PS4の拡張ストレージにも使える「IO DATA HNSSD-480BK」のレビュー!速度は遅め!

HNSSD-480BK

PCやスマホの周辺機器で知られるIODATAから、玩具商社のハピネットとタッグを組んで発売しているポータブルSSDのHNSSD-480BKを入手したので紹介します。

HNSSD-480BKの特徴

HNSSDシリーズはIODATA製のSSPH-UTシリーズをベースに玩具の総合商社であるハピネットと提携し発売されている製品です。

PS4の拡張ストレージとして使う目的をベースで考慮されている関係で、主な取り扱い場所はオモチャやゲーム売り場となっており、そこからもPS4で遊ぶ方をメインターゲットにしている展開がされています。

HNSSD-480BKの外観

▼今回入手したのはアウトレット品とのことで箱は白箱の簡易的なものでした。↓

HNSSD-480BK

▼実際の製品の箱はこんな感じ。特徴を分かりやすく書いているパッケージはカッコよさはありませんがとても目立ちますね。↓

HNSSD-480BK

引用:IO DATA HNSSD-480BK

▼今回は480GBモデルなのでカラーリングはブラックのみ。タフネスモデルのようなゴツい見た目になっているのが特徴的。ゴム加工されている部分は滑り止めの役割も果たしてくれるので、滑り落ちる危険性は少なくなっています。↓

HNSSD-480BK

▼裏側も表側と同じような見た目。モデル名とシリアルナンバー以外の刻印もないようです。↓

HNSSD-480BK

▼側面はこんな感じ。↓

HNSSD-480BK

▼SSD本体側のUSB端子はポータブルメディアでよく見かけるMicroUSBです。↓

HNSSD-480BK

▼ケーブルを接続するとこんな感じです。↓

HNSSD-480BK

付属品・同梱物

HNSSD-480BK

HNSSD-480BKには本体以外にマニュアル2種類とUSBケーブルのみと結構シンプルになっています。ただし、今回入手したのはアウトレット品なので参考程度にお願いします!

HNSSD-480BKを実際に使ってみた

HNSSD-480BKの詳細を確認

▼PCへと接続してプロパティをチェック。あらかじめNTFS方式でフォーマット済みだったのでWindowsで使う方にはちょうどいいかもです。↓

HNSSD-480BK

▼CrystalDiskInfoにて取得した情報をチェック。中身はADATAのSU630と表示されました。↓

HNSSD-480BK

ADATA SU630はQLC方式を採用したエントリークラスのSSD。QLCは一般的に価格は安いが読み書き性能は低めといった特徴があります。

▼以下はADATA公式のデータシートから抜粋。書き込み耐性の目安を示すTBWの値は100TBと2.5インチSSDでは定番のWD Blue 3D SSDの200TBWと比べるとおよそ半分となります。↓

HNSSD-480BK

引用:ADATA Ultimate SU630

ただし、100TBは1日50GBずつ書き込んだと仮定しても寿命まで約2,000日。年換算にすると約5.5年となります。さらに書き込みよりも読み込みがメインのゲーム目的だと、更に寿命は伸びるのではないかと思われます。

あくまでも理論上ではありますが、QLCだからといって普通に使っていただけで半年もしないうちにすぐ壊れる可能性は低いのであまり怖がる必要はないかと思います。ただし後述しますが、書き込み性能に関しては注意が必要です。

実際に書き込み速度を計測してみた!

HNSSD-480BKをPCへ接続し、実際にデータを書き込んで速度を計測してみました。

▼ストレージテストの定番であるCrystalDiskMarkで性能をチェック。今回は1GiB、64MiB、8GiBの3種類でテストを行いました。↓

HNSSD-480BK
1GiBの結果はRead:392.96MB/s、Write:307.00MB/s
HNSSD-480BK
64MiBの結果はRead:374.13MB/s、Write:295.89MB/s
HNSSD-480BK
8GiBの結果はRead:392.62MB/s、Write:304.72MB/s

▼複数のファイル容量の読み込み、書き込み速度を一括でテストして、SSDの性能の傾向を示してくれるATTO Disk Benchmarkで検証してみました。↓

HNSSD-480BK
性能はあまり安定していないようです

▼実際に10GBの大容量ファイルをファイルの転送を行い、書き込み時間を確認。一度落ち込んだ後は約220MBほどの速度で推移していました。書き込み速度も一定の容量まで書き込むと少し速度低下している挙動をしています。↓

HNSSD-480BK

おおよその転送時間も計測したところ、約40秒ほどで転送完了していました。やはりSSDにしては少し遅めですね。

▼次に1MBのファイルを1000個転送。複数ファイルを連続して書き込むのはランダム性能が重視されるため、どうしてもファイル単体を転送する時と比べると速度低下してしまいますが、それにしても遅め。↓

HNSSD-480BK

おおよその転送時間も計測したところ、約20秒ほどで転送完了していました。書き込み後半のグラフの曲線が気になるところですが、思ったよりも早めに終わっている印象です。

HNSSD-480BKの実機レビューまとめ

ポータブルSSDはポータブルHDDよりも携帯性や耐衝撃能力、読み書き速度に優れている傾向があります。

HNSSD-480BKは携帯性や耐衝撃能力は良好ですが、読み込み性能や書き込み性能の面で劣る部分がありました。特に書き込み性能は同等の製品よりも少し劣る結果となったのは残念でした。

読み込み性能はソコソコなのでゲームのインストール先として使ったりとファイルの保存庫として使うのには十分なんですが、同じ容量帯ならバッファローのSSD-PSMシリーズが少し安めで全体的な性能も優れているので個人的にソチラをオススメします。

▼以前にSSD-PSMシリーズの120GBモデルをレビューしていますので参考にどうぞ!↓

BUFFALO SSD-PSM120U3のレビュー!手のひらサイズのポータブルSSDが凄く良かった!

▼本記事で取り上げたHNSSD-480BKは以下から購入可能です。↓

HNSSD-480BKの口コミ・評判

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