激安輸入ノートパソコン「Jumper Ezbook 2」実機レビュー。コスパ最強で驚きを隠せない

「Jumper Ezbook 2」の外観

どうも、ガルマックスの猶木(ナオキ)です。

最近は、スマホやタブレットが主流で、ノートパソコンは下火状態だそうですが、ノートパソコンも非常に進化しています。

今回、中華系ガジェットを数多く取り扱う大手ネットショップのGEAR BESTさんから14インチノートパソコン「Jumper Ezbook 2」のレビュー依頼を受けたので実機レビュー。

もう最初に言っちゃいます。このパソコン、168ドル。執筆時レートで16,877円。

スマホだとエントリースペックの価格帯ですので、もう驚きを隠せません。

それではジックリと性能を確認してみましょう。

▼本機の新型Jumper Ezbook 3も実機レビューを書いています。↓

「Jumper Ezbook 2」開封の儀。外観チェックからキーボード、マウスパッド仕様評価。

早速開封してみましょう。見れば見るほどリンゴマークロゴのあのパソコンに似ている外観。

本体は、14インチ液晶を搭載しており重量は約1.2kg。

▼段ボールパッケージに入っており、本体はスポンジでしっかり保護されています。↓

「Jumper Ezbook 2」の入っていた外箱

しっかりと「Jumper Ezbook 2」が梱包さてています

▼同梱物は非常にシンプルで、本体、説明書、充電器の3点。↓

「Jumper Ezbook 2」の同梱物は非常にシンプル

▼天板は保護フィルムのようなものが貼ってます。↓

「Jumper Ezbook 2」の天板にはロゴマーク

▼右側面には充電端子、USB3.0、miniHDMI、MicroSDカードスロット。↓

「Jumper Ezbook 2」には様々なポートがついています

▼左側面にはUSB2.0とイヤホンジャック。USBポートが2つ付いているのは嬉しいポイント。↓

「Jumper Ezbook 2」はUSBが2個付いているので使いやすい

▼前面と背面は底面は特に無し。バッテリーは内蔵型です。↓

「Jumper Ezbook 2」の前面

「Jumper Ezbook 2」の裏面

「Jumper Ezbook 2」の底面

▼ディスプレイはここまで開きます。非常に薄いですね。↓

「Jumper Ezbook 2」のディスプレイの開く具合

▼キーボードはUS配列となっていますが、ローマ字打ちの場合は特に困りません。↓

「Jumper Ezbook 2」はUS配列キーボード

▼外観はあのパソコンに超似てるんですけど。あまり大きな声では言えないので伏せ字で申し訳ないですが、MacB○okに非常によく似てます。↓

「Jumper Ezbook 2」の外観はアレに似ている

▼液晶のバックライトと連動して、パネルの「Jumper」ロゴが淡く光ります。↓

「Jumper Ezbook 2」のバックロゴが光るところもよくにている

本体の質感とキーボードの打鍵感、マウスパッドの仕様

本体はプラスティック性ですが、シルバーとブラックの配色のせいか、値段以上の質感に見えます。

普段使用しているノートパソコンがキーボードに定評のあるThinkPadなので、それと比較するとキーボードの質感はそれほど良くはありません。中心部はたわみます。が、使えないことは無い。と言うか、本体価格から全てを許してしまう感じは否めません。

マウスパッドはマルチタップに対応しているので、3本指操作も可能となってます。たま~にマルチタップに対応していない製品もあるので、本製品も価格から対応していないだろうな。という感じでしたが嬉しい誤算。

「Jumper Ezbook 2」の性能評価。

項目スペック
OSWindows 10 HOME
CPU Intel Cherry Trail X5-Z8300
(4コア)
1.34GHz
ブースト時1.84GHz
メモリDDR3 4GB
保存容量64GB EMMC
画面サイズ14型フルHD
(1920×1080)
ネットワークWi-Fi
802.11b/g/n

Bluetooth
4.0
端子USB3.0×1
USB2.0×1
mini HDMI×1
イヤホンジャック
拡張スロットMicroSD×1
バッテリー10,000mAh
サイズ34.65 x 22.95 x 1.76 cm
重量1.180 kg

Windows10では、ユーザーエクスペリエンス機能がないのですが、あれこれしてユーザーエクスペリエンスを測定してきました。

▼ゲーム用グラフィックスは測定不可だったので、実際のゲームを利用して後ほど評価しています。全体的に中々の性能。特に記録媒体の転送速度が長けています。

「Jumper Ezbook 2」のユーザーエクスペリエンス

OSは最新のWindows10を搭載。

無償アップグレードで話題となったWindows10ですが、「Jumper Ezbook 2」では初期状態からWindows10を搭載しているので、アップグレードの必要も無し。

本製品は輸入製品のため、標準言語はEnglishですが、Windows10はマルチランゲージに対応しているので、もちろん日本語で利用できます

CPUには、最新のIntel Cherry Trail X5-Z8300を採用。

「Jumper Ezbook 2」のCPUは4世代AtomのX5-Z8300

CPUは、2016年2月ごろから市場に出回り始めた4世代目のAtomプロセッサーを採用。最近はやりのスティックPCやタブレットなどでもよく積んでるCPUです。

4代目Atomは14nmプロセスで製造されており、省電力性能を高めながらも、グラフィックス性能が3代目と比較して大幅に性能向上したモデル。

どこまでゲームが動くのかも気になるところ。

DDR3の大容量4GBメモリを搭載。

「Jumper Ezbook 2」のメモリはDDR3の4GBで大容量

非常に低価格なモデルでありながら、メモリにはDDR3の4GBメモリを搭載しています。ちなみに、Intel公表のX5-Z8300仕様表では対応メモリが2GBと記載されていたのが気になったので、メモリの使用率を確認してみました。

▼タスクマネージャーを起動してブラウザーやゲームを複数立ち上げたところ、しっかり2GB以上を使用しています。

メモリは2GB以上をしっかり使用しています

X5-Z8300を搭載しているノートパソコン等で、4GBメモリを搭載している製品は他にも存在しており、そちらでもしっかりと4GBを認識しているので、4GBのメモリを搭載しているのに、2GBしか認識しないという胡散臭い仕様ではありません。

内部ストレージには64GB EMMCを採用。

この類の製品では、32GBという小容量のモデルも少なく無いですが、「Jumper Ezbook 2」は64GB EMMCを採用しています。初回起動時点で利用できる容量はシステム保存領域をのぞいて約35GB程利用可能。

EMMCとは、超高速読み書きが可能なSSDと同様のNAND型のフラッシュメモリで、組み込み式のマルティメディアカード。かなり端折って説明すると本体保存領域に独自にチューニングされたSDカードが組み込まれている感じ。

読み込み速度こそSSDには敵いませんが、体感速度に直結するパーツですので、HDDより高速。

▼DiscMarkを利用して、内部ストレージの速度測定。読み込み速度が130MB/sと中々高速に動いてくれます。

「Jumper Ezbook 2」のストレージ速度は中々高速

液晶は14インチ。しかもフルHDパネル。

いやー、びっくりしました。

安いノートパソコンではWXGA (1366×768)解像度がまだまだ主流ですが、「Jumper Ezbook 2」はフルHD液晶を搭載しています。

私のメインで使用しているパソコンもWXGA (1366×768)解像度でしたが、有料でフルHDへ変更したので、初期状態からフルHDパネルを搭載しているのは羨ましい。

ちなみに、初期設定でスケーリングは150%になってるので、必要に応じてWindowsから設定を変更しましょう。私は125%設定が好き。

「Jumper Ezbook 2」を実際に利用してみた。

ノートパソコンではベンチマークの数値もある程度の指標となりますが、大事なことは「実際に利用して快適か否か」です。

ゲームだって、起動する性能は兼ね備えていても、ガクガクの処理落ちした状態では遊べません。

そんな訳で、普段利用頻度の高い「ブラウザー」で完結する使用方法を中心に、ストアでダウンロード出来るゲームも実際に起動して遊んでみました。

マルチ処理には向かないが、単体使用では結構快適。

処理性能がそれほど高くないので、複数のアプリを立ち上げて渡り歩きながら使用する方法では、メモリの使用状況が上限に達する前にCPUが限界に達します。

しかしながら、ブラウザーを立ち上げて、You Tubeを視聴するだとか、WEBメールを利用する、複数タブでサイトを渡り歩くという一般的な使い方では結構快適。

ちなみにYou TubeでフルHD動画を再生しましたが、止まること無く再生できたので好印象。但し、搭載されているスピーカーの音質は非常にチープです。

ゲーム性能は価格に対して驚くほど高性能。

CPUが4世代のAtomとなり、大幅に進化した性能といえばグラフィックス性能。

そこで、中々動作が重いと評判の「Minecraft Windows10 Edition」を使用して実際のゲーム動作を確認します。

▼スクリーンショットでは伝わらないので、「Jumper Ezbook 2」でマインクラフトを操作している様子を直撮りしました。↓

驚く程スムーズに動作しています。パソコンでゲームをする場合、必要動作環境を満たしている必要があるのですが、それは「ゲームが起動する動作環境」であり、問題なく遊べるかは別の話。

推奨動作環境として提示された性能以上で、ようやく「遊べる」といったところですが、「Jumper Ezbook 2」でマインクラフト程度のゲームは遊べます。

グラフィックス性能が向上したということは知っていましたが、実機で操作してみると性能向上具合が肌で感じることが出来ました。こりゃすごい。

「Jumper Ezbook 2」総評。

外観チェックから仕様チェック、実機を用いた実際の動作まで検証してきましたが、「Jumper Ezbook 2」は一言でコスパ最強ノートパソコン。

2万円を大幅に切る価格で、ここまで利用できるのであれば全く不満は無いですね。

本体の性能仕様的にも非常に魅力的な内容となっており、また、その実力も確かなものです。

輸入パソコンということで、使い始めに日本語設定が必要な事や、US配列キーボードの使い方を知る必要はありますが、その辺りの設定方法は別途記事を執筆して公開予定です。

海外では、こんなに低価格で高性能なノートパソコンが沢山あるので、興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか?

GEAR BESTでは、ノートパソコンに限らず、スマートフォンやタブレット、ドローンに大工用品まで非常に多くの商品を取り扱っています。

今回紹介した「Jumper Ezbook 2」の商品ページに加え、GEAR BESTのトップページ、そしてGEAR BESTを日本から注文する手順記事のリンクを残しておきますね!

GEAR BESTでびっくり商品を見つけてくださいね!また、面白い商品を見つけたら教えて下さい(笑)

追記:GEARBESTさんより、割引きクーポンを頂きました!適応すると160.99ドルで購入可能となってます!先着10名様となりますので、クーポンが利用できない場合はご了承願います!

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