au URBANO V04は40代~60代の男性に人気の大人のスマートフォン
どうも、ガルマックスの猶木です。
2019年2月8日にauからリリースとなった「URBANO V04」の実機を触ってきました。URBANO(アルバーノ)シリーズは「大人のためのスマートフォン」として登場して以来、初代モデルから特に40代~60代の男性に人気を博しているスマートフォンシリーズです。
本記事ではURBANO V04のスペックや機能を分かりやすく解説しているので検討されている方はチェックしてみて下さいね!
URBANO V04の特徴ピックアップ
- 端末価格が5万円台
- 性能は必要十分
- 気品あるデザイン
- ビジネスにも便利な機能が満載
目次をクリックすると各項目へ移動します
URBANO V04の発売日と価格
URBANO V04の発売日は2019年2月8日。端末価格は機種変更・他社から乗りかえ(MNP)・新規契約のいずれも58,320円(税込)となっております。※au Online Shopでの価格です。
auでは長期利用ユーザー向けにアップグレードプログラムEX(プログラム料は月々390円×24回)を提供してます。本プログラムをもう少し具体的に説明すると、端末分割を48回に設定することで毎月の分割代金の負担を下げます。
もちろん、48回という長期的な分割なので全額支払うには4年間もの長い長い支払いが必要ですが、2年間利用した翌月の25ヶ月目以降、新しいauスマートフォンに機種変更すると残る残額の24回分が支払い不要となるのが特徴なんです。
長期的にauを利用するユーザーであれば実質的にURBANO V04の端末価格の半分を負担するだけで2年間の端末利用が出来るので魅力的ですが、端末の返却が必要であったりMNPする場合は残額精算が必要なのでご利用は計画的に!
また、auケータイを16ヶ月以上利用されている方に限定されますが、この条件を満たすと「初スマホ割」が適用可能。端末代金からダイレクトに税込32,400円が割り引かれるので、auケータイからスマートフォンに乗り換えようと考えている方は絶好のチャンス。
更に古いケータイやスマートフォンの下取りも出来るので、URBANO V04に機種変更するときは古い端末が不要であれば下取りに出しときましょう。
ちなみにですが、僕がURBANO V04の実機を触りに行ってきたauショップでは価格が63720円でした。一方、au Online Shopので確認すると58,320円(税込)。
気になって調べてみたら「au Online Shopの販売価格です。実際の機種代金のお支払額は店頭により異なる場合があります」とのことです。なるほど、じゃあ、購入はau Online Shopを利用したほうが良さげですね。
URBANO V04のスペック
項目 | スペック |
---|---|
OS | Android 9 Pie |
SoC | Snapdragon 630 |
メモリ | 4GB |
保存容量 | 64GB |
MicroSD | 最大400GB |
ディスプレイ | 5.7型/TFT |
解像度 | 2,160×1,080(FHD+) |
アウトカメラ | 1600万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
バッテリー容量 | 2,800mAh USB Type-C |
カラー | ノーブルグリーン ボルドー プラチナシルバー |
サイズ | 約74×153×7.9mm |
重量 | 約163g |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
防水防塵 | 防水:IPX5/IPX7 防塵:IP5X |
耐衝撃 | ○ |
おサイフ機能 | ○ FeliCa |
テレビ機能 | ☓ |
ラジオ | インターネットラジオ FMラジオ |
URBANO V04の性能をチェック!
ガルマックスでは端末の性能を数値化するAnTuTuベンチマークスコアを収集しているので、URBANO V04が搭載する処理性能を左右するパーツ「Snapdragon 630」と同じパーツを搭載している端末のスコアを参考に引っ張ってきました。
- Snapdragon 630:総合スコア約86,000点、3Dスコア約18,000点
▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の平均スコアです。新しい世代に切り替わるとリストのスコアも切り替えるので、現時点でURBANO V04の性能がどのランクに相当するかいつでも確認が出来ます!↓
AnTuTu 7 | ハイエンド | ミドルレンジ 最上位 | ミドルレンジ 上位 | ミドルレンジ | エントリー |
---|---|---|---|---|---|
スコア | 総合 約36.2万点 GPU 約15.7万点 | 総合 約16.5万点 GPU 約4.7万点 | 総合 約13.5万点 GPU 約2.9万点 | 総合 約8.6万点 GPU 約1.8万点 | 総合 約7.1万点 GPU 約1.2万点 |
必要十分な性能は持っているけどゲームは苦手
URBANO V04の性能を左右するパーツ構成ですが、処理性能を左右するパーツはSnapdragon 630で必要十分な性能を持ち合わせるミドルレンジ。メモリも必要十分な4GBを搭載。ストレージも比較的大容量な64GBを搭載しておりミドルレンジ帯にしっかりはまるパーツ構成となっております。
URBANO V04は一般的に利用することの多いWEBページ閲覧、映画や動画視聴、読書、通話、メールやLINE、SNS、ニュースアプリでのニュースチェック、パズルやカードゲームなど動作の軽いカジュアルゲームなら快適に動いてくれます。
▼auショップの店頭に置いていたURBANO V04の実機でガルマックスのWEBページを閲覧。動作もスムーズで特にカクツキなども感じません。また、メニュー関連の操作やホーム画面のスワイプ操作も特に引っかかりなく利用できました。↓
一般的な使い方では必要十分な性能を持っていますが3D性能は低いです。グラフィックが豊かなゲームは動作の鈍さを感じることもある性能なのでゲーム用途には向きません。暇つぶし程度の軽いゲームであれば大多数のゲームは快適に動くので、「ゲームしない」または「ゲームは暇つぶし程度」という使い方であれば問題なし。
URBANO V04の外観・デザインをチェック!
この項目ではURBANO V04の外観やデザインをチェックしています。
価格相応のデザイン・質感
URBANO V04は「品格をまとう。」と謳われている通り、非常に品の良い外観が特徴。僕も「これは実機を触って確かめてみたい」と思いauショップへ足を運ぶことに。
▼手にとった瞬間に分かりました。URBANO V04の外観・質感・デザインは価格相応ではなく”価格以上”です。↓
角ばった印象を与えるスクエアなデザインですが、上下に曲線を採用することで”角ばりながらも優しい印象”となっています。背面パネルの質感はサラリとした肌触りで滑りにくく指紋も目立ちません。
▼ディスプレイ周囲にキラリと輝くフレームを採用していたり、ボタン周りは大胆に削り取りヘアライン加工が施されていたりと、いたるところに装飾が施されており質感の高さがヒシヒシと伝わってきます。↓
落ち着いたカラーリングが魅力的
▼選べる色はボルドー、ノーブルグリーン、プラチナシルバーの3色。カラーは非常に落ち着いた色合いを採用しており「大人が持つスマートフォン」の印象がより強くなっています。僕は全てのカラーを手に取りグリーンとゴールドの配色が美しいノーブルグリーンが気に入りました。↓
普段使いで扱いやすい筐体
▼URBANO V04は背面に指紋センサー、イヤホンジャックを搭載するなど使い勝手の良さもキラリと光ります。↓
▼ディスプレイサイズは5.7型の大画面ディスプレイを搭載。解像度もFHD+を採用しているので画面の粗さも気になりません。↓
そうそう、ディスプレイサイズが5.7型って数値だけ見ると凄く大きい印象ですが、URBANO V04のディスプレイは縦に長く横幅がスリムな形状なので、(16:9比率の)従来のディスプレイサイズの5.2型を利用されている方は持ち心地が大きく変わりません。
URBANO V04の機能や仕様をチェック
この項目ではURBANO V04の機能や仕様をチェックしています。
おサイフケータイ・防水防塵に対応
URBANO V04はau端末なので大手キャリア端末で標準的機能となる「おサイフケータイ」「防水防塵」にもバッチリ対応しています。防水防塵はIP68ではありませんが、ポチャンと水たまりに落としても問題ない等級となっているので日常的な利用で不満を感じることはないでしょう。
残念なのはワンセグ・フルセグ非対応なことです。僕は外でテレビを視聴することって皆無に近いんですが、これまで使っていたケータイやスマートフォンでテレビ機能を愛用していた方はURBANO V04だとテレビ見れなくなっちゃいます。
au世界サービス対応
これもauスマートフォンでは標準的な機能ですが、海外でも同じ電話番号のまま普段通りに利用できる「au世界サービス」に対応してます。
最近、僕も海外に行くことが多くなってきたんですけど、仕事で行くときって”通話”が必要なことって多いんですよ。もちろん、現地のSIMを利用することも出来るんですが、SIMロック解除が必要だったり色々と面倒なので、簡単な手続きでいつも通りスマホが海外で利用できるのはやっぱり魅力的です。
僕の妻はauスマホユーザーなんですが、年末に台湾に行ったときに僕がSIMカウンター探してウロウロしている横でササッと手続きして通話し始めたもんだから「やっぱり楽で良いよなぁ」とヒシヒシ感じました。海外に仕事で渡航することの多い方はURBANO V04だと海外でも簡単にいつも通り利用できるのは大きなアドバンテージですね。
最新のAndroidが利用できる
WindowsパソコンでもWindows「10」とか世代があるのですが、AndroidスマートフォンもOSとなるAndroidの世代があります。
URBANO V04が搭載するAndroid OSは現行最新となるAndroid 9 Pieを搭載。1世代前のAndroid 8までの操作方法から若干変わっている部分があるので、長年Androidを利用されている方は使い始めこそ戸惑うかもしれません。が、その代りに新しい機能も最新OSでは利用できます。これらの最新機能を楽しめるのもURBANO V04の1つの魅力でしょう。
カメラはシングルだけど必要十分
URBANO V04は背面に1600万画素のカメラを搭載。Huawei端末のようにAIによる華やかな画質チューニングが施されるわけでも無いのですが、写りは十分使えるレベルの画質。
▼画面越しで分かりにくいですが、auショップで試し撮りした限り普段使いなら特に不満はなさそうです。↓
最近はSNSアプリで写真をアップするときにアプリ側で簡単に画質調整できるのが当たり前なので、投稿するときはチョチョッと画質チューニングしてやれば良い感じの写真になります。
残念だったのは背景ぼかしモード。これは被写体にピントを合わせて背景をボカすことでより被写体を際立たせた表現が出来る撮影モードで、一眼レフに単焦点レンズを取り付けたような写真が簡単に撮影出来るのが魅力なのですが、残念ながら上手くボケが表現出来ない場合が多かったです。
やっぱりシングルカメラでの背景ボカシは難しいのでしょうか。何度か撮影していたらきれいにボケ味撮影出来ることもあるのですが、なかなか気に入った写真が撮影出来ないもんだから次回は腰を据えてチャレンジしてみましょうと思います。
そうそう、URBANO V04は京セラ端末。耐衝撃性能もすごいよ
言い忘れていました。URBANO V04はスマートフォンでは過剰ではないかと思うくらいのタフ系スマートフォンを数多くリリースする京セラの端末です。
気品ある外観とは裏腹に、実はURBANO V04も屈強な耐衝撃性能を有しているんです。米国国防省が策定しているMIL-STD-810G Method 516.7:Shock-Procedure IVに準拠しちゃっているもんだから、1.22mの結構な高さから26方向の合板への過酷な落下テストもクリアしちゃってます。
URBANO V04って外観の質感や品質が凄く良いのでケースやカバーを付けたくないのですが、万が一落下した場合も端末が破損して使えなくなるリスクが大きく軽減されているのは頼もしいところです。
が、URBANO V04の美しい外観が落下で凹んだり傷だらけになったことを考えると、そっちのほうが精神的にダメージでかそうです。ケース付けて傷からURBANO V04ちゃんを守るか、それとも美しい外観を見せびらかすために裸で利用するか凄い悩みどころです。
ビジネスシーンでも役立つ機能が沢山備わっている
URBANO V04はビジネスシーンでも非常に役立ちそうな独自の機能が備わっているのも魅力的。特にガンガン働いている40代~60代の方にとっては凄く魅力的に感じるかも。
いつでもどこでもFMラジオを楽しめる
僕はラジオって聞かないんですけど、好きなラジオ番組があるって方は「いつでもどこでもラジオが聞ける」って凄く魅力的に感じると思うんです。
URBANO V04は進化したラジコアプリ「radiko+FM」を利用できる端末で、電車なんか乗っているときはネット回線を利用するインターネットラジオ、FM電波が受信できる状態だと普通にイヤホンのケーブルをアンテナ代わりにラジオを楽しめます。
また、「radiko+FM」アプリではFMラジオボタンをポーンと押すだけでインターネットラジオとFMラジオを切り替えられるのは嬉しいポイントでしょう。異なるラジオアプリでめんどくさい切り替えをしなくてもワンプッシュで切り替えられるのはとっても魅力的です。
聞き取りやすい音質に調整できて通話品質が上がる
人間って歳を重ねるごとに音が聞こえなくなります。僕も最近「えっ?」って聞き返すことが増えてきたような・・・ヤバイ。って言っても仕方のないことなんですけどね。
URBANO V04は通話時の音質を聞き取りやすい音質に調整できる機能が搭載されていて、自分の耳に最適な音質に変更出来るのが結構人気みたいですよ。
通話時の音質チューニング機能は「聞こえ調整」と言います。甲高い音を軽減したり逆に高音域を強調して子どもの声を聞き取りやすくするような音質調整が簡単に行なえるので、URBANO V04を購入したら最適な音質に調整してやりましょう。
いつも通りに利用できないときに便利な「おまかせメンテナンス」
普段どおりに使っていたのに、急に音が鳴らなくなった。そういったときは「何もしてないんだけど・・・」の呪文を唱えながら部下に見てもらうのがデフォですが、部下に頼らなくても問題解決に導いてくれるのが「おまかせメンテナンス」です。
おまかせメンテナンスを起動するとURBANO V04が勝手に自己診断して修正してくれるので、いつもと違うな?って時には部下に頼らずに済みそうです。あ、おまかせメンテナンスの起動方法すら使い方が分からないときは部下に頼りましょう。
指紋センサーを使って片手でスマートに操作できる
URBANO V04の指紋センサーは指紋認証のみに特化しているわけではなくて、他にも使いみちがあるんです。
例えば指紋センサーを上下にスライドすると画面スクロール、2回トントンと叩いた二回目のトンで指を離さずに上下にスライドすると拡大・縮小ができちゃいます。
この機能を利用するには「設定」→「ユーザー補助」→「指紋センサーの操作」へ進んで設定することで利用できるようになるので、利用したい方は設定しましょう。
便利すぎる!通話内容を”あとから録音”出来る!
これは全世界のスマートフォン標準機能として搭載してほしい。次期Android OSの標準機能として採用してくれたら嬉しいなぁ。
URBANO V04は予め設定が必要ですが、通話後に通話内容をまるごと録音する機能が利用できるんです。特に大切なビジネスシーンの会話で通話内容忘れは避けたいものですが、URBANO V04は”あとから録音”機能が備わっているので”通話後の要件まとめ”にとっても便利です。
でも、あとから録音できるからって僕みたいに機能に頼りきると、万が一録音出来ていなかったときに確実に困るので人の話はしっかり聞いた上で上手く”あとから録音”を使いこなしたいものです。
URBANO V04まとめ
URBANO V04を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
この類のスマートフォンって、ガンガン仕事をしている年代の男性に根強い人気があるんですよね。昔はビジネススマホとかが流行っていましたが、最近は見た目に対する「品格」っちゅうものまで意識したデザインで小洒落てきましたし、かっこいい大人をサポートしてくれる機能も人気となっています。
特に性能が長けているって訳でも無いのですが、URBANO V04ってスペックだけじゃないんだな。って事を感じさせてくれる端末でした。是非、気になる方はお近くのauショップで実機を触ってみて下さいね!
あと、実機は店頭でチェックしたほうが良いですが、auショップでは価格が高いことも。実際、僕が足を運んだauショップはURBANO V04の端末価格が63,720円でした。一方、同じものがau Online Shopだと58,320円。結構な価格差があるので購入はau Online Shopを利用したほうがお得かも。
au Online Shopは以下からどうぞ。