Tronsmart Element T6 Plusのレビュー!40Wの轟く重低音が魅力のスリムなアウトドアBluetoothスピーカー!

Tronsmart Element T6 Plus

こんにちは!世間はスッカリ暑い中で独り身の寒さに震えている毒男、柳生です!

今回はワイヤレスで使えるBluetoothスピーカーTronsmart Element T6 Plusの実機レビューを発信します!屋外でも安心して使えるアクティブタイプのスピーカーで「スリムボディながら音響がスゴい」らしいんですが、一体どういう実力なのでしょうかね?

ガルマックスがGeekbuyingから取り寄せたTronsmart Element T6 Plusが柳生の元へ飛んできたので、しばらく使って感じたことをつらつらつらつら書き連ねていきます。あー耳がいてえ!

目次をクリックすると各項目へ移動します

Tronsmart Element T6 Plusの気に入った・気になったポイント

■気に入った■

  • ウーファーによって音が響くため、チカラ強~いサウンドが楽しめる
  • スリムでコンパクトなデザインなので置く場所を選ばない
  • 無駄がなくハデでない、落ち着いた外観
  • 接続安定性が高く、接続速度も良好
  • 防水仕様なので安心して屋外でも使える
  • 入力端子が多く、幅広いメディアに対応できる

■気になった■

  • 縦長で筒状という形状のせいで風に弱い(強風で倒れたり転がったりしないか不安になる)
  • 引っかけるためのリングがなく、またストラップホールもない
  • ツイーターがないため高音の表現がニガテ。ややこもりがちになる
  • 音量変化の増減が一定でないため、音量調節が割と難しい

Tronsmart Element T6 Plusの価格は安い時だと60ドル台!

▼Tronsmart Element T6 PlusはGeekbuyingで購入可能!通常価格は83.99ドルですが割引されている事が多いのでチェックしてみて下さい!安いときには60ドル台くらいで手に入ります!

Tronsmart Element T6 Plusのスペックもチェック!

Geekbuyingのスペック表参照↓

General Brand: Tronsmart
Type: Bluetooth speaker
Model: Element T6 Plus
Color: Black
Specifications Material: ABS + aluminum
Bluetooth: 5.0
Bluetooth profile: A2DP, ACRCP, HFP
Bluetooth transmission: Up to 20m/66ft (open area)
Waterproof: IPX6
Output power: 2 x 20W Max
Power supply: DC 5V/3A, via USB-C port
Frequency range: 20Hz – 16000Hz
Battery: Built-in lithium battery, 3300mAh x 2
Playtime: Up to 15 hours (medium volume)
Talk time: Up to 20 hours (on a 70% volume)
Standby: About 24 months
Charging time: 3 – 5 hours
Functions: Hands-free phone call, aux-in, TF/Micro SD card, USB flash drive, power bank
Weight & Dimensions Product weight: 670 ± 5 g / 23.63 ± 0.2 oz
Product dimensions:  3.23 x 7.99in / 82 x 203mm (diameter x height)
Package Contents 1 x Element T6 Plus Bluetooth speaker
1 x 3.5mm audio cable
1 x USB-C charging cable
1 x Warranty card
1 x User manual

Tronsmart Element T6 Plusの付属品をレビュー!

▼外箱はTronsmartらしいホワイトとパープルカラーで、スペックなどの記載言語は英語となってました。ちょこっとだけ端っこがヘコんでましたが製品に傷など一切無かったので良しとしました!海外から輸送される製品って結構外箱が崩れている事が多いので製品の保護ボックスと思っておいたほうが精神衛生上よろしいかと思います!↓

Tronsmart Element T6 Plus

付属品はシンプル!

▼箱を開けるとドンってTronsmart Element T6 Plusが入ってまして、スピーカーのハマってるプラッチック製の台を引っこ抜くと下部にスピーカー以外の付属品が入ってます。↓

▼付属品はTronsmart Element T6 Plus以外に説明書、3.5mmAUXケーブル、USBのType-Cケーブル、そして保証書カードと非常にシンプルな内容です!↓

充電器はスマホなどの充電器を流用しましょう!

スピーカーの充電自体はUSBケーブル経由で行うんですが充電器は付属していません!この類の製品は充電器が付属していないことが一般的なのでスマホなどの充電器を使って充電しましょう!

▼ガルマックスではこんな感じの充電器を愛用しています!沢山挿す事が出来るのでスマートフォンとTronsmart Element T6 Plusを同時に充電することもできちゃいます!最近はUSB経由で充電できる製品が増えたので複数の差込口が備わっている充電器は便利!↓

説明書は日本語にバッチリ対応!初めてのBluetoothスピーカーとしても安心!

▼Tronsmart Element T6 Plusは海外製品で、しかも外箱に記載の言語が英語しか書かれてないんで日本語対応しているか不安だったんすけど、説明書見たら安心。ちゃあんとマルチランゲージ対応で日本語も含まれていました!「どのボタンをおせばどういう動作をするのか」ってすごい不安になりがちなんで、しっかり日本語に対応してくれるのは実にありがた~いです。↓

Tronsmart Element T6 Plusの取扱説明書は日本語対応!

Tronsmart Element T6 Plusの外観・デザインをレビュー!

Tronsmart Element T6 Plusのイカした外観・デザインをチェック!

シンプルでありながら質の高さを感じることの出来る筐体

▼グルーっと見てみるとこんな感じ!ボタン面があるとこ以外、すべてスピーカーとなってます。まず触ってみて「思ったより細い!」ってのが第一印象でした。恵方巻みたい。あとボディの太さも一定なので、狭いところに置くことができる省スペースな設計は嬉しいポイント。少し狭いところにも置きやすいですよ!↓

▼カラーはブラックとレッドの二種類ラインナップです。レッドだとスピーカー面が赤くなってます。赤と黒の配色もめっちゃカッチョいい!

もちろん黒もけっして地味ってわけじゃありません。上部と下部の配色が銀色なので黒と銀色のシンプルでイカした配色はスゴく渋い。質感の高さを感じる事ができるオトナなカラーリングです。どっちをとるか悩ましいほどにどっちもカッコいいので存分に悩めます。

縦並びのラバー製ボタンは、しっかりクリック感が分かる押し心地!

Tronsmart Element T6 Plus

ボタンは上から

  • 前トラック
  • 次トラック
  • TWSスピーカー使用
  • イコライザー切り替え
  • ソース切り替え
  • 電源ON/OFF

となっております。その下はランプと各種端子部分になっております。

で、肝心な押し心地はラバー製なのでゴムゴムしい感じなんすけど、ちゃんとカチッっていう確かな感触もあります。こういう入力されたかわかるような押し心地があるっていいですよね!これは結構グッドなポイントっす!

ただ、人によってはボタンがやや硬く感じるやもしれません。手のチカラが弱いとグッ!ってチカラ込めないとだめかも?

また、縦向きボタンなうえに形状自体がスリムなんで、必ず手に持ってからでないと押せないです。もっとも、取り回しがいいのでそんな欠点も個人的にはあまり気にならない部分でしたが、ボタン押すときは手に取ってから押すようにしましょう!

2台あればサラウンド機能が使える!

このTronsmart Element T6 Plus、TWS機能が使えるんですよ!

Tronsmart Element T6 Plusをもう一台用意する必要がありますが、TWSボタンをポチっと押すだけで、2台のTronsmart Element T6 Plusをペアリング出来るので迫力あるサラウンド音響を楽しめちゃうんです。

アウトドアシーンで広範囲で音楽を鳴らしたい!って考えている方はもう一台用意するだけでトータル出力80Wのバケモンスピーカー環境を整えられますよ!

本体上部にはプッシュボタン内蔵のダイヤルを搭載!

▼上部にはプッシュボタン内蔵のダイヤルを搭載!ダイヤル周囲にブルーのLEDランプが備わっており美しく光ります!電源ONであれば点灯、ペアリング中は点滅ってな感じでサイバネチックでカッチョいい!!

Tronsmart Element T6 Plus

で、このプッシュボタン内蔵のダイヤルを回せば音量調節ができ、押し込めば再生/停止。スマホと接続していれば、音声アシスタントを起動でき、スマートスピーカーぽい使い方もできちゃいますよ!

下部には轟く重低音を奏でる大型ウーファーを搭載

Tronsmart Element T6 Plusの本体下部にはウーファーがどーん!!!端っこにはスベり止めが付いてます。このウーファー、音楽ならしている時にけっこー震えます。見てて飽きないんす。いやー楽しい。↓

Tronsmart Element T6 Plus

Tronsmart Element T6 Plusの使い勝手や機能をレビュー!

この項目ではTronsmart Element T6 Plusの使い勝手や機能をチェックしています!一番大事な音の質感はどうなんすかね!

ペアリングの速さも安定性もGood!接続距離が凄まじい!!

Tronsmart Element T6 Plus

接続距離を計測するため、起動してスマホと一旦ペアリングした後、スピーカーを再起動してみました。スマホと自動接続なんすけど、起動してから約2~3秒ぐらいですぐに接続しててなかなかに早かったです。

あくまでこれは使用している機器に左右されますが、筆者のスマホ(Xiaomi Mi 9 SE)であれば2~3秒ほどで接続されますた。聞きたいときにすぐに音楽が楽しめるってのはポイント高いんす。

接続の最大距離は驚異の80mほど。目視なんですけど、このスピーカーが豆粒なみに遠くてもしっかりつながってました。ここまで届いてくれるなんて優秀すぎます。動くことの多いキャンプや釣り、レジャーとの相性はバッチリ!!

ダイヤル式なのですぐに音量を調整できる!が、増減幅はブレがある

個人的にこの設計は素晴らしいとデカい声で叫ばせてください。ダイヤルで回すだけでカンタンに音量を調節できます。↓

Tronsmart Element T6 Plus

曲によってイントロがバカでかい曲調になったりするので、いきなり近所迷惑になりかねないときだってあるんすよ。でもこれならすぐにダイヤルを半時計に回して小さくするだけでOK。ボタンだとえらい手間取ったりするので、この設計はかなり嬉しいです。

使い勝手は非常に良いんですが、気になったポイントはダイヤルを回したときに音量の増減の振れ幅が均一に変わるんじゃなくて、一定のボリュームを超えるといきなり音量が大きく変化したりします。

なので、細かい調節は手間取ってしまうのがやや気になるところ。「音量小さいなぁ…ダイヤル回したろ!」クルー …ってするといきなり爆音じみたサウンドが鳴りますんでご注意を。細かい調整は端末で行ったほうがいいかもしれません!

防水仕様で急な雨でも問題なし!アウトドアシーンでも安心!

Tronsmart Element T6 Plusは防水!なので雨にぬれても大丈夫な作りになっております。ただし水に長時間浸かるとアウト。池ポチャしないようにしましょう。

防水仕様ですが端子部分に水が入ったら一撃で壊れる可能性大です。端子部分のゴムのフタがしっかりしまっているか利用前にチェックしましょう!

結構釣りに行く筆者には防水ってのはかなりうれしいポイントなんですよね。いきなり雨に降られても安心です。でも、スピーカーグリル部分は布製なので濡れた時はカビないようにしっかり乾燥してあげて下さいね!

▼形状が形状なので、外で使ったとき風にあおられいきなりぶっ倒れて海に落っこったりしないかスゴい不安でした。不安であれば横にたおして、転がらないように何か下に敷いておくなどの転がらない工夫をしておくのがいいでしょう。↓

Tronsmart Element T6 Plus

モバイルバッテリーとしても使える!

▼こんな感じで、Tronsmart Element T6 Plus背面のUSBポートからUSBケーブルを利用してスマートフォンを接続することでモバイルバッテリーと同じように充電できます!めちゃ便利!充電速度は並みレベルですが汎用性が高いです。またスピーカーのバッテリーも6,600mAhと大きいので安心!アウトドアで大活躍です!↓

Tronsmart Element T6 Plus

有線接続やMicroSD経由でも使える!接続方法の選択肢が多い!

Bluetoothを使わなくても、AUX入力やUSBフラッシュメモリ、MicroSDを直接挿して再生ができるのが魅力的!

Tronsmart Element T6 Plus

Bluetoothが使えないウォークマンでも、スマホの充電が無いときでも音楽を楽しめるのは非常にうれしいポイント。接続方法の選択肢が多いっていいですよね!

ちなみに入力切替はMボタンで切り替えられます。順番はBluetooth→AUX→USB→MicroSDとなっています!

Tronsmart Element T6 Plusの音質をレビュー!

Tronsmart Element T6 Plusの実力はイカに?

音質は重低音寄りでヘヴィなサウンドを楽しめました

Tronsmart Element T6 Plus

音を鳴らすと底面のウーファーがめっちゃ震えます!ウーファーのおかげか全体的に重低音寄りのサウンド。

めっちゃヘビメタが轟いて…さながらライブ会場よろしく部屋が盛り上がりました。

自分はロックやテクノ系が好きなんで、Tronsmart Element T6 Plusの音質とすごく合うなって印象。リズムにノれる音楽との相性がバッチリ!なんというか、部屋の中で一人で踊りたくなりました(笑)それほど「低音が響く音」なんです!

特にドラムといった音との相性はバツグンで、めっちゃ「ドゥン!ドゥン!」って鳴ってくれます。イコライザー使って重低音モードにすればさらに響きます。どこぞのヤンキーが乗ってる車なみに「ドゥン!ドゥン!」響く!近所迷惑にならんように気を付けましょう。

マジに見た目から想像もつかんほど重低音サウンドが響くゾ。

震えるウーファーで見た目も楽しめます

さっきも書いたんですが、むっちゃウーファーが震えてブルンブルンなってます。底面部なのでタテに置いてるときは見えないのが残念。

スピーカーを手に取ってスマホでいろんな音楽をかけて、ウーファーがどんだけ震えるか見てるのも結構楽しかったりします。

設計上これを机に置いておくとダイレクトに振動が伝わるんで、机が結構響きます。リズムにあった震えがなかなか心地良くって、モノ書いてるとき結構テンションがアガります。字は震えそうになるけど。

えらい低音が轟くサウンドなので、これをサラウンドで聞いたらどうなるか…TWS機能もかなり気になりますね!机に2つ並べたら相当楽しいこと間違いなし!

イコライザーは2種!状況に応じて切り替えできます

▼EQボタンを押すとランプが点灯し、イコライザーを切り替えられます!↓

Tronsmart Element T6 Plus

ランプの色が変わるので、どのイコライザーモードになっているか一目で判別できますよ!イコライザーは2種類あり、音楽や状況に応じて切り替えたりできます。

  • 白色:重低音ブースト
  • 緑色:ボーカルブースト
  • 無色:ノーマルモード

自分はひらけた所や屋外で使うならボーカルブースト、室内であれば重低音ブーストがイイいな!と感じました。イコライザーを切り替えるだけで聞こえ方が大きく変わるんでお試しあれ!

Bluetooth接続時は遅延があるので動画などは有線接続がオススメ!

Bluetooth接続中に動画を流してみたら、0.2~0.3秒ほど遅延がありました。

Bluetooth接続は少なからず音の遅延が発生するので、動画やゲームなど音の遅延が気になるコンテンツを利用する時は有線接続では音が遅延しないことを確認しているので、ゲームや動画コンテンツでは有線接続がオススメ!

Tronsmart Element T6 Plusを使っての総評・まとめ

Tronsmart Element T6 Plus

個人的に評価をつけるとすると

  • 音質  :★★★★★★★★☆☆(08/10)
  • 電池  :★★★★★★★★★★(10/10)
  • デザイン:★★★★★★★★★☆(09/10)
  • 機能性 :★★★★★★★☆☆☆(07/10)
  • 接続性 :★★★★★★★★★★(10/10)
  • 総合評価:★★★★★★★★★☆(09/10)

「アウトドアを想定したアクティブタイプのスピーカーの中でも、音質と機能性を特に重視したモデル」という所感でした。

個人的には何かにひっかけておけるリングやストラップホールがないのが一番残念だったってポイントです。テントのヒモや車のミラーに引っかけられると安心感は段違い高いだけに惜しいって思うポイント。倒れてコロッと転がりやすい形状なんで屋外であれば置き場所にも配慮が必要になりますね。

その他に関しては屋外でも屋内でもオールラウンドで使っていけるバランスのいい性能。

40WクラスのTronsmart Element T6 PlusはそんじょそこらのBluetoothスピーカーでは体験出来ない「うなるような重低音」を楽しめるので、迫力ある重低音サウンドを楽しみたいユーザーさんにおすすめですよ!長く使っていける相棒として、Tronsmart Element T6 Plusは活躍してくれるでしょう!

▼Tronsmart Element T6 PlusはGeekbuyingで購入可能!通常価格は83.99ドルですが割引されている事が多いのでチェックしてみて下さい!

購入先:Geekbuying|文:柳生|編集・撮影:ガルマックス編集部

ページトップへ