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GoSafe M790S1レビュー。ミラー型ドラレコの利点と注意点

GoSafe M790S1

数多くのドライブレコーダーをリリースするPAPAGO!から最新のミラー型ドライブレコーダー「GoSafe M790S1」が登場。数週間、実際に利用してみてミラー型ドラレコの利点と注意点を中心にレビューをお届けします。

GoSafe M790S1の特徴

GoSafe M790S1の特徴を纏めています。

視界スッキリなミラー型。後方カメラも標準付属

GoSafe M790S1はミラーと一体型のデザインを採用することで、視界を妨げる事なくスマートにドライブレコーダーを備えられることが最大の特徴の製品。

また、GoSafe M790S1は前方だけでなく後方の映像を記録する事が出来るリアカメラが標準付属しているモデル。近年深刻化している”煽り運転”も見逃さない心強い仕様となっています。

▼GoSafe M790S1の本体。一般的なバックミラーよりも大型設計かつ極細フレームによりクリアで広い視野性がGood。後方車のライト反射を軽減する加工が施されるなどバックミラーとしての性能も上々。↓

GoSafe M790S1

▼ディスプレイはミラー中央にディスプレイが埋め込まれており、5型の大型ディスプレイで映像の確認も良好です。↓

GoSafe M790S1

▼操作系統は本体の下部に物理ボタン式の操作パネルを搭載。夜間でも視野製の良いバックライト付きとなっています。

GoSafe M790S1

▼本体の上部は各種端子。バックミラーステーとの干渉を防ぐため、中央付近に差し込む電源ケーブル先端はL型端子を採用します。↓

GoSafe M790S1

▼本体の背面はバックミラーに固定するためのストッパーを搭載。車に備え付けのバックライトを挟み込むタイプ。↓

GoSafe M790S1

▼本体背面に備わっているカメラは上下左右に動かすことが可能。バックミラー位置を調整した後にカメラ単体を動かして映像を捉える範囲を調整出来ます。↓

GoSafe M790S1

▼標準付属するバックカメラは可動式ステーに粘着テープを利用して固定できるほか、ネジを利用して完全に固定することも可能です。↓

GoSafe M790S1

約2.6万円のリーズナブルな価格設定。オールインワンパッケージ

GoSafe M790S1の価格は執筆時点で税込み26,978円。

3万円以上のドライブレコーダーも珍しくない昨今、3万円以下で手に入るのは非常に魅力的。僕は楽天市場をよく利用しているのでポイント還元なども加味すると約2.2万円位で手に入る価格帯なので、購入する場合はポイント還元のあるショップがオススメです。

▼PAPAGO!製品全体の特徴でもあるのですが、製品を購入するだけで必要なものは全て揃っているオールインワンパッケージ。映像を記録するMicroSDまで付属品として同梱されているのでトータルコストがかさむ心配もない。↓

GoSafe M790S1

GoSafe M790S1

▼また、煽り運転を抑止するドラレコ搭載アピールステッカーも同梱。↓

GoSafe M790S1

その他、PAPAGO!はサポートデスクを日本国内で展開しており、使い方、トラブル時は専用ダイヤルで専属スタッフにサポートを求める事が可能です。

ドラレコ機能+安心安全機能を標準装備

GoSafe M790S1

PAPAGO!のドライブレコーダーは「ドラレコ」として必要な機能はもちろん網羅。

細部まで鮮明に映像を捉えることが出来る高性能カメラとガラスレンズ、白飛びや黒つぶれを軽減するWDR、LED信号対応、衝突を検知して衝突前後の映像を自動で保護するためのGセンサーなど高級モデルに匹敵する基本機能を備えます。

また、独自の安心安全機能により、速度標識を読み取りドライバーに伝えてくれたり、信号待ちで前方車両が発信したことを知らせてくれたり、ライトの点灯を促してくれたりなど、常にドライバーに注意を促す機能もフル対応しています。

必要な機能は後から拡張

GPS信号を受信するためのGPSユニット

PAPAGO!のドライブレコーダーは、ドライブレコーダーとして「必ず必要な機能」「人により必要性が異なる機能」を分けており、人により必要性が異なる機能に関しては別途オプション品を利用する事で機能拡張出来る仕組みとなってます。

例えばGPS機能。GoSafe M790S1はGPSユニットが非搭載ですが、別途、オプション品のGPSユニットを接続すると、走行情報に経路・速度が記録されるなど機能拡張が可能となっています。そうそう、GPSを搭載して記録した映像はPAPAGO!でダウンロード出来る「動画再生ソフト」で再生すると自社速度や経路表示出来ます。

また、駐車時に監視を行う動体検知機能(駐車時でもカメラが動きを捉え自動的に一定時間録画する機能)を利用したい場合は、駐車時にも電力を供給できる「スマート常時直結電源コード(A-JP-RVC-1)」または「スイッチ付きスマート電源コード(A-JP-RVC-3)」を利用する事で機能を拡張出来ます。

この様に、利用する方それぞれで必要性が異なる機能に関しては拡張方式を取り入れることで、無駄な機能を必要としない方は低価格で手に入り、機能を必要とする方は選んで機能を追加することが可能となっています。

GoSafe M790S1で撮影した映像

ガルマックスでは非常に多くのPAPAGO!製ドライブレコーダーをレビューしてきましたが、基本となる映像の鮮明さや美しさはGoSafe M790S1も素晴らしい出来栄えです。

GoSafe M790S1は2タイプの映像設定が可能

  • 前方:1920×1080、後方:1920×1080
  • 前方:2304×1296、後方:1280×720

個人的にHD画質は少々不安なので、今回は前方:1920×1080、後方:1920×1080で設定して映像を撮影しています。

昼間に撮影した映像

▼光の多く取り込める昼間の映像。こちらは前方カメラと後方カメラの映像。非常にクリアで鮮明な映像が撮影出来ています。↓

夜間に撮影した映像

▼光の少ないシーンでも高性能なカメラとレンズで前方カメラはクリア。少しフロントガラスが汚れているので光が伸びてしまっているシーンも有るんで、光が同じ様に伸びてしまう時はフロントガラスやカメラレンズをクリーニングしてやりましょう。後方カメラは後続車のヘッドライトで視野性が著しく下がるのかな?と思っていましたが、うまく調整されており、夜間撮影でも想像以上に美しい映像が撮影できました。↓

GoSafe M790S1で注意したいポイント

GoSafe M790S1はドライブレコーダーとしての仕様、機能、性能に関して申し分ないのですが、購入前に注意したいポイントもあるので共有します。

バックカメラの取り付けは専門業者に依頼したほうが良い

▼GoSafe M790S1は後方カメラが標準で付属しています。↓

GoSafe M790S1

付属する後方カメラを車外に取り付ける場合、車内での配線など専門的な知識が必要であることから、ガルマックスでは取り付けを専門業者に依頼することをオススメします。

今回は取り付けや取り外しを何度も行う予定だったので、ガルマックスは簡易的なケーブル配線で車外に固定しているのですが、雨天での水の侵入や室内での配線などを考えると取り付けに自信がある方以外は業者さんに頼ったほうが安心。

また、後方カメラは単純にGoSafe M790S1本体とケーブル接続するだけで後方カメラの映像が記録出来るのですが、バックギアに連動してバックモニターとしても利用できる機能を備えており、それらの配線は車種により異なるので、バックモニターとしても利用したい方はこれまた業者さんに依頼したほうが安全です。

バックミラーの形状や各種センサーにより死角が出来る

一般的なフロントガラスに取り付けるドライブレコーダーと、ミラー型ドライブレコーダーとの大きな違いですが、ミラー型ドライブレコーダーは取り付ける位置がバックミラーの位置で固定となることです。

実は、初回レビューを執筆している時に初めて気がついたのですが、1台目の車はバックミラーが分厚く、また、フロントガラス上部に各種センサーボックスが備わっている車種でした。

▼これが1台目に装着した状態で撮影した映像の切り出し画像。広範囲を捉えるカメラを搭載しているので、分厚いミラーが映像に写り込んでいます。また、フロントガラス上部のセンサーも映像の妨げになり、大きく死角が出来ている事が分かります。

さきほど動画で紹介した際にGoSafe M790S1を取り付けていた車は一般的な薄型のバックミラーを搭載する車種。フロントガラス上部にセンサー類もないので広くクリアな映像を撮影出来ています。

この様に、適合する車種、適合しない車種があるので、購入前にGoSafe M790S1を取り付ける予定の車種で以下の点を確認してみてください。

  • フロントガラスに大型のセンサーボックスが備わっていないか
  • バックミラーは薄型タイプか

バックミラーが分厚かったり、フロントガラス上部にセンサーボックスが備わっている車種の場合、死角が発生する場合が有るのでご注意下さい。

適合車種であれば最高のドライブレコーダー

適合車種が限られてしまうのが少々残念でしたが、薄型バックミラー&フロントガラス上部にセンサーボックスの無い車種であればGoSafe M790S1はいつもと変わらない視界を確保しながらドライブレコーダー機能を備えることが出来るのでGood。

▼2台目の車に取り付けた様子。バックミラー型なので視界も広くスッキリとした見た目に非常に満足しています。一番下の写真は電源、バックカメラ、GPSのケーブルを接続している状態。ケーブルもうまく配線すると非常にスッキリ。↓

特に、フロントガラスに貼り付けるドライブレコーダーは本体自体が死角になることもあります。ドライブレコーダーは取り付けたいけど、デカデカとフロントガラスに貼り付けるのはちょっと・・・。って方はGoSafe M790S1を検討してみてはいかがでしょうか?

ちなみに動画で右上に汚いシールの後がありますが、元々、この車に付けていたドライブレコーダーの粘着テープ後です。こんな感じに汚れてしまうのが嫌だって方はミラー型ドライブレコーダーがオススメです。

以上、GoSafe M790S1のレビューでした!誰かの参考になれば幸いです!

▼GoSafe M790S1専用の保護フィルムは以下からどうぞ。↓

▼GoSafe M790S1以外にも様々なドライブレコーダーのレビューを書いているのでよろしければどうぞ。↓

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