iPhone 15 ProはiPhone 14 Proよりも衝撃に弱い?落下テストで判明
Appleの最新モデルの上位グレードiPhone 15 Pro。チタン採用ということで高い耐久性を持っていると期待されているものの、落下テストでは先代のiPhone 14 Proよりも壊れやすかったそうです。
動画検証ではiPhone 14 Proよりも壊れやすかった
iPhone 15 Proは強度が高く軽量なチタン素材を用いているのですが、YouTubeチャンネルAppleTruckによれば先代モデルとなるiPhone 14 Pro(ステンレス製)よりも壊れやすかったとのこと。
▼その動画がこちら。YouTubeにてiPhone 15 ProとiPhone 14 Proを同時に同じ高さからコンクリの地面に落下させるというもの。↓
持ち手ほどの高さからボディ側、ディスプレイ側から落下させたり、かなり高いところから落下させて検証しています。
持ち手程度の高さであればどちらもボディに小キズが付く程度でしたが、3~4mほどのかなり高いところから落下させると明確に両者に差が出ていました。
▼iPhone 15 Proの場合はスクリーンがバキバキ。また内部液晶も故障しており半分ほどが白く表示されてしまってます。なんとも痛々しい‥。↓
表面ガラスの割れ具合もかなりのもので、まるでクモの巣のようにヒビが入っています。
▼背面の破損具合も著しいもので、こちらもクモの巣状にヒビが入っているほか、カメラ部分のガラスが割れてカメラユニットが外れてしまいました。こりゃやべえ。↓
▼一方でiPhone 14 Proは表面ガラスこそ割れているものの割れ具合はiPhone 15 Proほどはなく、また内部も無事。表示もタッチ操作も問題なく行えています。↓
▼白くて見えにくいんですが背面はヒビは目立つ程度に多く入っているものの、iPhone 15 Proと違ってカメラが外れてはおらず、カメラ自体も問題なく機能しています。↓
壊れやすくなったのは形状が原因?ケース運用したほうがいいかも
今回の実験の工程は工場などで行うようなガチ耐久試験といったものではないため完全に耐久性について断言こそできません。ただ個人的にはなかなか意外な結果‥という印象を受けました。
ただiPhone 15 ProってiPhone 14 Proと比べ、材質のほかにも本体の「画面・背面から側面にかけて丸まっている」という違いがあるんですよね。
筆者の推測にはなるんですが、この丸まった形状にしたことで耐久性が落ち、壊れやすくなったんじゃあねぇかな‥と考えてます。すこし極端な例ですがGalaxy S UltraとかRakuten Handみたいなエッジディスプレイスマホって、フツーのスマホと比べガラス面が広がっているために割れるリスクだって高まっているわけですからね。
で、今回のiPhone 15 Proのヒビも、側面の衝撃がそのまま伝達されてああいうクモの巣状になったんじゃないかな‥と考えられます。
あと、あくまで3~4mという高い所から落としてああなったわけなので、普段使いで手の高さから落とした程度であそこまで壊れるというわけではなさそうです。あれで5~6回落としても平気で動いてたしね。
まぁ現実問題、iPhoneってみんなケースに入れて使ってるし‥そういう人なら影響はあまりないでしょう。
ただ、よしんば裸で使っている人がいれば、先代モデルのiPhone 14 Proよりも注意して取り扱いが必要でしょう。