一部ユーザーはSIMロック解除期間が実質短縮。docomoよりSIMロック解除の一部条件変更。
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2015年7月7日、docomoよりSIMロック解除の一部条件変更の報道発表があり、今回の変更はユーザーにとってSIMロック解除の緩和となります。
この変更で過去にSIMロック解除実績がある場合、5月1日以降に販売された機種を購入した場合でも【6ヶ月ルール】の短縮が可能に。
頻繁に海外に行き現地SIMを利用したい方にとってはとてもありがたい条件変更となります。
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SIMロック解除の一部緩和について
5月1日より始まったSIMロック解除義務化の問題点。
docomoは平成23年からiPhoneを除いた機種は手数料を支払えば無条件でSIMロック解除に応じていましたが、5月1日から全通信会社で始まったSIMロック解除義務化の【6ヶ月ルール】により、一部ユーザーにとっては改悪。
docomoでは、手数料さえ支払えばSIMロック解除可能だった体制が、SIMロック解除の義務化により、5月1日以降に販売された機種については新たに購入してから6ヶ月経たないとSIMロック解除が出来なくなりました。
SIMロック解除義務化に伴い、今まで頻繁に海外に行き現地SIMを利用していた方にとっては、5月1日以降に販売された機種を購入すると【半年間はSIMロックが解除出来ないので海外の現地SIMが利用出来ない】状態になり問題視されていたのです。
特に海外の現地SIMを利用する方は既に所有しているデバイスのSIMロック解除をして海外SIMを利用していますが、5月1日以降の機種を購入すると【6ヶ月ルール】が発動するので、端末の買い控えが起こります。
これではユーザーにとって問題ですし、docomoにとっても新機種が売れなくなる状態になり双方共倒れ。
そういう事情もあり一部緩和となったということです。
過去のSIMロック解除実績がある場合、【6ヶ月ルール】の短縮が可能。
SIMロック解除の受付条件一部変更は前回のSIMロック解除実績を考慮した内容となっています。
対象ユーザー | 変更後の条件 | |
---|---|---|
A | 前回のSIMロック解除から半年経過している場合 | 5月1日以降に販売された機種を購入しても即日解除可能。 |
B | 前回のSIMロック解除から半年経過していない場合 | 5月1日以降に販売された機種を購入した場合、前回のSIMロック解除から半年経過した日から解除可能 |
docomoの契約回線において、前回のSIMロック解除実績から【6ヶ月ルール】が適応されるので、一部ユーザーにとっては朗報です。
docomoのSIMロック解除までの期間一覧とまとめ。
【2015年5月1日以降のドコモ端末のSIMロック解除について】
●以前からドコモユーザーで、前回のSIMロック解除から6ヵ月経過している場合
→いつでも解除可能●以前からドコモユーザーで、前回のSIMロック解除から6ヵ月経過していない場合
→前回のロック解除から6ヵ月経過後、解除可能●以前からドコモユーザーで、今までSIMロック解除をしたことがない場合
→機種変更から6ヵ月経過後、解除可能●ドコモの新規ユーザー(他社からのMNPも含む)の場合
→新規購入から6ヵ月経過後、解除可能
現在docomo以外からSIMロック解除の内容変更などは発表されておりません。
もしかしたら今後SoftBankやauからも発表されるかも。