OnwardMobility製Blackberry端末は結局投入されないかも?

BlackBerry

以前にガルマックスでも取り上げたOnwardMobilityですが、Blackberry製品が出せなくなってしまっているかもしれません。

OnwardMobility製BlackBerry端末を投入する構想が立ち消えになった?

Blackberryに関する情報を取り扱っているCrackBerryが現地時間2月10日に「死なないと宣言していたOnwardMobilityが死んだ(らしい)」と題した記事を公開。

その記事によると、BlackBerryやOnwardMobilityはまだ公式に認めていないが、OnwardMobility製の5Gに対応したBlackBerry端末を市場に投入する構想が無くなってしまったとの情報が入ってきているとのこと。

「BlackBerryを愛するコミュニティにとって、世に出ることのなかったモデルに熱狂した多くのファンが長い間待ち焦がれ、コンセプトモデルや機能面など詳細を見ることなく消え去ったのは、ただただ残念でならない」とKEVIN MICHALUK氏は記事を締めています。

BlackBerryはそのまま沈みゆく運命なのか?

OnwardMobilityはBlackBerryの名称使用権を得てから、ほとんど動きらしい動きを見せていない内に終了してしまっているので、いわゆる「壮大に何も始まらなかった」パターンになってしまいました。

以前にガルマックスでもこの件について取り上げていましたが、今回の報道で最後の所感で筆者が

正直言いますと、現状の様子では、最悪「努力していたけどやっぱ無理でした〜!」となる未来も考えられるのではないでしょうか。

と書いてあったことがほぼ現実となってしまった形ですので、この予想は外して欲しかったなぁというのが正直なところです。

もちろん、今回の報道はOnwardMobilityやBlackBerryが公式に声明を出した内容ではありませんが、BlackBerryに関して著名な情報サイトであるCrackBerryに寄せられた複数の情報筋からの情報ですので、全く信憑性が無いってことはないはず。

そもそもOnwardMobilityかBlackBerryのどちらが「もうやめます!」と根を上げたのかも詳細が不明な状態ですので、詳しい状況説明が欲しいところですね。

CrackBerry自体もサイト自体は残るものの、BlackBerryが再び繁栄するチャンスと希望を持つためには、BlackBerryの遺産を乗り越えなければならないとのニュアンスのことが書かれた記事もありました。

すっかり過去の遺産となったBlackBerryは再浮上できるのか、そのまま沈みゆく運命なのか。筆者としてはこんな中途半端な形で終わらせてほしくありません。終わるなら終わるで有終の美を飾ってほしいものです!

以下2022/02/27追記

▼OnwardMobilityのホームページにて声明を発表。OnwardMobilityは閉鎖され、物理キーボードを搭載したスマートフォンのリリースは不可能になったとの声明が出されています。↓

OnwardMobility 閉鎖

To all of our valued followers, supporters and partners – onwardmobility.com

Crackberry側でここまで情報が出ていたこともあり覚悟はしていましたが、実際にこうした声明を見ると何とも言えない気持ちになりますね。

どういった経緯で頓挫したのかは触れられていないものの、恐らく裏で色々と状況が動いた結果こうなってしまったことが想像できます。有終の美を飾るとまでは言えないものの、公式からの声明が出た以上受け止めるしか無いでしょう。

重ね重ねにはなりますが、Blackberryは熱狂的なファンが多いだけに今回の結末は残念の一言に尽きます…

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