EveryPhone HGのスペックと特徴。ヤマダ電機スマホで1番オススメ
どうも、ガルマックスの猶木(なおき)です。
2017年4月28日にヤマダ電機がオリジナルSIMフリースマートフォン6機種を同時に発売しました。
僕は低価格スマホに初めてデュアルカメラを搭載したEveryPhone ME(13,800円)を購入してきましたが、「【動画】格安スマホ「EveryPhone ME」のデュアルカメラが期待はずれ!」でお伝えした通り、デュアルカメラに関してイマイチな結果に。
実はヤマダ電機がリリースしたSIMフリースマートフォンのEveryPhoneシリーズにはもう1台デュアルカメラを搭載している端末があります。それが「EveryPhone HG(39,800円)」。
実機を実際に触ってきたのですが「EveryPhoneシリーズで一番オススメ出来る端末」です。
目次をクリックすると各項目へ移動します
EveryPhone HGのスペック。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Android 7.0 |
SoC | MediaTek 6750T |
メモリ | 4GB |
保存容量 | 64GB |
SDスロット | 搭載 |
液晶 | 5.5型フルHD (1920x1080) |
背面カメラ | 1300万画素(広角) 500万画素(望遠) ※デュアルカメラ仕様 |
前面カメラ | 500万画素 |
対応バンド | LTE Band1(2100MHz) Band3(1700MHz) Band8(900MHz) Band19(800MHz) Band28(700MHz) 3G Band1(2100MHz) Band6(800MHz) Band8(900MHz) |
Simサイズ | NanoSIM×2 (NanoSIMは MicroSDと共用) |
DSDS | ○ |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n (2.4/5.0GHz) |
センサー | GPS、加速度センサ、電子コンパス 光センサ、磁気センサ 近接センサ、ジャイロスコープ 指紋センサー |
バッテリー | 2000mAh |
サイズ | (H)154.0mm(W)76.4mm(D)8.2mm |
重量 | 160g |
カラー | ゴールド |
価格 | 39,800円 |
SoCにはMediaTekの6750Tを搭載。AnTuTuベンチマークスコアは?!
ガルマックスで実機レビューを公開しているFREETEL RAIJINと同じMediaTekの6750Tを搭載しており、メモリは大容量な4GB、画面解像度は1920×1080(フルHD)となってます。
EveryPhone HGと全く同じ解像度、メモリ搭載量、SoCのFREETEL RAIJINのAnTuTuベンチマークスコアは総合で43358点、3D性能が7618点。現行世代のミドル性能ですので長期的な利用でも問題ない性能です。
スペック的に不満が出そうなのはバッテリー容量。
僕がEveryPhone HGで最も不満が出る箇所はバッテリー持ち。Android 7.0を搭載しておりバッテリー消費コントロールも秀才となってますが、それでも2,000mAhは少なく感じます。
モバイルバッテリーは持ち歩いたほうが安心かな。
EveryPhone HGが対応している電波。
EveryPhone HGはドコモ回線、ソフトバンク(ワイモバイル回線)で使えます。auは必須バンドに対応していないので使えません。
ドコモ回線。
ドコモ回線のLTE対応バンドは全国区をカバーするバンド1、東名阪の高速通信バンド3、地下や郊外での繋がりやすさを左右するプラチナバンド19に対応。まだまだエリアは少ないですがバンド28にも対応してます。
ドコモ回線の3Gバンドは主力バンドの1、山岳や農村地区をカバーするFOMAプラスエリアに対応したバンド6もしっかり対応しているので、LTE/3G共に安心して利用できます。
ソフトバンク(ワイモバイル)回線。
ソフトバンク(ワイモバイル回線)ではLTE/3Gともに必須バンドとなる主力の1、プラチナバンドの8に対応してますが、対応していれば尚良なTD-LTEには対応していません。
エリア的にTD-LTEが対応しているエリアはFDD-LTE(バンド1/バンド8)で電波が繋がりますが、回線が混雑する場所ではTD-LTEに対応した端末よりも通信速度が若干遅くなる可能性があります。(FDD-LTEの電波が混雑している場合、TD-LTEの電波を掴む。という使い方が端末側で出来ないため。)
但し、僕自身がTD-LTEに対応していない端末でワイモバイル回線を使っている限り、困ったということは体験したことがないので、必須バンドに対応している時点で特に問題なく使えます。
EveryPhone HGの特徴。
39,800円という比較的手の出しやすい価格帯のEveryPhone HGは美しい外観や対応している機能が非常に魅力的。
外観の出来栄えが良い。薄くて高品質!
▼本体背面はメタル素材。↓
▼本体も非常に薄くスタイリッシュに仕上がっています。↓
▼充電端子は裏表関係なく差し込めるUSB Type-Cを採用。↓
最初からAndroid 7.0が備わっている。
現行のOSであるAndroid 7シリーズが初期段階で搭載されています。
▼Android7.0ではアプリを2つ並べて2画面表示出来る機能など、様々な便利機能が使えます。以下はAndroid 7.0でGoogleマップとWEBブラウザーを開いている様子(端末はEveryPhone ME)↓
使い勝手の良い指紋認証ユニットも搭載。
▼本体前面のホームボタンに指紋認証ユニットが搭載されているので、指紋を登録した指をのせるだけでロック解除可能です。↓
DSDSに対応している。
2枚のSIMを同時に待ち受け可能なデュアルスタンバイに対応。LTE(4G)/3Gでの待受が可能なので、音声通話に3G、データ通信に高速なLTEを設定して音声とデータ通信を個別に管理できます。
音声通話は大手キャリアのかけ放題、データ通信は価格の安い格安SIMをつかう。といった感じの利用方法が可能。
また、プライベート用と仕事用で2台の端末を持っている方は電話の発信時にどちらの電話番号で発信するか「都度選択」が可能なので電話番号を2つ持っている場合でも便利に使えます。
同じようにDSDSを利用できるZenfone 3でメリットやデメリットを紹介しているので気になる方は参照をどうぞ。
【関連】ZenFone3のデュアルスタンバイを使ってみたのでメリット・デメリットまとめ。
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▼DSDS利用時の注意点▼
SIMが2枚挿せる仕様となっていますが、SIM 2はMicroSDと共用となっています。MicroSDを利用する場合はデュアルスタンバイ機能が利用できなくなるので注意しましょう。
ジャイロセンサーが備わっている。
ジャイロセンサーというセンサーが備わっているので、AR系のゲームやアプリを楽しむことが可能です。(ARとは現実世界を拡張する技術。)
▼ジャイロセンサーが備わっているので、ポケモンGOのように現実世界を拡張してポケモンを表示する事が可能。↓
1300万画素+500万画素のデュアルカメラを搭載。
背景をボカして被写体を際立たせる一眼レフの「単焦点レンズ」で撮影したようなボケ味撮影が可能なデュアルカメラ。
EveryPhoneシリーズで僕が購入したEveryPhone MEという端末のデュアルカメラは残念な結果となりましたが、店頭でEveryPhone HGのデュアルカメラを操作した結果、こっちはバッチリデュアルカメラとして満足出来るカメラ性能でした。
▼デュアルカメラモードが備わっており、撮影時に背景をボカすだけではなく撮影後にピント位置の調整、ボケ具合の調整が可能。(本物の)デュアルカメラの特徴的な機能がしっかり利用できます。↓
インスタ等のSNSで写真をアップすることの多い今日このごろですが、一眼レフで撮影したようなクオリティーの高い写真をスマホでサクッと撮影できるので、写真アップの楽しさが倍増しそうですね!
巨大家電量販店ならではの特典も沢山。
EveryPhoneシリーズはヤマダ電機のオリジナルSIMフリースマートフォン。故障やトラブル時はヤマダ電機に持っていけば超スピーディーに対応してもらえます。
ヤマダ電機の保証が2年無料でついている。
EveryPhoneシリーズは全て2年保証が付いているのでスマートフォンの平均利用期間である2年は保証期間内なので自然故障時も安心。
自然故障以外(例えば落下破損、水濡れ、盗難)などは保証対象外なので、メーカー保証対象外の部分は「モバイル用保険の詳細。格安スマホと相性抜群!合計3台で月額700円!」を利用しましょう。有償修理でも年間10万までは自己負担無く保険がおります。
ヤマダ電機の格安SIM事務手数料が0円になるエントリーコードが貰える。
ヤマダ電機の格安SIM「ヤマダニューモバイル」はドコモと全く同じ回線を利用した格安SIMで、通常の申し込みだと事務手数料が3,000円必要ですが、EveryPhoneシリーズを購入すると事務手数料が0円になるエントリーコードが貰えます。
▼ヤマダニューモバイルの利用料金はこんな感じ。↓
エントリーコードのパッケージにはSIMは同梱されておらず、専用のWEBサイトからエントリーコードを打ち込んで申込むと後日SIMが手元に届きます。
EveryPhoneシリーズを購入すると保護フィルムが貰える。
▼EveryPhoneシリーズを購入すると数量限定ですが保護フィルムが貰えます。↓
EveryPhone HGまとめ。
EveryPhoneシリーズが同時に6機種リリースされてどれが良いのか迷ってしまいますが、僕が全ての端末を触った限り、価格・機能・性能のバランスが最も良かったEveryPhone HGが1番のオススメ機種です。
現行世代のミドルスペック性能、高級スマホで採用されている(本物の)デュアルカメラ、利用幅の広がるDSDS機能、そしてヤマダ電機のオリジナルサービスの数々。
数多くのSIMフリースマートフォンを触ってきましたが、EveryPhone HGは非常によくまとまった端末です。
ヤマダ電機で実機を展示しているので是非足を運んで触ってみて下さいね!購入は以下のオンラインショップでも可能です!