレイはガラスと液晶の間に隙間のない美しいディスプレイを採用しています。

IPS方式なので視野角が広い

液晶テレビで多く採用されているIPS方式のディスプレイを搭載しているので、視野角が広く斜めから見ても凄く見やすいです。

1920×1200の高解像度パネルを採用

安価な製品はディスプレイの解像度にHD(1280×720)を採用することが多いのですが、特にタブレットの場合は画面が大きいので画素密度が低くなり画面の粗さが気になります。

CHUWI Hi8 Airは高解像度な1920×1200のFHDより少し表示領域の広いパネルを採用しているので画素密度も高く、非常に美しい描写が可能となっています。

実際にCHUWI Hi8 Airに表示した写真をみても凄く綺麗。これだけのディスプレイを備えているので写真閲覧、動画視聴も美しい映像美と共に楽しめます。

アウト・インカメラは200万画素でオマケ

CHUWI Hi8 Airにはアウト・インカメラが備わっているのですが、画素数は200万画素なので完全にオマケ性能です。200万画素で画質もオマケ程度ですがビデオ通話などでも利用できるので良しとしましょう。

▼CHUWI Hi8 Airのアウトカメラで撮影した写真。↓

MicroHDMIでWindows 10を大画面のデスクトップスタイルで利用できる

Windows 10も利用できるCHUWI Hi8 Air最大の利点はモニター・キーボード・マウスを別途用意することでデスクトップスタイルでWindows 10を利用できる事です。

▼CHUWI Hi8 Airには外部映像出力のMicroHDMI端子が備わっているので、MicroHDMIケーブルでモニターに接続してみました。タブレットの表示を大画面のPCモニターで表示出来ます。付属のOTGケーブルでマウス・キーボードを接続すると入力操作もバッチリ。↓

CHUWI Hi8 AirはMicroHDMIケーブルでモニターと接続することで大画面でWindowsを利用可能です。

長文のメールを打ったり、Windowsでしか利用できないアプリケーションを利用したり等など、性能的に簡易的ではありますがデスクトップスタイルで利用できるのは凄く魅力的。ブログ位なら書けちゃいます。

HDMIケーブルは付属していないので別途購入が必要ですが、大画面のモニターと接続したい方は手に入れておきましょう。

ゲーム専用端末としてはメモリがボトルネックとなるので少々厳しい

Z8350自体のゲーム性能は高いのですが、メモリ搭載量が2GBと少量なので3Dを酷使するメモリ占有率の高いゲームはメモリ量のボトルネックによりカクつきが見られました。

▼人気ゲームの荒野行動。3Dを多用するゲームで約100人ものプレイヤーが同時に動き回るので結構重たい部類のゲーム。以下はCHUWI Hi8 Airで動かしている最中のスクリーンショット↓

荒野行動の場合は”やや重たいが遊べる”といった感じで、建物の多い場所などではカクつきがありました。メモリも荒野行動を起動した時点で2GB付近まで利用しているのでマップデータを読み込むとメモリ不足となり頻繁にカクつきを起こします。決して快適とは言えません。

一方、2Dゲームなどのカジュアルゲームになると非常に快適に遊べます。基本性能は高いのでゲームが全く遊べない訳では無いのですが、3Dゲーム専用で快適に遊ぶ為にCHUWI Hi8 Airを選択すると荒野行動の様に「思っていたよりもカクつく」という事になるかも知れません。

CHUWI Hi8 Airまとめ・販売先

WindowsとAndroidのOSが利用でき、デザインも美しく軽量。Z8350は現時点でもミドルハイスペックの性能を持ち合わせているので3Dを多用するゲーム以外は快適。

ディスプレイもIPS OGS液晶の高解像度パネルを採用するなど約1.5万円で手に入る端末としては非常にコスパの良い端末であると感じました。ディスプレイが非常に綺麗なので動画・写真・読書などを楽しむ端末として最適です。

ゲームはしないから安価でディスプレイの綺麗な安い8型タブレットが欲しい。って方はCHUWI Hi8 Airを是非チェックしてみて下さい。

購入は海外ネットショップではなく日本のアマゾンから簡単に購入可能です。Prime対応なので直ぐに届くのもGood。

▼執筆時点の価格は14,800円。価格はリアルタイムで変動するので以下から価格をチェックして下さいね。↓

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