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Xperia 1 IIIのレビュー。カメラは最高だけどバッテリー持ち悪い

Xperia 1 III

ソニーのフラッグシップモデル「Xperia 1 III」をメーカーからお借りした。しばらく使い込んだのでレビューを書いてみる。

良かった点

  • ハイクオリティなカメラの画質
  • 2段階で撮影できる光学ズーム
  • 情報量の多い縦長ディスプレイ

注意点

  • バッテリー持ちが悪い
  • 発熱しやすい
  • 動画は画角変更ができない

Xperia 1 IIIのレビュー

Xperia 1 IIIはソニーのフラッグシップスマートフォン。

ウリは画質劣化のない2段階のズーム撮影を楽しめる可変式の望遠レンズを搭載していること。αシリーズと共通のカメラUIを搭載するなどファン心をくすぐる要素があるのも良いよね。

早速デザインをみていこう。

ディスプレイは上下ベゼルがやや太めだけどインカメラはベゼルに搭載されているから欠けの無い表示ができる。パネルもフラットなので扱いやすくて気に入っている。

Xperia 1 III
Xperia 1 IIIのディスプレイ

背面パネルはつや消し加工が施されており、ソニー製品らしい高品質な質感が印象的。サラッとした肌触りで手に取るだけで高級機と分かる質感が凄い。あと、このデザインめちゃくちゃカッコいい。

Xperia 1 III
Xperia 1 IIIの背面

サイドフレームは面取りされながらもフラット感が強いデザインでスタイリッシュな見た目が気に入っている。

Xperia 1 III
Xperia 1 IIIのサイドフレーム

ディスプレイサイズは6.5型なんだけど、縦長ディスプレイを搭載しているから横幅は結構スリム。手の小さい俺でも握りやすいサイズ感なんだけど片手操作は無理だわ。諦めた。

Xperia 1 III
Xperia 1 IIIは横幅がスリム
Xperia 1 III
Xperia 1 IIIの重量は188g

ボタン類は右側面に集約されていて上から音量、電源兼指紋センサ、Googleアシスタントボタン、シャッターボタンを搭載。

Xperia 1 III
半押しAF対応のシャッターボタンが最高なのよ

上部にはハイエンドスマホで省かれがちなイヤホンジャックを搭載しているのも使う人にとっては嬉しいポイントじゃないかな。ちなみにステレオスピーカーはディスプレイ側に搭載している。

Xperia 1 III
Xperia 1 IIIの上部

今回は借り物ってことで付属品は割愛。キャリアモデルは充電器や充電ケーブルなどが付属していない場合が多いから、そのあたりが気になる人は聞いてみてね。

Xperia 1 IIIの保護フィルムはPDA工房さんからリリース済み!様々なフィルムタイプがあるのでおすすめ。

Xperia 1 IIIの処理性能・実機ベンチマークスコア

Xperia 1 IIIのSoCはSnapdragon 888を搭載。ハイエンド帯で執筆時点で現行最上位SoCなので性能についてはなにも心配する必要なし。俺みたいなライトユーザは5年位は戦えそうだわ。

総合性能だけでなくゲーム性能も高いから、沢山ゲームをプレイする方にもオススメ。ただ、ゲームはパフォーマンス以外にも左右される部分があるみたいで、性能は足りていてもカクつくってこともある。

もしゲームを沢山遊んでいるって人は事前に自身が遊んでいるゲームが快適に動作するのか情報収集してから検討したほうが良い。

ベンチマークを測定したから結果も残しておく。

▼Xperia 1 IIIの実機でAnTuTu(Ver9)を測定。総合スコアは762,956点、GPUスコアは291,217点で文句なしのパフォーマンス。↓

Xperia 1 III

▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

▼その他、Geekbench 5、PCMark、3DMarkでのスコアは以下の通り↓

Xperia 1 III

▼ストレージ速度は読み込みが1998MB/s、書き込みが774.3MB/s。↓

Xperia 1 IIIの機能・仕様の検証結果

以下はXperia 1 IIIの主な機能・仕様です。

通知ランプ
指紋認証 側面。速度・精度は申し分なし
顔認証
ツインアプリ
(デュアルアプリ)
PCモード
外部映像出力 ワイヤレス出力:○
HDMIポートへの出力:○
ディスプレイポートへの出力:○
戻るボタン入れ替え ✕:デフォルトは左
ジェスチャー操作
クイックランチャー ○:サイドセンス
ゲームモード ○:パフォーマンスが上がるタイプではない
冷却システム
MicroSD
内部ストレージ化
✕:外部ストレージのみ使える
Photoshop Camera
PUBGモバイル
グラフィック設定
フレームレート設定
スムーズ設定時→【スムーズ】+【極限】
最高クオリティ&フレーム設定→【FHD】+【ウルトラ】
スピーカー ステレオ
イコライザー
Bluetoothコーデック SBC:○
AAC:○
aptX:○
aptX HD:○
LDAC:○
aptX Adaptive:○
aptX TWS:-(未検証)
aptX TWS+:-(未検証)
※開発者オプション上の一覧と接続テストの結果です。お手持ちの機器での接続を保証するものではありません
DRMコンテンツ Widevine:L1
Amazonプライムビデオ:HD(高画質)で再生を確認
Netflix:FHD画質で再生を確認
高リフレッシュレート 60Hz/120Hzを切替可能
表示モード ダークモード
画質調整 「画質設定」から柔軟に設定可能
備考

Xperia 1 IIIの実機を触って気づいた事

Xperia 1 IIIの実機を触って気づいたソフトウェア・ハードウェアの特徴を書いておくから参考にしてみて。詳細スペックや特徴は以下で紹介してるからチェック。

Xperia 1 III(日本版)のスペック・対応バンドまとめ

指紋センサはタッチで認証だけど特に誤認証で困ることは無かった

俺がスマホで一番使う機能は指紋認証。毎回ロック解除する時に頻繁に使ってるから、使い勝手がかなり気になる。

Xperia 1 IIIの指紋センサは側面の電源ボタンと一体型になってるタイプ。昔はクソみたいな認証精度で指が少しでも湿ってると認証失敗するデブキラー認証に嫌気が差した記憶が蘇ってきた。

Xperia 1 III
高さは良い感じ。位置的に左手で使いづらいのは仕方ない

しばらく使っていたんだけど、認証精度と速度はかなり良くなってる。Xperia 1 IIIの指紋センサは「押した時に認証」ってのが選べず「タッチすると認証」するタイプだね。

このタイプは指紋センサに触れるだけで認証するから、モノによっては認証失敗上限に達して別のロック解除方法でロック解除する羽目になることがあるけど、俺が使った限りUMIDIGI A11みたいに認証失敗上限に達することはなかった。

ってことで、普段使いで指紋認証は特に問題視する部分はなく快適。

Snapdragon 888はやっぱりアッチッチ

少し前にAQUOS R6のレビューで熱についてブーブー言ってたんだけど、同じSoCを搭載するXperia 1 IIIも発熱が気になるレベル。特に夏場の屋外だと写真撮影するだけでかなりの熱を持つ。

AQUOS R6で撮影した時と同じ位の気温でカメラ使った感じはAQUOS R6みたいな嫌気が差すモッサリではなかったけど、それでもやや反応が鈍くなってしまう。シャッターチャンスを逃してしまう一番の原因は熱かもなー。

スマホカメラって場所を選ばず気楽に撮影できるし、Xperia 1 IIIみたいなカメラフォンは旅行とかでも重宝するんだけど、撮影時に熱で動作が不安定になるのはマジ勘弁してほしいよね。

俺としては処理性能よりも安定性をもっと高めて欲しいかな。

縦長ディスプレイは一度に見れる情報量が多くて快適

Xperia 1 IIIはスマホでは珍しい21:9の縦長ディスプレイを搭載している。これがWEBブラウジングやSNSを見るのに最適で快適なんよね。

Xperia 1 III
長いから手で隠れない部分が多くて読みやすい

あと、Xperia 1 IIIはショートカットランチャーのサイドセンスが使えるんだけど、簡単にマルチウィンドウ設定ができる。YouTube LIVE見ながら実況なんてことも簡単にできるし、画面が長いから窮屈感も少なくてこれも快適だわ。

Xperia 1 III
よく使うアプリの組み合わせを予め設定できるのも良い

21:9のディスプレイはシネマスクリーン比率に近いからNetflixなんかの21:9コンテンツも全画面で迫力ある映像を楽しめるのも良かった。スマホで映画見る人は良いんじゃないかな。

Xperia 1 III

21:9は映画コンテンツと相性良し。Widevine L1だから著作権コンテンツも高画質で楽しめる

このディスプレイサイズで4K解像度はなんの意味があるのかサッパリ分からんけど、有機ELパネルは視野角も広く黒色=消灯となるので真の黒色が楽しめるのはすごく良い。薄暗い部屋で映画を視聴してもグッと引き締まった映像を楽しめた。

フロントステレオスピーカーは癖がない。が、特徴も無い

スピーカーは当然のようにステレオスピーカーを搭載。スピーカー位置がディスプレイ側なので音の広がりに癖がなく自然と広がる音を楽しめた。

Xperia 1 III
スピーカーはこの位置

一方で音質については最近だとゲーミングモデルが驚くような音質のステレオスピーカーを搭載したこともあり、悪くはないけど感動も無い。というのが正直な感想かな。全然悪くはないけどね。

あと、ハイエンドながらイヤホンジャックを搭載しているのは良いところ。俺はほとんど有線を使わなくなったからどうでも良いけど、ゲームをプレイする人であれば嬉しい部分かと。

ゲームを有利にプレイできる機能が使える

Xperia 1 IIIは結構ゲーム機能が充実している。ゲームによりけりって部分はあるんだけど、例えばCODモバイルでは21:9ディスプレイを生かした広範囲表示ができる。

これにより、通常では視認出来ない部分まで確認することができるので、索敵では有利になる。

Xperia 1 III
上限がカットされるのではなく、左右の表示が広がっているのが分かる

また、L-γレイザー機能を搭載。これは俺が使っているゲーミングモニターのウリ機能でもあるんだけど、明暗を調整する機能で、薄暗いシーンでも敵が丸見えになる機能。

もはやチートレベルかと思うけど、PCプロゲーマー御用達の機能でこれも索敵には非常に有利。

Xperia 1 III
普通だと暗くて認識しづらい敵がよく見えるようになる

ディスプレイも120Hz表示や240Hzのタッチサンプリングレートなどゲーム用途でも魅力的な仕様。但し、スマホゲームはゲーム側で個々のスマホに対応しなければ本領発揮出来ないタイトルもある。

例えばPUBGモバイルは90FPSでプレイできるタイトルだけど、PUBGモバイル側でホワイトリスト的なものがあって、ハードウェア要件を満たしていても90FPSが開放されず60Hz止まりになることもある。

Xperia 1 IIIも例にもれず、まだPUBGモバイルで90FPSの設定がでていない。本気でゲームをプレイしているんだったら、先述した通り自身でプレイしているゲームでどのような動作が可能であるか購入前に調査したほうがやっぱり良い。

FeliCa、防水防塵、ワイヤレス充電など付加価値多め

ハイエンドモデルらしくFeliCa、防水防塵、ワイヤレス充電など付加価値が高い仕様が盛り込まれている。

俺はFeliCa使ったモバイルPASMOを毎日利用しているから必須、防水防塵は割とどうでも良い、ワイヤレス充電はアクセサリーを揃えているから使いたい。こんな感じなんだけどXperia 1 IIIだと俺のほしい機能は網羅されてるからメインスマホの候補になった。

これらの機能って使い始めると「無くては困る機能」だからね。

ちなみに設定を見ていたんだけどアプリのクローンみたいな機能はなかった。俺は使わんからどうでも良いけど、使ってるって人は注意。

バッテリー持ちは、悪いねぇ

ディスプレイは滑らかな120Hzディスプレイを搭載していて一般的なディスプレイよりも2倍滑らかな表示ができるんだけど、バッテリー持ちがメチャクチャ悪くなる。

あと、待機中の省電力性能も低い感じ。2日ほど放置してみたんだけどバッテリー残量は100%→15%くらいまで減ってた。何も触ってないのにこんなにバッテリー減るの?なんで?

実際の使用でもバッテリー持ちは悪い。とにかく触るとガンガンバッテリーが減る。なんでだこれ。とりあえずXperia 1 IIIを持ち歩くならモバイルバッテリーは持ってたほうが良い。

Xperia 1 IIIのカメラ・写真・動画

構成・画素数 12.2MP(標準)、12.2MP(超広角)、12.2MP(望遠)
撮影モード BASIC(写真、動画、背景ボケ)、AUTO、P、S、M、MR
ズーム 70mm/105mm
シャッター音の消音 不可
マニュアルの設定幅 ISO:64〜3200、WB:2300〜7500、SS:30〜1/8000
動画解像度 1080P/30FPS、1080P/60FPS、4K/30FPS、720P
手ブレ補正 すべての解像度で利用可能

Xperia 1 IIIのカメラで最も特徴的なのは可変望遠カメラを搭載していること。一般的な望遠カメラは倍率が固定されているけど、Xperia 1 IIIは2つの倍率を切り替えながら光学で撮影できる。

とりあえずカメラについては以下でもちょっと書いているので気になる方は読んでみて。

メインスマホはXperia 1 Ⅲで決定。選んだ理由はカメラの仕上がり

ライトユーザもガンガン使えるカメラ

Xperia 1 IIIってカメラオタク向けな感じがするのは俺だけだろうか。カメラ操作が難しそうだなと勝手にイメージしてたんだけど、実機を触ったらちゃんとライトユーザも簡単に使えるようになっていて感心した。

この端末はコアユーザだけでなくライトユーザもちゃんと視野に入ってる。

カメラモードはスマホカメラの手軽さを重視したBASICモードのほか、ソニーの一眼レフカメラであるαシリーズと同じUIで操作ができる撮影モードが備わってる。

Xperia 1 III
これがBASICモード。手軽なスマホカメラタイプのUI
Xperia 1 III
こっちが本格的なモード。AUTO、P、S、M、MRモードを搭載する。画像はMモード

本格的なモードはISOやSSなんかを弄りながら撮るわけだけど、あれは思い描いた写真を撮るには何を弄るべきか、その塩梅を設定でどうするかって部分が重要。

まぁ、弄れる部分は規格化されているわけだから何を弄ればどうなるとか、そのあたりは腐るほど情報がある。それこそαシリーズでの撮影方法なんかでググれば学習できる。

なので、ライトユーザでもスマホカメラから始まり写真に興味を持ち本格的な一眼レフカメラへ移る流れに合わせてXperia 1 IIIはAUTO、P、S、M、MRモードを試せるってのは結構面白い。F値触れんのはアレだけど。

一方で俺がスマホのカメラに求めているのはパッと出してサクッと撮影しても綺麗に撮れること。これに尽きる。

色んなモードがあるけど、使ってるのは超広角や望遠に切り替えるくらい。大体普段使いなんてこんなもん。

そうなってくると、一番簡単に撮影できるモードでどんな写真が撮影できるのか気になる訳だけど、その点は安心して欲しい。スマホカメラではトップクラスに手軽に綺麗な写真が撮影できる。

Xperia 1 III
全部カメラまかせのフルオートでこのレベル

シャッターボタンが最高

俺はスマホカメラだと横持ちで撮影することが多いんだけど、横持ちだと画面のシャッターボタンが押しづらい。特に左手に物を持って右手だけでシャッターを押すのはかなりキツイ。

多くのスマホは音量ボタンなどをシャッターボタンとして割り当てられるけど、Xperia 1 IIIのは完全にシャッターボタンとして設計されてる。

Xperia 1 III
こんな感じでシャッター切れる。

このシャッターボタンの良いところは半押しAFが使えること。

少し押し込むとフォーカスポイントが表示されるから、写真を撮る前にちゃんとフォーカスがどこに合っているか確認しながら撮影できるから、撮影後にピンぼけしてる〜ってのがめっちゃ少ない。

Xperia 1 III
半押しでピントの合った位置が表示される。更に押し込むとシャッターが切れる

追尾、瞳AF、連射。動く被写体にとにかく強い

スマホカメラの弱点はAFの弱さだと思ってる。とにかく動く被写体はピンぼけ率が高いから撮影しづらい。

Xperia 1 IIIはどうなんだろう?と撮影してみたんだけど、とにかく動く被写体の撮影にめちゃくちゃ強い。

まずは追尾なんだけど、被写体をタップするとずっとフォーカスを合わせ続けてくれる。この食いつきが凄い。画面からアウトしてもインしたらまた食らいつく。偉い。これは人物だけではなくモノでも認識するから、電車が走りさる瞬間を捉えるとかもできちゃう。

フレームアウトしてもインしたら食らいつく

被写体が人物であれば瞳が移るシチュエーションで瞳AFが自動発動する。これは前述した追尾中の人物でも瞳を認識すればシャッターを半押しすると自動で瞳AFが発動する。もうピントバチバチ。

メガネ越しでもちゃんと瞳にフォーカス

さらに20コマ/1秒という超高速連射が使える。追尾と超高速連射を組み合わせることで、一瞬の撮影に保険をかけることができる。

連射写真は最高の一枚を残して簡単に要らない写真を削除することができて使い勝手が良い

Xperia 1 IIIは、狙ったシーンで最高の写真を撮影できる可能性が極めて高い。この仕上りに俺は惚れてしまった。これが、カジュアルなBASICモードで使えてしまうんだから恐ろしい。

猫はピントが合いづらいけど瞳AFで簡単に撮影できてしまう。凄すぎ

前述した通り、連射でも最高の一枚以外は簡単に消せるから、俺はシャッターチャンスを逃さないために常に超高速連射をオンにして撮影してる。

超広角から望遠で撮影した写真

Xperia 1 IIIでフルオートで撮影した写真を交えながら紹介してみる。

まずは画角なんだけど、広い範囲を撮影できる超広角、標準、望遠は可変式だから2段階に切り替えられる。つまり、4つの画角で撮影を楽しめる。

Xperia 1 III
超広角
Xperia 1 III
標準
Xperia 1 III
望遠(×2.9)
Xperia 1 III
望遠(×4.4)

カメラユニットは3つ搭載されているんだけど、どのカメラで撮影しても色合いが変わらないし、どのカメラで撮影しても一定品質はクリア出来ているからカメラユニットによる画質を気にせず使えるのが良い。

望遠カメラは手ブレしやすくなるけど強力な手ブレ補正で手持ちでも全然OK。あと、連射じゃなければ超解像度ズームも使えて鮮明なズーム撮影が楽しめる。

手持ちでこれだけ鮮明にズームできる超解像度ズーム

明暗差ある場所での撮影でもしっかり調整されていた。ラフに撮影してこのクオリティなら太陽の位置をそれほど考えずに撮影できる。

Xperia 1 III
明暗差ある場所での撮影も得意

カメラにとって好条件となる明るい屋外撮影で高クオリティな写真が撮影できるのは当然と思ってるんだけど、夜間になると綺麗に撮影するのが難しくなってくる。

Xperia 1 IIIでの夜間撮影はどうだろうか。

結果は夜間撮影も超イージー。何がイージーって、夜景モードとかそんなの選ぶ必要が無い。ただ、BASICモードで被写体に向けてシャッターを切ればこのレベルの写真が出てくる。

Xperia 1 III
夜間に撮影。非常に色鮮やかな仕上りで俺好み。最高

夜景を撮影してみた。昼の撮影と印象は変わらずどのカメラでも一定品質は保たれていてクオリティが高い。これ全部手持ちで撮影なんだけど、手ブレ補正がすごく効くからパリッとした写真が簡単に撮影できる。

Xperia 1 III
超広角
Xperia 1 III
標準
Xperia 1 III
望遠(×2.9)
Xperia 1 III
望遠(×4.4)

今回は雷門で撮影したんだけど、そこからスカイツリーが見えるんよね。知ってる人はそこそこ距離があるの分かるはず。でさ、撮影時はスカイツリーにオリンピックロゴが表示されているんだけど、雷門で夜間に手持ち望遠で試しに撮ったらすごかった。

Xperia 1 III
夜間、手持ち、望遠で撮影。こんなにクッキリ撮影できるなんて驚くしか無い

アクションカメラレベルの手ブレ補正が凄かった

Xperia 1 IIIは光学手ブレ補正を搭載していて、写真の撮影時にも役立ってるんだけど動画撮影ではその威力を発揮してた。歩き撮影ならマジでブレない。このレベルならアクションカメラ持たずにXperia 1 IIIで俺は問題ない。

まとめ

Xperia 1 III

カメラに詳しくなくても、とにかくスマホで簡単に綺麗に撮影したいってんなら、最高の出来栄え。今は動画製作・投稿も一般的になってきているし、撮影機材として奮発するのも良いと思う。

カメラだけでなく、21:9ディスプレイなど普段使いで使いやすい要素も多く、キャリアモデルなのでおサイフケータイ、防水防塵、ワイヤレス充電など付加価値も多い。

高価ではあるけれど、それでも「欲しい」と思わせてくれたXperia 1 III。ガルマックスもイチオシのスマートフォンを是非検討頂きたい。

■メモリ12GB+容量256GB■

初出時価格→147,552円
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