ドックでグラボを増設できるミニPCだと!?Beelink GTi14 Ultraのスペックを調べてみた!
ミニPCでお馴染みのBeelinkよりPCIeスロット直出しが目を惹くミニPC「GTi14 Ultra」が発売されたので紹介していきます!
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Beelink GTi14 Ultraの特徴
Beelink GTi14 Ultraの特徴は以下の通り!
Beelink GTi14 Ultraのハイライト
- Core UItra 9 185H/Core UItra 7 155H搭載
- Mac mini風のデザイン
- USB多めの端子類
- PCIeスロットを利用した専用ドックが利用可能
Beelink GTi14 Ultraの詳細スペック
Beelink GTi14 Ultraのサイズ・重量・カラー
- 長辺:158mm
- 短辺:158mm
- 厚さ:55.8mm
- 重量:非公表
カラーはシルバー系、グレー系の2色展開です。
Beelink GTi14 UltraはミニPCでは一種の流行りであるMac mini風なデザインを採用しています。パッと見ではMac miniに似ているんですが、よく見たら違うというね…
そうそう、Beelink GTi14 Ultraは電源が本体に内蔵されているので、ACアダプター無しの2つ穴(通称メガネ型)ケーブルを刺せばOKとシンプルなのもGOOD!
Beelink GTi14 UltraのCPUはCore UItra 9 185H/Core UItra 7 155H
- CPU:Core UItra 9 185H/Core UItra 7 155H
- メモリ:32GB(DDR5-5600MT/s SODIMM ×2)
- ストレージ:1TB(M.2 2280 PCIe4.0×4)
CPUは最新のCore UItra 9 185H/Core UItra 7 155Hを搭載。性能がかなり高いレベルなのはもちろんですが、Core UItraシリーズはAI関連の機能が強化されているのも見逃せません!
メモリ、ストレージともに換装が可能なのも個人的に嬉しいポイント。SSDも2枚搭載できるので、増設もできちゃいますよ〜!
Beelink GTi14 Ultraの外部接続端子
- USB Type A(USB3.2 10Gbps) × 5
- USB Type C(10Gbps) × 1
- Thunderbolt 4 × 1
- HDMI(4K@60Hz) × 1
- DisplayPort 1.4(4K@144Hz) × 1
- LAN端子(2.5G) x 2
- オーディオジャック × 2
- SDカードスロット × 1
- PCIe×8スロット × 1
- DC端子 × 1
Beelink GTi14 Ultraの端子類はUSB端子モリモリで外部機器をバンバン繋げられるのは利点の一つでしょう。後述しますが、PCIeスロットが個別で用意されているのは特異な点ですね。
PCIeスロットを用いた専用ドックで別途グラボが増設できる
Beelink GTi14 Ultraのかなり特殊な点として本体株に用意されているPCIeスロットを利用したドックが用意されていることが挙げられるでしょう。
▼「Beelink Multi-Functional EX Docking Station」を使えばデスクトップPCで使われているグラフィックボードがガッツリ使えちゃうんですよね。↓
グラフィックボード以外にPCIe 4.0×1分を利用してWi-FiモジュールかSSDが増設できるとのこと。ドック本体にはUSB 2.0端子もありますね。
ただし、ドック本体の電源供給は600Wとのことなので、600W以下に収まるように考えないといけませんし、PCIe 4.0の8レーン分しか使えないのでグラフィックボードによってはフルに性能が活かせない可能性があることは頭に入れておきましょう!
Beelink GTi14 Ultraまとめ
Beelink GTi14 Ultraの記事執筆時点の価格は以下の通り。
- Core UItra 7 155H+メモリ32GB+容量1TB:146,248円
- Core UItra 9 185H+メモリ32GB+容量1TB:156,496円
Beelink GTi14 Ultraは執筆時点で最新のCore Ultraシリーズを採用しているのも魅力的な点なんですが、PCIeスロット直で拡張できるのは「変態PC」と言っても差し支えないでしょう。
ミニPCでたま〜に見かけるOculinkなどもPCIeスロットの類なんですが、直のPCIeスロットむき出しをミニPCでやり遂げやがったか!と正直驚きましたね。
価格は14万円台からと少々高価ですが、端子類の多さや指紋認証付きの電源ボタンといったプレミアムな仕様に加え、別途ドックを接続すればグラボが付けられたりと本気ならではの魅力が盛りだくさんですので、ある意味妥当なんじゃないかなと思ったりしています。
▼なお、本体とドックを別々に買うよりもバンドル版を購入した方が安いのでドックも欲しい方は最初からセットになっているバンドル版の購入をオススメします!↓