Realme Padのレビュー!実機を使って気にいった・気になったポイントと評価まとめ!

Realme Padを購入したので実機を使って気にいった・気になったポイントをレビューでお届けしますよ!

体感から書くと、このモデルは良くも悪くも「意外な仕上がり」でした。ですが、Realmeは顧客の求めているもの、いわばニーズをよくわかっていると思わされましたぞ!

Realme Padの発売時期と価格!

今回のRealme PadはAliExpressで購入。モデルはメモリ4GB+容量64GBのWi-Fiモデルとなります!購入当時の価格は189ドル(約2.2万円)でした!

購入先や割引情報(あれば)は記事下部に記載しているのでチェックしてみて下さい!

Realme Padの詳細スペック!

クリックしてスペック表を表示

▼Realme Padのスペックについては以下のページからどうぞ!↓

Realme Padのスペックまとめ

Realme Padの付属品・同梱物をチェック!

  1. 本体
  2. 充電プラグ(海外形状)
  3. Type-Cケーブル
  4. 冊子類(日本語非対応)
  5. スロット開閉用のピン

付属品の揃いっぷりは流石Realmeじゃのう、という一言につきます。なにを言いたいかというと「一通り揃っているので、充電器やケーブルを買い足しに行く必要がないのが良い」ってこと!

ケーブル自体はType-C端子。充電プラグは海外モデルゆえに日本のコンセントと形は合わないので、使うのであればAmazonなどで変換ケーブルを用意する必要あり。

▼あと、この充電器自体がそこそこでかいので、変換ケーブルをかませると自重で抜け落ちやすかったのもネックっす。もし使うのであれば、横向きコンセントよりも上向きや延長ケーブルで使ったほうが吉。↓

Realme Padのデザイン・外観をチェック!

▼Realme Padのデザイン、質感ともにバッチリ良い!形状は側面・背面がフラットとなっています。いかにも鉄板のような感じでとてもカッコいい!↓

▼カメラを横切るように1本のシルバーアクセントラインの装飾があるのもGood!安っぽさなど皆無ですね。価格以上のクオリティを感じます。↓

▼Realme Padボディはサラサラ、ひんやりでさわり心地も完全に鉄って感じです。2万円タブレットとは思えないぐらいの高級感を感じるぜ!さらに軽さと薄さも良好でたいへん持ちやすい!↓

カメラの見た目もシングルカメラらしい潔い見た目なのもいいっすねぇ。出っ張りはあるので残念ながら机などに置くとちょっとだけガタついてはしまうんですが、もはや仕方ない部分と割り切ってます。最近のタブレットってみんな出っ張ってますからね。↓

▼上下左右の側面部をチェック!横倒しにして左右側面にはクアッドスピーカーがあり、左に電源、右に充電端子とイヤホンジャックが配置されています!上部は音量キー、カードスロットがあり、下部は何もありません。↓

▼ボタンの配置は個人的に微妙だった。電源キーを押す時、スクショを撮る時とか、まして横向きにして置いているときに非常に押しにくいんすよ。音量キーと同じ面に配置してほしかったなぁ。まあ、外観における欠点はそれだけなんですが。↓

▼カードスロットはこんな感じ。今回のRealme PadはWi-FiモデルなのでMicroSDスロットのみでした!これがSIM対応モデルであれば、右側のスペースはSIMスロットになるんじゃあないかなと思います。↓

▼強力なライバルといえる人気タブレットXiaomi Pad 5と並べるとこんな感じ。ちょっとだけ小さいです。高級感の度合いはどちらも拮抗していますね。左がRealme Pad、右がXiaomi Pad 5。↓

▼ディスプレイのサイズもちょっとだけ小さいのみで表示に関しては大きな違いを感じません。ベゼルの幅もほぼ同じです!上がXiaomi Pad 5、下がRealme Pad。↓

▼厚みはごく僅かにRealme Padのほうが薄い!Xiaomi Pad 5も薄型をアピールしていましたが、Realme Padはそれ以上に薄く、重さも70gほど軽いため持ちやすさは圧倒的に上。↓

▼ちなみに手が大きければの話にはなりますが、ギリ片手で鷲掴みにもできます。がっちりホールドしておきたい場合にもギリギリ対応可能!↓

▼片手でも持ちやすいタブレットという意味でも、動画だけでなく電子書籍の閲覧にも適している印象です。後述しますが性能、画面のスペックも考えれば非常にバランスがいい出来栄えですね。↓

Realme Padの性能・パフォーマンスのレビュー

Realme PadのSoCはMediaTek Helio G80です。端末の処理性能を数値化するベンチマークをチェックしてみましょーう!

Realme Padの実機ベンチマーク結果

▼Realme Padの実機でAnTuTu(Ver9)を測定しました!総合スコアは225,529点、GPUスコアは37,573点です!↓

▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

▼その他、Geekbench 5、PCMark、3DMarkでのスコアは以下の通り!↓

▼ストレージ速度は読み込みが310.9MB/s、書き込みが204.3MB/s。↓

Realme Padの普段使いの動作をチェック

実際に3週間ほど使ったわけですが、普段使い、軽いゲームに関して文句なしです!

実際、AnTuTuスコア基準でも普段使い向けの基準を満たしているのもありますからね。メモリ(RAM)は4GBと最低限ラインではあるものの、まったく問題なく感じます!

SNSだったりWEBでニュース見たりはもちろん、漫画とか動画視聴とかアプリ起動の速さとか全てにおいて満足レベル!安いAndroidタブレットといえば低スペックで普段使いもガクガクしがち…というイメージを払拭してくれるレベル。

Realme Padのゲーム動作をチェック

一方でゲームは2Dなど軽めのものなら問題なしですが、3D系はやはり厳しめな印象を受けます。

▼PUBG:Mobileでは画質をスムーズに落としても、なめらかさに関わるフレーム設定は「ウルトラ」止まり。理想である極限は無理でした(´・ω・`)。↓

▼New State版では以下の通り。フレームレートが極高止まりで、低以外は選べませんでした。↓

その他Asphalt 9や原神においても、画質を落としてもカクカクしてしまうためまともにゲームすることすら難しかった。なので軽量な2D系ゲーム向けですね。ただ、価格を考えればこれはもう仕方ないです。

タブレットで3Dゲームを楽しみたいのであればハイエンドSoCを搭載したGalaxy Tab S7やXiaomi Pad 5を選ぶべきです。価格は倍以上に跳ね上がりますが…。

Realme Padの機能・仕様のレビュー

以下はRealme Padの主な機能・仕様です。

通知ランプ
指紋認証
顔認証
ツインアプリ
(デュアルアプリ)
PCモード
戻るボタン入れ替え ✕:デフォルトは右
ジェスチャー操作
クイックランチャー
ゲームモード
冷却システム
MicroSD
内部ストレージ化
備考

顔認証:不満はないがロックダウン間隔が短い

▼Realme Padは指紋認証非対応ですが顔認証に対応しています!ロック解除されるまでの速度は電源キーを押してから0.5秒〜1秒ほどでいい感じの速さ。↓

ただ欠点もあり、一定時間経過するとパスワードorパターン入力が必要なロックダウンがされてしまうのは全機種共通の仕様なんですが、このRealme Pad自体はなぜかロックダウン間隔が短いんです。

そのせいでほぼ毎日パスワード入力を求められるのが面倒くせぇのなんのって。ロックダウン状態ではパスワードを打つまで顔認証ができないので、タブレットを立ち上げてスッ…とホーム画面に移れないってのは若干ながらストレスでしたね。

独自OSのRealme UIだがまだまだ発展途上段階

▼Realme PadのOSはRealme製スマホ同様にメーカー独自のカスタマイズを施した独自OSとなるRealme UI 1.0となっています。↓

勘の良い方であればおそらく気づくと思いますがバージョンが1.0。つまり出来たてのソフトウェアなんす。

で、もっというとこのRealme UI、アイコンの見た目と操作などの音を除いて、ほとんど純正のAndroidOSそのまんま。

デュアルアプリにスワイプアップジェスチャー、サイドツールボックスなど、スマホでは搭載されていた独自機能が非対応なんですよ。これは意外すぎた…

そのため「タブレットだけど独自OS搭載だから使い勝手が変わってるか楽しみ!」と期待していると、肩透かしを食らわされます。

▼通知メニューもただのAndroidOSと同じレイアウト。違うのはアイコンデザインだけです。しかも、「通知をすべて消去するボタン」も一番下にスクロールしなければ出てこないため、溜まった通知を消すのも面倒でした(´・ω・`)。↓

▼一応、独自機能はわずかながら搭載されており、動かせる操作ボタンを押して戻ったりホームに飛んだりといった「アシスティブボール」に対応していました。大画面との相性は良く、指の位置に操作ボタンを持っていけるのはなかなか便利!↓

▼またアプリ履歴画面もタイル状というのがGood!いっぺんにアプリ画面のプレビューが出てくるので選びやすく、タブレットとの相性は抜群!すべて消去ボタンが常時表示されているのも高評価です!↓

ソフトウェアの独自機能に関しては「純正Android以上、スマホ版Realme UI以下」といったところ。悪くはありませんが、過度な期待は禁物です。

子供向けのキッズスペースもプリイン

▼Realme Padはデフォルトでキッズスペースアプリが内蔵されていました!子供に使わせる用途にも使えそう!本来スマホではプリインされていなかった部分なので、この用途も想定されているんですね。↓

Realme Padのディスプレイ・画面のレビュー

画面 2,000×1,200/液晶
DRMコンテンツ Widevine:L1
Amazonプライムビデオ:HD(高画質)で再生を確認
Netflix:FHD画質で再生を確認
高リフレッシュレート
外部映像出力 ワイヤレス出力:○
HDMIポートへの出力:✕
ディスプレイポートへの出力:✕

ディスプレイは不満なく使えます。高リフレッシュレート非対応で液晶なので凡庸さは否めないスペックですが、逆に言えば不満に感じる部分もありません。

また、タッチ感度も良好で安いモデルでありがちな操作性の悪さも見受けられず、バッチリサクサク操作できます!

▼さらに素晴らしいのがWidevine L1対応!DRMコンテンツも高画質で楽しめるんですよ!しかもプライムビデオのHD再生も対応!わざわざこのRealme Padで認証をとっているって凄すぎない?↓

プライムビデオのHD再生ってホワイトリスト方式なので、指定された端末でしかHD再生ができないという難しい仕組みなんすよ。わざわざコストをかけてでも、安価なこのモデルでホワイトリストの認証をとるって凄いっすわ。

Realme Padのサウンド・スピーカーのレビュー

スピーカー クアッド
イコライザー
Bluetoothコーデック SBC、AAC、LDAC、apt-X、apt-X HD
※開発者オプションで確認
AACコーデックは実際に対応を確認

ディスプレイ(とWidevine)もですが、スピーカーも価格以上に素晴らしいクオリティでした!クアッドスピーカーは本物で、それぞれからしっかり音を鳴らしてくれます。

音質自体も良く、低、中、高音においてまんべんなく聞こえました!最大音量も良く、聴き比べた感じXiaomi Pad 5と遜色ない音の良さを感じます。

またイヤホンジャックを備えているのもGood!出先や電車で動画やゲームを楽しみたい時も遅延なしで使えるのはやっぱ便利でいい(`・ω・´)。

Realme Padのカメラ・写真・動画のレビュー

構成・画素数 800万画素(メイン)
撮影モード ビデオ、写真、エキスパート(マニュアル)
ズーム デジタル。2倍、5倍にワンタップ切り替え可で以降はピンチ操作で最大6倍まで対応
シャッター音の消音 設定から可
マニュアルの設定幅 ISO:100〜6400、WB:プリセット選択式、SS:15〜1/1000、露出:-2〜+2
動画解像度 1080P/30FPS、720P/30FPS、480P/30FPS
手ブレ補正

Realme Padで撮影した写真

▼Androidタブレットはそれほどスペックは重視されていない傾向にあり、Realme Padもカメラがシングルかつ800万画素とかなり控えめ。でも実際の作例ではそんなことなく、撮って出しの写真としては全然綺麗です。↓

▼ただ、HDR非対応なので流石に明暗差のあるシーンでは日陰が暗くなったり厳しさはあります。明るさに差がない場面であれば良好!↓

▼Xiaomi Pad 5と異なりナイトモード非対応でした。照明部分の色が白飛びにより薄れているせいで華やかさには欠ける印象ですがこのぐらいであれば全然良いかなって思えます。↓

▼Xiaomi Pad 5とも比べてみました!面白いことに、Realme Padのほうが画角が広いですね!そしてクオリティの高さもほぼほぼ互角!左がRealme Pad、右がXiaomi Pad 5です!↓

▼一方でインカメラの写りがいいのはもちろん、画角が105°なのでめちゃ広いです!アウトカメラよりも広く、自撮りやビデオ通話、友達とのセルフィーにバッチリ向いてますね(`・ω・´)なお一緒に撮影する人はいない模様。↓

Realme Padの電池・バッテリー持ちのレビュー

バッテリー容量 7,100mAh
ワイヤレス充電

電池もちは良好!長時間動画視聴していると公称値通り12時間ほどで限界を迎えますが、ライトな使い方であれば1日はしっかり持つため電池持ちには困りませんでした!

また、18Wとタブレットの中でも充電が速く大容量バッテリーながら充電の遅さも感じませんでした!電池もち、充電どちらも満足です。

Realme Padのメリット・デメリットと評価まとめ

実際にRealme Padを使ってみて分かったメリットやデメリットは以下の通り!

メリット・良かった点

  • 価格以上の質感の良さとかっこよさ
  • 普段使いで不満を感じない処理性能
  • 10インチタブレットの中でも軽くて薄型で持ちやすい
  • 迫力を感じられるクアッドスピーカー
  • Widevine L1で映画も大満足

デメリット・注意点

  • 電源ボタンの配置が扱いにくい
  • 独自OSのRealme UIだがまだまだ独自機能は少なめ

結論から言うと、2万円台の価格や、動画や映画視聴に適したタブレットをお探しの方であれば、絶対に最初におすすめしたいレベルのモデルでした!また、Kindleほどではないにせよ、軽くてコンパクトなので電子書籍を読むにもおすすめです!

むしろタブレットのニーズって動画、映画、電子書籍の閲覧がメインなので、その部分で満足に感じられる要素をしっかり重視しているRealme Padってメチャクチャ凄いな!まさしくRealmeって顧客のニーズをわかってるなぁとも思わされるんすよね。あと子供に使わせる用途にも良さげ。

当然ながらゲーム向けではない性能帯ですが、価格を考えれば十分。むしろWidevine L1対応にクアッドスピーカーという構成のため高コスパに思えます。

上述したように独自機能も少なめですが、筆者みたいなカスタマイズ好きなニッチユーザーでもなければ気にはならないでしょう。

ゲーム性能では劣るものの価格がずっと安いことから、Xiaomi Pad 5の対抗馬としては十分すぎる存在だと思います。残念ながら日本公式では今のところ発売されていませんが、ぜひとも出してほしいぜ!

Realme Padの割引情報・購入先まとめ

■メモリ4GB+容量64GB■
初出時価格→237.60ドル
過去最安値→182.50ドル
▼[AliExpressリーベイツ対応!忘れずに)]割引クーポン適用で182.50ドル!(ケースの有無は販売ページで選択)↓

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