ASUS Zenfone 8 Flipのレビュー!フリップカメラ搭載ハイエンドモデルの実力を試す!

ASUSの「Zenfone 8 Flip」をメーカーさんにお借りしました!フリップカメラ搭載が超ロマンで実用的。ソフトウェアも使いやすく煮詰められていて楽しいハイエンドです!

良かった点

  • SDカードが使える!トリプルSIMスロットを採用
  • 有機EL、90Hzのなめらか表示に対応
  • 迫力ド満点なノッチ無しのディスプレイ
  • 電源キーをスマートキーに設定でき、様々な設定を組める
  • カメラ性能が高く、特に自撮りが最高のクオリティ

注意点

  • おサイフケータイ非対応
  • Snapdragon 888特有の発熱は気になる
  • 画面内指紋センサーの位置が高め
  • 構造上、顔認証は1秒以上かかる
  • 接写撮影だけは苦手

Zenfone 8 Flipのレビュー

Zenfone 8 FlipはZenfone 7(7 Pro)のマイナーアップグレードモデル。特色であるフリップ式カメラは続投しており、ノッチ、インカメラなしの広々な画面が特徴。というか総合的なスペックはZenfone 7(7 Pro)とほぼほぼ一緒です。

兄弟機であるZenfone 8とは総合的な仕上がりはまるで違います。あちらはコンパクトで120Hzなめらか表示対応だけど望遠カメラなし、こちらはデカくて90Hz表示だけど望遠カメラ搭載。即ちカメラを重視するユーザーさん向けといえるモデルなのです。

価格は記事執筆時点で86,800円。Zenfone 8 Flipはどのような体験ができるのかレビューをお届けします。

▼ちなみにコンパクトなZenfone 8のレビューも出していますのでこちらもチェックしてみて下さい!↓

Zenfone 8 日本版のレビュー!コンパクトだけど妥協点が見当たらない凄いスマホ

Zenfone 8 Flipの付属品レビュー

Zenfone 8 Flipの付属品はこんな感じ。

  1. 本体
  2. 充電器
  3. 充電ケーブル
  4. 保護ケース
  5. クイックガイド

▼充電アダプターは両方がType-C端子のケーブルしか使えません。従来のUSB Type-Aのケーブルは使えないんで注意っす。↓

▼付属しているケースは真っ黒なハードタイプ。フリップ防止スイッチも付いています!破損防止などでフリップさせたくない場合は、このスイッチを内側にずらせばOK。↓

オススメのアクセサリー

Zenfone 8 Flipは標準でケースが付属していますが、画面やカメラを保護するフィルムは付属していません。破損を防ぐ意味でも買ったらフィルムを早めに調達しておきたいところです。

▼Zenfone 8 Flipは日本発売モデルゆえにアクセサリーが手に入りやすいのも魅力といえます。Amazonでは手帳型ケースとか購入可能なんでチェック!↓

Zenfone 8 Flipのデザイン・外観のレビュー

Zenfone 8 Flipの質感はツルツルなタイプ。カラーはブラックとなります。

ピアノのような高級感がありツヤツヤ。反面指紋がかなり目立つのはネックで好みは分かれるところです。ただしグリップはあるため、重量があるZenfone 8 Flipならツルって滑って落としにくい意味では好相性かなとは思う。

▼ハイエンドモデルはどんどんサラサラなマット加工だったり2色以上のグラデーションカラーを採用する中、ツルツルな単色タイプって逆に珍しく思えますね。↓

▼サイズはデカく、片手操作はほぼほぼ無理レベル。iPhone 12 Pro Maxよりデカいっす。一方側面にかけてのカーブは大きいので、持ちやすさは最低限確保されているといった印象です!↓

Zenfone 8 Flipのベンチマーク

Zenfone 8 FlipのSoCはSnapdragon 888です。端末の処理性能を数値化するベンチマークをチェックしてみましょう。

▼Zenfone 8 Flipの実機でAnTuTu(Ver9)を測定しました!総合スコアは810,704点、GPUスコアは309,589点です!↓

▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

▼その他、Geekbench 5、PCMark、3DMarkでのスコアは以下の通り!↓

▼ストレージ速度は読み込みが1,972MB/s、書き込みが789MB/s。ハイエンドだけあって速さはバッチリ!実際にファイルをPCから取り込む時もファイルの整理もサクサクっす。↓

Zenfone 8 Flipの通信検証レビュー

Zenfone 8 Flipは楽天モバイル回線ではデータ通信はできますが、通話ができず、SMSも届かないためRakuten Linkも使えませんでした。デフォルトでVoLTEは対応していますが、楽天モバイルではVoLTEがオンにできません。

ドコモ回線 データ通信:○
通話:○
(LINEモバイルで検証)
ソフバン回線 データ通信:○
通話:○
(LINEモバイルで検証)
au回線 データ通信:○
通話:○
(mineoで検証)
楽天モバイル回線 データ通信:○
通話:✕
Rakuten Link:✕
(楽天モバイルで検証)
ahamo回線 データ通信:○
通話:○
(ahamoで検証)
povo回線 データ通信:○
通話:○
(povoのAndroid用SIMで検証)
LINEMO回線 データ通信:○
通話:○
(LINEMOで検証、3G回線で通話できた)
2回線同時待ち受け
VoLTE デフォルトで対応
技適の有無 あり
備考

▼またZenfone 8 FlipはデュアルSIM対応、それに加えてSDカードの併用ができるトリプル式スロットを搭載しているのもナイスな部分!ハイエンドで搭載しているのは極めて珍しいんですよね。気兼ねなくSDカードとデュアルSIMを使っていけますぞ。↓

また日本発売SIMフリーだけあって、APN設定は大手、格安キャリアがデフォルトで入っており、さらにデュアルSIM使用時はステータスアイコンがデータ通信に使っているのがどちらか判別しやすいように工夫されているのもGood!

▼画像はSIM1をデータ通信として使っている状態。数字の部分が白く塗られている↓

▼今おすすめのWi-Fi系SIMカードはこちら↓

▼デュアルSIMを生かせば低価格で通話SIMつきの大容量スマホが構築できるかも↓

デュアルSIMを活用!音声SIMとデータSIMを分けた最強スマホの構築方法

Zenfone 8 Flipの機能・仕様のレビュー

まずは検証結果から見ていきましょう!

通知ランプ
指紋認証 ○:画面内蔵式。速度・精度は申し分なし
顔認証 ○:物理的な理由でどうしても解除に1秒以上は掛かる
ツインアプリ
(デュアルアプリ)
特定アプリのみ使用可能
Twitter、LINEは対応、日本語版PUBGは非対応
後述にて解説
PCモード
外部映像出力 ワイヤレス出力:○
HDMIポートへの出力:✕
ディスプレイポートへの出力:✕
戻るボタン入れ替え ○:デフォルトは左
ジェスチャー操作
クイックランチャー
ゲームモード
冷却システム
MicroSD
内部ストレージ化
✕:外部ストレージのみ使える
Photoshop Camera
PUBGモバイル
グラフィック設定
フレームレート設定
スムーズ設定時→【スムーズ】+【極限】
最高クオリティ&フレーム設定→【HDR】+【極限】
スピーカー ステレオ
イコライザー
Bluetoothコーデック SBC:○
AAC:○
aptX:○
aptX HD:○
LDAC:○
aptX Adaptive:○
aptX TWS+:-(未検証)
※開発者オプション上の一覧と接続テストの結果です。お手持ちの機器での接続を保証するものではありません
DRMコンテンツ Widevine:L1
Amazonプライムビデオ:HD(高画質)で再生を確認
Netflix:FHD画質で再生を確認
高リフレッシュレート ○:90Hz / 60Hzで切り替え可
表示モード ダークモード、ブルーライトカット
画質調整 「画面カラーモード」から柔軟に設定可能
備考

Zenfone 8 Flipの詳細スペックは以下からどうぞ!

Zenfone 8 Flip 日本版のスペック・対応バンドまとめ

大正義「欠けなし・エッジなし・有機EL」のディスプレイ

やはり最オブ高な部分としては「欠けがない」ディスプレイ!流行りのパンチホールを凌駕する画面の占有率、没入感は段違いに良い!

▼Widevine L1なのでNetflixなど映画も高解像度で楽しめた↓

長いことパンチホールスマホを触ってきた筆者としては非常に新鮮。しかも材質は高級なテレビに使われる有機EL。ノッチなしで表示が綺麗ゆえにZenfone 8 Flipを起動するたびにニンマリしちゃうぜ。

▼当然ながらダークモードとの相性はバッチリ!構造上バックライトが無いため、黒色は無表示同様で白っぽさがなく、黒の引き締まりは段違いに良いのです。画面OFF時は通知アイコンと時計を表示してくれるAoDももちろん対応してました。↓

注意点としては、リフレッシュレート(なめらか表示)は120Hz対応のZenfone 8と違って最大90Hzといまひとつ控えめ。といっても、120Hz表示対応スマホをメインで使っている筆者から見ても気にならんレベルでなめらかに動いてくれます。つまり無問題!

通知LED搭載!位置はわかりづらかった

通知、充電や電池残量の通知を報せてくれる通知LEDを搭載しているのもGood!その反面、位置は本体下部とえらい微妙な配置。どうしてなの。

使ってて、通知でLEDが光っているのに気付いたシーンは「机においている時」だけでした。位置はダメだけど、そもそも通知LEDが無いよりはずっとマシ。あるだけでも筆者からしたら高評価。

▼充電時はオレンジ、通知は緑色に光る↓

スピーカーの品質は最上級レベル

スピーカーの音の聞こえがめっちゃ良い!ステレオ式で低音、中音がほどよく聞こえ、最大音量もバッチリ大きいのでスピーカー状態でのゲームも実に楽しめます。映画、動画視聴もバッチリ。

▼またサウンドの調整が細かく変えられるのもGood。シーンの設定も組めますし、イコライザーもいじれるので、音の聞こえ具合を自分好みに調節できるのです。低音、高音もいじるとかなり違いが感じられるので、いじるだけでも楽しかったっす。↓

アウトドアモードをオンにすると音量レベルの上限を上げられますが、高音のみが強調され低音が聞こえなくなります。例えるなら携行ラジオみたいな感じな音質なんですよね。実際に使うシーンはキャンプでラジオ代わりに使うって感じかな?

▼他にもユニークな設定として「周囲環境の音量に合わせて音量を自動であわせるスマート着信音」、「着信音、通知音、メディアの音量を全統一」といった機能があります。この機能は他OSでは見られなかったので結構珍しいかも。↓

電源キーはスマートキーに転用できるぞ!

Zenfone 8 Flipにはタフネススマホによく搭載されている独自キーは非搭載ですが、電源キーそのものを独自キーとして割り当てることができます!この仕組みを考えた人はノーベル賞モンだと思う。

▼設定を組めば、電源キーの2回押し、長押しでそれぞれアプリの起動、アクティビティとかなり多彩なことができるんですよ!メジャーなやり方だとPayPayを起動したり、Twitterなら即ツイート作成画面に飛んだりと結構自由に組める。↓

画面オフ時のスワイプによるジェスチャー操作にも対応

▼スマートキーに並んで便利なのがジェスチャー操作。スリープ時にアルファベットや不等号記号を指で描くと、それに対応したショートカット、音楽コントロールができてとても便利!↓

筆者の場合は天気予報を見たければWetherのW、ブラウザならEdgeのe、音楽コントロールをよく使ってました。反応すると振動フィードバックを返してくれるのもナイスポイント!

また音楽コントロールはスマホをホルダーに付けたままや机においたままのシーンでかなり役立ち、作業、運転中に画面を見ずとも「>」「II」を指で描いて操作を受け付けるので超便利です。

ツインアプリはアプリごとに対応有無が異なる

▼Zenfone 8 Flipはツインアプリで選べるアプリが各々で異なり、指定されたアプリしか使えない仕様なので注意です。なおPUBG自体は日本語版が非対応、タップするとダウンロードできる項目内のPUBGは海外版なのでダウンロードできませんでした。↓

対応するゲームはほとんど海外版でプレイできないものも多かった

悲報、おサイフケータイ非対応

兄弟機のZenfone 8ではおサイフケータイに対応していましたが、Zenfone 8 Flipは残念ながらおサイフケータイに非対応。「おサイフケータイあるのかな」って思い込んで買ったらえらいことになります。

背面にロゴがないし、公式サイトに記載がない時点で嫌な予感してたけど、Zenfone 7のマイナーチェンジとはいえ、ここも8同様に対応してほしかったなぁ。

長時間のゲームは発熱がキツい

これはSnapdragon 888搭載スマホの宿命。Zenfone 8 Flipも例外ではなく、発熱は結構キツい。Asphalt 9(高画質・60FPS)を試遊してたら20分ほどでかなりアチアチになってしまいます。手で持てないほどではないですが、真夏日だとかなり気になりそう。

ケースをつければ発熱は気になりにくくなるものの、熱がこもりやすくなるため今度は熱による負荷と性能の低下が気になってしまう。なかなかに悩ましいところですな。

指紋認証は画面内蔵になったが使いにくい!顔認証は楽しい

先代モデルと大きく異なる点としては指紋認証のタイプですね。電源キー一体型から、画面内蔵方式に変わっています!これにより、左手で持った時に認証しやすく、机においたりホルダーにかけたままでもらくらく認証できるのはイイ!

ただ位置が結構高め。画面内自体が手探りで認証しにくいことに加えて、位置を覚えにくく使いにくかったんですよね。もっと低くしてくれれば…と思うと惜しいっす。↓

顔認証も対応しています。いちいちフリップカメラをウィーンと鳴らしてこちらに向けてくるのでどうしても認証までに1秒以上時間がかかるのはネック。でもメチャクチャ見てて楽しいので筆者は時間がかかっても気にしません。毎回ほぼ顔認証でやってます。

▼ただし、マスクしている状態での顔認証はできなかったのは残念だった↓

片手モードに対応。上部も片手でタップできるぞ!

▼Zenfone 8 Flipは画面下部を下にスワイプすれば片手モードが使えます。この状態は「画面をまんま下にずらす」挙動なのでもともと下部に表示されていた部分が見切れてしまうので慣れはいりますが、大画面なZenfone 8 Flipとの相性は抜群!↓

感度や表示範囲も調節可能!筆者の場合だと普通にスクロールしていて誤爆で片手モードになることもあったので感度を低くしてました。一番低くすればほぼナビキーの範囲まで狭くなるので誤爆しにくくなった!もちろん使わないならオフにもできます。

▼右のスクショ下の青い部分が感知範囲のプレビュー↓

Zenfone 8 Flipのカメラ・写真・動画のレビュー

構成・画素数 6,400万画素(メイン)、1,200万画素(超広角)、800万画素(望遠)
撮影モード ビデオ、写真、ポートレート、夜景、プロ(マニュアル)、コマ取り(タイムラプス)、自撮りパノラマ、スローモーション、スーパーマクロ
ズーム 光学3倍。3倍にワンタップ切り替え可で以降はピンチ操作で最大10倍まで対応
シャッター音の消音 不可
マニュアルの設定幅 ISO:25〜3200、WB:2750〜7500、SS:32〜1/10000、露出:-2〜+2
動画解像度 1080P/30FPS、1080P/60FPS、4K/30FPS、4K/60FPS、8K/30FPS
手ブレ補正 1080P/30FPS・4K 30FPSのみ強力な手ブレ補正が利用可

▼Zenfone 8 Flipは御存知の通りカメラをまんま動かせるフリップ機構が特色!角度は「背面・インカメラ切り替えボタン」を上下にスワイプすると変えられ、さらに角度は3つまで保存することができます。↓

▼前モデルZenfone 7の記事ですが、フリップカメラでできる独自のことについてまとめた記事を書いているのでそちらもチェックしてみて下さい!↓

ZenFone 7の3眼フリップカメラは普通のスマホでは難しい撮影も楽しめるぞ!

昼夜問わず綺麗!ローアングル撮影が楽しい!

さて、カメラはフリップする物理的な楽しさだけでなく、そのクオリティもハイエンドにふさわしい品質といえます。ビビッドで映え重視ではなくリアルなカラー、かつ明暗の精細さもGood!

▼画像は縮小しているんでわかりにくいですが、草木は結構ディテールが細かく写せています!まんま肉眼で見たような雰囲気。↓

AIも対応していますが補正は薄め。映えねらいな暖色寄りではないですが、それ故に冷たいデザート、野菜など寒色タイプの飯撮りにも幅広く対応できるともいえます(`・ω・´)。

▼これは台湾まぜそばですが、ネギの色はくすんでおらず美味しそうに写せていますね。↓

▼超広角カメラは画角がグ~ン!と広く、歪みの補正もバッチリ。色合いは超広角がちょっと暗めですが、実際使うぶんには気になりませんでした。左が通常、右が超広角カメラで撮影しています!↓

▼個人的に超広角カメラは狭い場所、屋内で便利に使えてます。後ろに引けなくても広く撮影できるので相性抜群。そしてZenfone 8 Flip自身のカメラ品質も高いため、ちょっと暗めな蛍光灯のロビーでも綺麗に収められているのもGood。↓

▼こちらは望遠カメラの写真!同じシーン、立ち位置で撮影しています。無劣化のズームでここまで寄れるのでやはり望遠カメラ搭載機は正義だよね~って思えます。しかもワンタップで3倍にサクっと切り替えできるから使いやすい!↓

▼左が通常撮影で右が光学3倍ズームで撮影。写真のようなちょうちょなど、近づくと逃げちゃうタイプの動物撮影で非常に役立ちます!それでいて無劣化で高精細なのでネコチャンなどの動物撮影を好むユーザーさんにとってオススメ。↓

▼ポートレート撮影は切り分け具合がとにかく優秀で、メインの花びらと後ろの黄色い花をうまく分けられています!しかもこの時風で花がゆらゆら揺れてたんですが、ブレずに綺麗に収められているのも素晴らしい。↓

▼あとZenfone 8 Flipはカメラ自体の角度を変えられるため、ローアングル撮影がとても楽ちん!日常離れしたファンタジックな感じで、小人か動物になったような気分な1枚も撮れるんす。これは超広角カメラで撮影↓

▼続いて夜景。手持ちで撮影しています。ノイズが少なく白飛びが抑えられ、色も出ており全体的に優秀。肉眼で見た風景とあまり変わらないリアリティさを演出できています。なお、撮影時間は3~4秒ほどでした。↓

▼超広角カメラのナイトモードで手持ち撮影!5秒~6秒とメインカメラで撮影するより若干長めなので安定させる工夫は必要。品質は良く、メインカメラとの色の違いのギャップがほぼありません。

▼こちらは3倍ズームでナイトモード撮影。望遠カメラは残念ながらナイトモード非対応でした。ナイトモードで撮影できるのはメインカメラと超広角カメラのみとなります。ズームはデジタルズームのままなので粗さは目立ちますね。

▼カメラで一番の欠点は、流行りであるマクロカメラは無いため接写がかなり苦手という部分です。望遠レンズもピントが合わないためマクロ撮影の代わりにならず、一番寄れてもここまで。もし小物をヤフオクとかで売る場合などであれば、写真を切り出すといった工夫が必要になるでしょう。↓

自撮りも最高画質で楽しめる

背面カメラをそのまま使ってるんで当たり前なんですが、色合いといいディテールといいポートレートの品質といい、もはや欠点が見当たりません。そのぐらいに超ハイクオリティ。

▼写真は背景ボケのポートレートで撮影しています!髪の毛の境界が完璧!ポートレートは後からフォーカス、ボケの濃さを変更できる↓

▼当然ながら超広角の自撮りにも対応しています!自撮りで超広角が撮れるスマホは希少。部屋ん中で撮影していますが、外なら友達と一緒に撮ったり風景をメインにして撮ったりと可能性は広がるんで実に楽しいもんですよ。↓

自撮りでナイトモード撮影もできるので、夜景をバックに自撮りもできちゃう!明るさと色合い、ノイズの抑制をうまく両立できている印象です。↓

超広角状態でナイトモード撮影も対応!夜景メインで撮影する場合に活躍できます。友達や彼女と、夜景をバックにしたツーショットにもGood!彼女いないけど

手ブレ補正:強力な手ブレ補正モードもあるぞ!

Zenfone 8 Flipは「手ブレ補正なし」「手ブレ補正」「強力手ブレ補正」のモードがあります。動画では手ブレ補正と強力手ブレ補正の2種類で検証しております。強力手ブレ補正モードは超広角カメラを使う仕組み。

▼歩き撮影、階段においてはどちらも撮影に使えるレベルにうまく補正してくれています。ただ強力手ブレ補正モードだと、カメラを左右に動かすパン(最後のシーン)ではカメラがついて来るまでに少し時間はかかるので、細かくアングルを動かすのであれば普通の手ブレ補正モードがオススメ!↓

レビューまとめ

Zenfone 6から続くフリップカメラモデルですが、今触っても実に楽しいです。執筆時点で最高の性能でカメラのクオリティも高く、サイズが大きく重いことを除いてはバランスが高くまとまっているスマホでした!

ですが、Zenfone 8にあったおサイフケータイが非対応なのはかなり惜しい。またマイナーチェンジモデルとはいえ、もともとZenfone 7と大差ないという意味でもZenfone 7持っている方が乗り換えるには決め手に欠ける部分もあります。おサイフケータイに対応してくれたらもっと人気が出ると思うんだけどなぁ。゚(゚^ω^゚)゚。

Zenfone 8 Flipは「SDカード対応のハイエンドが欲しい」「とにかくギミックや撮影を楽しみたい!」という方にオススメですよ!特に「自撮りを多くする」にとっては非常に魅力的。ノッチも無く画面も綺麗なので「動画・映画を存分に楽しむユーザーさん」にも是非とも触って欲しい1台です!

■今安い!セールピックアップ■

■メモリ8GB+容量128GB■
初出時価格→86,800円
過去最安値→86,800円

■メモリ8GB+容量256GB■
初出時価格→98,800円
過去最安値→98,800円

Zenfone 8 FlipにおすすめのSIMカード

Zenfone 8 Flipを格安SIMで使いたいならおすすめのMVNOはこちら。全てではありませんがドコモ系、ソフバン系、au系、楽天モバイルの回線でそれぞれ検証しています。

▼ドコモ回線の格安SIMなら↓

▼ソフトバンク回線の格安SIMなら↓

▼au回線の格安SIMなら↓

ページトップへ