Alldocube Xのレビューと評価。スペック、機能、価格まとめ!

ALLDOCUBE X

こんにちは。ガルマックスのtatsuです。

今回は以前[発売開始]エンタメタブレット「ALLDOCUBE X」に出資して激安でゲットしよう!にて紹介した「ALLDOCUBE X」が手元に届きましたのでレビューします。低価格ながら質感の高いタブレットPCを輩出するALLDOCUBEの気合が入った製品であるXの魅力を紹介していきます!

ALLDOCUBE Xの発売時期と価格

ALLDOCUBE Xの発売時期は2019年1月頃で参考価格は370ドルです。

▼様々なショップでALLDOCUBE Xを取り扱っているので、リアルタイム価格は以下からチェックしてみて下さい。↓

ALLDOCUBE Xの総合評価

[良かった]

  • 2560×1600の高精細な有機ELディスプレイ
  • 厚み6.9mmという圧倒的な薄さ
  • 指紋認証ユニットを搭載

[イマイチ]

  • microSDをセットするのにSIMピンが必要
  • 指紋認証の反応が少し遅い

[総合評価]

ALLDOCUBE Xを一言で表すと、エンターテイメント要素の集大成。

MT8176は重量級ゲームには向いていませんが、軽めのゲームや動画視聴、音楽鑑賞には十分な性能。ステレオスピーカーシステムや、2K解像度の有機ディスプレイに指紋認証ユニット搭載とプレミアムな要素はしっかりと押さえていると言えるでしょう。

ALLDOCUBE Xのスペック

項目スペック
OSAndroid 8.1
SoCMTK8176
メモリ4GB
保存容量64GB
MicroSD最大128GB
ディスプレイ10.5型/有機EL
解像度2560×1600
アウトカメラ800万画素
インカメラ800万画素
バッテリー容量8000mAh
カラーシルバー
サイズ234.68×173.14×6.9mm
重量 500g
Wi-Fi802.11a/b/g/n/ac
(2.4GHz+5GHz)

SoCにはMT8176を採用。2016年登場のミドルクラスのヘキサコアプロセッサなので、重量級のゲームなどは苦手ですが、軽めのゲームならしっかりと動作するくらいの性能は有しています。ちなみにMT8176の採用機種には過去に紹介したTeclast T10やASUS ZenPad 3s、Xiaomi Mi Pad 3などが挙げられます。

メモリーは4GB/64GBとミドルレンジ〜ハイエンドタブレットの条件をしっかりとクリア。コンテンツ消費をメインとしたタブレットでストレージ64GBは嬉しいポイントですよね!

ディスプレイは2560×1600のサムスン製2Kディスプレイを採用。2Kの有機ELディスプレイはかなり綺麗。

バッテリーは8000mAhを搭載。10インチクラスのタブレットでは少し大容量になっています。

カメラはイン、アウト共に800万画素。画素数で写真の出来栄えが決まるわけではないですが、ハイエンドタブレットに搭載されているカメラの画素数よりも少し落ちるのは留意しておいてください。

ALLDOCUBE Xの同梱品をチェック

それでは開封していきましょう。なお、同梱品や外箱に関してはサンプル品ということもあり、一部異なる点がありますがご了承ください。

▼外箱は黒を基調としたシンプルなデザインでかっこいいです。↓

ALLDOCUBE Xの外箱は黒がベース。

▼箱を開けると本体がお出迎え。↓

箱を開けるとすぐに本体が出てきます。

▼本体の下には間仕切りがあり、個々にACアダプターやUSBケーブルが入っています。↓

本体の下に付属品が入っています。

▼同梱品はACアダプターやUSBケーブルの2種類でした。間仕切りにはマニュアルらしき絵柄もありましたが、GEARBESTの販売サイトの記載でも同様の構成のようです。↓

内容物は本体やACアダプター、USBケーブルの3種類でした。

USB-Cケーブルと超急速充電器が付属

▼ALLDOCUBE XにはUSB-Cケーブルが付属しています。専用ケーブルというわけではないのですが、A部分の端子の色が青色になっているのでUSB 3.0以降の高速転送対応の可能性もあります。付属品を使うか手持ちのものを使うかはお好みでどうぞ。↓

付属のUSB-Cケーブルは普通のもの。

付属のACアダプターは超急速充電対応。最大18Wでの出力が可能なFAST CHARGERなので短時間でバッテリーを充電できます。↓

ACアダプターは超急速充電に対応していません。

ALLDOCUBE Xの外観をチェック

それでは、ALLDOCUBE Xの外観をチェックしていきましょう。

ぐるっと本体を見てみます。

▼まずは前面。ベゼルは白で上下のベゼルこそ少し太めなものの、左右のベゼルが細くスタイリッシュな印象を受けます。↓

白いベゼルが清潔感を感じさせます。

▼次は背面。金属製のボディは継ぎ目が無くスラッとしたスタイリッシュなデザイン。↓

ボディは継ぎ目が無くスタイリッシュなデザインになっています。

▼上面にはステレオスピーカーにMicroSDカードスロットを搭載。↓

上側にはスピーカーなどが配置されています。

▼下面の端にマイク用の穴が搭載されています。↓

下側にはマイク穴があります。

▼正面から見て右面はイヤホンジャックに指紋認証ユニット、USB-C端子と接続端子類が集中しています。↓

右側側面には端子類が集約されています。

▼正面から見て左面には電源ボタンに音量調整ボタンとボタン類が集中しています。↓

左側にはボタン類が集中しています。

指紋認証ユニットの精度はバッチリ

▼指紋認証ユニットは右側面の上側に配置されており、人差し指を持っていきやすいのがポイント高し。スリープ時からの認識速度こそホドホドですが精度はバッチリです。ちなみに、電源ボタンでスリープ解除してからの指紋認証は結構早かったので、使用する際は少し手間ですが電源ボタンを押してからの認証がいいかもしれませんね。↓

本体側面に指紋認証センサーが配置されています。

エッジ部分にはダイヤモンドカット加工がされている

▼ALLDOCUBE Xのエッジ部分には、中華タブレットでもお馴染みとなったダイヤモンドカット加工がされており薄型のボディとよくマッチしています。光の反射でキラリと光るのがいいですね!↓

エッジ部分にはダイヤモンド加工がされています。

MicroSDスロットはスロットにピンを刺してアクセス

▼ALLDOCUBE Xでは、外部ストレージ拡張手段としてMicroSDスロットを備えていますが、スロットへアクセスするためには市販のSIMピンやクリップなど先の細いモノを使って開ける必要があります。頻繁にMicroSDの入れ替えをする方はその点留意しておいてください。参考までに同時期に入手したSHARP Z3に付属していたSIMピンや、ASUS製のスマートフォンで使われているSIMピンで開けることができました。↓

MicroSDスロットはSIMピンを使って開ける方式。

USB-Cを搭載

▼中華タブレットのミドル〜ハイエンド機種でもどんどん普及しつつあるUSB-C。ALLDOCUBE Xもしっかり搭載しています。ケーブルの上下の向きを気にする必要がないのがUSB-Cの利点。タブレットでもUSB-C搭載機種を使いたい方は必見です。

ステレオスピーカーは穴を塞ぎにくい上部に配置

▼ステレオスピーカー搭載端末で気になるのがスピーカーの位置ですが、ALLDOCUBE Xは比較的穴を塞ぎにくい本体の上部に配置することで対応。音質こそソコソコですが、立てかけた時にも両手で持った時にも音の篭りが気にならないのはいいですよね!↓

スピーカーが本体上部に配置されているので、音がこもりにくいです。

ALLDOCUBE Xの仕様と性能をチェック

ALLDOCUBE Xの仕様と性能をチェックします。

初期状態のホーム画面はシンプル

▼初期状態のホーム画面とアプリをスクリーンショットに撮ってみました。ALLDOCUBE Xの初期状態のホームはかなりシンプルで、Alldocube独自のアプリも見当たりません。google系のアプリに関しては「Gmail」と「Play Store」、「Play Music」に「Playムービー&TV」など、定番のものが入っています。その他アプリが必要な方は各自Playストアから好きなアプリを導入してください。↓

ホーム画面と内臓アプリはAOSPベースなのでシンプルです。

日本語はバッチリ対応

▼言語設定でしっかりと選択できます。ALLDOCUBE XはほぼAOSP(素のAndroid)ですので、日本語はほぼ問題なく対応済み。日本語入力に関しても最初からGoogleの物が入っていたので、個別でインストールする必要がないので楽ですね!↓

最初から日本語表示と日本語入力に対応しています。

読書モードなど便利機能もしっかりと搭載

ALLDOCUBE XはLauncher 3をベースとしたほぼAOSP(素のAndroid)ですが、そのままそっくり乗せただけで無く、画面をモノトーンにする『Reader』や、アプリの自動起動を管理する『Auto-start management』画面を暖色系にしてブルーライトをカットする『Global eye protection』、そしてナビゲーションバーにスクリーンショット撮影用のボタンがついていたりと、地味に便利な便利機能が搭載されています。

搭載されているAndroidは8.1.0。分割機能も使えます

▼ALLDOCUBE Xに搭載されているOSはAndroid 8.1.0(Oreo)。7で搭載されていた画面分割機能のほか、ピクチャーインピクチャーもサポート。使い勝手も向上しています。↓

Android 8.1.0搭載なので画面分割やピクチャーインピクチャーに対応しています。

セキュリティパッチは比較的新しい

▼執筆時でのXのバージョン(ビルド番号)は『U1005E_V1.0_20181204』でAndroidセキュリティパッチレベルは2018年10月5日。割と新しめのものが適用されているので、しばらくは安心して使えるでしょう。

Androidセキュリティパッチレベルは2018年10月5日と比較的新しいものが導入されています。

ベンチマークの結果

AnTuTuベンチマークの結果

総合スコア:104118点、GPUスコア:19674点と、ミドルハイクラスのスコアです。Snapdragonでは652に近いスコアと考えてください。↓

ALLDOCUBE X(Android 8.1.0)実機AnTuTuベンチマークスコアは総合スコアが104118点。GPUスコアが19674点。

Geekbench 4の結果

▼Geekbench 4で端末性能をチェックしている方は以下をどうぞ!ALLDOCUBE Xのシングルコア性能は1597点!マルチコア性能は3950点!

ALLDOCUBE Xのシングルコア性能は1597点。マルチコア性能は3950点。

3DMarkの結果

Sling Shot ExtremeのスコアはOpen GL ES 3.1で881点でした!

Sling Shot ExtremeのスコアはOpen GL ES 3.1で881点。

ストレージ速度は価格相応。

▼A1SD Benchにて測定してみました。Read:186.30MB/s、Write:128.20MB/sとeMMC搭載機種としてはソコソコの結果となりました。↓

A1SD Benchの結果はRead:186.30MB/s、Write:128.20MB/s

バッテリーの持ちは少し悪い。

これまでGeekbench 4のバッテリーテスト機能を利用してきましたが、より実用的なテストが出来るLAB501 Battery Lifeアプリにて測定を行うことにしました。このアプリでは実際にWEBページを表示、スクロール、読み込みなどを行うことで、頻繁に利用するインターネット閲覧状況を再現してバッテリー持ちを測定できます。

▼LAB501 Battery Lifeのバッテリーベンチマーク(Browsing)にて測定した結果です。画面輝度は30%ほど、輝度自動調整オフで連続駆動時間は437分(7時間17分)でした。↓

LAB501でのブラウジングテスト結果は437分でした。

ちなみに私個人の体感上でのバッテリー持ちですが、スリープ状態でもしっかり減っていますし、ゲームなど負荷がかかる作業を行うと結構ガッツリと持っていかれます。MT8176は少し古めのSoCなので最新のプロセッサと比べると省電力性能が弱いですね。

ゲーム性能

恒例のゲーム性能を試してみたいと思います。

PUBG Mobile

最近ブームのバトルロワイヤルゲームであるPUBGのモバイル版です。リアルさをウリにしているだけあって、端末にかかる負荷も大きめとなっています。

▼PUBGでのグラフィック自動設定は一番下の快適画質となりました!↓

PUBGでのグラフィック自動設定では一番下の快適画質でした。

▼PUBG内の設定でのグラフィック設定はスムーズになっていました!↓

グラフィック設定はスムーズになっていました。

▼快適画質ではヌルヌル快適とは言えないもののきちんと動作しました。高画質と高フレームレートを求めないなら良いのですが、ハイエンド端末との壁は存在するので快適なプレイを望むのであればワンランクゲーム性能の高いモデルを選んだほうが良いです。

推奨設定ではスムーズとはいかないまでもしっかりとプレイできました。

Asphalt 8 AIRBORNE

最近、最新作の9がリリースされましたが、まだまだ遊べるAsphalt 8。

3Dグラフィックのレースゲームですが、動作のほどは….

プレイ中の画面。グラフィックは綺麗で所々滑らかとはいかないまでも、そこそこ快適に動きました。少し古めの3Dゲームなら問題なく動きそうですね。

完全にスムーズとはいかないまでもしっかりと動作しました。

DJMAX TECHNIKA Q

恒例の2Dリズムゲームです。カクつきには繊細なリズムゲームですのでスムーズな動作が理想的ですが…

▼プレイ中の画面。バックグラウンドでムービーが流れています。ゲームプレイはカクつきもなく快適にできました。Teclast T20で起きていたようなタップズレも無く快調でしたよ!↓

タッチパネルの問題も無くスムーズにプレイできました。

ドールズフロントライン

今回から追加してみたシミュレーションゲームです。ほぼ2Dで構成されていますが、ゲーム容量がかなり大きいため、プロセッサへの負荷よりもストレージの速度が重要だと言えます。

▼プレイ中の画面。プレイ自体は可能ですが、所々カクつく場面があり快適とは言い難かったです。ボス戦などシビアな操作が要求される場面には不向きですが、レベル上げの周回など反復作業では大丈夫ですね。↓

所々カクツキが見られました。

ディスプレイは2K以上の有機ELで高精細

▼イメージ画像ですが、こんな感じで動画も綺麗に再生できます。↓

Alldocube XはSUPER AMOLEDディスプレイを搭載

ALLDOCUBE Xのディスプレイは2560×1600もの超高解像度で、さらにサムスン製の有機ELディスプレイ搭載。クッキリ綺麗な表示でコンテンツを楽しめます。今まで有機ELディスプレイ採用機種はいくつか触ってきたんですが、その中でもかなり綺麗でした。気になる方は是非とも実機で体験してください!筆者イチオシです!

表示面とガラスとの隙間が目立ちにくいOGS相当のディスプレイ

▼ALLDOCUBE Xは大々的には謳われていないものの、表示面とガラスとの隙間が少ないディスプレイ方式を採用しているので、発色がしっかりしているディスプレイが更に引き立つ仕組みになっています。↓

表示面とガラス面との隙間が少ないので、くっきりと見えます。

写真撮影をしてみました

▼何枚か撮影してみました。加工は拡大縮小とウォーターマークのみとなります。色味ですが、実際よりも薄めになっています。綺麗に撮って残す記念撮影というよりは事実を残す記録撮影に向いていると言えるでしょう。↓

ALLDOCUBE Xで撮影しました。 ALLDOCUBE Xで撮影しました。 ALLDOCUBE Xで撮影しました。

ALLDOCUBE Xのまとめ

今回レビューしたALLDOCUBE Xですが、SoCに関してはMT8176と少し古めのミドルクラスプロセッサなのは物足りないところ。その代わりに高品質な2K解像度の有機ELディスプレイにステレオスピーカー、更に指紋認証ユニット搭載とリッチなパーツを多数搭載しているので、軽めのゲームや映像視聴にはバッチリ快適にこなしてくれるはずです。

スリムでスタイリッシュなデザインのボディも必見。カッコいいだけではなくサッと持ち出して使う際の快適さにもつながっています。

ALLDOCUBE Xはワンランク上のタブレットPC体験をしっかりと感じさせてくれるALLDOCUBEの気合が感じられたタブレットでした!

ALLDOCUBE Xの割引クーポン・セール・最安値まとめ

この項目ではALLDOCUBE Xをお得に手に入れるための情報をまとめています!

割引クーポンの発行とセールの開催状況

現在、ALLDOCUBE Xの割引クーポンの発行やセールの開催が無いので、次の項目で紹介している最安値ショップでゲットして下さい!

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ALLDOCUBE Xのリアルタイム価格をチェックして最安値でゲットしよう!

1つ上の項目でALLDOCUBE Xの割引クーポン発行やセールが開催されていない時期は、以下のリアルタイム価格チェック表から各ショップの価格を確認して最安値ショップでゲットして下さいね!

▼様々なショップでALLDOCUBE Xを取り扱っているので、リアルタイム価格は以下からチェックしてみて下さい。↓

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