最新Macが月々3,000円~!ビックカメラのMacアップグレードプログラムのメリットとデメリット
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ビックカメラ(ソフマップグループも含む)がMacアップグレードプログラムを開始。
気になっている方も多いMacアップグレードプログラムですが、利用する前にメリットやデメリットを把握しましょう。
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まずはビックカメラのMacアップグレードプログラム詳細。
ビックカメラのMacアップグレードプログラムのウリは月々3,000円~で最新のMacが所有できる事。
自動車でもよくある”月々○万円で最新の車が乗れちゃう”系と同じ仕組みの「残価設定ローン」で、Mac本体価格の一部を据置額(推定買取額)として設定して、残りの代金を分割で支払う事で月々3,000円~という低価格で所有できます。
ビックカメラのMacアップグレードプログラムはApple Care Protection Planと、独自の”安心サポート for Mac”の利用料金が価格に含まれています。
据置額(推奨買取額)って何円?
そもそも本体価格が分からないと据置額が分からないのでMacBook Air 13で調べました。
ビックカメラの言っている本体価格はこれ。
- AppleストアのMacBook Air 13の価格(98,800円)
- 延長保証のApple Care Protection代金(23,800円)
- ビックカメラの安心サポート for Mac代金(14,800円)
上記価格をすべて足すと137,400円で税込148,392円がビックカメラの言っているMacBook Air 13の本体価格です。
月々の支払いトータル額はこれ。
MacBook Air 13をビックカメラのMacアップグレードプログラムを利用して購入した場合の月々の支払いは以下の通り。
▼24回払いで初回と2回目以降の支払額が異なる。(税込)↓
- 初回:税込5,592円を1回
- 以降:4,600円を23回
5,592円+4,600円×23=税込111,392円が据置額を差し引いた金額。
というわけで、MacBook Air 13の据置額は37,000円でした。
Appleストアで購入した場合とビックカメラでMacアップグレードプログラムを利用した場合の比較。
ビックカメラのMacアップグレードプログラムで付いてくる安心サポート for MacはMacアップグレードプログラムの特別プランなので、同等のサービスを受けられるビックカメラの”月額安心サポート(税別900円)”を加入した状態で計算します。
AppleストアでMacBook Air 13を購入+月々安心サポートの総額。
- MacBook本体価格(98,800円)
- Apple Care Protection(23,800円)
- 月々安心サポート(900円×24ヶ月で21,600円)
上記価格をすべて足すと144,200円で税込155,736円でした。
総額の比較。
- ビックカメラ:税込148,392円
- Appleストア:税込155,736円
ビックカメラで購入した場合は7,344円ほど安く購入できますね。
安心サポート for Macの利用価値で大きく魅力が異なる。
まずはビックカメラの”安心サポート for Mac”サービス内容をどうぞ。以下のサービスがビックカメラのMacアップグレードプログラムを利用するとすべて含まれています。
AppleでMacBook Air 13を購入する場合は上記同等サービスを含めないとフェアじゃない。
というわけでAppleで購入した場合の料金には同等サービスの”月額安心サポート(税別900円)”を含めて提示したわけですが、安心サポート for Macのサービス内容に必要性を感じないのであれば、AppleストアでApple Care Protectionに加入して購入したほうが総額はお安くなります。
AppleストアでMacBook Air 13を安心サポート for Macの代替サービスである月額安心サポートに加入しない状態での料金比較。
- ビックカメラ:税込148,392円(安心サポート for Macは強制)
- Appleストア:税込132,408円(月額安心サポートを利用しない場合)
これだとAppleストアで購入したほうが15,992円ほど安く購入できます。
ビックカメラのMacアップグレードプログラムを利用する場合のメリット。
まず、先述した安心サポート for Macに魅力を感じるならトータルコストが安くなります。また、金利も0円なのでお徳。
それと、2年後には以下の3プランから選べます。
- 2年後にビックカメラ及びソフマップの買取カウンターへ下取りに出し、最新のモデルに買い替え。
- 2年後に残価(据置金)を払い切って使用中のMacをお買い上げ。そのまま使い続けることが可能。
- 2年後に下取りプログラムを利用。使用終了。
新しいモデルに乗り換える際や使用終了の場合は”製品を大切に使っていれば”据置金の残価をチャラにしてくれます。
これは結果的に安く最新の製品を利用できるMacアップグレードプログラム最大のメリットです。
ビックカメラのMacアップグレードプログラムを利用する場合のデメリット。
ここではMacアップグレードプログラムを利用する場合のデメリットを纏めます。
2年後に最新モデルに買い換える場合も、使用終了して返却する場合も”下取りプログラム”が入る。
まず、ビックカメラのMacアップグレードプログラムを利用する時点でレンタルと同じ。支払いが完了するまで所有者はビックカメラって事です。
ここで先述した2年後の3プランをもう一回持ってきます。
- 2年後にビックカメラ及びソフマップの買取カウンターへ下取りに出し、最新のモデルに買い替え。
- 2年後に残価(据置金)を払い切って使用中のMacをお買い上げ。そのまま使い続けることが可能。
- 2年後に下取りプログラムを利用して使用終了。返却。
1と3は”下取りプログラム”を利用します。つまり、その時の端末の状態で下取り査定が入るって訳です。
これは車の「残価設定ローン」でも問題になっていることが多く、下取り額が据置金を下回る場合、差額が請求されます。まぁ、当たり前っちゃ当たり前なんですけどね。
例えば、MacBook Air 13をMacアップグレードプログラムで利用して購入する場合、据置金は37,000円です。
もし、下取りで「買取額は30,000円っす!」と言われれば、最新モデルへ乗り換える場合も仕様を終了する時も残価7,000円を支払う必要があるってことですね。
単純に安く購入出来るというわけでは無く、あくまで据置金を除く部分を分割で支払うというカラクリなので製品は大切に使いましょう。
買い替え時期が選べない。
新しいモデルが登場しても、Macアップグレードプログラムを利用中は2年後のタイミングまで乗り換えることが出来ません。
出来たとしても分割金の残債+据置金を支払う必要が有るので、気軽に乗り換えることが出来ません。
ビックカメラのMacアップグレードプログラムまとめ。
上手く利用すると据置金の負担なく最新端末が利用できるので魅力的な内容ですが、個人的にMacアップグレードプログラムはMac初心者向けの内容であると感じます。
現時点でMacオンリーな方はMacの買取額水準もある程度は把握出来ていると思いますし、安心サポート for Macの必要性も感じないと思います。
僕は買い替えタイミングが固定化されるのが結構痛いかなぁ。新製品登場の3ヶ月前に購入しちゃうと、ショボーンって気持ちになりそう。毎年同じ月に新製品が登場する場合、延々とショボーンスパイラルにハマります。
残価設定ローンはメリットも大きいですが、デメリットを把握していないと後から痛いしっぺ返しを喰らうのでご利用は計画的に。
僕は好きな時に買いたい人なんでスルーかなぁ。
以下はビックカメラのプレスリリースと公式サイト。