CHUWI LapBookのレビュー!2.5万円の14.1型N3450搭載ノートパソコン!
どうも、ガルマックスの猶木(なおき)です。
ガジェットを数多く取り揃える海外ネットショップのGeekbuyingさんに、約2.5万円で手に入ってしまう高コスパモデルのノートパソコンCHUWI「LapBook」を試す機会を頂きました。感謝御礼
本記事では同梱物や外観のチェック以外に、実際にCHUWI LapBookを利用して感じた良い部分やイマイチなポイントをお届けしたいと思います!
目次をクリックすると各項目へ移動します
CHUWI LapBookの総合評価
[良かった]
- 日本語で利用できる
- CPUにN3450を搭載しているので動作も軽快
- ディスプレイがフルHDのIPSパネルなので綺麗
- 外観がホワイトとブラックのツートンカラーでお洒落
- 拡張性が高い
- 14.1型のサイズなのでキーボードも広々
- マウスパッドが3点タップ操作に対応している
[イマイチ]
- キーボードの打鍵音がカチャカチャとうるさい
- キーボードはUS配列なので慣れが必要
[総合評価]
一通り触ってみましたが、WEB閲覧や動画視聴、メールやブログの更新など一般的な使い方で問題なく利用できる性能を持ち合わせています。
価格も2.5万円と非常に安価です。日本で同等性能の端末を購入するよりも圧倒的に安く手に入るので、低価格で性能のより高いモデルが欲しい方にオススメの端末です。
海外製といっても、OSには日本語にも対応したWindows 10を搭載しているので、日本で販売されている端末と操作感は大きく変わりません。
1点注意したいポイントですが、キーボードがUS配列のため”かな入力”を利用している方へはオススメ出来ません。USキーボードでも日本語の入力は可能ですが、印字がアルファベットのみなので普段から”ローマ字入力”を利用している方向けです。
総合的に価格に対して性能が高いモデルなので、予算3万円前後でノートパソコンを探している方はCHUWI LapBookをチェックしてみて下さいね!
▼通常価格は35737 円ですが執筆時点ではフラッシュセールで価格は25451円。日本だと同等性能で3.5万円~4万円前後なので非常に安く手に入ります。記事の最後ではGeekbuyingの注文方法なども記載しています。↓
【公式】CHUWI LapBook
CHUWI LapBookのスペック
項目 | 仕様 |
ディスプレイ | 14.1型IPS(1920×1080)/グレアパネル |
OS | Windows 10 Home/64bit/マルチランゲージタイプ |
CPU | Intel Celeron N3450 1.1GHz~2.4GHz可変クロック |
メモリ | 4GB |
保存容量 | 64GB(eMMC) |
MicroSD | 対応/最大128GB |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
端子 | USB 3.0×1 USB 2.0×1 MicroSDスロット×1 MicroHDMI×1 |
寸法/重量 | 32.92 x 22.05 x 2.05 cm/1.740 kg |
CHUWI LapBookに搭載されるプロセッサーは、タブレットPCなどで採用されるモバイル向けのAtomプロセッサーではなく、IntelのCeleron N3450を採用しています。省電力性能はAtomに敵いませんが、N3450はパワフルに動作してくれるのでキビキビと動いてくれます。
ディスプレイですが、視野角の広いIPS液晶を採用しており、解像度もこの価格帯では珍しいフルHD(1920×1080)を備えておりディスプレイは光の反射を抑えるグレアパネルなので、目の疲れも軽減します。
低価格ながらWi-Fiもac規格に対応しているので、親機がac規格に対応していれば固定回線の速度を余すこと無く利用できるのもポイントが高いですね。
OSはWindows 10なので非常に多くのソフトウェアをインストールして利用できる事も大きな魅力です。
CHUWI LapBookの開封と同梱物をチェック
ここからはCHUWI LapBookの開封、同梱物をチェックしたいと思います。
ガッチリ緩衝材で守られた梱包で輸送時の衝撃から守ってくれる
▼輸送用の箱の中にCHUWI LapBookの外箱が入っていました。↓
▼パカリと蓋を開けると非常に丁寧に緩衝材が敷き詰められています。↓
▼スポーンと箱から抜いてみました。上部にはアクセサリーボックス、左右と下部には高反発なスポンジ素材。そして本体は布製の袋に入っています。これだけ丁寧な梱包だと海外からの購入でも安心ですね。↓
▼同梱物を全て並べてみました。↓
- 本体
- 充電器
- 取扱説明書など
取扱説明書は英語と中国語。残念ながら日本語は収録されていません。
▼CHUWI LapBookに付属の取扱説明書に日本語は含まれていませんでした。↓
取扱説明書といっても1枚物のシンプルな内容で、「電源ボタンはここです」的な非常に簡単なものです。中国語は流石に難しいですが英語も収録されているので中学生レベルの英語力があれば読めます。
日本でも利用できる充電器が付属している
▼CHUWI LapBookに付属している充電器のプラグは日本でも利用できる形状のものが同梱されているので、コンセントにそのままブスッと挿して使えます。ケーブルは全長2Mほどあるので取り回しに困ることも無いでしょう。↓
▼アダプターは入力で100V~240Vに対応しているので、日本以外の国で240V以下ならそのまま使えます。↓
CHUWI LapBookの外観をチェック
それではCHUWI LapBookの外観をチェックしてみましょう。
ホワイトとブラックのツートンカラーがお洒落
▼本体の天板は真っ白でCHUWIのロゴは右下に控え目な程度でプリントされています。天板はサラリとした肌触りでホワイトカラーも相まって指紋が非常に目立ちにくいです。↓
▼カラーリングはホワイトとブラックのツートンカラーで非常にお洒落な印象です。↓
ビックリするほど薄く感じる
▼CHUWI LapBookの本体の厚みが数値よりも薄く感じます。本体の前面に向かってスッと薄くなる形状なので、実際に手に取ると「薄いな~」と感じて頂けると思います。↓
底面にはステレオスピーカー。バッテリーは内蔵型で取替は出来ない
▼本体の底面をチェックしてみました。スピーカーは底面に備え付けられているタイプです。ヒンジの部分を見て頂くと分かりますがバッテリーは取り外し出来るタイプではなく、内蔵されているタイプです。↓
拡張性が高い!
▼本体の右側面にはUSB2.0×1、ヘッドセット(イヤホン端子)×1、MicroSDスロット×1↓
▼本体左側面には充電用の端子×1、USB 3.0×1、Micro HDMI×1↓
最近の薄型ノートパソコンはSDスロットやUSB端子が省かれているモデルが多くなってきましたが、CHUWI LapBookは拡張性も非常に高いです。
これだけの拡張端子が備わっているので、例えば、有線マウス、外付けHDD、外付けディスプレイに接続してハブ不要の本体のみでデスクトップスタイルも実現可能ですね!
ディスプレイの縁が薄いので14.1型の中ではコンパクト
▼ディスプレイの左右と上部の縁が狭いので、同等のディスプレイサイズを備えるモデルよりも本体がコンパクトです。↓
私は14型のThinkPadを利用しているのですが、CHUWI LapBookは14.1型でディスプレイサイズが大きいのに横幅はThinkPadよりも1cm近く小さいです。最近のノートパソコンはコンパクトでいいなぁ。
キーボードはUS配列なので慣れが必要。
▼CHUWI LapBookにはUS配列のキーボードが備わっているので記号であったり配置が日本配列キーボードと一部異なります。↓
▼キーの幅は16mmが確保されているので窮屈感は感じません。↓
ディスプレイは膝上作業でも問題ない程度は開く
▼CHUWI LapBookのディスプレイは最大でこれくらい開きます。↓
膝上で作業してみましたが特に画面が見辛いということもなく快適に利用できました。
CHUWI LapBookを使ってみた結果!
それでは実際にCHUWI LapBookを利用した使用レビューをお届けしたいと思います!
Windowsから簡単に日本語化出来る!
▼CHUWI LapBookは単体言語のみ対応するOSではなく、マルチランゲージに対応しているので、Windowsの設定から日本語の言語パックを適応することで簡単に日本語で利用できます。↓
日本語化については「海外Windows10搭載モデルの購入前に注意すべきポイントと日本語化方法」で紹介している方法で可能です。
もし、上手く日本語化出来ない場合(一部のみ日本語が未適応の場合など)はWindowsの設定から工場出荷状態に戻してからトライしてみましょう。
一度、日本語の言語パックをダウンロードしている場合は、初期設定の項目に日本語が選択出来る様になっているので初期設定画面から日本語で利用可能です。
保存領域にeMMCを採用しているので体感速度が早い
▼保存領域の速度を測定するベンチマークソフトで搭載されているeMMCの速度を数値化してみました。SSDに速度は敵いませんがHDDよりも圧倒的に早い速度であることが伺えます。↓
パソコンで保存領域に利用される記録媒体の速度は体感速度に直結するので、これまでHDDのパソコンを利用していた方は起動時など随所で体感速度の速さを体験できます。
保存容量が足りない場合はMicroSDで簡単に容量アップできる
▼CHUWI LapBookは保存容量が64GBですがシステム領域を除くと購入時点で約36GB程しか利用できません。↓
▼容量が足りないと思ったら増設しましょう。CHUWI LapBookにはMicroSDスロットが備わっているので、直接MicroSDを挿し込めます。↓
▼CHUWI LapBookに備わっているMicroSDスロットは、MicroSDは挿し込むと完全に本体の中に挿入出来るので出っ張りません。常にMicroSDを挿しっぱなしに出来るのもGood!↓
容量が足りそうに無い方はMicroSDを用意しておきましょう。最大128GBまで対応しているので普段使いでは十分な保存容量を確保できます。
Team Micro SDHC/SDXC UHS-1 COLOR CARDシリーズ 10年保証(128GB)
売り上げランキング: 134
ファンレスなので驚くほど静か
CHUWI LapBookは発熱の少ないN3450を搭載しているので、本体に排熱ファンが搭載されていないファンレスモデル!
ノートパソコンの多くは排熱ファンやHDDなどの回転運動のあるパーツを内蔵しているので、ファンの音やHDDの回転音など騒音が結構気になります。
CHUWI LapBookは排熱ファンも無く、また保存領域にeMMCを採用しているので非常に駆動音が静かです。静かというか、音がしません。
キーボードはカチャカチャと音がする。しかも安っぽい音
▼キーボードはストロークも適度にあり、クリック感も有るので打鍵感は悪くないのですが・・・。↓
キーボードがカッチャカチャと安っぽい音で鳴ります。
しかも中央部分は結構たわみます。長文を打てないことも無いですが剛性の高いキーボードではありません。
ノートパソコンってキーボードは後から交換できないので、僕みたいに毎日10,000文字とか打っちゃう方はThinkPadなどキーボードに力を入れているノートパソコンがおすすめです。
マウスパッドは3本指操作に対応している!
▼CHUWI LapBookに備わっているマウスパッドは3本指で操作するマルチタッチに対応!↓
マウスパッドはザラツイた肌触りで感度も悪くありません。また、普段から3本指操作でWindowsを操作されている方もCHUWI LapBookは3本指操作に対応しているので安心して下さいね!
N3450は動作もキビキビ!軽快に動いてくれる!
CHUWI LapBookに搭載されているN3450は1.1GHzで駆動するモデルですが、負荷に応じて最大2.4GHzまでバーンと周波数が跳ね上がるので想像以上にパワフルに動いてくれます。
▼最大速度は1.1GHzと表示されていますが、実際の速度は1.38GHzとバースト状態で駆動している事が分かります。↓
ライトな使い方だと周波数が下がり低消費電力に、ここぞ!という場合にはドッカーンと周波数が跳ね上がるので、実際に利用していても非常に軽快に動いていることが体感できます。
WEB閲覧、フルHD動画視聴、快適!
▼ネットサーフィンも快適!14.1型の大画面&IPS液晶で目が疲れにくい!↓
▼YouTubeのフルHD(1920×1080)動画も止まらず全画面で楽しめました!CHUWI LapBookが対応する最大解像度で動画も楽しめますよ!↓
Windowsストアのライトなゲームなら多くが遊べる!
▼試しに人気ゲーム「Minecraft Windows 10 Edition」をインストールして遊んでみました。問題なく遊べます。↓
▼また、スマートフォンで人気なアスファルト8も全く問題なし。こっちは動画も撮影してみました。問題なく遊べます。(キーボードのカチャカチャ音も録音されていたので、キーボードの打鍵音が気になる方も視聴してみて下さい)↓
勿論、3D性能はそれほど高く無いので、3D性能を酷使するパッケージゲームは難しいすが、Windowsストアのライトなゲーム(スマートフォンでも配信されている様な軽いゲーム)なら、かなりのタイトルが遊べます。
▼Windowsストアには無料で遊べるゲームも多数取り揃えているので、CHUWI LapBookを手に入れた方は是非チェックして見て下さいね!↓
あと、ゲームを楽しむなら別途コントローラーを持っていると快適に遊べますよ!以下は僕のお気に入りコントローラー!
LOGICOOL ワイヤレスゲームパッド F710r 【MHG2認証対応】
売り上げランキング: 3,126
CHUWI LapBookまとめ。
いやー、CHUWI LapBookに搭載されているN3450が想像以上にパワフルでしたね。
低価格ですが利用頻度の高いネットサーフィン、動画や映画の視聴、簡単な文書作成やブログの更新など、ライトな使い方であれば不満も多くは無いでしょう。
デザインもお洒落ですし、画面も綺麗、Windowsストアのライトなゲームなら沢山遊べますし、2.5万円で購入できる事を考えるとCHUWI LapBookは大満足な出来栄えでした。
残念ながら日本ではCHUWI LapBookと同等性能のノートパソコンは2.5万円で手に入らないので、3万円以下という限られた予算で性能の高いモデルを探しているなら、海外端末ですが十分検討に値する仕上がりであると感じます。
基本的にスマートフォンやノートパソコンなんて中身の主要なパーツは同じなので、コスパを求めるなら是非CHUWI LapBookを検討してみて下さい!とっても良い端末でしたよ!
▼購入は海外ネットショップのGeekbuyingからどうぞ!通常価格は35737 円ですが執筆時点ではフラッシュセール中で25451円と安価に購入可能です!↓
【公式】CHUWI LapBook
Geekbuyingを利用した事の無い方は「Geekbuyingの登録方法、日本語と日本円表示、クーポンの使い方、注文方法まとめ」もチェックしてみて下さいね!
▼他にも超高コスパなノートパソコンのレビューを沢山書いているので宜しければどうぞ!↓
【関連】パソコンのレビュー記事一覧!