AIタブレット「ALLDOCUBE iPlay 70S」が発表されたのでスペックを調べてみた!
Teclastに続きALLDOCUBEからもAI機能を活用できるタブレット「ALLDOCUBE iPlay 70S」がリリースされていたので紹介していきます!
目次をクリックすると各項目へ移動します
ALLDOCUBE iPlay 70Sの詳細スペック
SoC | Allwinner A733MX-N3X |
メモリ | 4GB |
容量 | 128GB |
ディスプレイ | 10.5インチ、液晶、1920×1280 |
アウトカメラ | 500万画素(メイン) |
インカメラ | 200万画素 |
バッテリー | 6000mAh 15W |
サイズ | 246.15×172.08×8.7mm |
重量 | – |
対応バンド | – |
OS | Android 15 |
備考 | – |
iPlay 9Tと同じ筐体を採用。ツートンスタイルに注目!
ALLDOCUBE iPlay 70Sの筐体は以前にリリースされていたALLDOCUBE iPlay 9Tと同じ筐体を採用。背面のデザインはLenovo Tab P11シリーズを彷彿とさせるグレーのツートンカラーを彷彿とさせます。
なんかこう…こういうのいいよね…(語彙力の不足)
Allwinner A733搭載。メモリは4GBと少なめ
ALLDOCUBE iPlay 70SのSoCはAllwinner A733MX-N3Xと見慣れないモデルが採用されています。
気になったのでネットで調べてみました。すると、マイクロボードコンピューターを製造しているOlimex Ltdの関連ブログがヒット。それによるとベースとなったAllwinner A733には3つのバリエーションが設定されているとのこと。
A733 is selling in three versions:
– full featured: A733MX-HN3 includes NPU+HDMI
– no HDMI version with NPU: A733MX-N3X NPU, NO HDMI
– No NPU version with HDMI: A733MX-HXX NO NPU, HDMI
Allwinner A733MX-N3Xはその中のNPU対応/HDMI無しバージョンとのこと。Allwinner A733のウリであるAI機能はしっかりと使えるようなので一安心です。
で、肝心のAllwinner A733の性能ですが、AnTuTuの総合スコアで約32万点ほどと格安タブレットで採用されることが多いUnisoc T606/T616よりもすこーしだけ性能が上だったりします。まぁ過度な期待は禁物ですけど。
ただし、メモリは4GBとエントリー相当なのは注意が必要です。個人的には6GBくらいは欲しかったなぁ。
▼以下は2025年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
ディスプレイは10.5インチでFHD相当の解像度!
ALLDOCUBE iPlay 70Sのディスプレイサイズは10.5インチとタブレットとしては平均的な大きさ。解像度は1920×1280とFHD相当なのも良いですね〜。
リフレッシュレートに関する記載はされていないので恐らくですが90Hzはサポートしていないと考えた方がよさげかも。その代わりといってはないんですがsRGBを100%サポートしているのはGOOD!
NPUを活かしたAI機能も活用可能
ALLDOCUBE iPlay 70SはAllwinner A733を搭載しているライバルのようにNPUを生かしたAI機能を利用できるのも大きな魅力の一つ。
画像の解像度を補完できる機能やジェスチャーでハンズフリー操作ができる機能など、様々なものが利用可能とのこと!
Type-C端子は2基搭載
ALLDOCUBE iPlay 70SはALLDOCUBE iPlay 9Tやライバルたちと同じようにType-C端子が2基搭載されています。なお、HDMI機能があるとの記載がありますので映像出力には対応していると思われます。
そこで気になるのは先述したSoCの型番。Allwinner A733MX-N3XはHDMI対応していないのになぜ?と思った方がおられると思います。
コレは推測なんですが、Allwinner A733自体がタブレット以外にマイクロボードコンピューターでも使えるようなSoCなので、HDMIに対応していない=HDMI端子からの映像出力に対応していないということなのかなと筆者は解釈しています。
実際どうなのかは…実機での検証を待ちましょう!
ALLDOCUBE iPlay 70Sまとめ
ALLDOCUBE iPlay 70Sの発売日と価格は執筆時点では不明です。情報のアップデートが確認次第追記予定です!
ALLDOCUBE iPlay 70Sはサイズ感こそよくあるタブレットではありますが、NPUを内蔵したAllwinner A733を生かしたAI機能が使えたりType-C端子が2つあったりと中々変わり種の製品ではあります。
同じような仕様のタブレットとしてTeclast P50AiやTeclast T60 AIが挙げられますが、ALLDOCUBE iPlay 70Sはメモリとディスプレイサイズが3機種の中で一番小さくなっている点は痛いものの、ディスプレイ解像度はFHD相当とTeclast P50Aiよりも上だったりします。
となると、本機は価格で勝負するかとなるんですが、Teclast T60 AIが発売記念セールで2万円切っているので、個人的には1万円台前半とかだとかなり魅力的なんじゃないかと思いますね。1万円台後半だとTeclast T60 AIの影がチラついてきますもん。
何にせよ選択肢が増えることは良いことなので、なんだかんだ言いつつも発売が楽しみです!