Nothingの廉価ブランド「CMF」がスマートウォッチ、イヤホン、充電器の3製品を発表!

Nothing CMF

Nothing Phoneを手掛けるイギリスメーカーNothingから廉価ブランド「CMF by Nothing」より「Watch Pro」「Buds Pro」「Power 65W GaN」の3製品が発表されました。

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CMFから3製品が登場

CMFブランドはNothingの廉価ブランド。XiaomiにおけるRedmiと同じような立ち位置で、性能や品質を保持しつつ低価格で製品を製造、販売するというものになります。

で、今回発表された3製品はスマートウォッチ、ワイヤレスイヤホンと充電器となっております。各製品のスペックや特徴を見ていきましょう。

執筆時点ではいずれも国内正規発売されていませんが、Nothing Phoneなどのようにいずれは日本での展開にも期待したいっすね~!

Watch Pro

▼まずスマートウォッチのWatch Pro。本体デザインはApple Watchらしい形状をしており側面はスパッとカットされたフラット形状でサイドボタンを搭載していますよ!カラーはオレンジ、ブラック、グレーの3つが用意されています。↓

防水防塵はIP68となっており水没しても耐えられますが、水圧耐性(5ATMとかそういうやつ)はないのでダイビングなど深い水中での使用には使えません。

▼ディスプレイは1.96インチと大型で解像度も512×410と高精細!輝度は最大600ニトで58FPSの高リフレッシュレートも対応。有機ELでAoD(常時表示)にも対応と文句なしのスペックです。文字盤デザインもセンスが独特で芸術的(`・ω・´)。↓

▼血中酸素、心拍数、睡眠にストレスのモニタリングに対応し、スポーツ測定は110種類対応と豊富!GPSも対応でルートの保存と確認もできるようになっています。健康管理もトレーニングを趣味とする人にも応えてくれるスペック。↓

▼スピーカーとマイクも搭載しているのが良いですね(`・ω・´)。Bluetoothで接続したスマホを介して通話ができ、さらにAIノイズリダクション(除去)に対応しており通話でも明瞭な声でやり取りが可能とのこと。↓

電池持ちは通常13日、ヘビーユースでも11日持つようで結構良さげ!

通話の継続的な使用で18時間、GPSで27時間とのことですが、これは「その機能をずっと使ってて○時間」か「その機能を交えて使ってて○時間」なのかは不明。電池持ちに明らかに違いがあるので筆者は前者の可能性と思ってますが‥はてさて。

ASCII.jpによればWatch Proの価格は69ドル(約1万円)!デザインや機能性を考えるとこれ結構安いような印象を受けますね。

取り回しはさておきこのぐらいの大画面モデル、筆者は結構好きです。視認性がとにかくいいからな!買って試してみたいな。結構いろんなスマートウォッチやスマートバンド触ってる筆者にとって一番気になってる。

Buds Pro

▼続いてBuds Pro。こちらは無線ワイヤレスイヤホンでございます。カラーは上と同じくオレンジ、ブラック、ホワイト。ケースの形状は円柱型で、まるで肌になんかポンポンする化粧品のケースみたいに見える。↓

▼本体のデザインは耳から下がるタイプの形状。タッチセンサーも搭載で操作も可能。個人的にはそのタッチから反応までのレスポンスとタッチ感度がどれほどか気になってます。これ実使用で結構大事よ。↓

▼公式曰く「サウンドを聴くだけでなく感じる」ことを重視しているそうで、特に低温サウンドをリアルタイムで強化処理するそうです。アプリでの調節も対応。↓

コーデックはSBC、AACまでとなっておりこの点は廉価ブランドらしい印象は拭えませんね。

ただこのBuds Pro、ノイキャンと外音取り込みにも対応しているのが凄い。ノイキャンは音楽以外の音を遮断し没入感を上げ、外音取り込みは名前の通り外音を聞こえるようにし、付けたままでも会話など日常会話しやすいという機能。

他にもGoogle、Microsoftのファストペアリング機能に対応するほか、装着検出にも対応。初回セットアップでのテザリングがラクに行えますし、耳に付けたら自動で再生、外せば自動で一時停止なんてこともしてくれます。

電池持ちはイヤホン単体で11時間(ANCでは6.5時間)、ケースの充電込では39時間(ANCでは22時間)となっており十分に思えます。充電ペースもなかなかに早く、10分で3時間の再生が出来るとのこと!

Buds Proの価格は49ドル(約7,300円)となっています!この手のワイヤレスイヤホンでのライバルだとXiaomiの廉価ブランド製品Redmi Buds 4 Proがあり、価格も向こうと近いです(あっちは8,000円ほど)。

もともとコスパが優秀な大手Xiaomiであればまだしも、新進気鋭ともいえるNothingでこの手のコスパが良いモデルを出したってのは驚きですね。これも結構人気出るかも?気になる音質の良さも期待です。

Power 65W GaN

▼最後にPower 65W GaN。こちらは充電器です。名前の通り、最大65Wの急速充電に対応し窒化ガリウム(GaN)を用いるアダプター。↓

▼端子口はUSB-AとUSB-Type-C端子が2発と結構多め!相応に本体の大きさもありますが、いっぺんに複数機器を充電できるのはマジで便利だし嬉しいポイント。出先やホテルだったら尚更です。↓

▼単体までなら65W充電の急速充電こそ可能(USB-Aのみ最大36W)ですが、2~3端子を同時に使った場合は分配されるようになっています。またその場合の出力は、一番下のType-C端子が優先されています。↓

Power 65W GaNの価格は39ドル(約5,800円)。これ1つでいろんな機器の充電もできるし同時充電もできるんで1コあれば便利に使っていけそう!

ただこれ気になるのがプラグ、つまりコンセント穴にブチ込む端子をたためるかなんですよね。プラグ側の写真がないんで断定できないんですがどうなんだろう。その部分に関しては過信はできんです。

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