Teclast T50 Miniの本音レビュー!8.7型のHelio G99搭載タブレットの実力を試す

柳生です。Teclastの8.7型タブレットTeclast T50 Miniをレビューしていきますよ!扱いやすいサイズに必要十分なパフォーマンス、SIM対応と持ち運ぶモデルをお探しならオススメ。

■Teclast T50 Mini■

初出時価格→20,900円

▼2025年5月15日19時から初売りで15,900円になるそうです!割引期間は5月19日まで!↓

スペック、ベンチマーク、検証結果

スペック表を表示
ベンチマーク結果を表示
各種検証結果を表示
外観の写真をチェック
付属品をチェック

コンパクトで軽量な筐体。質感も十分

Teclast T50 Miniは8.7インチサイズのタブレット。一般的となる10~11型よりもコンパクトなのが特色です。それ故にサイズも小さめで持ち運びやすい!

▼タテにした場合は片手でも収まるサイズ。重さも368gとタブレットとして軽めなのもGoodです。↓

▼背面はサラサラな質感、加えて側面にかけてフラットな直角形状および画面側もベゼルの丸みを帯びているなど、この点はモダンな印象を受けますね。ボディは触った感じプラスチック製。↓

▼なお、デザイン自体は過去にレビューしたTeclast M50 miniと非常に良く似ています。ってかほぼ同じで見分けはつかん。この点は同じにすることでコストカットを図ったもんなのだと思います。↓

Teclast M50 mini
Teclast T50 mini

SoCは必要十分なHelio G99を搭載!

見た目はTeclast M50 miniそのものといえますが、あちらとはSoCが異なります(Teclast M50 miniはUNISOC T606)。向こうよりもグッと性能が高いMediaTek Helio G99を採用しており、AnTuTu実測値も40万点オーバー。

日常使いは十分使えるレベル

Unisoc T606では日常使いとしては最低ラインを超えてるか、ってレベルだったのに対し、こちらのHelio G99では日常使いは快適に扱えるほどにレベルアップ。

WEBブラウジングから動画視聴といった使い方はサクサク動き不満点はありませんでした。後述する高リフレッシュレートも相まって満足感はかなり違います。

3Dゲームはやはり厳しい

一応はゲーム向けという立ち位置なSoCのHelio G99とはいえ、ゲームユースとしてはオススメしにくいのが本音。GPUスコアがあまり高くないことからわかるように、3Dゲームをはじめとした重たいゲームは結構キツいです。

▼原神のような3Dゲームよりもアングリーバードみたいな2Dのミニゲーム系だったりがオススメ。「ゲームを暇つぶし程度で遊ぶ人向け」なのは変わらんです。ゲーム用だったらLegionとかギャラタブを買うのがオススメ。↓

120Hz対応でHD解像度のディスプレイ

ディスプレイスペックは結構いい感じ。安価なタブレットとしては立派な120Hzリフレッシュレートに対応しています。このサイズのタブレットってTeclast M50 miniはじめ60Hzモデルが多かっただけに個人的には一番嬉しい部分。

▼スクロールが非常に滑らか、残像感がなくなるので目に優しく疲れにくい。処理性能の高さもあって普段使いが快適に感じられるってのはそういうことです。↓

▼Widevine L1対応なので著作権コンテンツ、たとえばプライムビデオといったサービスもHD解像度で楽しめるのもGoodでした。SD画質よりもグッと綺麗さを感じられる。↓

ただし解像度はHDクラス。1,340×800なので、FHDよりも文字のドット感だったり画像のキメ細かさは劣ります。でも安いからしゃーない精神で割り切っていくべきか。

音質はまずまず。配置は「縦向き型」なので注意

スピーカーは価格なりのチープさを感じます。それほどダイナミックさを感じるわけではありません。

▼配置に注意が必要で、長辺ではなく短辺ベゼルの片方にデュアルスピーカーが配置されているというタイプ。この写真の場合、本体の下部からしか音が出ません。↓

▼なので横倒しで動画を見る際に音が片方しか出ないような感覚になってしまい、個人的には結構痛い部分です。縦向きでショート動画を流し見して脳みそ溶かすような使い方が適しているタイプだなこれ。↓

ここまではまだ許せるんだけど、イヤホンジャックがないのが一番のネックに思いました。3.5mmの有線イヤホンをサクっと繋いで高音質+高臨場感で楽しむ!なんてことができんのは痛すぎる。

Type-C端子のイヤホンを使うなり変換アダプタを使うなり、Bluetooth無線イヤホンを使うなりとすればいいんだけど、今でも人気の高く数の多い3.5mmジャックタイプのイヤホンを直接使えないのは大きなネックと言いたい……。

ピント合わせダルいけど、そこそこきれいに写るカメラ

この手の安いタブレットでカメラをレビューする意味は正直ない気がする(そもそも撮影モードの数も少ないし設定もない)んですが試してみます。

▼カメラ作例はこんな感じ。意外と色鮮やかです。でもある程度被写体からはなさんとピントが合わんので使いにくい。↓

電池持ち、充電速度は凡庸

バッテリー持ちに関しては8型タブレットとしては平均的。動画を1時間ほど流してたら15%くらいは減っていきます。カーナビ用途であれば半日も持たないペース。

充電スペックは公式掲載されていないんですが急速充電は対応しているようで、急速充電中という表示は出てきました。ペースは30分で29%ほど。結構悪くないです。

SIM&GPSとコンパス搭載が良い

個人的にかなり気に入っている部分のがSIMとGPS対応って点。これがあるからカーナビ用途にバッチリ使っていけるんですよ。8インチサイズだからカーホルダーにも据え付けやすいし。

▼家バレの危機なのでモザイクいれてるからわかりにくいんですが、しっかりGoogleマップ使えます(`・ω・´)。↓

▼またコンパス内蔵ってのもすごい。GPS対応モデルでもコンパスまで内蔵しているモデルってあまりありませんからね。Googleマップの場合は見ている方角(ズレてる場合もあるけど)に扇型の青い表示がされてるのがわかります。↓

SIMはソフバン向けですが、今だとソフバン回線のMVNO格安回線も多いのでそれ用のSIMを契約するのも悪い手ではなかったりします。大手と違っていらんキャンペーンや抱合せ販売なんてあんまりないし。

▼ちなみに本機、電話機能も対応してました。固定電話代わりとしても使えます。通話のみのSIMを突っ込んで運用するのもアリ。使い方が様々浮かんで楽しいもんです。↓

色々使っていける多用途性のある1台!セールなら是非とも買うべし

性能も十分高く快適に扱えて、SIM対応、カーナビにも使える多用途性もある。小さくて持ち運びやすく、電車内で漫画を見るなりするのもいいでしょう(`・ω・´)。

ただし大画面ではなくスピーカーも貧相、イヤホンジャックがないという点においてはエンタメとの相性に欠けるので、その点を重視する場合は大画面でそれに適したモデルを選ぶのが吉でもあります。

Helio G99搭載機は2万円を切ることも多いので、Teclast T50 Miniもセールで2万円を大きく切ったときが買いどきかも。セールを狙って手に入れて下さい!

▼価格は変動するのでリアルタイム価格は以下からチェックしてね!↓

■Teclast T50 Mini■

初出時価格→20,900円

▼2025年5月15日19時から初売りで15,900円になるそうです!割引期間は5月19日まで!↓

ページトップへ