ROG Zephyrus(2023)シリーズ登場!発表会で実機触ってきたので現地レポ!

3月13日のROG発表会で公開された「ROG Zephyrus」の2023年モデルが発表されました!実際に発表会に行ってきたので実機写真と使用感も交えて紹介しますよ!

ROG Zephyrusシリーズの2023年モデルが発表!

今回発表されたROG Zephyrusシリーズモデルは以下の通り。

ROG Zephyrus Duo 16(2023)

ROG Zephyrus Duo 16はデュオっちゅう名前の通り、画面を2つ搭載したノートPCなんです!

▼実物も展示されており運良く触ることが出来ました(写真は触れない個体だけど別スペースで触れた)。マジでインパクトありまくりな見た目ですよねこれ。↓

ROG Zephyrus Duo 16

スペックはやはりハイエンドのそれで、CPUはAMD Ryzen 9-7940HX、GPUはGeForce RTX 4090 Laptop。メモリはDDR5-4800で32GB(最大)、保存容量は2TBと存分に盛りまくってます。しかもどちらも換装対応でアップグレードも出来るのがGood。

▼ゲーム性能が気になったんで試した!RTX4090とはいえラップトップ向けGPUだから性能はどうなんだろう?って思ってたんだけど、APEXが220FPSでヌルヌル動くぐらいに高い実力でした。

試せたのはあくまで射撃練習場だけなので実際のマルチプレイやダイブ中とかはもう少し下がる可能性はあるんですが、ノートPCとしては十分すぎるゲーム性能とは感じた。

エルデンリングとかForza Horizon 5とかマイクラの影MODとか、そういった色んなゲームシーンも試してみたくなりますね。このGPUの限界を知りたくなった(`・ω・´)。

メインディスプレイは16インチサイズで2,560×1,600と高解像度!しかもmini LED搭載っていう贅沢っぷり。

▼実際見たら発色すっげーキレイでした。細かい画像プレビューの視認性も良くて文字の精細さも感じられましたし、あとmini LEDってこんなキレイだったんだな…って、普通のIPS液晶しか知らん筆者にとってはちょっと感動モンだったぜ。↓

色合いがキレイなだけじゃあなく、黒の引き締まり感や視野角の広さ、にじみのなさとか細かい部分はかなり違うなって印象でした。

しかも最大240Hzだからポインタとかスクロールの残像感も無い。もちろんAPEXでもすっげーなめらかに動いたから文句なしですよこれ。

ただ、サイズは若干小さいな…って感じた。18インチは欲しかったっすね。ROG Strix Scar 18も同時に触ってきたんだけど、ゲームプレイでの没入感は結構違いましたし。

とは言えこのモデルはゲームだけじゃなくクリエイティブ向けというコンセプトもあるから、取り回しの面も考えると16インチにおさめるのも納得といえば納得ですが…。

▼一方、サブディスプレイはタッチ操作に対応しておりキーボードと同じような感覚で使えるのがミソ!アンチグレア(非光沢)タイプで指紋がつきにくいのが実にナイスですね。↓
ROG Zephyrus Duo 16

▼あとサブディスプレイの真下は内部パーツが見える見た目になっており、非常に近未来感あふれる印象を受けました。クッソかっけぇです。

▼横から見たらこんな感じ!サブディスプレイはメインディスプレイの開き具合に比例するので、大きく開いたらその分サブも傾きます。サブの浮き加減が液タブっぽい印象な見た目で実に面白い。↓

▼サブディスプレイの解像度は3,840×1,100とメチャクチャ横長なんでWEBとか動画視聴は向かないんだけど、パフォーマンス設定やファンの速度などを変えられるゲーミング設定やエクスプローラーを開いて使うならかなり便利。↓

▼端子類はUSB-A×2、USB-C×2、LAN端子、MicroSDスロット、イヤホンジャック、HDMI端子と充実しているのもいいですな(`・ω・´)。ただUSBやイヤホンジャックとかの配置は下部寄りで、タイプするときや位置をずらすときは気を使いそうな印象もあった。↓

▼あと普通のノーパソと違ってキーボードが下に寄ってるしタッチパッドが右にあるもんで、操作感はぜんぜん違う。慣れが必要です。あとタッチパッドはテンキーに転用もできるんで、マウスを使うならテンキーに回したほうが良さそう。↓

ROG Zephyrus Duo 16

▼インカメラは207万画素で赤外線カメラとなっており、Windows Hello顔認証にも対応しています。↓

▼あとROG Zephyrus Duo 16はスピーカーを計6基も搭載しているというのが凄い!展示場でしか試せなかったから音楽とか動画とかで音質の良さを試せなかったんだけど…メチャクチャ興味深いです。↓

このROG Zephyrus Duo 16の価格は659,000円!ゲーミングとクリエイティブ用途どちらも活用したい人にとっては是非とも触ってみてほしい。ってぐらい楽しい1台でした。

筆者もデスクトップのPC買ってなかったらこれ選んでたかもしれん。クッソ高いけど3年ローンなら…

ROG Zephyrus M16(2023)

ROG Zephyrus M16は背面にAnime MatrixというLEDランプを搭載しているのが特徴!

▼LED穴が無数に空いておりそこから色んなパターン模様で発光。メチャクチャキレイでした。しかもこれ、いくつかパターンがあるだけじゃあなく、自分で模様を作ることもできるんで、言い換えれば自分だけの見た目で飾ることも出来るってワケす。↓

ちなみにLEDが非搭載のバリエーションもあって、非搭載モデルだと穴をプリズム状のフィルムで覆っており、光によって天板の色が変化する仕組みとなっています。

▼LEDを除けば筐体デザインはかなりオーソドックスで扱いやすい印象!ゲームだけでなくビジネスシーンでも使っていけそうですな。↓

ROG Zephyrus M16

▼ディスプレイやキーボードデザインもほぼほぼシンプル。あと後述するスピーカーなんですが、デザインがキーボードの真横に配置されて縦に伸びているっていう形状も独特で筆者的には実に好みな見た目です。普通だけど只者じゃないって雰囲気。↓

CPUは最上位となる第13世代Intel Core i9-13900H、GPUはRTX 4090 Laptopまたは4070 Laptop。メモリはDDR5の32GBで保存容量は4090モデルが2TB、4070モデルが1TBとなっています。

ディスプレイは16インチ、TFT液晶タイプで解像度は2,560×1,600の高精細なスペック!最大240Hzのゲーミングにふさわしいリフレッシュレートを持ち、また4090モデルのみはMini LEDタイプとなっているのも魅力!

▼スピーカーはDuo 16と同じく計6基も搭載!音質の良さはかなり期待できますね。アレイマイクと双方向ノイキャンも対応しており通話時もクリアな音質で楽しめそう。↓

ROG Zephyrus M16

▼キーボードは押しやすくキーストロークも丁度いい。エンターキーもデカくて扱いやすかったです。ファクション表示が小さかったのでF5とか押すときは慣れが必要に感じましたが…↓

▼端子類はUSB-A×2、USB-C×2(うち1つはThunderbolt)、MicroSDスロット、イヤホンジャック、HDMI端子となっています。有線LAN端子は無いものの、Thunderbolt端子がついているのは良いですね(`・ω・´)。↓

ROG Zephyrus M16

価格は以下の通り!

  • RTX 4070搭載モデル:469,800円
  • RTX 4090搭載モデル:629,800円

一見するとシンプルな外観ながら、LEDで外観を飾ったり、RTX 4090 Laptopでサクサクゲームを遊んだり出来る高いスペックを持ったり、計6基のスピーカーを搭載したりとかなりの実力派!ゲームから仕事まで幅広くこなしたい方向けですね。

個人的にはこれが一番バランスよくまとまってて万人向けで、迷ったらこれ!って思えます。

ROG Zephyrus G14(2023)

Zephyrus G14はM16同様に背面にLEDを搭載しているのが特徴の14インチな小型モデル!小型ながらも性能自体はゲーミングのそれを詰め込んでいるというものとなっています。

▼このモデルはグレーとホワイトの2色展開となっています。この手のゲーミングモデルでホワイトがあるのは珍しいっすね。↓

▼グレーよりは目立ちにくいんですが、十分LEDの主張は感じられました(`・ω・´)。白色はかなり上品で女性ゲーマーの方にも人気が出そうな可愛らしさです。↓

▼側面はフラットで厚みも均一になっておりかなりスタイリッシュな印象でした。↓

▼GPUはGeForceのRTX 3050 Laptopまたは4060 Laptop4080 Laptopの3つから選ぶタイプとなっていました。CPUは3050版のみAMD Ryzen7-7735HSで、4060版と4080版はAMD Ryzen 9-7940HSとなっています。↓

▼4080版のでAPEXの射撃練習場をプレイ。FPSは100ほどとなっていました。プレイフィールとしては中々スムーズですが、4090搭載のモデルと比べれば性能差は感じられました。↓

▼とはいえ画質設定が結構高い構成になってたもんで、これを下げればそれ以上に高いフレームレートで遊べそうです。↓

ディスプレイは14インチのノングレア。解像度は3050版が1,920×1,200でリフレッシュレートは144Hz、4060と4080版は2,560×1,600で最大165Hzの高リフレッシュレートに対応にしています!

また4060、4080版のみNebula Displayとなっており視認性も結構違いは感じられそう。3050版は展示されてなかったので見た目の違いで比べられなかったのでこの点は興味深い。

▼端子類はUSB-A×2、USB-C×2、MicroSDスロット、イヤホンジャック、HDMI端子となっています!小型ながら外部モニター出力がし易いHDMI端子があるのは嬉しい(`・ω・´)。↓

Zephyrus G14の発売日は3050版のみ3月17日で、4060版と4080版は5月以降を予定だそうです。価格は以下の通り。

  • RTX 3050 Laptop:189,800円
  • RTX 4060 Laptop:329,800円
  • RTX 4080 Laptop:399,800円

コンパクトながらもゲーミングらしさを十分に兼ね備えてて性能も十分高め。高画質にこだわらなければ3Dゲームも色々楽しめそうに感じました!

実際触ってみたら見た目はLEDが凄いインパクトあってサイズ感としてもなかなか手頃で扱いやすい印象だったんで、持ち運び重視で家ではゲームも楽しみたい、って方に良いかもしれません。

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