HUAWEI P30 Proのレビュー!スペック、特徴まとめ!
Huaweiがフラッグシップモデル「HUAWEI P30 Pro」を発表!
ガルマックスに早速実機が到着したのでHUAWEI P30 Proのスペックや特徴を実機レビューとしてお届けします!
▼弟分のHUAWEI P30の実機レビューも書いてます!気になる方は要チェック!↓
目次をクリックすると各項目へ移動します
- HUAWEI P30 Proの発売時期
- HUAWEI P30 Proの価格
- HUAWEI P30 Proのスペック表
- HUAWEI P30 Proの対応バンドをチェック
- HUAWEI P30 Proの性能をチェック
- HUAWEI P30 Proのゲーム性能をチェック
- HUAWEI P30 Proの付属品をチェック
- HUAWEI P30 Proの外観をチェック
- HUAWEI P30 Proの機能と仕様をチェック
- HUAWEI P30 Proのカメラをチェック
- HUAWEI P30 Proのディスプレイをチェック
- HUAWEI P30 Proのサウンド関連をチェック
- HUAWEI P30 Proのバッテリーをチェック
- HUAWEI P30 Proまとめ
HUAWEI P30 Proの発売時期
海外では2019年4月頃に発売予定です。日本市場向けモデルのアナウンスは現時点でありません。
HUAWEI P30 Proの価格
HUAWEI P30 Proはストレージ容量の違いで複数のモデルが存在します。それぞれの価格は以下の通り。
- メモリ6GB/容量128GB:価格調査中
- メモリ8GB/容量128GB:999ユーロ(約124,000円)
- メモリ8GB/容量256GB:1099ユーロ(約136,000円)
- メモリ8GB/容量512GB:1249ユーロ(約155,000円)
↓エクスパンシスで海外モデルのHUAWEI P30 Proを取り扱ってました。価格は変動するんで以下から確認してみてください!↓
HUAWEI P30 Proのスペック表
項目 | スペック |
---|---|
OS | Android 9 Pie |
SoC | Kirin 980 |
メモリ/ストレージ | 6 GB RAM + 128 GB ROM 8 GB RAM + 128/256/512 GB ROM |
外部メモリ | MNカード対応 SIM2と排他利用 |
ディスプレイ | 6.47型/有機EL/ノッチあり |
解像度 | 2340×1080/FHD+ |
アウトカメラ | Leica クワッドカメラ 40MP+20MP(超広角)+8MP(望遠)+TOF |
インカメラ | 32MP |
バッテリー容量 | 4200mAh USB Type-C 40Wケーブル充電対応 15Wワイヤレス充電対応 ワイヤレスリバースチャージ対応 |
カラー | レッド系 ブルー系 ホワイト系 ブルー/グリーングラデーション ブラック |
サイズ | 高さ:158mm 横幅:73.4mm 厚さ:8.41mm |
重量 | 192g |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac (wave2) 2.4 GHz and 5 GHz |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
Bluetoothコーデック | SBC, AAC, aptX, aptX HD, LDAC and HWA Audio |
ネットワーク | VOG-L29: Primary SIM card: 4G FDD LTE: Bands 1/2/3/4/5/6/7/8/9/12/17/18/19/20/26/28/32 4G TDD LTE: Bands 34/38/39/40 3G WCDMA: Bands 1/2/4/5/6/8/19 3G TDS: Bands 34/39 2G GSM: Bands 2/3/5/8(850/900/1800/1900 MHz) Secondary SIM card: 4G FDD LTE: Bands 1/2/3/4/5/6/7/8/9/12/17/18/19/20/26/28 4G TDD LTE: Bands 34/38/39/40 3G WCDMA: Bands 1/2/4/5/6/8/19 2G GSM: Bands 2/3/5/8(850/900/1800/1900 MHz) VOG-L09: 4G FDD LTE: Bands 1/2/3/4/5/6/7/8/9/12/17/18/19/20/ 26/28/32 4G TDD LTE: Bands 34/38/39/40 3G WCDMA: Bands 1/2/5/8/4/6/19 3G TDS: Bands 34/39 2G GSM: Bands 2/3/5/8(850/900/1800/1900 MHz) |
ドコモ回線 | フル対応 |
ソフトバンク回線 | 必須バンド対応 |
ワイモバイル回線 | 必須バンド対応 |
au回線 | フル対応 但し通信できるかは不明 |
HUAWEI P30 Proの対応バンドをチェック
HUAWEI P30 Proは5Gに対応してません。でも、まだ時期尚早なんで気にしなくてOKです。
HUAWEI P30 Proの海外モデルの対応バンド
VOG-L29
スロット1
4G FDD LTE: Bands 1/2/3/4/5/6/7/8/9/12/17/18/19/20/26/28/32
4G TDD LTE: Bands 34/38/39/40
3G WCDMA: Bands 1/2/4/5/6/8/19
3G TDS: Bands 34/39
2G GSM: Bands 2/3/5/8(850/900/1800/1900 MHz)
スロット2
4G FDD LTE: Bands 1/2/3/4/5/6/7/8/9/12/17/18/19/20/26/28
4G TDD LTE: Bands 34/38/39/40
3G WCDMA: Bands 1/2/4/5/6/8/19
2G GSM: Bands 2/3/5/8(850/900/1800/1900 MHz)
VOG-L09(実機レビュー品はこれです。)
4G FDD LTE: Bands 1/2/3/4/5/6/7/8/9/12/17/18/19/20/ 26/28/32
4G TDD LTE: Bands 34/38/39/40
3G WCDMA: Bands 1/2/5/8/4/6/19
3G TDS: Bands 34/39
2G GSM: Bands 2/3/5/8(850/900/1800/1900 MHz)
日本でどの様な展開となるか現在は不明ですが、SIMフリー端末として登場するならデュアルSIM版のVOG-L29がベース、大手キャリアの囲い込み販売ならシングルSIM版のVOG-L09がベースになるはずです。
ドコモの対応バンドはフル対応している
VOG-L29、VOG-L09ともにドコモ回線を利用する場合の電波にフル対応しています。
LTEは全国区をカバーするバンド1、東名阪の高速通信バンド3、地下や郊外の繋がりやすさを左右するプラチナバンドの19に対応。3Gも主力のバンド1、山岳地帯や農村地区をカバーするFOMAプラスエリアのバンド6/19に対応してます。
ドコモ回線に対応する通話SIMでテストした結果、データ通信・通話共に問題なく通信できました。
▼ガルマックスがオススメするドコモ回線の格安SIMはこれ!↓ソフトバンクとワイモバイルは必須バンドに対応
ソフトバンクとワイモバイルは同じ電波を利用しているので合わせて紹介。
VOG-L29、VOG-L09ともにソフトバンク・ワイモバイル回線を利用する場合の必須バンドに対応しています。
LTEは主力のバンド1、補助バンドの3、プラチナバンドの8に対応。3Gも1と8に対応してます。対応していれば尚良なTDD-LTEのバンド41には対応していませんが、日本市場向けモデルは調整され対応するはず。
実機が届いたので通信テストを行った結果、ソフトバンク回線、ワイモバイル回線のどちらもデータ通信・通話共に問題なく通信できました。
auも必須バンドに対応している。が、海外モデルでは通話不可でした
auはVOG-L29、VOG-L09ともに通話もデータ通信もLTEを利用するau VoLTE SIMの必須バンドに対応。通話に3Gを利用する非VoLTE SIMのバンドは非対応です。こちらも対応していれば尚良なTDD-LTEのバンド41非対応なので、日本でのリリースモデルがau対応なら調整するはず。
ドコモ回線やソフトバンク・ワイモバイル回線は通信するためのAPN設定で接続可能ですが、auはバンドが対応していても通信できない場合があります。なので、海外モデルを検討されている方は実働を確かめてから手を出しましょう。
追記:au VoLTE SIMの通話SIMで(デフォルト状態で)テストした結果、海外モデルのVOG-L09はデータ通信はOK、通話は「モバイルネットワークに接続できません。」と表示され不可でした。
HUAWEI P30 Proの性能をチェック
この項目ではHUAWEI P30 Proの性能をチェックしています。
HUAWEI P30 Proの性能は少々見劣りするが実際には悲観するほどでもない
HUAWEI P30 Proが搭載するSoCはHuawei Mate 20 Proなどに採用されている「Kirin 980」です。最近はSnapdragonの最新フラッグシップSoCであるSnapdragon 855の登場もあり、少々性能的には見劣りします。
Kirin980とSnapdragon 855のスコア比較
▼以下はHuawei Mate 20 Proのスコア。HUAWEI P30 Proと同じKirin 980を搭載しているので参考にしてみて下さい!↓
▼そしてこちらが最新のSnapdragon 855を搭載するGalaxy S10+のスコア。↓
AnTuTuでは総合的な性能とゲーム性能(GPU)が注目ポイント
- Kirin 980:総合スコアが314992点、GPUスコアが112988
- Snapdragon 855:総合スコアが362576点、GPUスコアが157359
こんな感じでスコア的には結構差が開いてます。特にゲーム性能を左右するGPUスコアは大きく開きがあります。
Kirin 980もSnapdragon 855もオーバースペックすぎ
で、こんな感じのベンチマークでハァハァ出来るなら性能差は気になりますが、実利用でこの性能差を感じる部分は現時点でそれほどありません。理由は、既にKirin 980でもモバイル用途ではオーバースペックだからです。
どちらも車で言えばスーパーカークラス。最高速度60kmでの一般道では性能が発揮しきれないのと同じで、Kirin 980とSnapdragon 855を持っている僕も、普段使いでは性能差が分からんです。
ちなみにKirinシリーズのミドルレンジ帯はゲーム性能が結構低くなるんでカツカツになることが多いんですが、Kirin 980はフラッグシップSoCなんでスコア的にSnapdragon 855より低くても、現時点で重量級と言われているPUBG mobileもヌルサク。もう、モバイルコンテンツだとオーバー&オーバースペックなので悲観するポイントでは無いんです。
あ、僕みたいなチャッキチャキの性能厨は少々Kirin 980の性能は見劣りするかも。
実機が届いたので各種ベンチマーク結果をどうぞ!
HUAWEI P30 Proの実機が届きましたので、様々なベンチマークアプリで測定してみました!
ゲームとかベンチマークする時は「パフォーマンスモード」に切り替えよう
HUAWEI P30 Proは通常だとパフォーマンスをセーブしているみたいで、本来もっているKirin 980の性能を発揮してないようです。
▼設定→電池からパフォーマンスモードをオンにすることでKirin 980のパフォーマンスを最大限に発揮するんで、ゲームやベンチマークする時はオンにしときましょう。↓
HUAWEI P30 Proの実機AnTuTuスコア
▼HUAWEI P30 Proの実機AnTuTuスコアは総合スコアが309382点、3Dスコアが114444点!↓
HUAWEI P30 Proの実機Geekbench 4スコア
▼HUAWEI P30 Proの実機Geekbench 4スコアはシングルコア性能が3302点、マルチコア性能が9952点。↓
HUAWEI P30 Proの実機PCMark for Androidスコア
▼HUAWEI P30 Proの実機PCMark for Androidスコアは9372点↓
HUAWEI P30 Proの実機3DMarkスコア
▼HUAWEI P30 Proの実機3DMarkスコアはOpen GL ES 3.1が4184点、Vulkanが4814点。↓
HUAWEI P30 Proでストレージ速度をチェック
▼A1SDでストレージの速度を測定。Readが485.02MB/s、Writeは残念ながら測定不能でした。↓
HUAWEI P30 Proのゲーム性能をチェック
HUAWEI P30 Proはハイエンドスマートフォン。Snapdragon 855やA12プロセッサーと比較した場合、やや見劣りする性能なのですが、現時点でKirin 980で不満を持つことは非常に少ないです。ってか不満は感じません。
ゲーム性能もスコア的にはライバルSoCに劣りますが、実際にゲームをプレイする限り他のハイエンドSoCと操作感の違いは感じません。
▼PUBG mobileのグラフィック設定画面。1枚目が自動設定、2枚目が最高設定、3枚目はプロゲーマーが好むスムーズ+極限です。HUAWEI P30 ProでPUBG mobileは非常に快適にプレイできます。↓
▼実際の操作感も滑らかそのもの。指の動きに対する追尾性も非常に良好です。素早いエイミングからジックリエイミングまで不足なし。超快適にプレイできます。↓
というわけで、2019年4月時点でHUAWEI P30 Proは非常に多くのリッチゲームを快適レベルでプレイ可能です。ちなみにゲーム時もパフォーマンスモードをオンにしてます。
HUAWEI P30 Proの付属品をチェック
▼HUAWEI P30 Proはこんな箱に入って届きました。↓
▼箱には4カメラ搭載をアピールする「LEICA QUAD CAMERA」のロゴが誇らしげに刻み込まれてます。↓
▼パカッと蓋を開くと最上段にHUAWEI P30 Proが入っているので開封時に落とさないように注意しよう!↓
▼付属品はこんな感じ。本体以外に充電器、充電ケーブル、イヤホン、SIMピンが入ってました。結構あっさりした同梱内容となってます。↓
海外モデルは充電器の形状に注意
▼手に入れたHUAWEI P30 Proの実機は海外モデルなんで、付属する充電器も日本のコンセントに挿すことができない形状。ケーブルはUSB Type-Cで、これは使えます。↓
▼充電器はHUAWEI P30 Proが対応する40W充電に対応した凄く良いやつが入っているので、出来れば以下の様なプラグ変換アタッチメントを利用してでも使いたいですね!↓
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イヤホンはUSB Type-Cに直接挿せる
▼付属していたイヤホンはケーブル先端がUSB Type-C形状でアタッチメント不要で直接HUAWEI P30 Proに挿すことができました。↓
海外モデルはクイックガイドに日本語記載なし
▼海外モデルなので仕方ないんですが、クイックガイドなんかは日本語に対応してません。が、スマートフォン使ったことの有る方なら特に読まなくても問題なし。↓
ケースは付属してないですがAmazonに売ってました
HUAWEI P30 Proは付属品にケースが含まれていないんで、海外モデルを購入する方はAmazonで買っときましょう。
一応、Amazonで「HUAWEI P30 Pro ケース」で検索した結果のリンクを残しておきますが、検索結果なので中にはHUAWEI P30 Pro以外のケースも混じってます。購入前に改めて端末名を確認して下さいね!
保護フィルムは画面内蔵の指紋認証センサーに対応したものを選ぼう
スマートフォンに保護フィルムやガラスを貼っている方が沢山いらっしゃいますが、HUAWEI P30 Proは画面の中に指紋センサーが埋め込まれてるんで、フィルムやガラスの透過性が悪いと認証精度や認証率が低下しちゃいます。
▼例えば、PDA工房さんでは実機を用いてフィルムを制作しているので、画面内蔵指紋センサーが正常に動作するか検証済み。という訳で、HUAWEI P30 Proに限らず画面に指紋センサーが内蔵されいている端末は指紋センサー対応のフィルムやガラスを選びましょう。↓
▼ちなみにHUAWEI P30 Proはエッジが非常に丸いので、PDA工房さんのフィルムは左右のエッジ部分が大きくカットされているスリムタイプとなってました。購入前の参考になれば幸いです!↓
HUAWEI P30 Proの外観をチェック
この項目ではHUAWEI P30 Proの外観とデザインをチェックしてます。
5つのカラー展開
HUAWEI P30 Proは5つのカラー展開となってまして・・・
▼赤っぽい色↓
▼ブルーっぽい色↓
▼白っぽい色↓
▼ブルーグリーンのグラデーション↓
▼ブラック↓
の5種類から選べます。(日本は過去の展開から全カラーは出ないはず。)
ブルーグラデーションの実機が綺麗!
ガルマックスで入手したHUAWEI P30 Proの実機はグラデーションが美しいブルーグラデーションカラー!光の当たる角度で美しい色合いの変化を楽しめます!凄く綺麗なのでこのカラーオススメ!↓
デザインがユニーク!
HUAWEI P30 Proのデザインは結構ユニーク!
▼上部と下部はスパッと切った様な平面デザインとなってました。↓
▼(昔の)Xperiaみたいにカッチリしたスクエアデザインかって言われると、そういうわけでもなく、サイドはガラスと背面パネルが美しいカーブを描いています。↓
あんまり見ないデザインなので結構新鮮ですね!
ディスプレイは6.47型を採用
▼HUAWEI P30 Proのディスプレイは6.47型の大型ディスプレイを搭載。流行りのパンチホールディスプレイではなく、極小のノッチ(切り欠け)を採用。↓
▼ディスプレイ形状は左右の美しい曲線が印象的!結構、ベゼルは太めなので誤タッチもGalaxy S10+より低減している感じがします!↓
ディスプレイサイズは相当”大型”ですが、筐体サイズのギリギリのディスプレイを搭載しているので横幅は僅か73.4mm。これは画面サイズからすると相当小型。従来の5.2型クラスと同じくらいのサイズ感となってます。
片手持ち出来るけど片手操作は難しい
▼コンパクトって言ってもHUAWEI P30 Proは縦にとっても長いディスプレイを備えているので、片手ホールドは問題なくても片手操作は難しいですね。↓
▼片手操作したいって方は背面に貼り付ける落下防止リングなんかを取り付けると操作性が向上するので検討してみて下さいね!↓
重量は結構重い
HUAWEI P30 Proの重量は192gと200g台に迫る勢い。案外、片手で持つとズッシリ感を感じる重量帯です。
▼実測では191g。↓
▼191gはスマホの中では重量級。手に取ると”ズッシリ”とした重量が感じられます。↓
イヤホンジャックは非搭載
HUAWEI P30 Proは残念ながらイヤホンジャックは非搭載みたいです。ちなみにHUAWEI P30はイヤホンジャックを搭載してます。
▼付属のイヤホンはUSB Type-Cに直接挿すことが出来るんですが、お気に入りの有線イヤホンやヘッドホンを利用するには以下のようなプラグ変換アタッチメントが必要なので、持っていない方はゲットしておこう。↓
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USB Type-Cを搭載
▼HUAWEI P30 Proは充電ポートに裏表関係なく挿すことが出来るUSB Type-Cポートを採用してます!↓
【シングルSIMモデル】SIMトレイはSIM+NMカードに対応
僕が手に入れたHUAWEI P30 Proは型番VOG-L09のシングルSIMタイプなので本項目ではシングルSIMスロットを紹介しています。HUAWEI P30 ProはシングルSIMモデル以外にデュアルSIMモデルもあり、そちらはSIMが2枚挿入可能です。デュアルSIMモデルはストレージカードのNMカードとSIM 2が共用タイプ。
▼SIMトレイは本体の下部に備わってまして、SIMピンを用いて取り外すタイプ。細めのクリップでも開けられます。↓
▼(シングルSIMモデルのVOG-L09は)SIMトレイは表にNano SIMを1枚挿入可能。裏側はHUAWEI独自のストレージカード「NMカード」に対応してます。↓
▼NMカードはAmazonでも購入可能でした。↓
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HUAWEI P30 Proの外観をパシャパシャ撮影してみました
▼HUAWEI P30 Proの外観を撮影してみたので色々チェックしてみて下さいね!↓
HUAWEI P30 Proの機能と仕様をチェック
この項目ではHUAWEI P30 Proの機能と仕様をチェックしてます。
海外モデルも日本語にフル対応してます
▼HUAWEI P30 Proの海外モデルもバッチリ日本語に対応。↓
▼日本語キーボードも初期から備わってまして、アプリをダウンロードするPlayストアも日本圏を利用可能です!↓
こんな感じで海外版のHUAWEI P30 Proも日本で販売しているスマートフォンと遜色ない使い心地で利用できます!
指紋認証はディスプレイに埋め込まれている
▼HUAWEI P30 Proの指紋認証はHuawei Mate 20 Proのようにディスプレイ埋込み型となってます。↓
精度も認証速度も問題なし。物理的な指紋センサー搭載機からの乗り換えだと使い始めこそ違和感を感じるかもですが、暫く使っていると指紋センサーの位置を体が覚えてくれます。
付属品の項目でも紹介した通り、ディスプレイ埋込み型の指紋認証を搭載している機種全般に言えることですが、ディスプレイの保護フィルムやガラスフィルムは透過性に少なからず影響が有るので、相性の悪いフィルムやガラスだと認証出来なかったりします。
なので、画面内蔵指紋センサーを搭載しているモデルはHUAWEI P30 Proに限らず”実機で画面内蔵指紋センサーが利用できる事を検証した保護フィルムやガラス”を購入しましょう。パッケージとか見ると指紋認証対応とか書いているんで購入時はチェックするようにしましょう!
顔認証もバッチリ利用できます
▼HUAWEI P30 Proは指紋認証以外に顔認証にも対応!↓
この顔認証はインカメラを利用するタイプ。顔全体で認証しているようで、顔の上半分や下半分を隠した状態、目を閉じている状態だとロック解除できないようになってます。
IP68の防水防塵に対応
HUAWEI P30 Proは防水防塵に対応してまして、等級はIP68となります。
▼以下は最高防塵等級の6と最高防水等級の8で等級表示を解説。防水と防塵に対応しているならIP○○と表示され、防塵のみ対応の場合はIP○X、防水のみ対応の場合はIPX○と記載される。↓
防塵等級 | 保護の程度 |
---|---|
IP0X | 特に保護されていない |
IP1X | 人体の表面積の大きな部分(手など)が誤って内部の入らない。直径50mmを超える固形物体が内部に侵入しない。 |
IP2X | 指先や長さが80mmを超えない類似物が内部に入らない。直径12.5mmを超える固形物体が内部に侵入しない |
IP3X | 直径または厚さが2.5mmを超える固形物体が内部に侵入しない。 |
IP4X | 直径又は厚さが1.0mmを超える固形物体が内部に侵入しない。 |
IP5X | 粉塵が内部に侵入する事を防止。少量の粉塵の侵入があっても正常運転を阻害しない。 |
IP6X | 粉塵が内部に侵入しない。 |
防水等級 | 保護の程度 |
---|---|
IPX0 | 特に保護されていない |
IPX1 | 鉛直に落下する水滴により有害な影響を受けない |
IPX2 | 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない。 |
IPX3 | 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない。(防雨型) |
IPX4 | いかなる方向からの水の飛来でも有害な影響を受けない(防まつ型) |
IPX5 | いかなる方向からの水の直接噴流でも有害な影響を受けない。(防噴流型) |
IPX6 | いかなる方向からの強い直接噴流でも有害な影響を受けない。(耐水型) |
IPX7 | 規定の圧力、時間で水中に浸漬しても有害な影響がない。(防侵型) |
IPX8 | 連続的に水中に置かれる場合でも有害な影響が無い。原則として完全密閉構造。(水中型) |
という訳で、HUAWEI P30 Proは現時点で最高等級となるIP68に対応しているので利用場所を選ばず使えますね。これくらいの等級ならお風呂での利用もOKですし、誤って完全水没しても問題ありません。
【デュアルSIMモデルのみ】DSDVに対応!超大容量データを低価格で構築出来る!
DSDVとは2回線同時待ち受けの機能で、4G+4Gで利用可能です。難しい話は置いといて、以下のような使い方が可能。
- 1台の端末で2つの電話番号の発着信が出来る
- 通話SIMとデータSIMを分けることで大手キャリアのプランでは不可能な”低価格で大容量”な回線構築が可能
あまり目立つ機能ではありませんが、上記のような運用を希望している方はHUAWEI P30 Proなら問題なし。
ちなみに、海外モデルはau回線での通信が出来る・出来ないが現時点で不明(追記:海外モデルでau VoLTE SIMはデータ通信OK、通話NGでした。)ですが、ドコモ・ソフトバンク・ワイモバイルの組み合わせなら自由自在です。
注意点ですが、HUAWEI P30 ProのデュアルSIMモデルはNano SIMを2枚挿入するとストレージカードを挿入できない排他仕様です。なので、DSDVを利用する場合は容量の拡張ができないので知っておきましょう!
▼【本端末でも実現可能!】DSDVやDSDS機能を利用して激安で高品質な大容量データ通信が可能な構築方法を以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみて下さいね!↓デュアルアプリ機能はメッセンジャー系のクローンが中心
▼HUAWEI P30 Proはデュアルアプリ機能を搭載しており、メッセンジャー系アプリをクローン化することで、通常ではスマホ1台に1アカウントでの利用しかできないLINEなんかも2アカウントで運用可能です。↓
デュアルアプリ機能でクローン化出来るのは基本メッセンジャーアプリのみ。TwitterなどのSNSアプリ、PUBG mobileなどのゲームはクローンを作れなかったので結構利用範囲は狭いです。
プライベートスペースでもう擬似的にスマホ2台持ちが出来る
▼HUAWEI P30 Proはプライベートスペース機能を搭載してまして、設定を済ませると通常利用しているスペースの情報を引き継がないプライベートスペースが利用できます。擬似的に2台のスマホを持てるって言ったほうがイメージしやすいかも。↓
デュアルSIMモデルだと通常スペースとプライベートスペースで異なる回線を利用できるので結構使い勝手良さそうですが、シングルSIMモデルだと1回線しか利用できないので魅力的な機能なんですけど少々使い勝手悪そうです。
外部ディスプレイと接続するとPCっぽく使える
HUAWEI Mate 20 Proも搭載しているPCモード、HUAWEI P30 Proでも使えます。
▼今回はdisplayPort→USB Type-Cケーブルを利用して接続。HUAWEI P30 Proにケーブルをブスッと指すだけでPC風のUIが立ち上がります。↓
手元のHUAWEI P30 Proは画面がタッチパッド仕様となり、ディスプレイに表示されるカーソルの移動、スクロール、タップ(クリック)が出来るほか、テキストボックス選択時にはキーボードが表示されるので文字入力もOK。
ケーブル一本で大画面出力できるので、You Tubeを自宅の大画面でも楽しみたい!とか、PC向けページを快適に見たい!だとかで重宝します。
HUAWEI P30 Proのカメラをチェック
HUAWEIと言えばスマホカメラ業界をリードする存在で、HUAWEI P30 Proもまた世界ランク1位を獲得してます。
HUAWEI P30 Proカメラ最大の特徴はペリスコープ望遠レンズ搭載カメラを採用したこと
Huaweiでこれまでのフラッグシップモデルは、「LEICA監修レンズを採用」「望遠レンズ搭載」「超広角カメラ搭載」「超マクロ撮影対応」など進化してきました。もちろん、HUAWEI P30 Proはこれまでの進化した部分をしっかり受け継いでます。
▼こんな感じでHUAWEI P30 ProはLEICAクワッドカメラを搭載。4,000万画素カメラ、2,000万画素超広角カメラ、3次元的な情報を測定できるTOFカメラ、そしてスーパーズームレンズカメラを詰め込んでます。↓
基本的にHuawei Mate 20 Proと機能的には大きく変わりませんが、HUAWEI P30 Proで進化したカメラは”望遠”です。
▼望遠は複数のレンズを組み合わせることで倍率を上げてるんですが、スマートフォンでは厚みが出るので中々採用されませんでした。が、HUAWEI P30 Proは取り込んだ光をプリズムで屈折させ、横向き配置となるレンズを通すペリスコープ望遠レンズを搭載することで、超望遠撮影にも対応してます。↓
▼実機で見てみるとプリズムに反射したレンズが確認できました。奥行き感が凄い。↓
スーパーズームレンズでハイブリッドズームが10倍に
HUAWEI P30 Proは光学ズームとデジタルズームを組み合わせることで画質劣化が非常に少ない”ハイブリッドズーム機能”を他モデルでも採用してます。このハイブリッドズームは個人的に従来モデルで利用する限り”実用的な範囲”。これも画質劣化が少ないハイブリッドズームだからこそで、小さなスマホでも高倍率ズームが実用的となりました。
今回のHUAWEI P30 Proはレンズ性能の工場に伴い、従来の5倍ハイブリッドズームから10倍ハイブリッドズームにズーム性能が向上してます。
ズームは1倍→5倍→10倍→超広角(0.6倍)って感じでボタンを押す毎に切り替えられます。それ以上のズームはズームボタンのスライドで対応って感じ。
▼今回は分かりやすいように超広角、1倍、5倍、10倍で並べてます。↓
10倍以上はデジタルズームで倍率を上げるので解像感が荒くなってくるのですが、ポンポン倍率を切り替えられるハイブリッドズーム10倍までは十分実用的な範囲。
最大50倍のデジタルズームに対応
HUAWEI P30 Proはデジタルズームも大幅に進化。なんと、50倍のデジタルズームに対応してます。先行レビューを見る限り”解像感が低い”と言われていますが、デジタルズームは最終的に取り込んだ写真を拡大しているようなものなので、これは仕方のないこと。
▼それよりも、手のひらに乗るスマートフォンで50倍ものズームに対応したことが凄いんです。実用性は皆無かもしれませんが、そんなんどうでも良いんです。このサイズで50倍ズームが搭載されていて体験できるってことが1番重要。他の端末では(今のところ)体験できないHUAWEI P30 Proだけの特権機能です。お月様だって、クレーターが見えるくらいの写真が撮影出来ちゃいます。↓
で、実機が届いたので50倍ズームを試してみました!実用性が有るかって言われると無いですね!解像感低いし粗いし!
でも、そんな事はどうでも良いのです!この手のひらに乗るスマートフォンで50倍ものズームが出来る事に感動!ガジェット好きならこの感覚は伝わるはず!
▼超広角から立ち位置を変えずにギュイーンと50倍ズーム!↓
50倍ズームにもなると少しの手ブレで大きく映像がブレるので、出来れば三脚とかで固定して楽しむのが良いですね!HUAWEI P30 Proを手に入れたら最新技術が詰め込まれた50倍ズームを体感してみて下さいね!
ISO409600の化物スペック
ISOは光を増幅する際に弄るカメラ設定で、この数値が高ければ高いほど小さな光でも増幅して明るく撮影出来ます。もちろん、ISOを上げれば上げるほどノイジーになるんですが、それは超スーパー高級一眼レフカメラでも同じ。
それよりも、やっぱりスマホで超スーパー高級一眼レフカメラに匹敵するISO409600に対応しているのがヤバイんです。
▼もちろん、より高いISOに設定出来るってことは、それだけ設定幅が広がるってこと。一部では過剰で無駄とか言われてますが、HUAWEI P30 Proはカメラ好きの方が注目する端末だと思うんで設定幅が広がるのはカメラ写真撮影好きの僕としては嬉しいポイントです。凄いよ。↓
▼実機が届いたので真っ暗な部屋でテスト!マニュアルモードでISO409600で設定すると・・・これだけ明るく撮影できた!これはヤバイ。↓
カメラに詳しい方なら知っていると思うんですが、ISOは光を増幅するんで過度にISOを上げるとノイズが大きく目立ちます。が、これだけ柔軟にISOが設定出来るので撮影幅はスマホの枠を超えた使い心地!
いや~、HUAWEI P30 Proのカメラ仕様ヤバスギ。
TOFカメラでより自然な背景ボケを実現
▼HUAWEI P30 ProはTOFカメラを搭載していまして、被写体を三次元情報で捉える事ができます。従来は2つのカメラを駆使して被写体と背景の被写界深度情報を得て撮影していたわけですが、TOFカメラを搭載することで、より被写体と背景の切り分け精度が高くなった感じ。なので、これまで以上に”細部”のクオリティーが上がります。↓
▼ポートレートモードは人物向きですが、アパーチャ(撮影後にピント位置やボケ味を調整出来るモード)ならモノでもしっかりボケてくれます!↓
AI HDR+で最適な高度なHDR撮影を実現
HDR撮影は特に珍しい機能ではありません。黒つぶれや白飛びしないように良い感じに仕上げてくれるHDRですが、機械的な判断では”適切”なHDR撮影は難しいです。
▼HUAWEI P30 ProではHDRもAIがテコ入れしてくれます。何十万枚もの写真を分析したAI HDR+でよりクオリティーの高いHDR撮影が可能に。↓
水をシルキーに撮影出来る。けど、従来モデルから出来てた
▼長時間露光ショットで水の流れを長時間捉えることでシルキーな水の表現が可能。たしか、これ今までのHuawei端末でも専用モードがあったはず。HUAWEI P30 Proならもっと綺麗に撮影出来るのでしょう。↓
想像以上に便利な超広角撮影
超広角撮影とは、通常よりも広い範囲を捉える事が出来る撮影モード。
▼実機で撮影してみました!こんな感じで通常だと窮屈感を感じる1倍の標準画角ですが、超広角モードだとこんなに広く撮影出来ちゃいます!これ、メチャクチャ便利!↓
例えば、超広角撮影が得意とする広大な風景の写真や巨大建造物の撮影だけでなく、大人数での集合写真を撮影したり、狭い室内での撮影だったり、卓上に沢山乗った料理の撮影だったり、想像以上に利用シーンが多いんですよ。
超広角レンズ搭載スマートフォンを利用したことの無い方は、超広角レンズで撮影すると大きな驚きと大きな撮影スタイルの変化が体験できますよ!
超マクロ撮影に対応。2.5cmまで近づける
▼これはHuawei Mate 20 Proから搭載となり話題となった撮影モード。メチャクチャ被写体に近づいて撮影出来るので、ブツ撮りも捗ります。↓
▼で、これがHUAWEI P30 Pro実機で撮影したスーパーマクロ写真。これは凄い。フルオート撮影なら被写体に近づくだけでスーパーマクロモードが発動!タンポポの種を接写しましたが、スマホでしかも手持ちでこんな感じの写真が撮影出来ちゃうんです!凄すぎ!!!↓
HUAWEI P30 Proで撮影した写真を一挙公開!
HUAWEI P30 ProはAIに対応してまして、カメラが自動的にプロが画質チューニングしたような画質調整を行ってくれます!AIは画面上から簡単にオン・オフ可能だったので、通常撮影とAIオンの写真を一緒に並べときます!AIによる変化も楽しんで下さい!
※最後の方は夜景モードでの写真も掲載してます。夜景モードはAI非対応なので比較写真はありません!
▼左がAIオフ、右がAIオン。真ん中のバーは左右に動かせます!↓
▼以下から夜景モードで撮影した写真↓
フロントカメラも高画素
▼高画素だから良いって訳じゃないんですが、インカメラも3200万画素カメラを搭載しているので非常に高精細な写真を撮影出来る仕様となってます。↓
いっぱいカメラ搭載しているから画角の違う映像を一発で撮影出来る
▼HUAWEI P30 Proのリアカメラの話に戻るんですが、いっぱいカメラ搭載しているので複数の画角を一発で撮影出来ます。↓
例えば僕の場合なんかだとYouTube動画を撮影する時に、手元をズームした状態の端末映像と全体像のどちらも一発撮り出来るんで結構重宝するかも知れません。YouTuberさんとかだと”便利”って感じる機能かも知れませんね。
HUAWEI P30 Proのディスプレイをチェック
この項目ではHUAWEI P30 Proのディスプレイをチェックしてます。
ディスプレイは有機ELパネル
HUAWEI P30 Proのディスプレイは高級テレビなんかでも採用されている有機ELパネルを採用してます。理由は液晶とは段違いに映像が美しいから。
液晶って背面からバックライトで照らしてるんで、黒色が白っぽくなったり発色がいまいちだったりするわけですが、有機ELはドット自体が発行するんで色も鮮やか。黒色は消灯となるので液晶とは比較にならないほど引き締まった黒色が表現できます。
▼夜景の写真を画面いっぱいに表示。こんな感じで有機ELは発色が良くて黒色がグッと引き締まっている映像を楽しめます!↓
有機ELはメリットも多いんですが、もちろんデメリットもあり。液晶に比べて焼付きを起こしやすいんです。
最近の有機EL搭載モデルは焼き付きを低減する為の施策がソフトウェアに盛り込まれているので昔より大幅に焼き付きにくくなってるんですが、それでも液晶より焼付きを起こしやすいんで、1日や2日とか同じ映像を表示し続けないように気をつけたいところです。
解像度は物足りなさを感じるFHD+
ちょっと気になるのが解像度。最近のハイエンドスマートフォンは高解像度を搭載することも珍しくないんですが、HUAWEI P30 Proは2340×1080のFHD+で一般的なスマートフォンクラス。
特にFHD+だから困るって事は無いですし、多くのFHD+以上の解像度を採用しているスマホはGalaxy S10+でさえ消費電力の兼ね合いから多くのシーンでFHD+表示です。が、価格が価格だけに少々他社のハイエンドスマートフォンより見劣りする部分です。
HUAWEI P30 Proのサウンド関連をチェック
この項目ではHUAWEI P30 Proのサウンド関連をチェックしています。
イヤホンジャックない代わりにBluetoothコーデックはフル対応してる
HUAWEI P30 Proは残念ながらイヤホンジャック非搭載なわけで、利用するならBluetoothイヤホンやヘッドホンが候補となるのですが、Bluetooth接続する際に対応するコーデックがフル対応しているので、ミドルレンジ帯~ハイエンド帯までBluetoothイヤホンやヘッドホンが選び放題です。
HUAWEI P30 Proが対応するBluetoothコーデックは以下の通り
- SBC:全てのBluetooth接続型サウンド機器で対応するベースコーデック
- AAC/apt-X:CD音源まで飛ばせて音の遅延も気にならない位のミドルレンジコーデック
- apt-X HD/LDAC:ハイレゾ音源まで飛ばせて音の遅延も気にならないハイエンドコーデック
上記は全て対応してまして、それ以外にHuawei独自のHWA Audioにも対応しちゃってます。
一般的なBluetoothイヤホンやヘッドホンはHWA Audio以外のいずれかに対応している事が多いのですが、オススメはミドルレンジ以上のコーデックに対応した製品。理由は音の遅延が気にならないから。
SBCだと結構音の遅延が大きいんで、音だけのコンテンツだと気が付かないんですが、映像+音の動画やゲームコンテンツだと”音ズレ”が気になります。なので、ミドルレンジ以上の製品がオススメ。
▼で、実機が届いたので実際にBluetoothコーデック調べてみました!↓
▼テストの結果、僕の環境で「Bluetooth設定画面」で接続を確認できたのがapt-X、apt-X HD、LDAC。(HWA Audio機器は持ってないのでテストしてません。)↓
開発者向けオプションからAAC固定化は確認できましたが、Bluetooth設定画面では未表記。
というわけで、ガルマックスは視覚的に接続が確認できるapt-X、apt-X HD、LDAC対応製品をおすすめします。
画面がスピーカー代わりになっている
▼従来はディスプレイ上部にフロントスピーカーを備えてましたが、HUAWEI P30 Proはアコースティックなんちゃら技術により、ディスプレイを活用したスピーカーに切り替わってます。↓
音質は実機が届いてないんでわからないんですが、Huaweiはより大きな聴覚領域になったと言ってるんで、適当に耳にディスプレイ上部付近を当てるだけでしっかり音が聞こえそうです。
追記:確かに通話時にディスプレイから音が出るんですが、ディスプレイに耳をピッタリくっつける感覚が・・・結構気持ち悪いです。
だいたい、スマホの最上部に備わっているスピーカーに耳を当てるんで、画面全体にピッタリと耳をつけるのが違和感全開。皆さんも手持ちのスマホでディスプレイ上部2.5cmの画面上に耳をピッタリ当てると、この気持ち悪さが体感できます!
これ、別にステレオで利用できるって訳じゃなかった
実機が届いたので試してみたのですが、通話時にディスプレイの広い範囲で音が聞こえるのみで、ステレオって訳ではありません。動画や映画、ゲームなんかは端末の下部に備わっているスピーカー1基で音が鳴ります。残念。
HUAWEI P30 Proのバッテリーをチェック
この項目ではHUAWEI P30 Proのバッテリーをチェックしています。
4200mAhの大容量バッテリーを搭載
▼HUAWEI P30 Proは大容量な部類となる4200mAhバッテリーを搭載。↓
一般的なスマートフォンが3000mAhなので、結構容量が多いです。
よくあるのが省電力性能アピール。あれ、”スマホを使っていないときの消費電力が低い”ってことです。なので、ガンガン使うとバッテリーはガンガン減ります。
大容量バッテリーは車で言えば大容量ガソリンタンクを備えているようなものです。燃料をいっぱい詰めるから、ガンガン走れる時間がダイレクトに伸びる。スマホなら、ガンガン利用できる時間がダイレクトに伸びるって訳です。
なので、スマートフォンを沢山利用している方は大容量バッテリー搭載は嬉しいポイントでしょう。
40Wの超高速な充電に対応している
▼HUAWEI P30 Proは40Wというビックリするくらいの出力で充電可能。↓
通常充電が5W、急速充電が10W、超急速充電が18Wなので40W充電は化物スペック。
30分の充電で70%のバッテリーを充電できてしまうので、寝る前に充電忘れても問題なし。
15Wのワイヤレス充電に対応してる
▼HUAWEI P30 Proはワイヤレス充電にも対応。↓
ワイヤレス充電はケーブル充電よりも効率が悪くなるのですが、HUAWEI P30 Proは15Wのワイヤレス充電。ケーブル充電での超急速充電が18Wであることを考えると、HUAWEI P30 Proはワイヤレスであっても非常に高速に充電が可能です。
HUAWEI P30 Pro自体がワイヤレス充電台として利用できる
最近流行ってきたワイヤレスのリバースチャージ機能。HUAWEI P30 Proもバッチリ搭載してます。
▼HUAWEI P30 ProがXiaomi Mi 9をワイヤレスで充電するという夢のコラボを実現。↓
HUAWEI P30 Pro自体がワイヤレス充電台となり、HUAWEI P30 Proのバッテリーから直接給電するのでモバイルバッテリー代わりになるってわけです。
まだ、ワイヤレス充電に対応するアクセサリーは少ないですが、これからはBluetoothイヤホンやスマートウォッチなどワイヤレス充電に対応する製品が増える予定なので、その様なデバイスだとモバイルバッテリー不要でいつでもHUAWEI P30 Proから充電が可能です。
HUAWEI P30 Proまとめ
HUAWEI P30 Proは正直「実用的な範囲を大きく超えている製品」です。波に乗りまくっているHuaweiが自分たちの技術の高さを見せつけるために作ったものです。それが”フラッグシップモデル”ってものです。
実用性なんてとうの昔に煮詰めまくられているので、こういう端末は”最先端技術を楽しむ”端末。もちろん、新しい技術を利用することで生まれる新しいスマホの活用法なども増えますが、この領域になると凄すぎて逆に万人受けはしないかも知れません。価格も価格ですし。
しかしながら、ガジェットが好きだ!写真撮影が好きだ!って方は、喉から手が出るほど欲しいかも。僕も欲しくて実機を手に入れたのですが、ガジェット好きとして、そしてカメラ好きとしてHUAWEI P30 Proは凄く楽しめるスマートフォンでした!
あと、とにかくカメラが凄いんで、旅行好きで写真を沢山撮影する方にもオススメしたいですね!HUAWEI P30 Pro持っていたら、コンデジ持ち歩かなくなるかも!
日本での発売は未定ですが、大手キャリアの囲い込み販売じゃなく、SIMフリーで登場することを願ってます!
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↓弟分のHUAWEI P30の実機レビューも書いてます!気になる方は要チェック!↓
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