motorola edge 20 / edge 20 fusionのレビュー!実機を使って気にいった・気になったポイントと評価まとめ!

motorola edge 20 / motorola edge 20 fusionをメーカーさんに提供頂いたので実機を使って気にいった・気になったポイントをレビューでお届けします!

今回はedge 20、edge 20 fusionの2機種を同時にレビューします。使い勝手、性能、仕様機能面、そして写真作例の所感を比較も交えてお伝えしていきますよ!どちらがどういう人にオススメかも解説します。

目次をクリックすると各項目へ移動します

edge 20 / edge 20 fusionの発売時期と価格!

edge 20とedge 20 fusionは同時に発表された同期の関係にあります。グレード的にはedge 20のほうが上で、相対的にedge 20 fusionは廉価モデルという位置づけになります。

どちらも軽量、薄型で高性能、そしてコスパを重視したコンセプトとなっており、また独自機能を突っ込んだmotorola製というのもあってスペック的にはかなり魅力度の高い機種!MVNOでも好評発売中。

購入先や割引情報(あれば)は記事下部に記載しているのでチェックしてみて下さい!

edge 20 / edge 20 fusionの詳細スペック!

左がedge 20、右がedge 20 fusionのスペックとなります!さらに詳しいスペックを見る場合は、表の下の解説ページも合わせてどうぞ。

製品情報 motorola edge 20 SIMフリー版(Snapdragon 778G) : motorola edge 20 fusion(Dimensity 800U)
端末名 edge 20 edge 20 fusion
発売年 2021年10月 2021年10月
発売地域 日本:SIMフリー 日本:SIMフリー
メーカー・ブランド Motorola Motorola
備考 通常版:edge 20
廉価版:edge 20 fusion
通常版:edge 20
廉価版:edge 20 fusion
対応バンド・周波数・ネットワーク motorola edge 20 SIMフリー版(Snapdragon 778G) : motorola edge 20 fusion(Dimensity 800U)
3G W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 8 W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 8 / 19
4G LTE FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 32
TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 43 / 66
FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 32 /
TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 43 / 66
5G NR Sub6:n1 / n3 / n5 / n7 / n8 / n28 / n38 / n41 / n66 / n77 / n78 Sub6:n1 / n3 / n5 / n7 / n8 / n20 / n28 / n38 / n40 / n41 / n66 / n77 / n78
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth バージョン:5.2
コーデック:非公表
バージョン:5.0
コーデック:非公表
SIMサイズ・スロット デュアルスロット(Nano SIM×2) デュアルスロット(Nano SIM×2)
ネットワーク関連備考 2回線同時待ち受け対応 2回線同時待ち受け対応
本体仕様 motorola edge 20 SIMフリー版(Snapdragon 778G) : motorola edge 20 fusion(Dimensity 800U)
ディスプレイ サイズ:6.7インチ
材質:有機EL
画面占有率:非公表
形状:パンチホール(中央)
最大リフレッシュレート:144Hz
最大タッチサンプリングレート:非公表
サイズ:6.7インチ
材質:有機EL
画面占有率:非公表
形状:パンチホール(中央)
最大リフレッシュレート:90Hz
最大タッチサンプリングレート:非公表
解像度 解像度:2,400×1,080(FHD+)
画面比率:20:9
解像度:2,400×1,080(FHD+)
画面比率:20:9
画素密度 393ppi/高精細でドットの粗さは気にならない 393ppi/高精細でドットの粗さは気にならない
サイズ 高さ:163mm
横幅:76mm
厚さ:6.99mm
高さ:166mm
横幅:76mm
厚さ:8.25mm
重さ 163g 185g
本体色 ブラック系 ブラック系
システム仕様 motorola edge 20 SIMフリー版(Snapdragon 778G) : motorola edge 20 fusion(Dimensity 800U)
OS Android 11 Android 11
CPU(SoC) Qualcomm Snapdragon 778G MediaTek Dimensity 800U
AnTuTuベンチマーク

総合スコア約529,777点
GPUスコア約157,610点
(AnTuTu v9実記測定)

総合スコア370,047点
GPUスコア102,673点
(AnTuTu v9実記測定)

メモリ/保存容量 motorola edge 20 SIMフリー版(Snapdragon 778G) : motorola edge 20 fusion(Dimensity 800U)
組み合わせ メモリ6GB+容量128GB メモリ6GB+容量128GB
ストレージカード 非対応 MicroSDカード対応(最大512GB)
※片方のSIMスロットと共用
カメラ motorola edge 20 SIMフリー版(Snapdragon 778G) : motorola edge 20 fusion(Dimensity 800U)
背面カメラ トリプルカメラ
①1億800万画素(メイン、f/1.9)
②1,600万画素(超広角+マクロ、119.2°、f/2.2)
③800万画素(望遠、光学3倍ズーム、f/2.4)
その他詳細非公表
トリプルカメラ
①1億800万画素(メイン、f/1.9)
②800万画素(超広角+マクロ、118°、f/2.2)
③200万画素(深度測定カメラ、f/2.4)
その他詳細非公表
インカメラ パンチホール式インカメラ
画素数:3,200万画素(メイン、f/2.25)
その他詳細非公表
パンチホール式インカメラ
画素数:3,200万画素(メイン、f/2.25)
その他詳細非公表
機能仕様 motorola edge 20 SIMフリー版(Snapdragon 778G) : motorola edge 20 fusion(Dimensity 800U)
GPS GPS、A-GPS、GLONASS、GALILEO、LTEPP、SUPL GPS、A-GPS、GLONASS、GALILEO、LTEPP、SUPL
生体認証・ロック解除 指紋認証:対応
顔認証:対応
指紋認証:対応
顔認証:対応
センサー 赤外線センサー:非公表
加速度センサー:対応
近接センサー:対応
ジャイロセンサー:対応
電子コンパス:対応
光センサー:対応
赤外線センサー:非公表
加速度センサー:対応
近接センサー:対応
ジャイロセンサー:対応
電子コンパス:対応
光センサー:対応
防水/防塵・タフネス等級 防水/防塵:IP52
耐衝撃:非公表
防水/防塵:IP52
耐衝撃:非公表
イヤホンジャック なし あり
NFC NFC:対応
FeliCa/おサイフケータイ:非対応
NFC:対応
FeliCa/おサイフケータイ:非対応
その他機能 Ready For(ディスプレイと接続し使用可能) Ready For(ディスプレイと接続し使用可能)
バッテリー motorola edge 20 SIMフリー版(Snapdragon 778G) : motorola edge 20 fusion(Dimensity 800U)
バッテリー容量 4.000mAh 5,000mAh
充電 有線充電:30W
ワイヤレス充電:非公表
逆充電:対応非公表
有線充電:30W
ワイヤレス充電:非公表
逆充電:非公表
ポート USB Type-C USB Type-C
スペック表のソース motorola edge 20 SIMフリー版(Snapdragon 778G) : motorola edge 20 fusion(Dimensity 800U)
参照元

【公式サイト】motorola edge 20 – store.motorola.co.jp

【公式サイト】motorola edge 20 fusion – store.motorola.co.jp

スペック詳細記事 motorola edge 20 国内SIMフリー版のスペック・対応バンドまとめ motorola edge 20 fusionのスペック・対応バンドまとめ

motorola edge 20 fusionのスペック・対応バンドまとめ

motorola edge 20 国内SIMフリー版のスペック・対応バンドまとめ

edge 20 / edge 20 fusionの付属品・同梱物のレビュー

edge 20
edge 20 fusion

付属品は充実しています。どちらも衝撃保護に使えるクリアケース、充電器とケーブル、イヤホンが付いておりました!またedge 20のみ、変換アダプタも付属しています。

  1. 本体
  2. クリアケース
  3. 充電プラグ(30W、Type-C)
  4. 充電ケーブル(両端Type-C)
  5. イヤホン
  6. (edge 20のみ)Type-C→3.5mm変換アダプタ
  7. 説明書などの冊子類

オススメのアクセサリー

edge 20 / edge 20 fusionの保護フィルムはPDA工房さんからリリース済み!様々なフィルムタイプがあるのでおすすめ!

▼光沢ありからサラサラなタイプまで幅広く用意されています。写真はサラサラなタイプ!後述の高リフレッシュレートとの相性はバッチリイイ!↓

edge 20 / edge 20 fusionのデザイン・外観のレビュー

▼edge 20は実にスタイリッシュで個性的なデザインに仕上がっております!edge 20は側面がフラットな形状でカメラ配置は縦一列となっており、シンプルさと無骨さがイカしてますな。

▼edge 20 fusionはカメラデザインがXiaomi Mi 11に似ていますが、それ以上にイカツい形状になっており目を引く外観に仕上がっております。↓

▼どちらのモデルもボタンの配置は同じものとなっています!右側に電源、音量キー、左側はGoogleアシスタントキー、下部には充電端子、edge 20 fusionのみイヤホンジャックが備わっています。↓

持ち心地:edge 20は軽量薄型だがボタンが高い

▼どちらもタテヨコのサイズはイマドキらしく大きめなんですが、edge 20は厚さを7mm以下に抑えたかなりの薄型形状になっており、さらに重量も163gとハイエンドスペックながら軽量なのが魅力!↓

▼ただ、取り回しは良いとは言えません。電源と音量キーのボタンが高いせいで、ロックを解除しようと親指を置こうとしたり、頻繁に音量をいじったりするときは結構気になった。もっと下に寄せてくれたら快適だっただけに惜しいポイントです。↓

▼対して、edge 20 fusionのサイズ、重さはいたって平均的で、大画面に慣れていれば気にはならないです。↓

▼側面はプラスチックでチープな感じです。特に充電端子周りもそのまんま穴を開けたかのような形をしているせいで、触ったときの感触は結構気になります。指の腹で撫でるとガリガリする感じが気になる。

カメラの出っ張りはかなり気になる

カメラの見た目はイカつくてカッコいいのですが、出っ張りがかなりあるせいで、机の上に置いた時のグラつきは最悪クラス。置いたまま操作するとかなり気になってきます。

▼真横から見ると出っ張り具合がよくわかる。他のスマホの倍ぐらいの厚み!↓

▼edge 20 fusionも同様に厚いです。iPhoneみたく他のスマホと一緒に容器やポケットに入れたら傷つけてしまいそうで怖いなァ。↓

更にiPhoneのように段差が何段にも重なっており、これのおかげで他のスマホと重ねてポケットや収納ケースなどに入れてしまうと、他のスマホの画面をキズつけてしまう危険性もあるのは無視できない懸念点。

▼さらに付属のケースのカメラ部分も目視2ミリぐらい出っ張っており、グラつきは直らないどころか悪化します。別の厚いケースを買うか、諦めるかの2択を強いられる(´・ω・`)。↓

edge 20 / edge 20 fusionの性能・パフォーマンスのレビュー

edge 20のSoCはSnapdragon 778G、edge 20 fusionはDimensity 800Uです。端末の処理性能を数値化するベンチマークをチェックしてみましょう。

edge 20、edge 20 fusionともにメモリ6GB、容量は128GBの個体で測定しています!

edge 20 / edge 20 fusionの実機ベンチマーク結果

▼edge 20とedge 20 fusionの実機でAnTuTu(Ver9)を測定しました!左がedge 20、右がedge 20 fusionです!その差は159,730点と結構な差がでています。↓

▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

AnTuTu総合スコアで比べたらedge 20 fusionは低いように思えるものの、普段使いで快適に感じられるボーダーラインは余裕で突破しており、決して低性能というわけではありません!むしろ全然いい方です。

▼その他、Geekbench 5、PCMark、3DMarkでのスコアは以下の通り!こちらも左がedge 20で右がedge 20 fusionです。↓

▼ストレージ速度は以下の通り!左がedge 20、右がedge 20 fusionです。同じUFS2.x規格ながらも読書速度は差が出ており、ここもSoCランクの違いが現れていますね。↓

edge 20 / edge 20 fusionのゲーム動作をチェック

▼まずedge 20ですが、ハイエンドモデルだけあってPUBGでも玄人好みの「スムーズ+極限」カスタムができるようになっています!90FPSは残念ながら非対応ですが、あれは限られたモデルしか組めないのでそれほど問題とは思いません。↓

画質を落としているので当然ですが、フレーム設定を上げているおかげでサクサク遊べます!高画質なままでフレーム設定を極限には出来ませんでしたが十分。重いゲームも軽量なゲームもこれ1つで十分遊べます(`・ω・´)。

▼対してedge 20 fusionはミドルハイスペックで「スムーズ+ウルトラ」までの組み合わせでした。ガチでPUBGといったFPSゲーをやるのであればedge 20一択。2Dのライトなゲームならedge 20 fusionでもいいかも。↓

edge 20 / edge 20 fusionの機能・仕様のレビュー

以下はedge 20 / edge 20 fusionの主な機能・仕様です。

edge 20 edge 20 fusion
通知ランプ ✕:LEDは搭載。起動する一瞬のみ光る謎
指紋認証
顔認証
ツインアプリ
(デュアルアプリ)
PCモード ○:Ready For ○:Ready For
戻るボタン入れ替え
ジェスチャー操作
クイックランチャー ○:パワータッチ
電源キーを2回触るとショートカットメニューが出てくる
○:パワータッチ
左に同じ
ゲームモード ○:パフォーマンスが上がるタイプではない ○:パフォーマンスが上がるタイプではない
冷却システム
MicroSD
内部ストレージ化
-:MicroSD自体非対応 ✕:外部ストレージのみ使える
備考

edge 20 / edge 20 fusionの対応バンドと通信検証の結果

▼edge 20 / edge 20 fusionの対応バンドや通信仕様は以下の通り!↓

端末名 edge 20 edge 20 fusion
対応バンド 3G:1 / 2 / 4 / 5 / 8
4G:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 32 / 34 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 43 / 66
5G:n1 / n3 / n5 / n7 / n8 / n28 / n38 / n41 / n66 / n77 / n78
3G:1 / 2 / 4 / 5 / 8 / 19
4G:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 32 / 34 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 43 / 66
5G:n1 / n3 / n5 / n7 / n8 / n20 / n28 / n38 / n40 / n41 / n66 / n77 / n78
VoLTE
技適

▼edge 20 / edge 20 fusionの通信検証結果は以下の通りでした!↓

端末名 edge 20 edge 20 fusion
ドコモ回線 データ通信:○
通話:○
(LINEモバイルで検証)
データ通信:○
通話:○
(LINEモバイルで検証)
ソフバン回線 データ通信:○
通話:○
(LINEモバイルで検証)
データ通信:○
通話:○
(LINEモバイルで検証)
au回線 データ通信:○
通話:○
(mineoで検証)
データ通信:○
通話:○
(mineoで検証)
楽天モバイル回線 データ通信:✕
通話:○
Rakuten Link:○
(楽天モバイルで検証)
データ通信:○
通話:○
Rakuten Link:○
(楽天モバイルで検証)
ahamo回線 データ通信:○
通話:○
(ahamoで検証)
データ通信:○
通話:○
(ahamoで検証)
povo回線 データ通信:○
通話:○
(povoのAndroid用SIMで検証)
データ通信:○
通話:○
(povoのAndroid用SIMで検証)
LINEMO回線 データ通信:○
通話:○
(LINEMOで検証、3G回線で通話できた)
データ通信:○
通話:○
(LINEMOで検証、3G回線で通話できた)
2回線同時待ち受け
VoLTE デフォルトで対応 デフォルトで対応
技適の有無 あり あり
備考

edge 20は楽天モバイルのデータ通信が出来ませんでした。edge 20 fusionでは出来たんですが不思議。ただ楽天モバイルに関しては表記上は対応してても通信や通話ができないケースはあったので、これは個体問題かSIMカードとの相性かも。

Zenfone 8のようにアップデートで改善されることもあるので、この点に関しては後日にアプデが降ってくるのに期待したいところです。

指紋認証・顔認証

指紋認証はどちらも電源キーとの一体型。精度、速度ともに良好で日常使いで快適!側面式の宿命として、左手で持つ場合は認証しにくく右手を使ったりする必要はありましたが、慣れれば快適に扱えます。

デフォルトでは触っただけで認証するタイプですが設定画面から「押してから認証する」方式に変更することが出来るのはGood!デフォルトだと誤認証する可能性はあるので筆者は速攻で切り替えました。

▼顔認証はもっと素晴らしい!なぜなら速度が早い…だけではなく、マスクを着用したままで認証してくれるのです(`・ω・´)。外出先でマスクをズラさずに認証ができる意味ではiPhone完璧に超えています。↓

マスクを着用した状態だと最初のうちは認証に1~2秒と長くかかってしまいますが、その後は学習してくれるのか、0.5秒ほどで即ロック解除してくれるのも素晴らしい!

ただ、公式でもマスク込みで解除できるなんて記載は見当たらんかったので仕様と言い切れるかはわかりません。あくまで筆者(メガネ着用)の場合なので、メガネだったり顔の特徴だったりでこの点は変わってくる可能性はあります。予防線を張っておくスタイル

振動の感覚は結構違う

少しマイナーな部分ですが普段使いのフィーリングの良さに欠かせない部分として、edge 20は振動の感触がとっても心地良いんですよね。かなり小刻みに、それでいて強度もしっかり感じられる強さなので、ロック解除時やキーボード入力でのレスポンスも心地よく感じられます!

▼ただ1つ不満なのが、なぜかジェスチャー式ナビゲーション操作(左右からのスワイプで戻るやつ)にした場合、戻る操作で振動フィードバックが行われないんですよね。edge 20 fusionはしっかり振動しますし、他のスマホも同様に振動するのですが、何故edge 20だけは無反応なのかは謎。バグかな?↓

edge 20 fusionは振動の感触は普通。少なくともedge 20をはじめとした振動が心地いいハイエンドスマホを触ったあとだと物足りなさを感じますね。キーボード入力とか素早く打ち込む時の感触とかかなり違う。

操作音も両者で異なる。edge 20 fusionのほうが好みだ!

振動同様にマイナーな部分ですが、タップしたときの操作音もedge 20とedge 20 fusionで異なります。edge 20の音は普通のAndroidスマホ(XperiaやAQUOSなど純正OSのもの)と同様に「トッ、トッ」っていう乾いた音。

それに対しedge 20 fusionは「シュッ!シュッ!」というちょっと変わった音なんですよね。個人的にはこの音のほうが結構好みっす。筆者からすれば今までの音は安っぽい感じで好きじゃなかったのでなおさら好き。

なお、その他の効果音(ロック解除音、充電音)は普通のAndroidのものでした。

あと、どちらも何故か充電時のサウンドは古いAndroidの「テーン」という音でした。ですが、今どきの情けない「フヮァーン」という音よりはマシ。完全に好みの問題ですがね。

悲報。おサイフケータイ非対応

edge 20、edge 20 fusionともに日本発売モデルではあるもののおサイフケータイは非対応なのはネック。なのでSuicaなど決済をスマホで行ってきたユーザーさんにとってはかなり痛い部分です。

XiaomiやOPPOなど他メーカーのスマホもおサイフケータイ対応モデルを増やしつつあるので、その点において水を開けられていますね。

そもそも筆者としては、「おサイフケータイ機能がなくても、NFCでGoogle Payをおサイフケータイ代わりに使えれば一番ベスト」なんですがね(´・ω・`)。日本のガラパゴスさが生んだ不便さはなんとかならんかなぁと感じています。

PCモードことReady Forは接続させるまでが面倒

edge 20とedge 20 fusionどちらもPCモードのReady Forに対応!この機能はパソコンのようなUIで使うことが出来、マウスやキーボードと合わせればスマホではなくパソコンのように扱える便利機能。

▼デスクトップPC風な画面で操作できるモードと、繋いだパソコンの画面上に直接ッスマホの画面が出てくるモードの2つが選べます。これはPC風なモード。画像の左上に出ているウィンドウがそれ。なぜか全画面化できませんでした。↓

▼パソコンの画面に直接画面を出すモード!マウスポインタで直接操作もできちゃいます。PCで作業しながらスマホの通知やちょっとしたサブ画面として扱えて便利!↓

ですが注意点もあり、PCモードとして名高いSamsung Dexのように使えるわけではありません。

まず、edge 20とedge 20 fusionはどちらも「モニターとケーブルをつなげてReady Forを起動」に対応していないんですよね。つまりmoto g100やSAMSUNGハイエンドスマホのように、ケーブルつなげて即起動って事が出来ませんでした。無念。

edge 20のみワイヤレス経由で「Miracast対応のテレビやモニター」に画面を出力させることは可能。そうでない場合は、パソコンそのものが必要になってきます。

そして、この機能を使う場合はパソコン上でアプリを起動させ、スマホにQRコードを読み込ませるという手順がいちいち必要なのも面倒。一度繋いだ端末を記憶してすぐつながるようにしてくれればベストなんですが…アプデで改善されるといいなぁ。

edge 20 / edge 20 fusionのディスプレイ・画面のレビュー

端末名 edge 20 edge 20 fusion
画面 有機EL 有機EL
DRMコンテンツ Widevine:L1
Amazonプライムビデオ:SD画質で再生を確認(L1でもHD画質では再生できず)
Netflix:FHD画質で再生を確認
Widevine:L1
Amazonプライムビデオ:HD(高画質)で再生を確認
Netflix:FHD画質で再生を確認
高リフレッシュレート ○:60Hz、144Hz、自動
90Hzは選べない
○:60Hz、90Hz
外部映像出力 ワイヤレス出力:○
HDMIポートへの出力:✕
ディスプレイポートへの出力:✕
ワイヤレス出力:Google Castのみ
HDMIポートへの出力:✕
ディスプレイポートへの出力:✕

どちらも有機ELでFHD!なめらか具合に違い

edge 20、edge 20 fusionともに有機ELを材質にしているおかげでディスプレイの見栄えはバッチリGood!ドットごとに発色するタイプでバックライトがないため、黒かったり、暗いシーンの表示では白飛びが気になることは皆無!

▼両者の大きな違いはリフレッシュレートの値!edge 20は144Hz、edge 20 fusionは90Hzとなっております。特にedge 20は素晴らしい滑らかさで、さすがハイエンドスマホといえる見栄えのよさで快適。ただ中間となる90Hzや120Hzを選択できないのでやや柔軟性に欠ける印象です。↓

edge 20 fusionの90Hzも、通常の60Hzとの違いを感じられるぐらいになめらかなので悪くはありませんが、もしヌルサク感を味わいたいのならedge 20がオススメといえるでしょう。

プライム・ビデオはedge 20 fusionのみHD画質に対応

▼執筆時点ではedge 20はプライムビデオの高画質モードのHD画質に非対応でした。対してedge 20 fusionはHDの高画質で再生が出来るという意外な結果に。再生画面のシークバーにもHD表示が出ています。↓

同じWidevine L1ですが、プライムビデオは「Widevineでなく端末モデルを指定してHD再生を出来るようにする」という特殊な方式のせいだと思われます。なので、後日にedge 20も対応してくれるものと期待できるっす(`・ω・´)。

edge 20 / edge 20 fusionのサウンド・スピーカーのレビュー

端末名 edge 20 edge 20 fusion
スピーカー モノラル モノラル
イコライザー ○:イヤホン接続時のみ ○:イヤホン接続時のみ
Bluetoothコーデック SBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC、aptX Adaptive、aptX TWS+
※開発者オプションで確認。実測していないため接続保証はできません
SBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC、aptX Adaptive、aptX TWS+
※開発者オプションで確認。実測していないため接続保証はできません

スピーカーがどちらもモノラルなのはネック。廉価モデルなedge 20 fusionは許せますが、ハイエンドなedge 20までもモノラルなスピーカーというのはどういうことだろうか…

▼この欠点はmotorolaも把握しているのでしょう、イヤホンに加えて、変換アダプターも付いている理由が今わかった!↓

イヤホン使用時であればイコライザーで音質のチューニングは出来るのがGood。イヤホンなしだとチープな音声なので動画もゲームもナマヌルく感じてしまうのでイヤホンは必須といっても過言ではありません。

edge 20 / edge 20 fusionのカメラ・写真・動画のレビュー

端末名 edge 20 edge 20 fusion
構成・画素数 1億800万画素(メイン)
1,600万画素(超広角/マクロ)
800万画素(望遠)
1億800万画素(メイン)
800万画素(超広角/マクロ)
200万画素(深度測定)
撮影モード ビデオ、写真、ポートレート、ナイトビジョン(夜景)、グループ自撮り、プロ、カットアウト、シネマグラフ、1億800万画素モード、スキャン、スポットカラー、パノラマ、ライブフィルタ、デュアル撮影、スローモーション、タイムラプス、ARステッカー、スポットカラー動画撮影、デュアル動画撮影 ビデオ、写真、ポートレート、ナイトビジョン(夜景)、グループ自撮り、プロ、カットアウト、シネマグラフ、スポットカラー、パノラマ、ライブフィルタ、デュアル撮影、スローモーション、タイムラプス、スポットカラー動画撮影、デュアル動画撮影
※108MPは設定から変更できる
ズーム 光学3倍ズームにワンタップ切り替え可
デジタルは最大30倍まで対応
デジタル。2倍にワンタップ切り替え可で以降はピンチ操作で最大8倍まで対応
シャッター音の消音
マニュアルの設定幅 ISO:100〜3200、WB:2300〜7500、SS:32〜1/6000、露出:-2〜+2 ISO:100〜3200、WB:2300〜7500、SS:32〜1/6000、露出:-3〜+3
動画解像度 1080P/30FPS
1080P/60FPS
4K/30FPS
1080P/30FPS
1080P/60FPS
4K/30FPS
手ブレ補正

edge 20 / edge 20 fusionで撮影した写真

日中の風景写真!どっちもAIオンで同じ条件で撮影しているんですが、色合いは結構違います。なんというか筆者的にedge 20 fusionのほうがキレイなんすよね。edge 20もリアルな色合いでいいんだけどここまで差が出るってけっこう不思議!

▼中央の目印をドラッグすることで比較が見られます。左がedge 20、右がedge 20 fusionです!↓

▼edge 20は光学3倍の望遠カメラを搭載しており、劣化のない3倍ズームが出来るのがいいのです。近所のねこの撮影がはかどりますぞ。筆者もねこ撮ろうと目論んでましたが全然ねこ居なかったわ!クッソ~。↓

▼edge 20の最大ズームは30倍ですが、画質粗いので3倍で十分。なお、edge 20 fusionは望遠カメラが無いため光学ズームは出来ず、最大ズーム倍率は8倍まででした。↓

▼続いて夜景!明るさを確保しセ○ンイレブンの看板の白飛びなどバッチリ抑えられており優秀ですが、日中と同じくedge 20 fusionのほうが色鮮やかな印象。左がedge 20、右がedge 20 fusion!↓

▼背景ボケのポートレート撮影も対応!背景との切り分け精度ですがどちらも互角な印象です。こちらも左がedge 20、右がedge 20 fusion!↓

▼超広角カメラはマクロカメラと兼ねております。ちっちゃいお花の真ん中の部分のせん毛まで区別できるぐらい細かく撮影できて楽しいぞこれ!左がedge 20、右がedge 20 fusionです

!↓

▼続いて自撮り!どちらもポートレート撮影に対応しています。背面カメラ同様にedge 20 fusionのほうが色鮮やかな感じでイイね!これってソフトウェアなのか、もしくはSoCの違いでここまで差が出るもんなんすかね?↓

edge 20 / edge 20 fusionで撮影した動画

▼動画撮影も試してみました。edge 20は色合い、ブレ補正、集音性においてバツグンに安定!対してedge 20 fusionは手ブレは効いていますが明るさが不安定になることがあり、しかも集音性がメチャ悪くてよく聞こえんです。↓

edge 20 / edge 20 fusionの電池・バッテリー持ちのレビュー

端末名 edge 20 edge 20 fusion
バッテリー容量 4,000mAh 5,000mAh
ワイヤレス充電

edge 20 fusionはedge 20の下位互換とは言えないメリットがあります。それが電池もち。

▼電池もちは圧倒的に良く、edge 20とは比べ物にならんレベル!両者ともに輝度を50%に設定しPCMarkのバッテリーテストを行ったらその差は歴然。左がedge 20、右がedge 20 fusionです!↓

そもそもバッテリー容量もedge 20は4,000mAhに対してedge 20 fusionは5,000mAhとスマホの中でもトップクラスの大きさですし、電池消費の激しい高リフレッシュレートが90Hzに抑えられているのも要因でしょう。

edge 20自体の電池もちは正直微妙で、外出先でSNS、ゲーム、カメラで数枚撮影といった使い方でも、ギリ1日もつか怪しい感じでした。

edge 20 fusionも同じように使っていましたが、edge 20がくたばったタイミングでもこちらは40%の余力を残しており、この電池もちの心強さは素晴らしい(*b・ω・。)b。

edge 20 / edge 20 fusionのメリット・デメリットと評価まとめ

実際にedge 20 / edge 20 fusionを使ってみて分かったメリットやデメリットは以下の通り!

edge 20のメリット・良かった点

  • 薄型で軽くて高級感ある質感
  • 超ヌルサク動くディスプレイ
  • 望遠カメラを搭載しズーム撮影もお手の物

edge 20のデメリット・注意点

  • 側面のボタンが高く扱いにくい
  • 電池もちは微妙
  • チープなモノラルスピーカー

edge 20 fusionのメリット・良かった点

  • 廉価モデルとは思えないカメラの品質
  • 電池もちが優秀

edge 20 fusionのデメリット・注意点

  • 本体側面の質感がチープ

この2機種、まさしく「ウサギとカメ」というワードがピッタリでしょう。edge 20はハイパフォーマンスでサクサクキビキビと使えますが電池持ちが長持ちせず、edge 20 fusionはウサギほど早くないですが、スタミナの良さは随一。実に面白い関係です。

高い性能差と9,000円の価格差を考えるとedge 20がオススメ!ただ、電池もちやカメラの映え力を加味するとedge 20 fusionも検討すべきといえます。

どちらがいいか一概に決めにくい。軽さで選ぶか…電池もちで選ぶか…安さで選ぶか…じつに悩めますねこれ。

edge 20 / edge 20 fusionの割引情報・購入先まとめ

■今安い!セールピックアップ■

▼端末価格32,800円!MNP乗り換えなら14,800円!↓

■メモリ6GB+容量128GB■
初出時価格→54,800円
過去最安値→54,800円

■今安い!セールピックアップ■

▼端末価格32,800円!MNP乗り換えなら19,800円!↓

■メモリ6GB+容量128GB■
初出時価格→43,800円
過去最安値→43,800円

ページトップへ