Lenovo「YOGA Paper」発表!ユニバーサルデザイン採用のペンを使った書き込みができる電子ペーパー端末!

Lenovo YOGA Paper

Lenovoが新型電子ペーパー端末の「YOGA Paper」を発表!大手PCメーカーのLenovoから気合の入った電子ペーパー端末がリリースです!

2023/01/14追記:グローバル版が発表されました!↓

「Smart Paper」発表!Lenovo製電子ペーパー端末のグローバル版が早くも発表!

YOGA Paperの特徴

YOGA Paperの特徴は以下の通り!

YOGA Paperのハイライト

  • 金属ベースの一体成形ボディ。左右どちらの利き腕でも快適に使えるデザイン
  • RockChip RK3566搭載
  • 10.3インチEInkディスプレイ搭載
  • 9種類ものペン先(ソフトウェア)を選べるスタイラスペン
  • 70を超えるノートテンプレートが用意
  • 1回の充電で10週間ものバッテリー駆動が可能

▼YOGA Paperの筐体はCNC金属加工による一体成形で、厚みは5.5mmとかなりスリムに仕上がっています。また、右手、左手どちらで持っても違和感が少ない設計になっているのも魅力的ですね!↓

Lenovo YOGA Paper

YOGA PaperのSoCはRockChip RK3566を搭載。スマートフォンやタブレットではあまり見かけないモデルですが、それもそのはず、RockChip RK3566は組み込み向けのPCやAndroid搭載のTV BOXで使われるようなSoCとのこと。

絶対的な性能はあまり高くないと思われますが、電子ペーパーディスプレイ搭載の端末はEInkディスプレイの画面遷移の都合上、動きの激しい動作は苦手でしょうし、まぁ性能はあまり高くなくてもいいんじゃないかとも思います。個人的な印象ですが。

▼YOGA Paperはペン入力に対応した10.3インチのEInkディスプレイを搭載。Kindle Paperwhiteなどといったコンパクト〜ミドルサイズの電子ペーパー端末よりも大きな画面で閲覧が可能となっています。↓

Lenovo YOGA Paper

▼触った際の質感も紙に近づけているほか、色温度や明るさも自動的に調整でき、本物の印刷物のような感覚で扱えると謳っています。↓

Lenovo YOGA Paper

▼スタイラスペンを使用する際も実際の紙に書き込むような質感で、書いても跡が残りにくい艶消しコーティングが施されているとのこと。↓

Lenovo YOGA Paper

▼ペンは充電やペアリング不要で、低遅延かつ4,096段階の筆圧検知に対応しているので、思いついた時にサッと取り出し長時間書き込めるとしています。↓

Lenovo YOGA Paper

▼ペンは左右どちらでも吸着しておけるので、利き手問わず使えるのはGOOD!こういう細かい配慮っていいですよね〜。↓

Lenovo YOGA Paper

▼また、ソフトウェアによるペン先の種類については9種類を用意。水墨画風のイラストでは筆タイプのペン先を使ったりと場面場面に応じて切り替えができちゃいます!↓

Lenovo YOGA Paper

▼ペン先の内訳に関してはこんな感じ。かなり幅広い種類が使用できるので、大体のメモやモノクロの絵画の下書きなどではこれで事足りるんじゃないでしょうか?↓

Lenovo YOGA Paper

  • マーカーペン
  • ブラシ
  • 蛍光ペン
  • 筆ペン
  • 万年筆
  • ケガキ針ペン
  • ボールペン
  • 鉛筆
  • シャープペン

▼YOGA Paperには何と70を超えるノートテンプレートを用意。大学ノート風のものから楽譜風のもの、果てはサッカーやバスケットボールのコート図までありとあらゆるテンプレートが用意されているので、YOGA Paperを持っておけばノートを複数持ち運ばなくても良くなるかも!↓

Lenovo YOGA Paper

▼ボイスレコーダー機能も搭載されているので、議事録を取るのにもYOGA Paper一台で完結しそうですね!↓

Lenovo YOGA Paper

▼手書き文字をテキストに起こす機能も搭載しているようですが、今回発表されているのは中国向けモデルですので、日本語などには対応していない可能性が高そうなのは注意が必要です!↓

Lenovo YOGA Paper

▼バッテリー持ちはおよそ10週間と電子ペーパー端末としてもかなりの駆動時間を実現。ただ、あくまでも時間は目安ですので、その点はご注意を!↓Lenovo YOGA Paper

競合製品と比較すると案外お得かも!

発売日は12月中頃。YOGA Paperの記事執筆時点の価格は以下の通り。

  • メモリ4GB+容量64GB:2699元(約5.3万円)

Lenovo製の電子ペーパー端末が出るのではないかとの話は以前から出ていましたが、無事に正式リリースと相成りました!

左・右両方の利き手に対応したデザインといい、豊富なメモ用テンプレートといい、後発の製品だけあってか、競合製品よりも「書く」ことへの利便性を高めているような印象を受けました。

価格も日本円で5万円台前半とライバルと比べてもそこまで高くないことを考えると、YOGA Paperは案外お得なんじゃないかなぁと感じましたね。

とはいえ、YOGA Paperは現状では中国向けモデルですので、機能面の翻訳などローカライズ等を考えると日本では快適に使えない可能性も考えられるので、かなりの電子ペーパー端末マニアの方以外は実機での検証を待つor日本向けモデルが出るまで待つのがいいかもしれませんね!

▼YOGA Paperの詳細なスペック・対応バンドはこちら↓

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