POCO X5 Pro 5Gのレビュー。ヌルサク動いてカメラもレスポンス良いじゃない!

POCO X5 Pro 5Gを購入したので使ってみた所感をレビューでお届けします!

実際にPOCO X5 Pro 5Gを使って気にいった点・気になった点はこんな感じ!

気にいった点

  • 薄くて軽くなった筐体
  • 日常使いで十分過ぎる性能
  • 高品質な動画視聴体験ができる
  • レスポンスの良いカメラ

気になった点・注意点

  • アマプラビデオでHD再生できない
  • ゲームによっては画質を妥協する必要がある
  • FeliCaとワイヤレス充電に非対応

■POCO X5 Pro■

初出時価格→299ドル

▼[AliExpressリーベイツ対応!忘れずに)]↓

他に8+256GB版もあり!

POCO X5 Pro 5Gのスペック、ベンチマーク、検証結果まとめ!

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各種検証結果を表示

前モデルより薄型軽量になった!

POCO X4 Pro 5Gの後継機となる本機なんですが、全体的な外観のイメージはそんなに変わらない感じ!

▼見た目で大きく異る点といえばカメラユニットのデザイン。前モデルは上下を分割したようなデザインでしたが、本機は左右に分割されているデザインとなっています。↓

POCO X5 Pro 5G

ちなみに今回はブラックを選んだんですが、前モデルみたいにツルピカではなくてザラッとした質感なので皮脂の付着は目立ちづらいですね!まあ、目立たないだけで汚れはついてるのでマメにクリーニングはしましょうw

▼ディスプレイは前モデルと同じ6.67インチのパンチホールタイプなので、これまた大きな変化は感じません。↓

で、端末を持った時に気が付きました。これめちゃ軽くなってる!

早速実機での重量を測定してみたんですが、実測値で183g。前モデルが実測値で207gだったので随分とスリムになっていますね!実測で20g以上の差は手に持つと軽くなっていることが明らかに分かるレベルでサイズの割に軽いなという印象です!

▼厚みも少しスリムになってました。↓

POCO X5 Pro 5G

▼前モデル同様にディスプレイサイズ的に片手操作はちょっと難しいかも。↓

それではグルッと他の部分も見てみましょう!

▼右側面には音量ボタンと電源ボタン一体型の指紋センサー。↓

▼上部にはイヤホンジャック、スピーカー、赤外線センサー。↓

▼下部にはスピーカー、USB-C、SIMスロット(NanoSIMが2枚挿入できるタイプでMicroSDは非対応)が備わってます。↓

POCO X5 Pro 5G

この価格でSnapdragon 778G搭載は美味い!

POCO X5 Pro 5Gが搭載するSoCはSnapdragon 778Gというチップで、性能ランク的にはハイエンドに次ぐ立ち位置。ハイエンドスマートフォンと言えば10万円前後するイメージですが、本機は半値以下の299ドル!(ちなみに僕は初売りセール組なので239ドルだった!ラッキー!)

日本で4万円〜5万円クラスだとSnapdragon 778Gよりも更にワンランク低いSnapdragon 695搭載モデルが良いところなんで、久しぶりに海外スマホのコスパの高さを実感できたポイントです。

いや〜、昔はもっとコスパ良かったな・・・と思うところもあるんですが、昔は昔、今は今。最近のスマホ価格を見ていると、現時点で新製品としては十分コスパが高いと思いますよ!

サックサク動くんだけど!

僕がスマホでやる事といえばWEBブラウジングにSNS、動画視聴、ネットショッピング、カメラが中心のザ・ライトユーザー。スマホのことは好きなんですが、スマホでやることってこんなもんなんですよね。

使い方は似たようなもんだって方も結構多いと思うんですが、性能の低いスマホだとこんなライトな使い方でもワンテンポ反応が送れることってあるんですよ。でも、POCO X5 Pro 5Gを使っているとハイエンドスマホを使っているような感覚すら感じるほどのヌルサク具合です。

特にPOCO X5 Pro 5Gは一般的なスマホより2倍滑らかな120Hzディスプレイを備えていることや、動作が軽快と言われているMIUI 14を搭載しているのでヌルサク感もマシマシになっているのかもですね!超快適です!

ゲームは画質設定を煮詰めよう!

POCO X5 Pro 5Gが搭載するSoCはパワフルではあるんですが、ハイエンドに次ぐ性能帯ってことでゲーム性能もそれに準じたパフォーマンスとなってます。ほとんどのゲームは楽しめるレベルでもちろん遊べるんですが、一部の重量級ゲームでは画質設定を煮詰めないとキツイかも!

原神は低設定で最低37FPSだった!

原神はベンチマーク的にも使われる激重タイトル。ガルマックスではレギュレーションを決めてフレームレートを測定して検証してます!

①デフォルト設定でフレームレートを60FPSに設定
②3点のワープポイントを2往復:ローディングの快適性確認
③元素爆発(全員分):派手なエフェクトによる高負荷時の最低FPS確認

※ワープを行う際にロード画面でFPSが下がるので、最低FPSは元素爆発時とします。

▼POCO X5 Pro 5Gはデフォルトで「低」でした!検証はフレームレートを60に設定して行います!↓

▼デフォルト(低)設定/60FPSで元素爆発時の最低FPSは37でした!数値はあくまで目安なので実際の滑らかさ・カクつき・読み込み速度は動画を見てみて下さい!↓

POCO X5 Pro 5Gで原神は低設定でギリ遊べるかな?という印象。

ベンチマークの結果にストレージ速度も掲載しているんですがそれほど早くなくて、ローディングも時間がかかるなーって感じですね。やっぱり原神を快適レベルで遊ぶにはハイエンドSoCを搭載するモデルじゃ無いと厳しいのかも。

PUBG NEW STATEは90fpsが開放されてない

大人気バトロワゲームのPUBG NEW STATEでは90fpsモードが搭載されていて滑らかな描画でプレイ可能なタイトルなんですが、Snapdragon 778Gはパワー的に難しいのか90fpsの設定は選択できず。残念。

ちなみにグラフィック設定はデフォルトでパフォーマンスが「最大」、グラフィックが「HDR」。で、POCO X5 Pro 5Gはパフォーマンス「最大」が上限です。

まあ90fpsでのプレイ環境を求めるのであればRedMagic 8 Proみたいなゲーミングスマホとかになってくるんですが、POCO X5 Pro 5Gも十分ゲームを楽しめるレベルで動作するんで個人的には問題ないかな!

リッチな動画視聴体験ができた!

POCO X5 Pro 5Gのディスプレイは発色も良いし、有機EL特有の沈むような黒色もグッド!

▼また、Widevine L1に対応しているのも嬉しい!僕はNetflixユーザーなんですが、高画質で再生できたので良かった!↓

ステレオスピーカーの音質も良い部類!

Xiaomi系スマホの上位モデルみたいにハーマン・カードン監修スピーカーではないですが、十分以上の音質で不満は全く感じませんでした!ちゃんと端末の回転に合わせて左右のスピーカー出力が適切に切り替わるのもグッド!

イヤホンジャックも搭載しているので、お気に入りのヘッドホンやイヤホンを気軽に使えるのも良いですね!

で、先述している通り僕はNetflixユーザーなので個人的な動画視聴体験の評価は高かったんですが、Widevine L1対応でも高画質で再生するには映像配信サービス側での対応も必要みたいで、検証する限りAmazonプライムビデオは記事公開時点でHD再生ができませんでした。なので、Amazonプライムビデオユーザーは残念ポイントになりそう。

常時オンディスプレイ、常時オンじゃない。

POCO X4 Pro 5Gのレビューを担当した柳生氏が「常時オンディスプレイがタップしてから10秒しか表示されない」と不満を漏らしていたんですが、POCO X5 Pro 5Gも同じ仕様らしく、10秒で画面表示が消えてしまいます。

▼設定を確認してもやっぱり「タップ後10秒間」しか選択出来ず。↓

僕は普段iPhone 14 Proを使っていて常時表示をオンにしてるんですが、操作せずともスマホに視線をやるだけで時刻などが確認できるのが便利なんですよね。

だけど、この仕様だとわざわざタップしなくちゃいけないし意味ないじゃーんって感じですね〜。なんとかならないんでしょうかこれ。

レスポンスの良いカメラ

POCO X5 Pro 5Gのカメラはレスポンスも良いしサクサクと軽快に撮影できてめちゃ良いじゃないですか!

スマホでは腰を据えてというよりも、パッと出してサクッと撮影するスナップ撮影が多いって人がほとんどだと思うんですが、そういったラフな撮影でもレスポンス良く綺麗に撮影できる点がとっても気に入りました!

実際にPOCO X5 Pro 5Gで撮影してきた写真をチェックしてみましょう!

▼メインカメラで撮影。発色も良い!ミツバチ撮れてご満悦ですwあとメインカメラのボケ方が強烈!↓

僕は普段からAIをオンにしていてレビューに掲載している写真もAIオンで撮影しているんですが、AIをオンにすると色がブワッと華やかになって映える写真になりますよ!

▼メインカメラと超広角カメラで比較!この程度の画質差だったので、僕は気にせずシーンに応じて切り替えながら撮影出来るレベルかなと感じました!↓

▼室内で撮影。流石に室内だと暗くなっちゃうかなーって思ってたんですが、クリアに撮影できてめちゃ満足!これだけの画質で撮影できれば文句はありませんw↓

▼夜景モードで自作PCを撮影。おお、綺麗に撮れるじゃん!ノイズも少ないし僕は全然オッケーレベル!スマホで撮ってスマホで見るくらいなら十分かな!↓

▼マクロカメラはそんなに綺麗に撮れないですね!ぶっちゃけ検証以外で使うこと無いからまぁ良いかって感じだけど、綺麗に撮るなら明るい場所で撮影するのがコツ!↓

あと、POCO X5 Pro 5Gのメインカメラは1億800万画素カメラを搭載しているので、108MPモードで超高解像度撮影もできますよ!

最近は超高解像度カメラを搭載するモデルも多くなったので新鮮味は全く感じなくなっちゃいましたが、高解像度で撮影した写真はググッと拡大して細部を見るのが結構楽しいので、POCO X5 Pro 5Gを買ったらお試しあれ!

▼108MPモードで撮影。これだけ拡大出来ます!↓

一昔前はカメラの画質はスマホのランクによって顕著に差が出ることが多かったんですが、最近のスマホはよほどの事がない限り正直普段使いレベルなら十分過ぎる仕上がりの製品が大多数。

カメラオタクからは突っ込まれる部分もあるとは思うけど、僕みたいにラフにスナップ撮影している身からするとPOCO X5 Pro 5Gのカメラ画質は「これだけ綺麗に撮れりゃ十分よね」って感じ!もう、これでOK!OK!

それに加えてパッと出してサクッと使えてパパパンとシャッターを切れる軽快な動作も兼ね備えているので、POCO X5 Pro 5Gのカメラはとっても扱いやすくて好き!

※前モデルのPOCO X4 Pro 5Gは手ブレ補正が使えなかったんですが、POCO X5 Pro 5Gでは手ブレ補正が利用できるようになってます!時間の関係で動画撮影は後日となるので、掲載時はここに追記しますね!

2023/03/03追記:動画を撮影してきました!

POCO X5 Pro 5Gは手ブレ補正をオンにすると少々画角が狭くなるようです!前モデルと比較すると手ブレ補正は随分とマシになっている印象でした!

もちろんハイエンドスマホと比較すると階段の上り下りのようなブレは吸収しきれないんですが、手持ちで周囲を撮影するような動きくらいなら十分実用範囲かと思います!

FeliCaとワイヤレス充電が恋しい

バッテリー持ちや充電速度については個人的に不満は全く感じないから良いとして、長年使っていたワイヤレス充電が使えない点はちょっと不便ですね〜。

僕の知り合いはiPhoneとかAndroidでも割と高価なモデルを買って長く使うって方が多いんですけど、そういった価格帯の製品だとまずワイヤレス充電機能付き。

なのでみんなワイヤレス充電グッズを揃えたり、それありきの使い方に慣れきっちゃってるわけですが、これまで使えていたものが使えないと不便に感じちゃうのは当然ですね。。。ってことでワイヤレス充電が恋しいです!

あと、海外モデルなのでFeliCaに対応してません。これもワイヤレス充電と同じで、今までFeliCaを便利に使っていた人はライフスタイルすら変わってしまう部分。

海外製品って価格対性能の良いハイコスパな製品も多いですが、その代わりに便利機能を削ぎ落としていることも多いんで、このあたりは注意ポイントですね!

POCO X5 Pro 5Gの評価まとめ

同梱物は本体以外に充電器(海外プラグ)、充電ケーブル、保護ケース、保護フィルム(貼付け済み)、SIMピン、クイックガイドが入ってました。アリエクでの注文ではプラグ変換アタッチメントがオマケで入ってた。

POCO X5 Pro 5Gは僕の中では超優等生モデル

パワフルなSoCにヌルサク感をマシマシにしてくれる高リフレッシュレートディスプレイ、リッチな動画視聴体験ができるパネルとスピーカーにレスポンス良好で画質クオリティーも高いカメラなど、高い次元でよくまとまっています。これは買って良かった!

僕が購入した時は初売りセールで239ドルでしたが執筆時点だと299ドルに戻っちゃってます。。。ちょっと高くなったのは残念ですが、299ドルでもまだまだコスパ良い(日本では同額だとSnapdragon 695搭載機が良いところですからね)のは確か。

でも、安けりゃ安いほど中華スマホはお得感が増すので、出来るだけ安い時に購入するのをオススメします!

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POCO X5 Pro 5Gの割引情報・購入先まとめ

■POCO X5 Pro■

初出時価格→299ドル

▼[AliExpressリーベイツ対応!忘れずに)]↓

他に8+256GB版もあり!
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