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音の”空気感”まで愉しむ。Hi-Fi対応「Harmony 2」Bluetoothスピーカーレビュー

Harmony 2

超高音質を売りに人気を博すDreamwave。その最新モデル「Harmony 2」を触る機会を頂いたのでじっくり数週間に渡り使ってみました。

音質・デザイン、そしてBluetoothによる快適性の全てが非常に高い次元で纏まっているBluetoothスピーカーでした。それではHarmony 2の実機レビューをどうぞ!

Harmony 2の発売日と価格

通常価格は24,000円。Bluetoothスピーカーの中ではハイエンドに位置するモデルです。

▼公式ショップで購入可能となっています。↓

Harmony 2の総合評価

Harmony 2は”音を愉しむ”ことが出来るBluetoothスピーカーでした。

高品質音源を伝達出来るBluetoothコーデックへの対応とHi-Fiサウンドにより、音の空気感まで伝わる解像感の高さと密度に酔いしれる一時を味わうことが出来る貴重な存在です。

デザインにも拘りを感じられ、パワフルなサウンドをガッチリと受け止めてくれる重厚感あるデザインは、所有する満足感も桁違い。

音を愉しむ。それもワイヤレスで快適に。そんなワガママを叶えてくれるスピーカーはHarmony 2でした。

Harmony 2の付属品をチェック

この項目ではHarmony 2を購入すると付属する同梱品をチェックしています。

高品質な化粧箱で開封前から心躍る

▼化粧箱はハイエンドモデルらしい高品質で美しいパケージ。↓

Harmony 2

▼Harmony 2をリリースするDreamwaveは海外のメーカーですが、日本市場へ本格参入しているので化粧箱は日本語パッケージとなっています。↓

Harmony 2は日本語パッケージです。

▼高音質&低遅延で音源を転送出来るBluetoothコーデックの”apt-X”ロゴが外箱にも誇らしげに記載されていました。

Harmony 2はapt-Xに対応

▼パカリと蓋を開けると美しく梱包されているHarmony 2とアクセサリー類が目に飛び込んできます。早く触りたい!↓

Harmony 2は綺麗に梱包されていました。

安心の保証と日本語対応の取扱説明書

▼Harmony 2は専用の保証書が付属しており、シリアルナンバーで管理されています。↓

Harmony 2の保証書はシリアルナンバー管理

▼取扱説明書は日本語の含まれているタイプ。初めてBluetoothスピーカーを利用する方も安心。↓

Harmony 2の取扱説明書は日本語版が付属しています。

充電ケーブルはMicroUSBケーブルが付属

▼Harmony 2はバッテリーを内蔵しており充電はMicroUSBケーブルで行います。↓

Harmony 2はMicroUSBケーブルが付属しています。

ケーブルは付属していますが、充電アダプターは付属していません。5V2Aの充電アダプターで充電できるのでスマートフォンなどの充電器を利用できますが、予備を持って無い方は購入しておきましょう。↓

有線接続用のステレオケーブルが付属

▼Harmony 2はBluetooth接続以外に有線接続に対応しているのでステレオケーブルが付属していました。↓

Harmony 2は有線接続用のステレオケーブルが付属しています。

専用ポーチが付属していた

▼柔らかくHarmony 2を傷つけず、持ち運び時にも外部からの傷を防止してくれる専用ポーチが付属しています。肌触りは良いのですが、素材的にホコリが付着しやすいですね。

Harmony 2には専用のポーチが付属している。

Dreamwaveのロゴステッカー

▼ハイエンドモデルに同梱されることの多いロゴステッカーがHarmony 2にも同梱されていました。↓

Harmony 2にはロゴステッカーが付属しています。

Harmony 2の外観・デザインをチェック

この項目ではHarmony 2の外観とデザインをチェックしています。

デザインにも拘る方に見て欲しい高品質な外観

本体の質感は間違いなく最上位クラス。

Harmony 2

▼メタルスピーカーグリル、アルミ削り出しのボディーを採用し重厚感・存在感のある印象を受けます。

Harmony 2

▼細部にも拘りが感じられます。ボタン周囲は一見、革の様な質感ですが、これはデザイン的なものでガッチリした硬質プラスティック製。質感が非常に高く本当の革と見間違うような出来栄えに驚きました。

本体の上部に操作ボタン

▼本体上部に操作ボタンが並びます。ボタンはポチッとクリック感をしっかり感じられる押し心地。操作ボタンの並び感覚も窮屈ではなく操作しやすいです。

Harmony 2

▼電源ボタンは電源オン・オフが視覚的に分かるようにインジケーターが埋め込まれていました。電源ボタンとBluetoothボタンの間にはペアリング確認に使うインジケーターが別途備わっています。↓

Harmony 2

背面には充電端子と有線接続端子

▼各種端子は本体背面に備わっています。↓

オレンジとブラックでは外観の質感が異なる

今回は特別にオレンジとブラックの2カラーが手元にあるので本体のデザインを比較してみました。

まず大きく異なるのがアルミ削り出しのボディーの処理方法。ブラックはマッドな仕上げとなっています。↓

Harmony 2

▼その他は大きな違いはありません。オレンジ・ブラックともに外観品質は非常に高いです。

Harmony 2を数週間利用しての使用レビュー

Harmony 2がガルマックスに届いたのが2018年8月中旬頃でしたので使い始めて数週間が経とうとしています。やはりHarmony 2はハイエンドということで音質が桁違いに良く、この数週間で何度も驚きがありました。

ドンと構えて利用するタイプのスピーカー

▼Harmony 2は非常に高音質な音を愉しめるBluetoothスピーカーです。スピーカーの振動によるビビリ・歪みを軽減するために本体はズッシリと重厚感ある仕上がりとなっており、その重量は実測値で773g。ヘビー級の重量なので持ち運びには適していません。↓

Harmony 2

安心の技適取得済み製品

Harmony 2は日本で安心して利用できる技適を取得しています。本体の底面に技適マークが記載されていました。↓

Harmony 2

高音質なapt-Xでの接続が可能。そして接続が安定している

▼使い方は至って簡単。多くのBluetoothスピーカーと同じ様にスマートフォンなどとペアリングするだけで直ぐに利用できます。サクッと高音質&低遅延なapt-Xで接続。

Harmony 2はapt-X対応

Harmony 2を数週間利用していましたが、電源をいれるとスムーズにペアリング済みのスマートフォンと接続、1日10時間以上も再生しているのに、接続が1度も切れたことがなく接続性は高く安定しています。

凄く小さな音で鳴らすことが出来る

Harmony 2

僕はAndroidスマートフォンと接続して利用していたのですが、Harmony 2とスマートフォンの音量は同期しておらず、それぞれで個別調整が可能です。

Harmony 2の本体の音量調整段階も細かく、単体でも小さな音を鳴らすことが出来るのですが、スマートフォンでも音量を調整できるので、凄く小さな音で鳴らせます。

実はBluetoothスピーカーの中には音量調整が大雑把にしか出来ないモデルも存在し、その様な製品では音を愉しむことが出来ません。

自分に最適な音量にきめ細やかに調整できるのは大きな利点でしょう。

ホワイトノイズが、ほぼ聞こえない

Harmony 2

Bluetooth接続は100%ホワイトノイズが無くなることはありません。が、Harmony 2は高品質な内部パーツ採用し、見えない部分で品質を高めることで、グッとホワイトノイズが小さくなっています。

Harmony 2のホワイトノイズはBOSEのフラッグシップモデル並に小さいく、凄く驚いたポイント。空気感が伝わると冒頭で伝えましたが、その空気感でホワイトノイズが相殺される位に小さいんです。

楽曲を再生している最中は、もはや、有線接続かBluetooth接続か判別出来ません。

空気感まで再現する音質

Harmony 2

Harmony 2はデザインも接続性も非常に高品質ですが、ズバ抜けて質が高いのは音質。音に拘る方が納得する再現性を兼ね備えているのが凄いんです。

ちなみにHarmony 2はリリース後に多くの著名人から太鼓判を押されるほど。僕自身、Harmony 2の音質には凄まじい印象を脳裏に焼き付けられました。

チューニングはナチュラルで無駄な歪みがありません。弦楽器の単奏は弦の1本1本の音を聞き分けることが可能、かと思えば、R&Bで心地よい低音だって鳴ります。ボーカルの息、レコーディング・スタジオ特有の空気感、耳を傾けると圧倒的な質感と解像感で鳥肌が立ちます。

文字での表現のみで実際の音を届けられないのが、本当に悔しい。そう思わせてくれるHarmony 2の音質はBluetoothスピーカーで1、2位を争う仕上がりです。

大容量バッテリーで長時間再生が可能

Harmony 2

Harmony 2は本体にバッテリーを搭載しているので単体で駆動します。バッテリー容量も4500mAhで超大容量を搭載。

仕様上では連続駆動時間が最大6時間と記載されています。この表記に好感が持てました。通常だとバッテリー駆動時間を長くアピールするためにボリュームを50%に絞って計測している、なんてことはザラです。

しかしながらHarmony 2では、最もバッテリーを消費する最大音量での連続駆動時間で記載されています。つまり、言い換えれば最低駆動時間です。

僕はボリュームを絞って利用していますが、10時間位は連続再生出来てしまいました。これは利用環境や本体のボリューム設定などで大きく変動しますが、思っているより電池持ちは良いです。

ケーブル接続でテレビもPCも高音質で音源を再生

▼Harmony 2は有線接続に対応しているので、イヤホン端子のある機器に付属のステレオケーブルを接続することでHarmony 2の高音質なスピーカーから音を鳴らすことが出来ます。↓

Harmony 2

もし、テレビのスピーカーから音を流して映画を視聴しているなら、一度、Harmony 2とケーブル接続して視聴してみて下さい。

ボリュームを上げても密度と解像感の崩れが少ないので、ビックリするくらい美しい音質で映画を楽しめます。無駄に低音もブーストされていないのでセリフも聞き取りやすく没入感もグッと増しますよ。

TWS機能が欲しかった

TWSは最近のBluetoothスピーカーで人気の機能。2つの同型Bluetoothスピーカー同士をペアリングして簡単にワイヤレスのステレオサラウンド環境を構築出来る機能です。

残念ながらHarmony 2にはTWS機能が備わっていません。

普段なら、「TWSに対応していないのね」で終わるんですが、なんせHarmony 2の音質は僕の耳をこれでもかと言うくらいに幸せにしてくれるので、「TWSでステレオサラウンドが楽しめないのは凄く残念」と感じてしまいました。

TWS機能は次期モデルに搭載されることを期待します。

Harmony 2まとめ

Harmony 2のレビュー、如何でしたでしょうか?

最近は数千円でそこそこのBluetoothスピーカーが購入でき、確かにHarmony 2の価格は少々手を出すには勇気が必要かも知れません。

しかしながらBOSEを筆頭にハイエンドスピーカーを数多く触ってきた身としては、Harmony 2は一度音を聞いて欲しい!と感じる出来栄えで、音に拘る方に胸を張って”これは良いよ”と勧められる仕上がりです。

すでにBluetoothスピーカーを利用している方も多いと思いますが、音質が・・・という方は是非検討してみて下さい。後悔させません。

購入先は以下からどうぞ。

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