Ryzen 7 6800U搭載の携帯ゲーム機型PC「AOKZOE A1」登場!通常版とLITE版の2種展開!
新型携帯ゲーム型PCの「AOKZOE A1」がついに発売!Ryzen 7 6800Uを搭載した携帯ゲーム機タイプのPCの新星がお披露目されたので紹介していきます!
AOKZOE A1の特徴
AOKZOE A1の特徴は以下の通り!
AOKZOE A1のハイライト
- 携帯ゲームと同じようなデザインを採用!
- Zen 3+アーキテクチャを採用したRyzen 7 6800U搭載!
- 高効率な放熱を考えられた冷却システム!
- 8インチFHDディスプレイ
- 大容量な65Wh(17100mAh)バッテリーを搭載!
- AOKZOEプレイヤーセンターで細かい設定が可能!
▼AOKZOE A1のデザインはSwitchライクなイマドキの携帯ゲーム機のスタンダードタイプとも言えるものになっています。↓
▼底面部分には132度のカーブを設けることで、本体を持ったときに手にフィットしやすいように設計。カーブの感じを見るとDual SenseやXBOX コントローラーなどに代表されるゲームコントローラーと同じような雰囲気を感じますね。↓
▼AOKZOE A1のCPUはRyzen 7 6800Uを搭載。Zen 3+アーキテクチャを採用しており、モバイル向け省電力プロセッサとしてはかなりパワフルなスペックに仕上がっています。↓
▼公式サイト曰く、シングルコア性能、マルチコア性能ともに第11世代CoreプロセッサであるCore i9-11900Hよりも高性能と謳っています。↓
▼Ryzen 7 6800Uの内蔵グラフィックはRadeon 680MとRDNA2アーキテクチャを採用した新モデルなのも特徴的。前世代の内蔵グラフィックスで採用されていたVegaアーキテクチャと比較して演算能力と帯域幅を50%向上しているとのこと。↓
▼またまた公式サイトの記述を参考にすると、Core i7-1165G7内蔵のIris Xe Graphics(96EU)はもちろん、外部グラフィックスのGeforce MX 550よりも性能が上だとアピールしています。↓
▼実際のゲームプレイ中のフレームレートもGeforce MX 450を軽く上回るとのことで、AAA級のゲームが遊べることも大きなアピールポイントのようです。↓
メモリはLPDDR5が最大32GB、ストレージはPCIe 3.0のSSDが最大2TBとこちらもポータブルゲーミングPCらしいリッチな組み合わせ。ちなみにストレージはPCIe 4.0にも対応しているとのことなので、もしかしたら換装も可能なのかも!
▼携帯ゲーム機ライクなPCには冷却問題がついてまわるもの。AOKZOE A1はその問題をクリアするべく、PCグレード(恐らくノートPCで使われるレベルという意味)の高速ファンを採用し、吸気孔をあえて大きく取ることで十分な通気量を確保しています。↓
ファンと通気孔に加え、純アルミ製の冷却フィンと純銅製の冷却パイプを配置し、温度制御システムで逐一制御することでオーバーヒートしにくくなっているようです。
▼AOKZOE A1には8インチFHD(1,920×1,200)解像度のディスプレイが搭載。それにより画素密度は283ppiと高精細になっているのが特徴的です。↓
▼AOKZOE A1はサイズに似つかわない65Wh(17100mAh)と大容量なバッテリーを搭載。ゲームプレイ時間は5時間を謳っています。このサイズのPCで5時間ゲームができるのは魅力的ですね〜!!↓
AOKZOE A1はPD急速充電にも対応しているので、フル充電まで90分とかなり短いのもいいですよね!
▼AOKZOE管理コンソールボタンを押すことにより、AOKZOEプレイヤーセンターを呼び出すことが可能。AOKZOEプレイヤーセンターではTDPやファンの回転速度、バイブレーションの強さ、画面解像度などあらゆる項目が簡単に設定可能とのこと。↓
AOKZOEプレイヤーセンターはまだ開発段階とのことで、これからのアップデートに期待してほしいとのことで、これから更に便利になる可能性も秘めています!
▼AOKZOE A1の外部端子は以下の通り。携帯ゲーム機タイプのPCにしてはしっかりと端子が揃っているなといった印象ですね。↓
- USB 4.0×2
- USB 3.0(Type-A)×1
- 3.5mmヘッドホンジャック×1
- MicroSDカードスロット
発売時期は未定ではあるものの、底面に設けられたUSB 4.0端子はドッキングステーションを想定したものとのことですので、アクセサリの追加は是非とも期待したいところ!
AOKZOE A1 LITE版
AOKZOE A1との違いは以下の通り。
- バッテリー容量が48Wh(12600mAh)へ減少
- 本体重量が60gほど軽くなった
- ラインナップが16GB/512GBのみ
AOKZOE A1 LITE版はその名の通り廉価版的な位置付けになっていますが、大きな違いはバッテリー容量が少なくなったところとそれに伴った本体重量の減少でしょう。
駆動時間は公称値で約3時間と2時間ほど減少してしまっているものの、60gも軽量化されており、価格も少しだけですが安価になっているので、ちょっと暇つぶしにゲームがしたい方はAOKZOE A1 LITE版でもいいかもしれませんね。
ライバルよりも少し安い!けどしっかりと作り込まれてそう!
AOKZOE A1は発表と同時に発売済みですが、32GB/2TBの最上位モデルは12/5入荷予定とのこと。
AOKZOE A1 LITE版の記事執筆時点の価格は以下の通り。
- メモリ16GB+容量512GB:136,800円
AOKZOE A1の記事執筆時点の価格は以下の通り。
- メモリ16GB+容量512GB:139,800円
- メモリ16GB+容量1TB:149,800円
- メモリ32GB+容量2TB:174,800円
AOKZOE A1はOnenetbookやGPDなどの大手ブランドの携帯ゲーム機型PCではありませんが、処理性能や冷却性能、その他ソフトウェアなどがしっかりと作り込まれている印象を受けました。
価格は10万円台前半と少し高価ではありますが、同じRyzen 7 6800Uを搭載したライバルであるONEXPLAYER mini Pro Ryzen版の16GB/512GB版が146,520円ということを考えると、少しですが割安な点が魅力的に感じる方は一定数いるはず。というか筆者がそうです。
デザインもライバルに負けないくらいスタイリッシュですし、これを機にハンドヘルドゲーミングPCデビューするのもアリかもしれないですよ?
■通常版■
初出時価格→139,800円
過去最安値→139,800円
■LITE版■
初出時価格→136,800円
過去最安値→136,800円