「ALLDOCUBE Smile X」発売!Unisoc T610搭載、DSDS対応のミドルレンジタブレット

ALLDOCUBE Smile X

ALLDOCUBEが新型タブレットALLDOCUBE Smile Xを発売!Unisoc T610を筆頭に無難な構成で固められたミドルレンジタブレットです。

ALLDOCUBE Smile Xの特徴

ALLDOCUBE Smile Xの特徴は以下の通り!

ALLDOCUBE Smile Xのハイライト

  • ミドルレンジクラスのスペック
  • 10.1インチFHD+相当(1,920×1,200)のディスプレイを搭載
  • DSDSに対応
  • 6,000mAhのバッテリーを搭載。充電能力は10W

▼ALLDOCUBE Smile Xのデザインは側面部分が曲面で仕上げられており、背面カメラが中央に位置しているもの。筆者はCHUWI Hi10 Goを彷彿とさせるものに感じました。↓

ALLDOCUBE Smile X

▼今の時代のミドルレンジALLDOCUBEタブレットで特筆すべき点ではないかもしれませんが、背面素材は金属を用いているとのことで一定以上の質感は確保できているものと思われます。↓

ALLDOCUBE Smile X

▼ALLDOCUBE Smile Xに搭載されるSoCはUnisoc T610。中国メーカーのミドルレンジタブレットではお馴染みとなっているSoCです。↓

ALLDOCUBE Smile X

原神などの重量級のゲームを快適に遊ぶことは難しいものの、ブラウジングや動画視聴、軽めのゲームなら動くくらいの必要最低限の性能は十分に有しています。

ちなみに、T610と同等の性能の他社製SoCはMediaTek Helio P70やSnapdragon 665などが挙げられます。

▼メモリ/ストレージは4GB/64GBと2021年発表のミドルレンジとして最低限確保されています。↓

ALLDOCUBE Smile X

外部ストレージも公称で2TBまで対応しているので、コンテンツをたくさん詰め込みたい方でも安心ですね!

▼ALLDOCUBE Smile Xのスピーカーは2基搭載のステレオ。最近のミドルレンジタブレットでよく見かけるクアッド構成ではないようです。↓

ALLDOCUBE Smile X

ALLDOCUBE独自のチューニングが施されている旨の記載がありますが、言うのもなんですが、ALLDOCUBEがiPad ProやLenovoのハイエンドタブレット並みの音質にチューニングするのは難しいでしょうし、音質に関する過信は禁物です!

▼ALLDOCUBE Smile Xには10.1インチのFHD+相当(1,920×1,200)のディスプレイを搭載。ディスプレイサイズ、解像度ともに他のミドルレンジタブレットでよく見かける構成です。↓

ALLDOCUBE Smile X

公式ページに記載されているディスプレイの色域はNTSCで70%とこちらも標準的な数値です。広色域とまではいかないですがコンテンツを視聴する分には困らないくらいの数値と言えるでしょう。

なお、公式ページに記載しているのはNTSCのみでsRGBのカバー色域は不明です。

▼ALLDOCUBE Smile Xは4GのデュアルSIMに対応。対応周波数帯は中国メーカーのタブレットでお馴染みのソフトバンク向けと言えるでしょう。↓

ALLDOCUBE Smile X

DSDSにも対応しているようですが、例の如くMicroSDとの排他的利用になるので、DSDSやストレージの拡張を考えている方は注意が必要ですよ!

ALLDOCUBE Smile Xは6,000mAhのバッテリーを搭載。10インチクラスのAndroidタブレットでは標準的な搭載量となっています。

ただし、充電能力は最大で5V/2Aの10Wと急速充電に対応していないので、どうしても充電時間が長引くかもしれないのは念頭に置いておいてください!

ミドルレンジタブレットとしてあまり面白みは感じない

ALLDOCUBE Smile XはJDの公式直販で12月17日から発売開始とのこと。

ALLDOCUBE Smile XはXの名前を冠していたので、てっきりX Neoの後継機かと思っていましたが、スペックなどを見る限りミドルレンジな仕様のタブレットで全くの別物のようです。

というか、Smileシリーズは最近になってミドルレンジタブレットクラスに格上げとなったiPlayシリーズの後釜なのかもしれませんね。

ALLDOCUBE Smile Xの仕様は見慣れすぎたUnisoc T610に4GB/64GBのメモリ/ストレージにFHD+ディスプレイとミドルレンジタブレットとして特筆すべき点はあまり無く、正直言わせてもらうと面白みは全くありません。

また、電源周りもバッテリー搭載量が6,000mAhなのはいいとして、充電能力が10W止まりなのはいただけません。せめて12W以上は欲しいなと思ったところです。

というように、ALLDOCUBE Smile Xの仕様は筆者的にはあまり惹かれるところがありませんでしたが、日本円で1万円前後とエントリータブレット並みの価格設定になるならば選ぶ価値は出てくるのかなぁと思いました!

他のミドルレンジタブレットと同価格帯の1万円台半ばから2万円前後の価格だったなら…他の製品も探してみたほうがいいかもしれませんね!

▼ALLDOCUBE Smile Xの詳細なスペック・対応バンドはこちら↓

ALLDOCUBE Smile Xのスペック・対応バンドまとめ

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