Linner NC50のレビュー!ANC付きBluetoothイヤホン!
- レビュー
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どうも、ガルマックスの猶木(なおき)です。
Linnerさんに周囲の雑音を打ち消して静かな環境を作ることのできるアクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載したワイヤレスBluetoothイヤホンの[Linner NC50]を提供頂きました!感謝御礼!
Bluetoothイヤホンとアクティブノイズキャンセリング機能ってとっても相性が良く、扱いやすい製品だったので是非レビュー記事をチェックして下さいね!
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Linner NC50の総合評価
[良かった]
- Bluetoothイヤホンなのでケーブルレス!
- アクティブノイズキャンセリングに対応!
- 防水対応で運動時や雨天でも利用できる!
- この類の製品の中ではコンパクト!
- 左右のハウジング部に磁石が内蔵!胸元でくっつけられる!
- モニター機能でイヤホン付けたまま会話が出来る!
- 通話にもバッチリ対応!
- 2台同時接続出来る!
- 大容量バッテリーで13時間連続再生できる!
- ネックバンド型なのにコンパクトに折りたためる!
[イマイチ]
- 取扱説明書が不十分で使い方が分かりにくい
- 胸元で止めた時にイヤーピースの穴が相手側に向く。耳の掃除していなかったら・・・汚れが丸見えです
[総合評価]
ANCは電力を利用するので、例え有線イヤホンであっても電池を入れたりバッテリーを搭載して充電する必要があり煩わしさがあるのですが、Bluetoothイヤホンの場合は充電して利用することがデフォなので、Bluetoothイヤホン×ANCの組み合わせは単純にANCの機能的優位点のみ付加価値として乗っかる感じで、相性が良いのだなぁと再認識しました。
音質も万人受けするチューニングで失敗のないBluetoothイヤホンの1つです。
少々、値は張りますが、Bluetoothでワイヤレスの快適性、ANC、防水、長時間再生可能なタフさを考えると、奮発して購入したいと思う要素がぎっしり詰まっているモデルなので僕は良い製品だと感じました。
ちなみにレビュー製品はブルーですが、他にブラックとホワイトも選べます。
▼執筆時点の価格は6,999円。セールなどで価格が変動するのでリアルタイム価格は以下からチェックをどうぞ。↓
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Linner NC50のスペック
- 型番:NC50
- ノイズ低減システム:アクティブノイズ消去技術
- ノイズ消去:最大28dB
- スピーカー:10mm
- インピーダンス:32Ω
- 周波数レスポンス:20-20kHz
- 充電時間:約2時間
- 充電コネクタ:Micro USB
- 連続再生/通話時間:(ANC OFF )13時間/(ANC ON )9時間
- 待受時間:(ANC OFF )400時間/(ANC ON )25時間
- ペアリング範囲:10メートル
- 防水等級:IPX4
- 重量:36g
Linner NC50の同梱品をチェック!
早速、届いたばかりのLinner NC50を開封して同梱品をチェックしてみましょう!
▼外箱の裏面には仕様などが書いていますがパッケージは英語となってました。↓
▼パカリと蓋を開けると丁寧に梱包されたLinner NC50がお目見え。結構がっちりハマっているので丁寧に梱包材から取り出しましょう。↓
▼本体の梱包材を取り外すと下部にはアクセサリーなどが入っています。↓
▼イヤーピースやイヤーフックなど、かなり丁寧に詰め込まれていました。こんなに丁寧なの初めてみた。↓
▼同梱物を全て並べてみました。↓
自分の耳にピッタリな組み合わせが見つかるイヤーピースとイヤーフック
本体にはMサイズのイヤーピースとイヤーフックが装着されている状態ですが、他にSサイズとLサイズが同梱されています。
イヤーピースは3サイズが同梱されている製品は珍しくないのですが、Linner NC50はイヤーフックもS/M/Lの3サイズから選べるので、自分にピッタリの高い装着感を得られます。
▼イヤーフックにはご丁寧にL/Rが分かるようになってます。↓
取扱説明書は不十分。せめてAmazonに操作方法を記載するべき
▼取扱説明書は各国の言語が記載されているタイプですが日本語も記載されてます。しかし、この写真に写っている1ページのみ↓
例えば、ANCをオフにする操作や、着信拒否するときのボタン操作など、操作方法が記載されていない簡易的な内容です。
ペアリング方法などは記載されているので使い始めるには困りませんし、Bluetoothイヤホンは使い方がほとんど同じなので僕は特に問題無かったのですが、これから購入する方の為に日本語の取扱説明書はAmazonの販売ページにでも記載しておくべきです。
Linner NC50の外観をチェック!
それではLinner NC50の外観をチェックしてみましょう!
柔軟性抜群!ネック部分も柔らかい!ケーブルは平型で絡まりにくい!
ネックバンド型の製品はネック部分が硬い素材の製品が多いのですが、Linner NC50はネック部分が柔らかい素材で出来ています。
▼片方のイヤホンを持ち上げるとビョ~ンと伸びました。とっても柔らかいです。また全てのケーブル部分は丸型ではなく平型なので絡まりにくいです。↓
イヤーフック部分もとっても柔らかい!
▼イヤホンは長時間付けていると耳が痛くなりがちですが、Linner NC50のイヤーピースやイヤーフックはとっても柔らかい素材で出来ているので、耳が痛くなりにくい配慮がなされています。↓
ハウジング部は金属製で高級感が漂う
▼ハウジング部は磁石が埋め込まれており金属製です。光が当たるとキラリと輝きとっても美しいです。↓
コントローラー類は全てR側に集約
▼R側のイヤホンケーブルにボリュームや曲の送り戻し、通話応答に対応したコントローラーが備わっています。↓
▼R側のネックバンド先端には電源ボタンや充電端子、ANCのオン・オフとモニター機能切り替えの大きなボタンが備わってます。↓
一般的なBluetoothイヤホンはイヤホン部分にバッテリーや充電端子が備わっているモデルもあり、耳に取り付ける部分の重量が重く耳が疲れやすいのですが、ネックバンド型を採用することで重量のある端子やバッテリー類を分散して配置することが可能となり、イヤホン部分はとっても軽量です。
長時間イヤホンを付けて過ごしている方は、この重量感は結構重要なポイントだと思います。
Linner NC50を使ってみた結果!
それでは実際にLinner NC50を使ってみましょう!
充電端子の蓋、開けやすい
僕、Bluetoothイヤホンで充電端子の蓋の開けやすさってかなり重要視してます。
以前、物凄く充電端子の蓋の開けにくい製品を買ったことがありまして、充電必須のBluetoothイヤホンは充電端子の蓋が開けにくかったらストレスになるって身をもって感じました。
▼Linner NC50の端子を守る蓋は簡単に開ける事が出来ました。これ、毎日充電するならかなり重要なポイントです。↓
Linner NC50は防水仕様となっているので、充電後は必ず蓋がしっかりしまっている事をチェックして下さいね!
ネックバンド部分に柔軟性があるので丸めてコンパクトに持ち運べる。
ネックバンド型のBluetoothイヤホンはネック部分が硬い素材で出来ている事が多く、持ち運び時にかさばるというデメリットがありました。
しか~し、Linner NC50は非常に柔らかい素材で出来ているので、本体をクルッと丸めてコンパクトに持ち運べます。
▼付属のポーチは明らかに小さいですが・・・↓
▼クルッと丸めることでスッポーンと入ります。↓
▼ネックバンド型でこれだけコンパクトに持ち運べるなら不満は全くありません。僕が持っているネックバンド型で1番コンパクトに収納出来ました。↓
使っていない時は胸元でイヤホンをパチリとくっつけられる
▼一般的なBluetoothイヤホンならこんな感じにブラブラとしちゃいますが・・・↓
▼Linner NC50はハウジング部に磁石が埋め込まれているのでL/Rを胸元でパチリと止める事が出来ます。↓
但し、ご覧の通りイヤーピースの穴の部分が相手側に見えるので、汚れが付着している時は綺麗にしときましょう。
スマホとタブレット、2台の端末にシームレスで繋がる
Linner NC50の利点の1つですが、同時に2台とペアリングが出来ます。僕はスマートフォンとタブレットに同時接続してみました。
例えばスマートフォンで動画を見ている時に、大画面で視聴するためにタブレットに切り替えるってシチュエーションがあると思うのですが、Bluetoothの設定を切り替える事なく使えます。これ、超便利。
ANCの効き具合が凄い
電源をオンにしてANCのボタンをポチッと押すとアラ不思議。周囲の雑音がスッと消えます。特に電車や飛行機、エアコンなど、一定の周波数を出し続ける様な雑音に強く、上位機種に匹敵するレベルで雑音が消えます。
ちなみにANCを利用したことの無い方にお伝えしておきますが、ANCは周囲の雑音と同じ波長をぶつける事で相殺して音を消しています。その特性上、ANC利用時はホワイトノイズが若干聞こえます。
これは故障ではなく、当たり前の現象なので知っておきましょう。僕が持ってるSONYの高いANCイヤホンもホワイトノイズは出ます。
Bluetooth接続していなくてもANCは使えます。耳栓代わりにもどうぞ
スマホやタブレットと接続していない状態で電源をオンにしてANCボタンをポチッと押すと周囲の雑音がスッと消えます。
周囲の雑音が気になる方は簡単に雑音のない静かな環境を作れるだけでなく、長ったらしいケーブルも無いので単なる耳栓代わりとしても秀才です。
また、最近流行ってますよね。ホワイトノイズ。
なんだか集中力が高まるらしく、ホワイトノイズだけを出す製品なんてものも売られているくらいです。
Linner NC50は前述した通り、ANCをオンにすると特性上ホワイトノイズが発生するので、集中力を高めるアイテムとしても代用できます。
モニター機能でイヤホン付けてても周囲の音が丸聞こえ
イヤホンで音楽を楽しんでいる時に誰かに声をかけられると、ボリュームを落としたりイヤホンを外したりするのが一般的ですが、Linner NC50はANCとモニター機能切り替えボタンをワンプッシュするだけで音量が自動で下がり、更にマイクから集音した周囲の音をイヤホンに流してくれるので、まるでイヤホンを付けていないと錯覚するほど、周囲の音がクリアに聞こえます。
つまり、イヤホンを取り外さなくても会話できちゃいます。これは「アクティブノイズキャンセリング対応イヤホン[Decoka DK100]レビュー!」という製品でも備わってた機能で僕は賞賛していましたが、モニター機能はやっぱり便利です。
実際にモニター機能になれてしまうと他のイヤホンを使いたくなくなっちゃう位に僕は気に入ってます。
肝心の音質はちょっと低音の音域が足りない。でも、ボーカルの歌声で重要な中域はピカイチ
僕がイヤホンやスピーカーのレビューをする際は、同一楽曲、同一イコライザー、同一音量にて楽曲を流し評価してます。
Linner NC50も同様のテストを行ったのですが、イコライザーで低音を最大ブーストすると、やや低音が割れました。
一般的には十分すぎる低音ですが、超重低音好きの方は物足りなく感じる場合があります。一方で、中域は非常に美しいです。ボーカルの歌声を愉しむには非常にバランスの良いチューニングであると感じました。
僕の様にEDMなど、ボーカルの無い重低音を愉しむ為の楽曲には少々物足りなさを感じますが、それ以外の楽曲なら素晴らしい中域と程よい低音で楽曲を心地よく楽しめます。
あと、少々注意点も書いときます。
Linner NC50はアクティブノイズキャンセリング機能搭載の製品ですが、アクティブノイズキャンセリングは特性上、オンにすると前述した通りホワイトノイズが発生します。これは高級機種でも同様で故障ではなく特性です。
このことから、例えば弦楽器の単奏で無音の入る楽曲ではホワイトノイズが気になる事があります。
ちなみにアクティブノイズキャンセリングとモニターモードの切り替えボタンを長押しするとオフに出来ます。
Linner NC50まとめ
いかがでしたでしょうか?
アクティブノイズキャンセリング、モニター機能、防水仕様、2台同時ペアリングに対応しているLinner NC50はBluetoothイヤホンの中でも非常に高機能なモデルです。
また、Bluetooth接続していない状態でもアクティブノイズキャンセリングが利用できるので、長距離移動、屋外での作業時に周囲の音をサクッと消して静かな環境が手に入るのも魅力の1つです。
アクティブノイズキャンセリングは電力が必要なので、有線の場合でもバッテリー充電が必須で充電が億劫に感じる要因の1つでしたが、この点も充電して利用する事が前提のBluetoothイヤホンと組み合わせる事で、億劫だった部分も上手く解消しています。
本格的なアクティブノイズキャンセリングが搭載されているモデルの中では安価であることも特筆すべき部分ですね。
是非、使い勝手の良いアクティブノイズキャンセリング搭載Bluetoothイヤホン「Linner NC50」を使ってみて下さい!
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