Teclast P30のスペックまとめ!10型のエントリータブレット。Widevine L1にバッチリ対応

Teclastから登場した新型モデル「Teclast P30」の特徴やスペックをチェックしていきましょう!Allwinner A523搭載エントリーモデルらしい価格の安さ、10型のIPSディスプレイでWidevine L1対応と低価格でコンテンツを楽しめる1台となっとります。

Teclast P30の詳細スペック

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Teclast P30の特徴

Teclast P30の特徴は以下の通り!

Teclast P30のハイライト

  • エントリークラスのスペック
  • カラーは1色のみ
  • ディスプレイは10インチ
  • IPS液晶で解像度はHDクラス
  • デュアルスピーカー搭載
  • カメラはシングルタイプ
  • 6000mAhバッテリー搭載
  • Widevine L1に対応

10型で重量は554g

  • 長辺:242.4mm
  • 短辺:161.3mm
  • 厚さ:8.7mm
  • 重量:544g

カラーはブルー系の1色展開です。本体パネルはメタル製とのことなので、プラスチックや樹脂製よりは触り心地が良さそう。

10型モデルなのでサイズもそれなりと思われますが、重さは544gとちょっと重めなのは気になるところ。500gあたりが平均的という個人的見解なので‥

SoCはエントリーのAllwinner A523

  • SoC:Allwinner A523
  • メモリ:4GB
  • ストレージ:64GB

SoCはエントリークラス、つまり最底辺クラスでめっちゃ性能は低いです。別モデル(Teclast P85T)でこのSoCを使ってる筆者からすると、正直普段使いでさえももっさり感からは抜け出せないってレベル。

動画を見るだけ、電子書籍を見るだけ、といった使い方であれば使ってはいけます。コイツは割り切った使用がオススメ‥というSoCなんですよ。

ちなみにプロセスルールが12nmで電力効率も劣悪。つまり性能が低いくせに電池の消費具合は一人前という燃費の悪さという点も注意。まぁこの点においては、コストがめちゃくちゃ安いゆえのトレードオフってことでもあるんですが。

Teclast P30(Allwinner A523)のAnTuTuスコア

AnTuTuスコアは性能の指標です。まだTeclast P30の実機のAnTuTuスコアを収集出来ていないのでAllwinner A523の参考ベンチマークをチェックしてみましょう。

※端末の処理性能はSoCで決まってくるので、同一SoCを搭載する端末のAnTuTuスコアで大体の操作感が予測出来ます。

  • 総合スコア(CPU):約160000
  • ゲーム性能(GPU):約22000
▼以下は2024年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

解像度はHDで1280×800

  • サイズ:10.1インチ
  • 解像度:1280×800
  • 材質:液晶
  • 画面形状:ノッチなし
  • リフレッシュレート:非公表
  • タッチサンプリングレート:非公表

ディスプレイサイズは10インチと標準的ですが、解像度は1280×800と主流のFHD、WUXGAクラスよりワンランク低めという点に注意。近くで見るとドットの粗さが気になる可能性は高いです。

一方でIPS液晶を採用しているのは評価したいところ!有機ELほどではないにせよ、IPS液晶は見栄えの良さと視野角の広さが利点なので個人的にはタブレットにおける最適解と思っていたり。

ちなみに画像はかなりベゼル(画面端の黒縁)が細く見えますが、おそらく実物はもっと太い可能性は高いです。ベゼル詐欺は安物モデルあるある。ハイエンドタブレットであれば信頼できますが、こいつはそうではないのでね‥

ステレオスピーカーを搭載

  • スピーカー:デュアル
  • イヤホン接続:3.5mmジャック

スピーカーは2基搭載のデュアルタイプ。配置的は横向きに適したタイプなのがイイですね(`・ω・´)。イヤホンジャック端子も完備。音質自体は安物感が否めないでしょうけど‥

カメラは実質シングルっぽい

▼アウトカメラ↓

  • メインカメラ:500万画素
  • 用途不明:30万画素

▼インカメラ↓

  • メインカメラ:200万画素

カメラは見た目こそデュアルカメラっぽいですが片方のカメラは用途不明の30万画素カメラなのでメインカメラの補助用っぽいです。見た目はデュアルっぽいけど実質シングルカメラと思っておきましょう。

6,000mAhバッテリーを搭載

  • 容量:6000mAh
  • 有線充電:非公表
  • ワイヤレス充電:非公表
  • 逆充電:非公表

バッテリー容量は10型タブレットとしては小さめ。上でも書いたけどSoCの電力効率の悪さもあって電池持ちは期待しないほうがイイです。

とはいえ家に常備することが多いタブレットなので充電の機会には困らないでしょう。持ち出す場合は要注意ですが‥

あと急速充電の情報はないので5W~10W止まりと考えられます。

タスクバー表示対応でWidevineはL1

  • OS:Android 14

OSはふつうのAndroidOS。バージョンは最新の14を搭載しているのはGoodですね(`・ω・´)。

また画像の左から2番目にあるんですが、このモデルはタスクバー機能(Dockバー)に対応。Windowsみたく下部にバーが常設され、お気に入りのアプリを置いておけるのでアプリ間での切り替え、即時起動が楽ってのは便利なんですよ。

筆者もP85Tを使ってて、この機能は便利なだけに嬉しい部分に感じます。まぁエントリーモデルなのでアプリの切り替えは遅いのですが‥

▼あとこのモデル、安いんだけどWidevine L1対応なので著作権コンテンツをHD画質で楽しめるってのもポイント!(NetflixのロゴがないのでNetflixだけL3かも)↓

Teclast P30の発売日・価格

Teclast P30の発売日は記事執筆時点の価格は以下の通り。

  • メモリ4GB+容量64GB:16,900円
  • メモリ4GB+容量128GB:定価不明

筆者からすると、これ8型コンパクトモデルのTeclast P85Tの大画面版じゃないかなって感じます。見た目もちょっと似てるしSoCも色も一緒だし(`・ω・´)。

価格はちょぼっと上がってるけど、あちらよりも画面が大きくなってスピーカーの配置も縦向きに最適化されており、安いタブレットでとにかくコンテンツを楽しみたい方向けといえるでしょう。

大事な部分なんで何度も書くけど性能は最下級クラスなのでゲームにはとにかく向きません。ゲーム用だったらギャラタブとかiPadを買うべし。

■Teclast P30■

初出時価格→16,900円(64GB版)

▼リアルタイム価格は以下からチェックしてみて下さい!↓

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