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ZTE Blade V580のスペック詳細

garumax-ZTE Blade V580

ZTEジャパンがSIMフリースマートフォンの「ZTE Blade V580」を発表。

SIMフリースマートフォン激戦区のミドルスペック帯で、どのような訴求点を持って戦うのか見どころ。

早速スペックを確認してみましょう。

ZTE Blade V580の性能・特徴・価格。

項目スペック
OSAndroid5.1
SoCMediaTek MT6753
1.3Ghz~1.5Ghz
8コア
メモリ2GB
保存容量16GB
MicroSDで
32GB増設可能
液晶5.5型フルHD
(1920x1080)
カメラ背面カメラ:1,300万画素
前面カメラ:500万画素
対応バンドLTE
1/3/8/19

3G
1/6/8/19

GSM
850 /900/1800/1900
SimサイズNanoSIMx2
どちらもLTE/3G対応

※スロット2はMicroSDと併用
バッテリー3,000mAh
サイズ縦:155.3mm
横:77.2mm
厚さ:8.6mm

重さ165g
カラーシルバー
グレー
備考指紋認証機能搭載

Wi-Fi
IEEE 802.11 b/g/n

Bluetooth
4.0
価格27,800円
(税込30,025円円)

※上記価格は発表時の価格です。購入前にはネットショップなどで最安値を確認してから最も安いところで購入しましょう。

発売日は3月28日

基本動作性能はミドルスペック。SoCにはMediaTekのMT6753(8コア)を搭載。FREETELから販売されているミドルスペックSIMフリースマートフォン「雅(MIYABI)」のSoCがMediaTekのMT6735(4コア)ですのでMT6753は兄貴分といったところ。

MT6753はワンランク上のミドルハイスペックと言いたい所ですが、AntutuベンチマークにてMT6735が平均27,000点、MT6753が平均31,000点でミドルスペックから抜け切れず。

ちなみにQualcommのミドルハイスペックSoC「Snapdragon615」は平均38,000点。ミドルハイスペックなら36,000点以上は欲しい所。

但し、MT6735とMT6753でのスコア差5,000点は性能差を体感できるレベル。QualcommのSoC「Snapdragon410」と比べると約10,000点もの差があるので、ミドルスペックという括りの中では、かなり高性能ですよ。

軽めの3Dゲーム、通話、LINEやメール、SNS、2Dゲーム等など、普段使いでは十分な性能。

メモリは2GB、液晶は5.5型のフルHD(1920×1080)となっており、画素密度は400.529ppiで、ドットが認識できないほど高精細。

SoC、メモリ搭載量、画面解像度、画面サイズに対する画面解像度のバランスは非常に良い。

カメラ性能は合格ライン。

格安スマホでは、コストパフォーマンスを追求するあまり、スマートフォンで利用頻度の高いカメラの性能を落としがち。

ZTE Blade V580では、メインカメラ1,300万画素。ちなみにiPhone6sでは1,200万画素。

インカメラも自撮りトレンドとなる500万画素を搭載。性能的には合格点ライン。写り具合や色合いなどは実機発売後の実機レビューを待ちましょう。

ミドルスペック端末で指紋認証機能を搭載。

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指紋認証機能は、ミドルハイエンドモデルから多く採用されていますが、ZTE Blade V580はミドルスペックながら指紋認証を搭載している。

指紋認証は端末のスリープ復帰などで、パスコードや暗証番号を打ち込まなくても、指紋で認証できるので非常に便利な機能。

また、指紋認証ユニットの位置も背面中央カメラ下に搭載されているので、自然と両手の人差し指が指紋認証面に届くので、使い勝手も良い。

指紋認証機能搭載はユーザーにとって、嬉しいポイントの1つだと感じます。

3,000mAhの大容量バッテリー。

バッテリー搭載量は多いに越したことはありません。

3,000mAhの容量なら、ライトな使い方であれば丸一日バッテリーが持つ程の容量。ただ、5.5型という本体サイズなら、もう少し搭載量を多く出来たかもと感じます。

最近だと、5.5型で4,000mAh~5,000mAhというモンスターバッテリーを搭載している端末も登場しているので、少し見劣りしてしまいますね。ただ、3,000mAhは十分な搭載量です。安心しましょう。

LTEデュアルSIMスロット搭載。モバイルWi-Fi的な使い方もオッケー。

ZTE Blade V580にはNanoSIMスロットが2つ搭載されているので、格安SIMを2枚挿してモバイルWi-Fi的な運用も可能。

スロット1とスロット2は画面上から切替も可能。但し、スロット2に関してはMicroSDと併用するので、MicroSDで増設される方はスロット2にSIMを挿すことが出来ないので注意。

今後、新しいスマートフォンに買い換えた際に、モバイルWi-Fi的な運用が可能ということを覚えておきましょう。

電波はドコモとソフトバンクの電波を掴める仕様。

ドコモの回線では、全国区をカバーする主要バンドの1、東名阪の高速通信バンドの3、地下、郊外、山間部をカバーする非常に重要なプラチナバンドの19に対応したトリプルLTE。

ソフトバンクも全国区をカバーするバンド1、プラチナバンドの8に対応。

ソフトバンクSIMでは、IMEI制限により、SIMフリー端末でソフトバンクのAndroid対応SIMが使えないと騒がれましたが、ソフトバンクの会長が、ソフトバンク回線を利用した格安SIMの登場をTwitterで示唆したことから、今後、ソフトバンク回線の格安SIMが登場した場合は使えるかもしれません。

現状では、ドコモ回線を利用した格安SIMを使いましょう。

 どっち付かずの価格設定は良い立ち位置。

想定価格は27,800円。税込で30,025円という価格は、良い位置にピンポイントでぶつけてきたなという印象。

性能は下がるがコストパフォーマンス抜群の「雅(MIYABI)」は、執筆時点で約19,000円。

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ミドルハイエンドで絶大な人気を誇る「ファーウェイのGR5」が約35,000円。

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どっちつかずで良い価格設定。

ZTE Blade V580は確かな訴求点のあるミドルスペック端末。

指紋認証による使い勝手、ミドルスペック帯では最高性能を誇るSoC、大容量バッテリーとLTEデュアルSIMで、メイン端末から退いた後もモバイルWi-Fiとして使える仕様。

そして、手の出しやすい3万円以下という価格設定。非常に立ち位置の良い端末。

メインとしてミドルスペック端末を検討しているなら候補に挙げても良いでしょう。

但し、5.5インチという大きさには注意。iPhone6sPlusと同等の画面サイズですので、使う人によっては「大きすぎる」と感じるサイズ感です。

発売日は3月25日。予約は3月8日より開始。

予約可能なNTT-X Storeでは、いきなり約3,000円引きの税込27,018円で購入できますよ。300セット限定でMicroSD 32GBも貰えるのでお早めに。

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