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ワイモバイルのiPhone5s付き3,980円プランは安いのか詳細比較

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2016年3月4日に、ワイモバイルから、iPhone5sの端末代金込みで、月々3,980円(税込4,299円)という端末セットプランを提供します。

果たして安いのか。使い勝手はどうなのか。

格安SIMと比較してみました。

【※月々3,980円(税込4,299円)はスマホプランSにiPhone5sの16GBモデルの月々実質負担額1,000円を足した最安パターンの場合】

まずはワイモバイルのiPhone5sプラン詳細。

まずはじめに、ワイモバイルはソフトバンクの子会社で、利用できるエリアはソフトバンクと一緒。電波的に不安はありませんね。

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iPhone5sと抱合せのプランはこれ。

ワイモバイルでは、「スマホプラン」という名称で「S/M/L」の三種類でプラン展開。iPhone5sと組み合わせるプランは「スマホプラン」の何れかということです。

▼スマホプランの詳細は以下。↓

項目SML
データ通信量1GB

2GB
3GB

6GB
7GB

14GB
通話料金10分以下かけ放題
回数無制限
超えた場合は30秒20円
最低利用期間2年
解約金9,500円
(税込10,260円)
月額2,980円

1,980円
3,980円

2,980円
5,980円

4,980円
適応
キャンペーン
データ量は増量キャンペーンで2年間有効
月額が12ヶ月間1,000円割引(ワンキュッパ割)
月額が24ヶ月間1,000円割引(スマホプラン割)

データ通信量が異なりますが、どのプランも他社の携帯や固定電話への通話が、10分迄0円(月間300回まで)と太っ腹。

ドコモ、au、ソフトバンクでも、スマホプランSのような、1GBプランがありますが、軒並5,000円以上ですので、ワイモバイルの安さが際立ちます。

注意点としては、ソフトバンク以外からの乗りかえや、新規契約が対象の割引き価格。ソフトバンクからの乗り換えは+1,080円加算されますので旨味なし。

24時間かけ放題オプションがミソ。

基本プランは、10分迄0円(月間300回まで)と制限がありますが、オプションプランの「スーパー誰とでも定額(税込1,080円)」に加入すると、24時間かけ放題にアップグレード出来ます。

▼かけ放題オプション適応時↓

  • スマホプランS:税込4,299円
  • スマホプランM:税込5,379円
  • スマホプランL:税込7,539円

1GBのデータ通信が可能な「スマホプランS」で、24時間かけ放題が3,980円(税込4,299円)は、MNOで最安値。しかも、ソフトバンクと同じエリアで使えます。

全てのスマホプランで、かけ放題オプションが利用できるので、ユーザーのニーズに合わせやすい柔軟性を持ち合わせています。

基本プランはここまで。

ワイモバイル取り扱いのiPhone5sについて。

ワイモバイルで取り扱うiPhone5sは、がっちり、SIMロックが掛かっています。

がっちり掛かりすぎて、ソフトバンクのSIMでも使えません。ワイモバイルのみ。

更に、がっちり掛かりすぎて、SIMロック解除不可。←これ重要。

つまり、ワイモバイルでセット購入したiPhone5sは、2年縛りもあるので、がっちり2年間使い倒しましょう。

iPhoneは、iOSのアップデート対応期間が非常に長いので、今から2年位はおそらく最新のiOSが利用できるかと。ちなみに、最新版のiOSはiPhone5sにもちろん対応しています。

古い機種だけど大丈夫なの?

iPhone5sは、現行モデルよりも2世代前の製品ですが、最新の3Dを酷使した激重ゲーム以外は比較的軽やかです。

また、不要な機能を停止することで、動作を軽快にすることも可能ですので、ライトユーザーさんは問題ないです。

iPhone5sの本体割引きについて。実質0円もあります。

ワイモバイルでのiPhone5sは16GB、32GBの2モデル展開。

  • 16GB:58,800円(税込63,505円)
  • 32GB:64,800円(税込69,984円)

ちなみに、Appleストアで販売されている、SIMフリーのiPhone5sと同じ価格。

本体割引額は、契約するプランにより割引額が異なります。実質負担は以下のとおり。↓

iPhone5Sの16GBモデル実質負担額(24回払い)

3/4追記:スマホプランLでの実質0円は廃止、実質負担は月々税込108円と訂正されました。

  • スマホプランS:税込1,080円
  • スマホプランM:税込540円
  • スマホプランL:実質0円

iPhone5Sの32GBモデル実質負担額(24回払い)

3/4追記:スマホプランLでの実質0円は廃止、実質負担は月々税込108円と訂正されました。

  • スマホプランS:税込1,350円
  • スマホプランM:税込810円
  • スマホプランL:実質0円

スマホプランLになると実質0円ですね。

現在騒がれている、「iPhone5sが付いて3,980円!」というのは、スマホプランS+iPhone5sの16GBモデルの24回払い分割分ということ。

これまた、ライトユーザーには魅力的な内容となっています。これバカ売れするんじゃないかな。

Twitterで、格安SIMとの組み合わせが安いとあったので比較。

Twitterでは、「格安SIMにAppleストアのSIMフリーiPhone5sのほうが安い」とあったのですが、それは正解でもあり、不正解でもあります。

まず、比較する場合、ほぼ対等であることが必須条件。

ワイモバイルでは10分迄0円(月間300回まで)という、音声通話の特典があります。ある程度の通話を想定するのであれば、魅力的な内容です。

つまり、ワイモバイルと張り合わせるのであれば、音声通話定額のある格安SIMが対象。しかもIP電話じゃダメです。電話回線を利用する通話が条件。

現在、電話回線を利用した、5分以下かけ放題が利用できる格安SIMは「楽天モバイル」のみ。

続いて、端末代金ですが、AppleストアのSIMフリー版のiPhone5sは分割こそできるものの、ワイモバイルのような割引きはありません。

iPhone5sをAppleストアで購入した場合、58,800円を24回払いで購入した場合、月々2,450円(税込2,646円)となります。つまり、月々の端末代金に、楽天モバイルの5分以下かけ放題プランを足した金額が、ワイモバイルと張り合わせると以下のようになります。

項目ワイモバイル
スマホプランM
楽天モバイル
データ容量3GB3.1GB
通話10分以下
300回まで無料
5分以下かけ放題
月額税込4,299円税込2,646円
端末実質負担
(24回払い時)
税込540円

ワイモバイルの割引きで
実質負担が安い
税込2,646円

Appleストア購入なので
全額負担
毎月の支払い額税込4,839円税込5,292円

あ、ワイモバイルのほうが安いじゃん。

3GBプランでは楽天モバイルが総額税込5,292円に対し、ワイモバイルは総額税込4,839円と安いです。

ワイモバイルは10分迄0円(300回まで)と、回数制限がありますが、個人的には十分すぎる位。10分まで0円であることがむしろ魅力に感じます。

ちなみに、楽天モバイルでは、1GBプランを展開していないので、1GBプランはワイモバイルの一人勝ち。

ちなみに、電話全く使わないんだよな。という方は、格安SIMのほうが圧倒的に安いです。

例えばDMM mobileだと、音声通話ができるデータ通信量1GBプランで、税込1,361円です。

ワイモバイルの訴求点を更に挙げるならMNOであること。

楽天モバイルのような格安SIMと言われるものは、MNO事業者から回線をかりてサービス展開しています。MVNOってやつですね。

どちらが高品質な通信が可能であるかは一目瞭然、借りているMVNOより、貸しているMNOが高品質です。だって、貸すぐらい力があるのですから。

つまり、混雑する時間帯は、ワイモバイルが通信の快適性は上。

調べれば調べるほど、ライトユーザーにぴったり。

今回発表されたiPhone5sセットプランは、かなり大勢の方にオススメ出来ます。

こんな方は是非どうぞ。

  • 格安SIMは電波が不安、でも安くしたい。
  • 格安スマホはヤダ。iPhoneが良いという方。
  • 2年間縛って欲しい方。
  • ドコモ、auで1GBプランにトキメキを感じる方(私の母)

総務省さんがSIMロック解除しなさい!実質0円廃止しなさい!というお話を、完全にワイモバイルは無視していますが、ユーザーさんにとって合致するのであれば魅力的な内容ですね!

提供開始は3月4日からとなりますが、実店舗が少ないので、ゲットするならオンラインストアが固いです。注文方法や、必要書類など今のうちにじっくり確認しておきましょう。

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