Lenovo ThinkPad X13s発表!ThinkPad初のSnapdragon搭載モデル!
Lenovoが新型ノートパソコンThinkPad X13sを発表!ThinkPad初のSnapdragon搭載モデルがいよいよ登場です!発売日は2022年5月頃!
ThinkPad X13sの特徴
ThinkPad X13sの特徴は以下の通り!
ThinkPad X13sのハイライト
- Snapdragon 8cx Gen 3搭載!
- カラーリングは伝統の黒1色!
- カメラは500万画素+500万画素の赤外線センサー構成!
- 13.3インチのWUXGAディスプレイ搭載!
- Dolby Audio対応ステレオスピーカー搭載!
- 49.5Whのバッテリーで28時間ものビデオ再生が可能!
- 5Gに対応!
ThinkPad X13sが搭載するのは2021年12月に登場したばかりのSnapdragon 8cx Gen 3。
Snapdragon 8cx Gen 3はPC向けのArm系プロセッサで、Lenovo曰くシステムレベルの処理性能は最大57%向上、マルチタスク処理は最大85%高速化を実現したと謳っています。
メモリはLPDDR4xが最大32GB、PCIe接続のストレージが最大1TB搭載できるとのこと。特盛仕様ではモバイルPCとしてはソコソコ盛っている印象を受けますね。
ThinkPad X13sのボディは90%リサイクルのマグネシウムを採用することで、エコロジーと耐久性を実現しています。耐久性の基準となるMIL-SPEC 810Hにも対応しているとのことで、ThinkPadらしい耐久性にも期待が持てそう。
▼カラーリングはThinkPad伝統の黒(サンダーブラック)のみっぽいですね。↓
▼搭載するカメラは500万画素と至ってフツーのものですが、赤外線センサー付きの500万画素のカメラが横に配置されています。また、eシャッターにも対応しており、使わない時はカメラをシャットアウトできますので、セキュリティ面でも安心です。↓
ディスプレイは13.3インチのWUXGA(1,920×1,200)解像度とFHD相当のものを搭載。ラインナップは以下の3通りが用意されているようです。
- WUXGA IPS 300ニト
- WUXGA IPS 300ニト、タッチ対応
- WUXGA IPS 400ニト、省電力、ブルーライトカット
どのバリエーションも特色があり、400ニトのモデルが一概に上位モデルとも言えないように感じますね。
▼ThinkPad X13sにはキーボードの左右箇所にステレオスピーカーを搭載。Dolby Audioにも対応しているとのことで、サウンド面も力を入れているようです。↓
バッテリー容量は49.5Whで、28時間ものビデオ再生が可能とのこと。同じArm系のプロセッサを搭載するPCであるM1搭載MacBookがかなりのバッテリー持ちですので、Snapdragon 8cx Gen 3搭載の本機もバッテリー持ちには期待できそうです!
搭載端子はUSB-C 3.2 Gen 2×2、イヤホンジャック、SIMスロットの3種類。MacBook Airを彷彿とさせるミニマムさですね。
ThinkPad X13sはSnapdragon 8cx Gen 3を搭載しているので、5G接続にも対応しています。スペック表にはeSIMしか記載されていないので物理SIMに対応しているかどうかは不明なのがネック。
SIMスロットがあるので物理SIMにも対応しているのではないかと思われますが、eSIMとしか記載がないので、対応状況は気になるところですね。
ThinkPadのテイストを活かしつつ、省電力性能をウリとしたノートPC!
発売日は2022年5月頃、価格は€1,399(約18万円)からに設定されています。
実はThinkPad初のSnapdragon搭載モデルなThinkPad X13sですが、黒を基調とした耐久性のあるボディなどThinkPadらしさをキープしつつ、Arm系プロセッサの特徴である省電力性を活かし携帯性に優れたコンセプトを押し出しているノートPCです。
価格は18万円といいお値段ではありますが、最新のArmプロセッサ搭載PCが欲しいけど、購入するからには実用性も高い製品がいいなという方にはぴったりではないでしょうか。
日本発売は未定とのことですが、変わり種のThinkPad X1 Foldもリリースされているので、是非とも日本展開も行ってほしいですね!