レビュー:大刷新を果たした「OPPO Reno11 A」の実機を入手しました

OPPO Reno11 Aを購入!久しぶりのフルモデルチェンジですね〜。色々とパワーアップしているので触るのが楽しみです。それでは実際に触ってどうだったかレビューでまとめていきますよ!

スペック・ベンチマーク、検証結果の一覧

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OPPO Reno11 A、めっちゃ軽いです

▼今回はワタクシが住んでいる愛知は瀬戸市のヒーロー「陶神オリバー様」と一緒のグリーンにしてみました。指紋も目立たないし大人な感じの色味がGood。↓

デザイン的には前にレビューしたOPPO A79 5Gと似てますね。あっちは200g近くあったけれど、OPPO Reno11 Aは同じ6.7型なのに重量177g!めっちゃ軽いです。

たかが数十グラムって思いそうですが、手で持つデバイスだと体感でめちゃくちゃ重量感が変わってきます。6.7型なのでスマホとしては大型サイズなのに177g。すんごく軽いです。

▼全体のデザインはこんな感じ!薄くてスタイリッシュ。↓

120Hz表示で体感ヌルヌル

OPPO Reno11 Aは前モデルの最大90Hzから最大120Hzと滑らかさもパワーアップ。一般的なディスプレイは60Hzなので2倍滑らか!

▼設定では自動選択(120Hzと60Hzを自動で選ぶデフォ設定)、標準(60Hz固定)、高(120Hz)の3つから選べるようになってます。↓

ちなみに高モードは120Hz固定かな?と思っていたら、高を選んだときだけ「アプリ固有のリフレッシュレート」という項目が表示されました。

▼アプリ固有のリフレッシュレートでは、60Hz、90Hz、120Hzをアプリごとに設定できるようになってます。

前モデルの90Hzとから120Hzになったけど体感変わるのかな?って思ってたんですが、文字ベースのコンテンツはスクロールする際にやっぱりヌルヌル感が違いますな。

電池は少し食っちゃうけど、120Hzの滑らかな動作を体感しちゃうと戻れないかも。

ちなみに手元にライバル機となるmoto g64 5Gもあるんですけど、どちらも120Hz表示に対応しています。でも何故か残像感の低さはOPPO Reno11 Aが勝ってるんですよね〜。不思議。もしかしたらディスプレイ自体の応答速度の違いなんですかね?

とにかくOPPO Reno11 Aのほうがハイエンドの120Hz表示に近い動きです。

ミドルでは強い部類のDimensity 7050

▼OPPO Reno11 Aが搭載するSoCはミドルレンジです。ミドルはこの位置!↓

価格帯としては3万円〜5万円くらいで多い性能帯です。

OPPO Reno11 Aが搭載しているSoCはDimensity 7050というパーツなんですが、これが現行ミドルの中だと非常に高い部類の性能でした。MediaTekやるじゃん。

しばらく普段使いしてますが、軽めのゲーム、WEBサイト閲覧、動画視聴、SNSなど一般的な使い方だとサクサク。発熱もそんなに感じません。

▼AnTuTuを3回連続で走らせた結果は以下!何故か温度が表示されてませんが、スコア自体は大きく下がってないのでサーマルスロットリングは発生していない様子。まあミドルSoCなので熱は穏やかですわな。↓

原神も普通に遊べる

ゲーム性能はミドルのSoCなのでそれなりですが、それでも一昔前のミドルSoCと比べるとグッとパワーアップしていました。

それではいつも通り重量級のゲーム「原神」で検証を進めます!

  • 画質は「中」設定
  • フレームレートは60設定
  • 元素爆発×4の高負荷時の下限FPSを測定

なおOPPO Reno11 Aの原神デフォルト設定は「最低」でした。それでは画質を中、フレームレートを60に設定してテストします。結果はいかに!

原神で画質「中」にて高負荷時に下限30FPS以上でるモデルは、これまでの検証結果から他のゲームも”楽しめるレベル”で動作するゲーム性能を持っています!ゲームもしっかり楽しみたいという人はこのラインを超える製品をオススメします!

▼高負荷時の下限FPSは27FPSでした。↓

高負荷時に下限30FPSには僅かに届かなかったですが、ミドル機としては非常に優秀な結果です。このくらいの動作であれば個人的には割と普通に遊べちゃう。ミドルといってもパワフルになったもんだなぁ。

カメラはラフに撮影しても綺麗!

OPPO Reno11 Aは6,400万画素の広角カメラ、800万画素の超広角カメラ、200万画素のマクロカメラを搭載!メインカメラは前モデルから画素数もパワーアップしちゃってます。

▼まずはメインカメラから。左がOPPO Reno11 Aで右がiPhone 15 Pro。ハイエンドと比較するのは酷ですけど、あれ、OPPO Reno11 Aの画質良いじゃない!この写真に限ってはOPPO Reno11 Aの仕上がりが好きかも。↓

▼続いては超広角。OPPO Reno11 Aのメインカメラで撮影した写真と並べるとこんな感じ!左が超広角で右が1倍です。並べるとやや色味の違いが分かるけれど実用では気にならんかな。↓

▼OPPO Reno11 Aに望遠カメラは備わっていませんが、よく使う2倍にワンタップで切り替えられるようになっています。左が1倍で右が2倍。ちょっと色が薄くなっちゃった。↓

▼2倍ズームは高画素センサーにパワーアップしたことで精細感もアップ!2倍でも綺麗に撮影できています。ちなみに料理撮影は2倍で撮影したほうが全体がシャッキリ写るのでオススメ。↓

▼ポートレートも良い感じ!ボケ味は撮影時に選択できるタイプでした。↓

▼マクロカメラはこんな感じ。ぶっちゃけ2倍ズームのほうが近づけて色味も自然なので、もはやこのレベルのマクロカメラは要らん気がしますな。左がマクロカメラで右が2倍ズーム↓

▼暗所ではこのレベルで撮影できたのでミドル機としては十分なクオリティー。これで全然OK。↓

OPPO Reno11 Aのカメラはミドル機としては満足できる仕上がりでした。

日常的に使っていても特に不満はないですね。普通に普段使うカメラとしては十分な仕上がりかと思いますし、このレベルで撮影出来たら十分だよ!って人も多そう。

動画の手ぶれ補正は定点向き。4Kは手ぶれ補正をオンにできない

OPPO Reno11 Aの欠点とも言える部分なんですが、光学手ブレ補正に対応してません。結構強力な電子手ブレ補正は対応してるんですけど、結構クセがあります。

▼OPPO Reno11 Aで手ぶれ補正をオンにして撮影した動画が以下。これは1080Pです。↓

そこそこ手ぶれ補正は効いてるんですけど、左右にカメラを振った時に電子手ブレ補正らしい後からグワンと動くような挙動で滑らかさに欠けます。

手ぶれ補正をオフにするとこの挙動は収まるんですが、そうすると盛大に手ブレしちゃうので、どっちにしろ動きながら撮影するような使い方には向いてないですねぇ。

あとですね、OPPO Reno11 Aは4K動画の撮影に対応しましたが、残念ながら4K選択時に手ぶれ補正はオンにできません。なので、OPPO Reno11 Aで動画撮影するなら基本は定点撮影が良いかと。

4Kの画質自体は明るい場所だと綺麗に撮れるので、4K動画を撮影するときは三脚に固定した定点なら使えるかな、という感じ。

AI消しゴムとAI切り抜きが楽しい!

OPPO Reno11 Aは生成AIを活用した編集機能を搭載しているのも特徴の一つ!(まあ消しゴムはGoogleフォトでいけますけど)

▼AI消しゴムは消したい部分をなぞったり囲んだりすることでこの世から消し去ることができます。↓

AI消しゴムの挙動なんですが、生成AIがめちゃくちゃ頑張るときがあるんですよ。

例えば上の写真では「この世から消し去る」という選択をAIが下しましたが、「この世にはないもの」を生成AIが頑張って描くパターンがあります。(消しゴムの塗りつぶすタイプで多い)

▼この世には無いものを生成したパターンはこんな感じ。全く違う建物になった!↓

▼もちろん、この世から消し去るパターンも出てきます。↓

このあたりの挙動はその時によりけりといった感じなので、目的とは違う結果になる場合があります。が、めちゃくちゃ面白いので写真を撮ったらとりあえずAI消しゴムで遊ぶってのにハマってます。

もう一つはAI切り抜き。これは僕の使っているiPhone 15 Proだと既に実装されているので新鮮味はありませんでしたが、簡単に被写体を切り抜けるので写真をゴリゴリ編集する人は便利かも!

モノラルスピーカーはもはや伝統っぽくなってきた

今回も前モデルを踏襲してモノラルスピーカーを採用。もはやRenoシリーズの伝統っぽくなってきちゃった感があります。

▼スピーカーはこの位置なので、原神とか横持ちゲームを遊んでいる時に塞いでしまうのは気になりますね〜。↓

ちなみにモノラルですが音圧はそこそこあるし普段使いする上で”音質”はそんなに気にはなってません。

確かにスピーカー位置が片方なのでやや偏りはあるんですけど、YouTubeを垂れ流したりTikTokを見るくらいならこれでも良いやって感じではあります。

でもモノラルはステレオと比べて当たり前ですが臨場感はどうしても劣りますね。

ミドルでもステレオスピーカー搭載が一般的になってきているので、次期モデルでは是非ともステレオスピーカーを採用してほしいですねぇ。

バッテリー持ちは良い

OPPO Reno11 Aは5,000mAhのバッテリーを搭載!

いつものバッテリーテストでは、めちゃくちゃ良好な結果を叩き出していました。バッテリー持ちランキングで他のモデルと比較できるのでチェックしてみて下さい。

スマートフォンのバッテリー持ちランキング!実機検証した結果まとめ

▼ちなみに60Hzと120Hzで同様のテストをした結果は以下の通り。↓

画面の更新回数が60回から120回に増えると、やっぱり電池持ちは結構影響してきますね〜。

自動設定だと60Hzと120Hzの間くらいの電池持ちになると思うので、特にこだわりなければ高リフレッシュレート設定はデフォルトの自動設定で良いかと思います。

そうそう、充電が67Wに対応したので買おうと思ったんですが、めちゃくちゃ高いんですよね。なので今回はPD充電器を持ってたのでそれを使ってます。

ウチでは純正の急速充電データがないので充電に関しては他のレビューを参考にして下さい!ごめんなさい!

OPPO Reno11 Aのレビューまとめ!

2世代続きでほぼ変化のなかったOPPO Renoシリーズですが、今回のOPPO Reno11 Aは大刷新でしたね!

お値段もほぼ変わらずパワーアップしているので前モデルよりもお得感はグッと上がってます。動作も軽快ですし、これなら長期的に使っていけます。

手元にmoto g64 5Gがあるのでレビューついでに比較してたんですが、同じ120Hzでも画面の滑らかさに違いを感じたり、同じ電池容量なのに差が出たりと、似た仕様でも体感で結構違うもんですねぇ。

あとは強力なライバルと比較してどれにするかですね。個人的にはOPPO Reno11 Aを検討しているなら、AQUOS sense8や先ほど紹介したmoto g64 5Gもチェックしたほうが良いかと思います!

どのスマホを選ぶかは用途によって変わってくると思いますが、色んなスマホをチェックして自身にピッタリのスマホを選んで下さい!

OPPO Reno11 Aをお得に買える購入先まとめ!

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