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レノボ ThinkPad E450を三ヶ月使ってみたのでレビュー

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2015年3月に購入してから三ヶ月使用したのでレビュー。

購入したThinkPad E450は【Core i5-5200U 】搭載エントリーモデル。カスタマイズは液晶・HDD・指紋センサー。(詳細は後述)

販売当初分からなかった使用感なども含めてお伝えします。

ThinkPad E450をWindows10にアップグレードしたので動作報告

ThinkPad E450購入の決め手。

同じ価格帯ではどのメーカーでも構成は似たり寄ったり。

その中で自分に合ったPCを購入する場合に重要なのは、どのような使用目的かを明確にすること。私が最重要視したのは【文字の打ち易さ】です。

ThinkPad E450は人間工学に基づいたキーボードを搭載しており、文字の打ち易さに定評があります。実際とても快適です。詳細は後述。

ThinkPad E450のスペックとカスタマイズ。

※赤文字はカスタマイズした箇所です。

仕様構成
CPUインテル Core i5-5200U プロセッサー (2.20GHz, 3MB)
OSWindows 8.1 64bit
液晶14.0型FHD液晶 (1920x1080 光沢なし) ブラック
グラフィックインテル HD グラフィックス 5500
メモリー4GB PC3-12800 DDR3L (1スロット使用)
指紋センサー指紋センサーあり
HDDSSHD (500GB(5400rpm) HDD + 8GB SSD)
光学ドライブ無し
重量約 1.81kg(最小構成)
サイズ約339x239x22.1-24.4mm
駆動時間最大約 18.0時間

カスタマイズ

液晶は14.0型HD液晶(1366×768 )から14.0型FHD液晶 (1920×1080 )へ変更で+¥5,400。以前使用していたパソコンもFHD液晶だったので。

指紋センサーは+¥1,080と安かったので試しに付けてみましたが、パスワードが指一本で解除できるのでとっても便利。オススメです。

HDDはパソコンの起動・シャットダウンを高速化したかったので、キャッシュに8GBのSSDが搭載されているSSHDへ。SSHDの学習機能により起動とシャットダウン、頻度の高いアプリケーションはSSD並みの読み込み速度に。+¥3,240でこちらもオススメのカスタマイズです。

ThinkPad E450の外観。

↓マッドな仕上げで指紋などが目立ちにくい。

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↓モニターを開いて右側面。左からUSBx2・HDMI・LAN・電源端子。

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↓続いて左側面。左からUSB・イヤホンジャック。

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↓液晶は最大でここまでしか開きません。

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↓キーボードは浮石タイプ。人間工学に基づき、盛り上がったキーと湾曲したキーを採用しているので指あたりがとてもよいです。

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↓底面はビスを外すと簡単にメモリー・HDDへアクセス可能。残念ながらバッテリーは内蔵です。

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三ヶ月使ってみて分かった事。

ファンクションキーがデフォルトで逆転している

キーボードの初期設定ではファンクションキーがデフォルトで機能キーとして動作します。

逆転しているので例えばF10キーを使う場合Fnキー+F10を押すことによりF10として動作します。

ユーザビリティの為かと思いますがファンクションキーを私は多用するので切り替えました。パソコンの設定で変更できるのでご安心を。

ThinkPadのファンクションキーを逆にする方法

CtrlキーとFnキーの位置が逆。

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大体Ctrlキーはキーボードの最下段の一番左に搭載されていますが、ThinkPad E450は最下段の一番左がFnキーです。

文字入力時の使用では問題を特に感じないのですが、例えばゲームなどでCtrlキーを多用する場合は慣れが必要です。

ゲームでのグラフィックス性能は言われているほど高くない。

YouTubeなどでFHD動画等の再生は全く問題ありません。一般的な使用では不足ない性能です。

第5世代CPUでは大幅に改善されたグラフィックス性能を謳っていますが、ゲームには不向きです。

負荷が軽いと言われている【サドンアタック】をテストで動作させましたが、解像度を1024 × 768でグラフィック設定を最も低くしてやっとプレイ可能。といったところです。

但し、ストアで提供されているゲーム類は問題なくプレイ可能。

ゲーム用途ではオススメしません。

HDMI接続ではサブモニターから音がでる。

ThinkPad E450で外部モニターに繋ぐ場合HDMI接続となります。

私の使用しているモニターはスピーカーが搭載されていますが、HDMI接続している状態であればすべての音が接続先のHDMIモニターから音が出ます。

 ThinkPad E450の良いところ。

キーボードがとにかく打ちやすい。

基本性能は同価格帯ならどんぐりの背比べ。その中で重要なのはパソコン個々の特徴です。

ノートパソコンはキーボードの交換が出来ないので文字を打つことが多い方は非常に重要。

ThinkPad E450のキーボードサイズは標準的なキーボードサイズなのでタイピングも快適そのものです。

文字入力が多い方はThinkPad E450で間違いなし。

CPUは省電力抜群で一般用途なら問題ない処理性能。

最大約18時間駆動は伊達じゃありません。

毎日3時間程PCを使用していますが、3日は余裕で持ちます。

処理性能は省電力ながら一般用途(表計算ソフト・ブラウザーで完結できる作業等)は全く問題なし。

エンコード等の重い処理には向いていません。

HDDの換装が簡単。

リカバリーをUSBで作成してHDDをSSD等に換装後、USBからリカバリーするだけで換装完了。

裏蓋を外してHDD・メモリーにすぐアクセスできるので増設も超簡単。

ベゼル部分がテカテカしていない。

ベゼルとは液晶画面周りの枠です。

最近のノートパソコンはこのベゼル部分が光沢の物が多いですが、ノートパソコンの液晶開け閉め時に指紋がベッタリとつきます。私はすごく嫌です。

ThinkPad E450は天板と同じマッドな仕上げで指紋がつきません。地味ながら私は評価しています。

ThinkPad E450のイマイチなところ。

バッテリーの取り外しが出来ない。

バッテリーが劣化したら交換のために工場送りになりそうですね。

大容量バッテリー搭載のためにバッテリーの形状が歪になってるのでしょうか?

よく分かりませんがユーザーにとっては不便です。

デカイ・重い。

ACアダプターを含めると2kgを超える重量。中身の入った2リットルのペットボトルと同じくらいの重さです。

14インチ液晶なのでモバイルPCとはいえません。これをカバンに入れて動き回る気に私はなりません。

光学ドライブ非搭載。

カスタマイズでも搭載は不可能。光学ドライブを使用したい場合は外付け光学ドライブを用意する必要があります。

ディスクに保存する作業を前提とした使用目的なら考えたほうが良いでしょう。

ThinkPad E450総評。

私は今のところ不満はありません。三ヶ月使用してみてキーボードの配列など気になる箇所は有りましたが慣れてしまえば快適そのものです。

やはりキーボードの打ち易さは同価格帯のノートパソコンと比べても頭ひとつ飛び抜けています。

買ってよかったと思えるパソコンでした。

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